橋本麻里恵

「自分なんて」と不安に駆られて行動し続けた日々

幼い頃から海外ドラマにはまり、新しい世界への興味から海外での就職は憧れとなっていきました。

一度は地元で就職しましたが、目の前の生活と自分の思いとのギャップにモヤモヤが募っていったのです。

「一度きりの人生、やらない後悔はしたくない」と思い、心配する家族を説得して、単身海外に渡りました。

海外での生活は今までの自分の視野を大きく広げ、友人や仲間にも恵まれ、まさに「やってよかった」と心から思える、人生の財産になる経験となりました。

一方で、初めての人材紹介業界では、数字やKPIに追われる毎日でした。

どんどん売上を上げていく同僚を見ては、「自分には何が足りないんだろう」と「足りないもの」ばかりに目を向けて焦るばかりでした。

憧れの海外転職自体は成功したものの、それはあくまでも「海外転職」をゴールに設定したもので、「本当にやりたいこと」は置いてけぼりでした。

そのためドーナツの穴のように一番大事な中心部分が欠落している感じは拭えず、その穴を埋める努力ばかりで満たされなかったわけです。

自分の価値に気づいて人生に希望を抱く

コロナ禍の影響を受け帰国・転職しましたが、短所にばかり目を向けて「頑張らなきゃ」と思う癖からは抜け出せず、自分の価値を見出だせないままでした。

そんなある日「中田敦彦のYouTube大学」で『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』に出会ったのです。

「これで今までの悩みが解決されるかも」と期待を抱き、すぐに購入しました。

書籍のワークに取り組みながら、気持ちがすっと軽くなるのを感じました。

今までの人生は頑張ることに重きを置いていましたが、「ありのままの個性を活かす」という自己理解メソッドの発想に「短所を克服する努力はしなくてもいいんだ」と安心し、思わず涙がこぼれたのです。

ただ「本当に実現できるんだろうか？」という疑問が残ったので、さらに自己理解を深めるために自己理解プログラムを受講することにしました。

自己理解プログラムを通して取り組んだのは、正しく自分を理解する練習でした。

たとえ短所のように見えても、長所として活かす方法を学ぶことで、短所も長所も持つありのままの自分を受容できるようになっていったのです。

また、自己理解が深まるにしたがって自分の強みの活かし方が明確になり、自分の価値を再認識することができるようになっていきました。

今では「私なら大丈夫」という自信を手に入れて、家族や友人からも「楽しそう、生き生きしてるね」と言われるようになっています。

世の中には、かつての私のように「頑張りすぎる人」や「自分を活かしていない人」が多すぎます。

そんな人たちに

「方向性を誤ったまま頑張り続ける前に、まずはこれまで頑張った自分を認めてほしい」

「そして、あらためて自分を見つめ直す機会を得て、人生の転機を迎えてほしい」

という思いから、自己理解コーチになることを決意しました。

相手の気持ちに寄り添い共感する

誰かに寄り添われる温かさ、そして「何を話しても受け入れてくれる」という安心感、それが自己理解プログラムを受講するクライアントに必要なものです。

今まで他者に話すことができなかった過去の経験や感情を振り返るのは、私にとって大変な作業でした。

でも、担当してくれた自己理解コーチの明るく話しやすい雰囲気によって緊張感をほぐすことができ、本音を語ることができました。

自分自身、そうやって不安な時代を乗り越えることができたからこそ、同じ悩みを抱えるクライアントに寄り添いたいという気持ちを強く持っているのです。

「クライアントの気持ちに共感し、辛さや痛みを少しでも軽くしたい」

それが自己理解コーチとして活動する私の願いです。

1人で頑張ってきたあなたも大丈夫。一緒に再出発しましょう！

今これを読んでいるあなたは、今日まで1人で悩みを解決しようと頑張ってきたかもしれません。

自己理解プログラムには、同じ志を持った仲間が待っています。

日常生活の中で、自己理解について語り合える人に出会えることはなかなかありません。

でもここには安心して自分をさらけ出せるコミュニティがあります。

かつての私もプログラム開始直後には「値段に見合う価値が本当にあるのかな」という不安を感じていました。

でも、自己理解コーチの生き生きとした姿を見て、やりたいことを見つけた自分を具体的にイメージすることができたのです。

このプログラムは、決してコーチが答えをお膳立てして教えてくれるものではありません。

あくまでも考えるのはあなた自身です。

しかし、自己理解コーチはあなたが納得できるまで伴走し、気づきを促していきます。

自分で導き出した答えだからこそ、あなたの自信が強固なものとなるわけです。

最初の一歩には勇気が必要かもしれませんが、その後は私たち自己理解コーチと一緒に一歩ずつ着実に歩みを進めていきましょう。

さあ、新しい一歩を踏み出すために、一緒にスタートラインに立ちましょう！