自己理解とは?専門家が教える、やりたいこと探しに不可欠な要素


こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、「自己理解とは何か」というテーマで解説していきます。
- 自分のやりたいことがわからずモヤモヤしている方
- 「自己理解」という言葉を最近耳にしたが、具体的に何をするのか知りたい方
- 自分も自己理解をしてみたいと、興味を持った方
上記のようなお悩みを持つあなたに、自己理解の意味や必要性、そして具体的に何をすればよいのかをジコリカイ独自の考え方に基づいてお伝えします。
あなたのお悩みを、プロの自己理解コーチに無料で相談できます。
仕事に関する悩みは、一人で解決するのがとても難しいものです。
- 一人で悩んでいる
- 相談できる人がいない
- 頭がゴチャゴチャで、整理できない
という方は、お気軽に相談してみてくださいね。

僕たちは自己理解のプロフェッショナルです。
相談すれば、あなたのモヤモヤも悩みも、きっとスッキリしますよ!
自己理解の八木仁平LINE公式アカウントに登録していただいた方には、自己分析の方法を徹底解説した592ページの「本当にやりたいことが見つかる100の質問|電子版」を無料プレゼントします。

この特典を読んだ方からは、
- 長年悩んでいたモヤモヤから開放された
- 見つからないと諦めていたやりたいことに出会えた
などと大好評をいただいてます。
図解や具体例も豊富で、とてもわかり易い内容になっているので、ぜひダウンロードしてみてくださいね。

おかげさまで、すでに180,000人以上の方が登録してくれています。
では、本題に入りましょう。
自己理解とは?自分を深く知ること
自己理解とは、文字通り「自己を理解すること」です。
言い換えれば、「気づいていなかった自分に気づくこと」でもあります。
自分でも見えていなかった隠れた本心や価値観、思考パターンに気づいていくことで、「自分らしさ」や「自分がどう生きたいか」を見つけていくのが自己理解の目的です。

いわば、海に浮かぶ氷山の水面下の部分を少しずつ露わにしていくイメージです。
とはいえ、世の中では色々な自己理解に関する話がされていますが、どれも複雑だったり、用語が多すぎて、なかなか答えが見つからなかったりすると思います。
僕たちは、そんな難しい自己理解を、誰でもやりたい事や、合っている働き方、生き方を見つけられるよう、シンプルでわかりやすい考え方を構築しています。
具体的には、
- 大事なこと(価値観)
- 得意なこと(才能)
- 好きなこと(興味)
という3要素を明らかにしていくことで、あなたの自己理解ができるようになります。

あなたの過去の経験から形成された価値観や、得意・不得意なこと、好き嫌いの傾向など、自分に関するあらゆる要素を洗い出して受け入れることだと言えます。
僕たちが提供している自己理解プログラムでは、「自分が本当にやりたいこと」を見つけ出すために自己理解を行います。
単なる自己分析シートの穴埋めとは違い、人生の軸となる部分まで掘り下げていく点が特徴です。
自分でも気づいていなかった本当の自分に気づくこと。無意識の領域を言語化し、深層の価値観・強み・好きなことを明確にしていくプロセス。
なぜ自己理解が必要なのか?その重要性とメリット
「自分のことは自分が一番わかっている」と思いがちですが、実際には自分のことが一番わからないという経験はありませんか?
僕自身、自己理解を体系立てて伝えるという本当にやりたいことを見つける以前は、「自分は何をしたいのか」「何のために働いているのか」がわからなず、みなさんと同じようにモヤモヤして過ごした時期があります。

