なぜ「自分のために生きる」が正解なのか?“他人のため”がダメな理由と”自己中”との違い


こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、
「まずは“自分のために生きること”が必要な理由」
「自分のために生きることが他人を幸せにする生き方につながる理由」
というテーマで解説していきます。
- 自分のために生きたい
- でも、それって自己中なんじゃないか
- 誰かを傷つけることになるんじゃないか
そんな思いを抱えながら、あなたはこの記事にたどり着いてくれたのではないでしょうか。
まず最初にお伝えしたいのは、その迷いや違和感は、まったく間違っていないということです。

僕自身もかつて、”やりたい仕事”をしているはずなのに、なぜか心がどんどん壊れていく、そんな矛盾に苦しみました。
また、自己理解チームメンバーである「なるさん」も同様の悩みを持っていました。

あの頃は本当に辛かったです…
「人のために頑張るのが正しい」
「誰かの役に立ってこそ価値がある」
そう信じて、自分を犠牲にして走り続けた結果、心と体がついていかなくなったんです。
でも今は、はっきりとこう言えます。
本当に誰かのためになりたいなら、まずは“自分のために生きること”が必要なんです。
この記事では、「自分のために生きる」という言葉の本当の意味と、それがなぜ他人を幸せにする生き方につながるのかについて、詳しくお伝えしていきます。
読み終える頃には、「これでいいんだ」と自信を持って、自分を大切にする一歩を踏み出せるはずです。
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では、本題に入りましょう。
ちなみに、この記事の内容は下記の動画でも解説しています。動画派の方は、ぜひこちらも活用してくださいね。
「自分のために生きる」が人生を変える
大切なのは、「自分のために生きる」という原則です。
これを実感してもらうために、イメージしやすい例を共有します。
それが「シャンパンタワー」です。
一番上にあるグラスが“自分”です。
その下に、家族や友人、仕事仲間などのグラスが並んでいます。
「他人のために生きる」というのは、下のグラスに直接シャンパンを注ごうとする行為です。
でも、それではうまくいきません。
なぜなら、自分のグラスが空だったら、何も注げないからです。
一見良さそうに見える「他人のため」
人のために尽くして「ありがとう」と言われるのが嬉しい、貢献することが喜び、その気持ちはとてもよく分かります。

ですが、そこに落とし穴があります。
多くの人はこう考えてしまいます。
「他人にシャンパンを注げば、自分も感謝されて満たされるだろう」
これは、一見正しそうに思えます。
でも、感謝されるかどうかは他人が決めることです。
つまり、自分ではコントロールできません。
「他人のため」で動く人は、感謝されないと心が折れてしまう
「これだけ頑張ったのに、なんで感謝されないんだ」
そんなふうに思ってしまった経験、ありませんか?

僕も会社員時代、毎日14時間働いてヘトヘトになりながら、
「どうしてこんなに頑張っているのに誰も感謝してくれないんだろう」
と感じていました。
これは、自分の心のコップが空っぽのまま、他人に注ごうとするから起きる感情です。
まずは自分のグラスを満たすことが先
自分を犠牲にしていると、どれだけ「やりたいこと」をしていたとしても、心が壊れてしまいます。
それが、「他人のために生きる」とメンタルが壊れる理由です。
一見、誰かのために働いている人は素敵に見えるかもしれません。
でも実際は、自分の心を満たしていないまま注いでいる状態です。
そして、感謝されないと傷ついてしまう。

だから、まずは自分のグラスを満たすことが何より大切なんです。
自分のために生きることで、自然と人にも与えられる
僕が提案したいのは、「自分のために生きる」という逆の生き方です。
まずは、自分のグラスにシャンパンを注ぐ。
それが溢れるほどタプタプになったら、ようやく周りの人に注いでいく。
そうすると、自分が幸せな状態だから、周りの人にも思う存分与えることができて、さらにその周囲の人たちの心も、どんどん満たされていきます。
シャンパンタワーの一番上を自分にする
人生は、シャンパンタワーのようなものです。
でも、一番上のグラスが空っぽだったら、どう思いますか?
「なんでここだけ空なんだろう?」って、不自然に見えますよね。
だからこそ、まずは自分のグラスを満たすこと。
それが、自然と周りに注がれる流れを生み出します。
「お金=ありがとう」の法則
ここで大事な考え方があります。
それは、「お金=ありがとう」ということです。

例えば、今日なるさんは、何を買いましたか?

