提供したい価値が明確になり、前向きに生きられるようになった

簡単に自己紹介をお願いします。

現在25歳で、社会人1年目として薬剤師をやっています。

大学院に行ったり、ずっと勉強ばかりしてきたような人生でした（笑）

自己理解プログラムを受ける前は、どんな悩みがありましたか？

自分の得意なことと仕事が合っていないと思い始めて、転職したいなと思っていました。

ただ、自分の軸がはっきりしないとどうにもならないって、分かってはいたんです。

そのために自分のやりたいことを見つめ直そうとしていました。

薬剤師の仕事のどんなところが合っていないと感じていたんでしょうか？

薬局って意外とマルチタスクで色んな仕事が並行しているんです。

1つのことを集中してやりたいタイプなので、なかなかついていけないっていうのが正直なところでしたね。

その悩みを解決するために、やってみたことはありますか？

その日に起きたことをノートに書き出して「ここをこうすれば良かった」と反省したりしていました。

それをやっていた時は「少しずつでも前に進んでいるかな？」と感じていました。

それでも悩みを解決するには至らなかったわけなんですね。

自分の良くないところを直そうと思って頑張ってみたものの、なかなか報われませんでした。

そのうち頑張る気力がなくなっていった感じです。

他にもやっていたことはありますか？

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を買って、ワークに取り組んでみました。

取り組んでみていかがでしたか？

最初は「これは参考になるかも」と思っていたんです。

ただ、言葉にできてもどこか腑に落ちず「本当にこれで合っているのかな？」と感じるようになりました。

確かにそういった状態だと前に進んでいくのは難しいですよね。

色んな解決手段がある中で、自己理解プログラムを選んでいただいた理由は何ですか？

自己理解プログラムのことは就活の時から知っていて、当時も実践してみました。

今回転職を考えた時に「またやってみたらいいかもな」と思ったんです。

自己理解関連の本やYouTubeに対する信頼感ってどこから来ているんでしょうか？

自分の中で納得できるメソッドだと感じたからだと思います。

だからこそ、立ち止まった時に「もう1回理解してみたい」と思われたわけなんですね。

そうですね、就活の時は独学だったんですけど、今回は実際に受講してみようと思いました。

プログラムを受講して、どんな変化がありましたか？

もともと精神的に生きづらい人の支えになりたかったんですが、自分にはその力はないと思っていたんです。

それで妥協をして、病気で困っている人を助けようと方向転換しました。

だんだんその妥協を「やりたいこと」だと信じていったことが違和感の原因だと分かりました。

違和感の原因が分かったことで、どんなことが見えてきましたか？

「やっぱりここなんだな」って、自分が価値を届けたかった人が明確になりました。

本当にやりたいことに向かっていこうという気持ちが湧いてきたことを実感しています。

本質的な仕事の目的が見えて活力に繋がったわけなんですね。

他にも変化はありましたか？

以前は「自分の持っているものは社会で役に立たないんじゃないか」っていう気持ちがありました。

コミュニケーション力や社交性を持っていないと何もできないよなって思っていたんです。

それが、プログラムを通して「それでもいいんだ」っていう感覚を持てるようになりました。

そういった短所とは逆に、どんな長所が見つかりましたか？

一番大きいのは、自分の思考をさらけ出すことですかね（笑）

ひたすら文字を書き連ねて思考を垂れ流すことを「得意なこと」にしてもいいんだって思いました。

毎日の振り返りのメールでも、めちゃくちゃ吐き出してくださいましたよね（笑）

アウトプットされる言葉の意味合いにすごくこだわりを持たれていたのが印象的でしたが、いかがですか？

目に見えないものに対して形に落とし込みたいっていう欲求がありました。

自分の感情や考えを、より適切な言葉で表現したいというこだわりは今でも持っていますね。

具体的にプログラムで良かった点は何ですか？

やりたいことを見つけるプロセスがフローチャートになっていたことです。

私は道筋が見えていないと動けないタイプなので、すごく分かりやすくて安心できました。

他にも、オンラインイベントを通して自己理解仲間がたくさんできたのも良かったです。

そこでの関わりで気づく違いもありますし、自分が持っているものを再確認もできました。

Xのコミュニティにも参加されていましたが、どう活用していましたか？

最初の頃は考えたことを投稿しまくっていました。

だんだんと参加者同士で自己理解を深めていくことができて、すごく楽しかったですね。

ステップで躓いた時にもお互いに相談し合える環境があって良かったです。

そういった環境があったおかげで、刺激もあってモチベーションを維持できたんだと思います。

担当コーチの良かった点があれば、ぜひ教えてください

良い意味で「壁」になってもらえたことです。

どんなに思考を垂れ流しても受け止めてもらえましたし、さらに掘り下げる質問も返ってきました。

それによって自分の中で深まっていくっていう、上手い循環ができたかなって思います。

何か印象に残ったやり取りってありますか？

終盤に「それって自分の心が喜びますか？」っていう質問をもらったんですが、それがすごく刺さりました。

3ヶ月のプログラムの中で、どうしても軸がブレる瞬間ってあるんですよね。

それを放置すると違和感が残ったままになるので、そこはフォローできるようにしていました。

吉岡さんから見て、このプログラムはどんな方におすすめしたいですか？

端的に言うと、かつての自分みたいな人ですね。

「このままでは社会で生きていけない」と感じているなら、受けてほしいなって思います。

自分のことを否定される機会が多いと、自分の大事なことを忘れていってしまうじゃないですか？

このプログラムでは自分の内側を丁寧に掘っていくので、忘れかけた大事なことに気づけるはずです。

3ヶ月を総括しての感想をいただいてもいいですか？

価値観や好きなことって、自分で分かっているつもりだったんです。

でも、実際に受けてみたらそれが明確になって、しっかりとした土台が手に入りました。

「表現することが楽しい」みたいな芸術寄りの価値観を再確認できたのは大きかったです。

確かに、それが見えてからの吉岡さんの行動って、まさに価値観を満たすためのものに変わりましたよね。

「価値観が見えると、こんなに人の行動って変わるんだな」って改めて感じました（笑）

価値観が明確になってから、すごく元気になった感覚はありますね。

今までは、仕事や勉強のせいで芸術に目を向ける時間が短くなっていたんです。

それに気づいて行動を変えていったら、毎日がすごく楽しくなって元気を取り戻せました。

「価値観のパワーってすごい！」って感じです（笑）

それはやっぱり吉岡さんの中に言語化や内省の力があったからこそなんだなって感じます。

ぜひこれからも、吉岡さんの好き・得意・大事を存分に生かしていってください！

はい、ありがとうございます！