自分の中の芯(軸)が定まっていないと、どうしても迷いやモヤモヤが生じてしまうんですね。
自己理解を深め、自分の軸を持つことには大きなメリットがあります。
軸ができると、人生の意思決定にブレが少なくなり、周囲に流されにくくなります。
逆に自己理解が浅いままだと、例えば次のような問題が起こりがちです。
- 他人の言葉に左右され続ける。
自分の軸がないため、周りの意見やSNSの情報に振り回され「やっぱりあれをやろう…いやこっちかも…」と迷走する。 - 仕事選びで迷走する。
「あの業界も良さそう、でもこっちも捨てがたい…」といった具合に、転職・就職でも判断が定まらない。 - 条件だけで選んで後悔する。
逆に給与や安定性など外的な条件ばかりで仕事を選んでしまい、「本当は興味が持てない仕事だった…」と後になって苦痛を感じる。
いかがでしょうか。
思い当たる節はないでしょうか?これらはすべて、自分自身の理解不足から来る迷いと言えます。
裏を返せば、しっかりと自己理解を深めて自分の軸を作っておけば、防げる悩みでもあるのです。
実際、自己理解が深まり「自分はこれをやりたいんだ!」と腹の底から納得できるようになると、驚くほど意思決定がラクになります。
ブレない軸ができることで、他人に何を言われようとも揺らがなくなりますし、自分の言葉に力(説得力)が宿るようにもなります。
たとえば就職・転職活動でも、自分のやりたいことが明確になっていれば、志望動機や自己PRに圧倒的な熱量と一貫性が生まれます。
結果として望むキャリアを手に入れやすくなるでしょう。
さらに、自己理解によって本当にやりたいことが見つかった人は、今後の人生で必要なことだけに力を集中できるようになります。

自己理解ができれば、限られた時間とエネルギーを、自分が情熱を注げる領域に投下できるようになります。
その積み重ねが大きな成果や充実感につながります。
一方、やりたいことがわからずに人に流されて生きていると、どこに力を入れていいか分からず中途半端な結果で終わりがちです。
要するに、自己理解は充実した人生やキャリアを築く土台なのです。
- 「なんとなく毎日が冴えない」
- 「このままでいいのか不安」
という方こそ、まずは自分自身を深く理解することから始めてみてください。
それがモヤモヤを解消し、理想の道に踏み出す第一歩になります。
- 自分の軸ができ、他人に流されなくなる。
- 意思決定に迷いが減り、本当に望む方向へ集中できる。
- 結果として仕事も人生も充実し、大きな成果や幸福感を得られる。
「自己分析」と何が違うの?
ところで、「自己理解」と似た言葉に「自己分析」があります。
就職活動などで自己分析という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
この二つ、厳密に言えば指している内容はほぼ同じです。どちらも「自分を知ること」には違いありません。
ただし一般的な自己分析は、
- 人生の軸
- ミッション
- ビジョン
- 使命
など、扱う用語も多く、答えを見つけるのが難しい側面があります。
市販の自己分析本やワークシートでは、扱うテーマが部分的だったりします。
例えば「あなたの価値観を明確にしよう」というワークでは「大事なこと」だけにフォーカスしていたり、適職診断では「得意なこと(能力)」だけに偏っていたりします。
こうした一部の要素だけでは不十分で、結局モヤモヤが残ってしまうのです。
一方、僕たちがお伝えしている自己理解は「本当にやりたいこと」を見つけるところまで踏み込む点で異なります。
実際、世の中の多くの自己分析メソッドは「大事・得意・好き」の3要素の一部しか扱っていないために、「これだ!」という答えに辿り着けない人が非常に多いと感じます。
詳しくは下記の記事で解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

本当の意味で自分を理解するには、「大事・得意・好き」の3つのポイントすべてをしっかり考える必要があります。
次の項目から、その点について詳しく解説します。
自己理解で明確にすべき3つの要素
ジコリカイが提唱する自己理解では、以下の3つの要素を明確にすることがゴールになります。