「ラム酒香る芳醇カヌレ」を買いました!
カヌレを買うことで、「美味しい、ありがとう」という気持ちと引き換えに、お金を支払っていますよね。
つまり、レジで「ありがとうございました」と言ったその瞬間、「ありがとうの気持ち」を形にしたのが“お金”なんです。
人に貢献すればするほど、「ありがとう」と一緒に“お金”が返ってきます。
その感謝とお金が、自分のグラスに再びシャンパンを注いでくれる。
そうすると、心がまた満たされて、次にまた与えることができる。
これが、僕が言う「自分のために生きる」という生き方の本質です。
「ギブする」と「他人のために生きる」の違い

今日の話だと、”他人のために生きること”が良くないのだと理解しました!
別の記事で八木さんは、
「他人にギブしろ」
「世の中に貢献しろ」
と伝えてましたよね?
その”ギブすること”と”他人のために生きること”は何が違うんですか!?
確かに、僕はいつも「ギブしよう」と伝えています。
でも、それには前提があります。

「自分がやりたいことで、楽しくグラスを満たしながら、ギブする」という前提です。
僕は1度も「やりたくないことを、自己犠牲でやれ」とは言っていません。
自己犠牲ではなく、自然とあふれるギブ
たとえば、僕の場合は、情報を整理して人に伝えるのが本当に楽しくて、話しているだけでエネルギーが湧いてきます。
このブログを書くときやYouTubeの発信でも、情報を整理して伝えているだけで、テンションがどんどん上がっています。
つまり、自分のグラスに注ぎながら、同時に人にも与えられている状態なんです。この状態は最強です。
まずは自分のグラスから
「他人のために生きる」を目的にしてはいけません。
まずは「自分のために生きる」ことを意識してください。
そして、自分が満たされた状態で人に与えれば、それが結果的に、他人のためにもなっていくんです。
このように、自分を満たすことが前提の「ギブ」が、結果として最も健やかで持続可能な生き方になります。
“自己中”と“自分のために生きる”の違いとは?
ここでよくある誤解があります。
「自分のために生きるって、自己中心的な人って思われないですか?」
実際、僕も昔はそう思っていました。

でも、この”自分のために生きること”と”自己中心に生きること”の2つは全く違うものです。
自己中な人の特徴とは?
たとえば、こんなことを言ってくる人がいたとします。
「ねえ、僕の話聞いてよ」
「それ美味しそうだね。ちょっとちょうだいよ」
「お金貸してくれない?今ないんだよ」
これは完全に“ジャイアン”のようなタイプで、自分の欲求を満たすために、他人から奪っているんです。
つまり、他人の心のグラスから奪うことで、自分を満たそうとしている。
これが“自己中”です。
自分のために生きる人はどう違うのか?
では、自分のために生きる人はどうかというと、まず自分の心を満たして、そこから自然と周囲にも分け与えるタイプです。
たとえば、こんなふうに誰かに話しかけるとします。
「あのラーメン屋めっちゃ美味しかったんですよ!ぜひ一緒に行きましょう!」
これは、自分が幸せを感じた体験を「共有したい」と思っている状態です。
無理やりギブしているわけでも、押しつけているわけでもない。ただ、「一緒に楽しもう」と誘っているだけです。
このように、自分が満たされた結果として、他人にも喜びを与えているのが、「自分のために生きる人」なんです。
自己中になることを恐れすぎなくていい理由
そもそも、他人のために頑張りすぎてしまう人って、どれだけひっくり返っても“自己中”にはなれません。

むしろ、ギブしすぎるタイプの人ほど、もっと自己中になってもいいくらいです。
だから、「自分のために生きるのはワガママなんじゃないか」と思う人ほど、安心してください。
その考えこそが、自分を苦しめている原因かもしれません。
「自分のために生きる=甘え」ではない
ここで、もう1つ大きな誤解があります。
「自分のために生きるって、甘えなんじゃないか」
「社会や他人に貢献するのが正しい働き方では?」
これも、僕自身が昔感じていたことです。

でも、ここで一つ問いかけます。
「あなたが“人のために”と思って、何かに取り組んでいた時、本当に人の役に立っていましたか?」

会社員時代を思い返すと、全く役に立ってなかったですね(笑)
自分が満たされないと長くは続かない
自分が満たされていないと、やがてエネルギーが尽きてしまいます。
僕も、昔にブログを書いていた頃は、「人にとって役立つ記事を届けなきゃ」と思いながら、自分が書きたいことは完全に無視して書いていました。
その結果、自分の心のグラスがカラカラになってしまって、それを埋めるように毎晩鍋とビールで満たそうとしていたんです。
心が満たされていないまま、他人に尽くしてお金を稼ごうとすると、必ずどこかで無理が生じます。
もしそのまま続けていたら、僕は本当に病気になっていたかもしれません。
だからこそ、まずは自分が楽しむこと・自分を満たすことが大切です。
「心が満たされている状態」の見分け方とギブの基準

