坂口友亮
自己理解コーチ
大阪府生まれ
神戸大学発達科学部卒業後、鍼灸師の資格を取得。
8年間で6000人以上の施術を手掛け、セミナー講師としても400人以上を指導。
病院で鍼灸師として勤務する中で、医療従事者やアスリートがセカンドキャリアに悩む現実を知り、この問題を解決すべくチームジコリカイにジョイン。
「人生100年時代に、ゼロベースでキャリアを考え直す機会を届けたい」という思いでジコリカイコーチとして活動している。
坂口友亮の
本当にやりたいこと
大事
好き
得意
納得したキャリアを歩めていないけれど、自分には無理かな…とあきらめかけていた
何か手に職をつけたい。
そう考えて大学ではスポーツトレーナーを目指してスポーツとケガについて勉強し、大学卒業後は治療の技術を身につけるために鍼灸師になりました。
資格を取ってからの10年は技術を磨くためにひたすら行動してきました。
理想の環境を追い求めて2度転職し、週末にはセミナー講師として技術指導を行い、海外セミナーにも帯同。病院が経営する鍼灸院の立ち上げにも携わりました。
最初の数年は「経験を積めば何か見えてくるだろう」と漠然と考えていましたが、出来ることは増えても一向に次の景色が見えてきません。
いよいよ行きづまって上司に相談すると、
「仕事で何やってる時が楽しい?」
「これから、どうしたい?」
と聞かれました。
しかし何も答えられず、その時に初めて「自分には行動の軸がない」と痛感させられました。
このままで良いんだろうか?とは思うものの、資格を活かさないともったいないし、それに他のことは自分には出来ないのでは…とあきらめかけていました。
自己理解を深めることで等身大の自分が見えてきた
「今の自分に必要なのは行動ではなく、今後の方向性を見直すことではないか?」
そう考えていた時に後輩から自己理解プログラムの話を聞きました。
「やりたいこと探しを終わらせる」というキャッチコピーを見て、
「とにかく”これでダメなら仕方ない”と思えるところまで自分とガッツリ向き合ってみよう」
と腹を決めて自己理解をスタートしました。
自己理解を通して見えてきたのは「等身大の自分」でした。
行動力はあるが、慎重さには欠ける。
少し上手くいかないとすぐ凹んでしまうが、立ち直りも早い。
ないものを嘆くのではなく、今あるものをどう使うか?どう育てていくか?そういう意識が少しずつ育っていくのを感じました。
それまで「鍼灸師を辞めようかな」と大雑把に考えていたのが「興味のない部分もあるけれど、経営や育成には関わっていきたい」と思考の解像度が上がっていることも実感しました。
また仕事柄、医療従事者やアスリートと関わることが多かったので、彼ら彼女らもまた自分と同じように「一つのことしかやってこなかった」「せっかく資格を取ったのだから」という悩みを抱えていることを知り「セカンドキャリアに悩む人のサポートがしたい」と思うようになりました。
自己理解を通して等身大の自分を見つめ直し、改めて自分の人生を生きるためのスタートラインに立って欲しい…現在はそんな思いで活動しています。
一生使える思考法を身につける
自己理解の思考法が身につくと、自分にまつわる出来事を「成功か失敗か」だけで見ることがなくなります。
成功も失敗も、そこから学びを得て次に活かすことが出来るようになります。
もちろん行動の量も大事です。しかしひたすら行動しているのに成果が出なかったり、自分がどこに向かっているか分からなくなったなら、一度足を止めてこれまでの行動を振り返ってみるタイミングかもしれません。
「自己理解を通して等身大の自信を育んで欲しい」そう思って活動していたある日、一人のクライアントから
「コーチングを受け終わった後は、自然と『もうちょっとやってみよう』と思えて、今の自分を受け入れながら、実際どうしていくかを考えられるようになってるんですよね」
と言ってもらえた時は、感無量でした。
思い返せば学生時代に塾講師をしていた時も、鍼灸のセミナー講師をしていた時も、一貫して「正しいやり方さえ身につければ大丈夫」というメッセージを伝えてきました。
答えはあなたの中にあります。あとは思考法を身につけるだけです。
自分をあきらめない
あなたは「自分が本当にやりたいこと」ではなく「今の自分にできること」の延長上でキャリアを考えていませんか?
経験を積んで活躍している同世代の人を見て、焦りを感じていませんか?
「自分は一つのことしかやってこなかったから…」と考えていませんか?
何か一つのことに、人生をかけて打ち込んできた経験は決して無駄にはなりません。
しかし活かす方法を知らなければ宝の持ちぐされです。
自己理解を深めることで、新たな分野にも自信と納得感を持って挑戦できます。
「自分の人生を生きるスタートラインに改めて立ちたい」というあなたの思いをサポートします。