- 大事なこと(価値観)
人生において自分が価値を認め、優先したいと考えているもの。
言い換えれば、あなたが「これだけは譲れない!」と思える信念や理想です。 - 得意なこと(才能・強み)
文字通り、あなたの才能や強みのことです。
他の人よりもうまくできること、努力を苦労と思わずに続けられることなど、自分ならではの武器と言える部分です。 - 好きなこと(興味・情熱)
あなたが興味を持ち、ワクワクする分野やテーマのことです。
時間を忘れて没頭してしまうこと、好奇心をかき立てられる対象が該当します。
この3つの要素は、世の中に数多ある自己分析のフレームワークを整理・統合したものです。
ジコリカイでは、「大事・得意・好き」の3要素すべてを網羅的に考えることで、漏れなく自分を理解できるように設計されています。
では、それぞれの要素についてもう少し具体的に見てみましょう。
1. 大事なこと(価値観)を見つける
「大事なこと」=自分の価値観です。
価値観とは、自分が価値を認めて「大事にしたい」と考えているものを指します。
「大事なこと」=自分の価値観です。
価値観とは、自分が価値を認めて「大事にしたい」と考えているものを指します。
例えば、以下のような価値観が挙げられます:
- 「家族との時間を大切にする」
- 「常に成長し続けたい」
- 「クリエイティブな活動で自己表現したい」
など、人によって様々な価値観があります。

価値観は人生におけるコンパス(羅針盤)のようなものです。
あなた自身が進むべき方向性を決めてくれるものです。
自分の価値観が明確になると、物事の優先順位がはっきりします。
例えば、僕の場合は「夢中で生きること」が人生で一番大事な価値観だと自己理解しました。
だからこそ、「お金のためだけに働く」のではなく、「夢中になれることを仕事にする」道を選んでいます。
逆に、過去の僕は自分の価値観がわからずに「お金さえ稼げれば幸せだろう」と思い込み、
収入だけを追い求めてしまった時期がありました。
結果、月収100万円を達成してもモチベーションが湧かなくなり、何のために生きているのか分からなくなってしまったのです。
このように、価値観を見失うと努力の方向性も見失ってしまうことがわかります。
価値観は自分の内側に眠っているものなので、本当は誰にでも必ずあります。
ただ、自分で言語化していないだけなんですね。
裏を返せば、適切な問いを自分に投げかければ、価値観はちゃんと炙り出せます。
そこでおすすめなのが、価値観を見つけるための質問集に取り組んでみることです。
こちらの記事では、あなたの価値観が見つかる30の質問を紹介しています。ぜひノートとペンを用意して、自分の大事にしたいものを書き出してみてください。


2. 得意なこと(才能・強み)を見つける
人にはそれぞれ、他の人から見て「すごい」「よくそんなことできるね」と言われることがあります。
自分では当たり前にやっていることでも、他人から見れば立派な強みであるケースは多いです。例えば、以下のような人が挙げられます:
- 人に教えるのが上手い人
- コツコツ物事を継続できる人
- 初対面の人ともすぐ打ち解けられる人
それらは立派な才能です。「自分には得意なことなんて何もない…才能なんてゼロだ」と感じている人も安心してください。
実は多くの人が自分の才能に気づいていないだけなのです。
実際、ギャラップ社の大規模な調査によれば、「仕事で毎日自分の強みを発揮できている」と強く実感している人は全体のたった33%しかいなかったというデータがあります。
つまり残りの約67%の人は、自分の強みを活かせていない(=才能を発揮できる場を得ていない)わけです。そう考えると、「自分には才能がない気がする…」と悩むのはある意味当然とも言えます。

かつては僕自身も、「自分には取り立てて才能なんて無い」と思い込んでいました。
しかし自己理解を進める中で、「知識を整理し体系立てて伝える」というのが自分の得意なことだと気づいたのです。
それまでは、自分の強みに気づかずにたくさんの失敗をしてきましたが、強みに気づいてからはベストセラー本を出版できるまでになりました。
このように、誰にでも何かしら必ず強みがあります。
それを見つけ出し、伸ばしてあげることが大切なのです。
得意なことを見つける方法としては、過去の成功体験を振り返ったり、ストレングスファインダーなどの診断ツールを活用したりする方法があります。
さらに手軽なアプローチとして、強み発見のための質問に答えていく方法も効果的です。
自分の過去の経験や周囲からの評価をヒントに、
- 「自分が人よりスムーズにできたことは何か?」
- 「苦労せず成果を出せたのはどんなことか?」
といった問いを掘り下げてみましょう。
下記の記事では、そんな得意なことを見つける具体的な方法をまとめた「得意なことが見つかる30の質問」を紹介しています。
自分自身の才能、得意なことを明らかにしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