ここで、視聴者の方から頂いた質問を紹介します。
「自分の心のグラスが満たされているかどうかは、どうやって判断すればいいですか?」
「また、そこから他人に“与えていいタイミング”はどう判断すればいいですか?」

とても良い質問ですね。
回答します。
心が満たされているかどうかは“気持ち”で分かる
結論から言います。
「自分は満たされているかな?」と考えている時点で、まだ満たされていません。
本当に心のグラスが満たされているときは、「与えたくてしょうがない!」という気持ちになります。
シャンパンが表面張力でこぼれ落ちそうになっていて、もう誰かに注がずにはいられない、そんな状態です。
だから、「与えるべきか迷っている」という人は、まずは自分を満たすことに集中してください。
僕で言えば、自己理解の知識が楽しすぎて、話さずにはいられない。
「ちょっと聞いて!」ってなるくらい溢れています。
YouTubeの撮影現場でも、ついつい前のめりに喋り出してしまうくらい、自然に溢れてしまっているんです。
自分の楽しみを積み重ねることが、最初のステップ
もしまだそこまでの状態じゃないなら、他人のために何かする前に、とことん自分のために楽しんでください。
たとえば僕は、動画撮影が終わったら、なるさんとボードゲームをしたり、筋トレに行ったりします。
これは別に誰かの役に立とうとしているわけではありません。
でも、僕自身が「楽しい!」と思えることを積み重ねているだけで、気づけば周りにも良い影響が広がっていくんです。
逆に、自分が楽しくなかったら、他人を楽しませようなんて気になりませんよね?
無理をして他人を楽しませようとすると、心がすり減ってしまいます。
でも、自分が満たされていると、自然と「困ってる人にちょっとだけ分けてあげようかな」と思えるようになります。
この“自然にあふれてくる”感覚が、とても大事です。
たとえば僕は、リアルタイムで話すことが好きですし、情報を整理して伝えるのも得意です。
好きな音楽を聴いたり、風呂で歌ったり、なるさんが言っていたように、落ち込んだときに希望をくれる曲を聴くのもそう。
そういった、自分の“好き・得意・大切”を集めていけば、自然と心のグラスは満たされていきます。
やりたいことの見つけ方と、自己理解から始まる世界の広がり
「じゃあ、自分のために生きるって、結局何から始めればいいの?」
そう疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。
実際、僕も大学生の頃、自己啓発書をたくさん読んでいて、こう思っていました。
「自分のために生きるのが大事なのは分かるけど、明日から何をすればいいんだ?」
僕自身も、一晩寝て、次の日になったら、また“他人のために頑張るモード”に戻っていました。
「大事・得意・好き」の3つで考える
では、自分の心のグラスを満たすためにはどうすれば良いのか。
答えはシンプルです。
「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」という3つの軸で考えることです。

たとえば僕の場合、
- 大事にしているのは「希望を持って生きたい」という価値観
- 得意なことは「リアルタイムで楽しく話す」こと
- 好きなことは「音楽」「自己理解」
です。
自分を満たす行動は、案外すぐそばにある
希望を持つ感覚を満たすには、落ち込んだときに希望を感じられる音楽を聴く。

大好きなUVERworldのTAKUYA∞さんの曲を聞きますね。
また、「得意なこと」であるリアルタイムでの会話を通して元気になり、「好きなこと」である音楽や自己理解について話す。
そんなふうに、大事・得意・好きの3つを日常に取り入れていくことで、自然と自分の心のグラスがタプタプに満たされていきます。
たとえばなるさんがラーメン屋さんで最高に美味しい店を見つけたとします。
「こんなに美味しいのに、八木さんがまだ知らないなんて!」
そう思ったら、きっと僕を誘ってくれるでしょう。
これって、「自分が満たされたから、その幸せをシェアしたい」という自然な気持ちですよね。
仕事も同じです。
自分が満たされて、その上で“なぜこの人は満たされていないんだろう”と気づいたときに、
はじめて誰かのために動き出すことができます。
僕のやりたいことの見つけ方とその広がり
この「大事・得意・好き」の3つの軸をまとめたものが、僕が提唱している「本当にやりたいこと」です。
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