3. 好きなこと(興味・情熱)を見つける
次に、好きなこと=自分が興味や情熱を感じることです。
これは比較的イメージしやすいかもしれません。
例えば
- 「映画を見るのが好き」
- 「体を動かすのが好き」
- 「人と話すのが好き」
など、日常生活の中でも自分の好みや関心は表れているはずです。
とはいえ、「趣味はあるけど、それを仕事にしたいかと言われると違うかも…」とか「好きなことが多すぎて絞れない!」といった悩みもよく聞きます。

実際、僕のところにも「自分の好きなことがわからない」という相談は非常に多く寄せられます。
特に真面目な人ほど、「これといった好きなことがないのはダメなんじゃないか?」と不安になりがちです。
しかし安心してください。
好きなことは後から見つけることも十分可能ですし、最初から一つに決まっている必要もありません。
大事なのは、「自分が心から興味を持てる対象」を見逃さないことです。
僕自身、今でこそ「自己理解」という分野に情熱を持っていますが、そこに確信を持つまでは色々なことに手を出しては中途半端に辞める…を繰り返していました。
そんな中で自己理解に出会い、「これこそが自分の好きなことだ!」と腹落ちした経験があります。好きなことというのは、やはり実際に行動してみる中で見つかるケースも多いです。
「これかな?」と思うものがあれば試してみて、ワクワクが続くか、自分がもっと知りたいと思えるかを確かめてみましょう。
とはいえ、全く心当たりがない人や、好きなことが分からなくなってしまった人もいるでしょう。
そういう場合は、心の奥に眠っている興味の種を見つける作業が必要です。過去の経験を振り返り、「子供の頃どんな遊びに熱中していたか」「最近つい時間を忘れて調べてしまったテーマは何か」などを棚卸ししてみましょう。
それでも難しい時は、プロの視点や体系だった質問集を活用するのがおすすめです。
下記の記事では、あなたの情熱の源泉を探る具体的な質問を30個用意しています。
頭の中を整理する助けになりますので、ぜひ試してみてください.

まとめ:自己理解を始めて「やりたいこと探し」を終わらせよう
ここまで、「自己理解とは何か」そして「自己理解がなぜ必要なのか」についてお話ししてきました。
最後に内容を簡単にまとめます。
自己理解とは、あなた自身の価値観・強み・興味を深く知ることです。
自己理解を深めると人生の軸ができ、意思決定に迷いが減ります。周囲に流されず、自分の信じる道に集中できるため、仕事も人生も充実します。
逆に自己理解不足だとモヤモヤが続き、他人に振り回されたりミスマッチな選択をしがちです。
自己理解では「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」の3つを明確にするのがポイントです。
どれか一つでも欠けると本当にやりたいことは見つかりません。3つすべてを言語化しましょう。
最後に3つの要素を掛け合わせた先に、あなたの「本当にやりたいこと」が見えてきます。
公式「大事×得意×好き」を使って導き出された答えは、ブレないあなただけの軸になります。
自分自身を深く知ることは、最高の自己投資です。
自己理解という土台がしっかり固まれば、「やりたいこと探し」はグッとスムーズになりますし、一度見つけた軸はあなたの人生の羅針盤としてずっと機能し続けます。
ぜひ今日からでも、あなたの「大事・得意・好き」を書き出す作業を始めてみてください。あなたが本当に夢中になれる道を見つけ、イキイキと活躍できることを心から願っています。
下記の記事も、あなたの自己理解を深める具体的方法をまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


という方は、お気軽に相談してみてくださいね。