マウントを取る人の心理と、最強の対処法
こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、「マウントを取る人の心理と、最強の対処法」というテーマで解説していきます。
この記事を読んでいただければ、
- なぜマウントを取る人が現れるのか
- あなたの人生からマウントを取る人がいなくなる具体的な方法
がわかるようになります。
僕が自己理解の仕事をしていると、人間関係について悩んでいる人が、本当に多いと感じます。
その中でも特によく耳にするのが、「マウントを取ってくる嫌な人がいる」という話です。
とてもやっかいな存在ですが、実はある考え方を理解することで、このような人から受けるストレスや、悩みから解放されることができます。
具体的には、マウントを取る人が、あなたから離れていったり、あなたがマウント自体を取られなくなってきます。
なぜこのような事ができるのかと言うと、「マウントを取る人」には共通の心理があり、彼らにとっても、マウントを取りやすい人と、取りにくい人がいるからです。
事実、マウントを取られることなく、平穏に生きている人たちも確かに存在します。
この記事では、「どうすれば自分の人生からマウントを取る人がいなくなるのか」、また逆に、「マウントを取られる原因」についても解説していきます。
この内容を理解するだけで、マウントを取られることでの悩みが軽くなっていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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では、本題に入りましょう。
この記事の内容は、下記の動画でも解説しています。
記事でも、動画でも同じ内容が理解できるので、お好みの方法で学んでみてくださいね。
マウントを取る人が現れる理由
他人にマウントを取る人は「自分に自信がない」という特徴があります。
実は、マウントを取ろうとする行為は、「他人(あなたを含む)を下げることによって、自分に自信を感じたい」という願望の現れなんですね。
なので、マウントを取る人は、自分と他人を比較することで自信を得ようとする傾向があります。
例えば、
- この人より仕事ができている
- この人よりこんなことを知っている
- この人がもっていないブランド品を持っている
- この人より高収入である
- 有名な人と知り合いである
など、他人と比較することでしか、自分の価値を感じることができません。
これは、下記の記事で解説している「メンタルが弱い人」「自信がない人」の典型的なパターンです。
彼らは、自信がないからこそ、自分のステータスをアピールしたり、自分より弱い立場の人にマウントを取ることで、自分の価値を感じようとしているんですね。
しかし、本当に自信がある人は、他人に対して自分の価値を証明する必要がないため、マウントを取ることはありません。
事実、下記のような人は、他人にマウントを取ることは決してありません。
- 自分の価値を自分で感じている
- 自分軸で生きている
- 自分のやりたいことが明確
- 自分に自信を持っている
などです。
例えば、あなたが休日を楽しんでおり、仕事でも大好きなことをしている場合、自分の生活に満足しているため、他人に対して「自分の方が上だ」と証明する必要はないですよね。
つまり、マウントを取る人は、実は自分に自信がないため、他人より上だと感じることで自分の価値を証明しようとしているのです。
あなたがマウントを取られなくなる具体的な方法
先ほど説明した通り、他人にマウントを取ろうとする人は、自分自身に価値を見いだせていない人です。
つまり、他人との比較でしか価値判断ができない、自信のない人です。
そして、そのような人が、最も苦手だと感じるのは「自分軸」で生きている人です。
なぜなら、自分軸で生きている人は、心の底から他人と自分は全く別物ということが腹落ちしているので、マウントを取られても、比較されても、何も思わないからです。
このように考えると、マウントを取られないためには、自分の価値を自分で感じ、自分の人生を生きることが非常に重要であることがわかります。
あなたが「自分軸で人生を生きる」ことができれば、マウントを取られることもなくなりますし、もし取られたとしても気にならなくなります。
では、具体的にどうすれば、マウントを取られない「自分軸」の生き方ができるのでしょうか。
具体的には以下の方法があります。
自分の価値観を明確にする
まず、自分が何を大事にしているのかを明確にすることができれば、マウントを取られることはとても少なくなります。
なぜなら、価値観が明確であれば、他人との比較が不要になるからです。
例えば僕は、「夢中で生きる」ということが、自分の人生においての大事なこと(価値観)です。
僕自身が夢中でいられているか、夢中な人を増やせているかどうかが、僕の人生の価値基準です。
僕にとって、その価値基準と関係のない、
- お金持ちかどうか
- 有名人と知り合いかどうか
- ブランド品をもっているかどうか
などは、なんの価値も意味も持たないからです。
今、足の速さを自慢されても何も感じないように…
価値を感じないことで比べられても、何も感じないですよね。
このように、自分の価値観が明確であれば、それ以外の比較が全て意味をなさなくなります。
なので、あなたがマウントを取られて悩んでいたり、ストレスを感じるのだとすれば、あなた自身の価値観が明確でない証拠かもしれません。
下記の記事で、価値観を明確にする方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、職場でマウントを取られることで悩んでいる方は、「働く意味」という仕事に関する価値観を明確にすることも大切です。
下記の記事で解説しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
自分の価値観が明確になると、他人と比較する必要がなくなります。なぜなら、自分が大事にしていることに集中できるからです。
自分の得意なことを明確にする
マウントを取られてしまう人は、価値観だけでなく、「自分の得意なこと」を明確にできていないことも多いです。
なぜなら、自分の得意、不得意が明確になっていれば、「他の人みたいに〇〇しなきゃ!」と考えることが無くなるからです。
他人がどんな活躍をしていたとしても、「あの人はあの人のやり方をやっている」「自分は、自分なりの得意なことをやろう」という考え方に変わるからです。
スキルや知識、仕事の経験などでマウントを取りに来る人も多いと思いますが、これも「自分の得意なこと」が明確な人には、全く効きません。
自分の得意・才能を理解している人は、もし誰かから、
- こんなことも知らないの?
- こんなこともできないの?
- こんなこともわからないの?
などのマウントを取られたとしても、「そうですね。では、自分は自分なりの得意なことを使って、進めてみます!」となり、ダメージを受けることがありません。
マウントを取りたい人は、それによって自信を得たいという気持ちがあります。
それが故に、自分にできないやり方で結果を出している人には、とても弱いです。
もしあなたが、自分自身の得意なことを活かして働いていたら、マウントを取られるどころか、その人達にとってはとても羨ましい存在になるでしょう。
得意なことを明確にする方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
自分のやりたいことに集中する
自分のやりたいことに集中することで、他人の評価やステータスが気にならなくなります。
僕自身も、かつては他人と比較していました。
しかし、自分の価値観を明確にし、自分のやりたいことに集中することで、他人の評価が気にならなくなりました。
今僕は、「大好きな自己理解を体系的に教える」という本当にやりたいことのために生きています。
それに夢中になれてさえいれば、僕の人生はとても幸せです。
これが出来るかどうかは自分次第でしかありません。
だから、他の人を羨むことも、比較することも一切、必要ありません。
このように本当にやりたいことが明確であれば、そもそも他人との比較が必要なくなります。
自分軸で生きられるようになり、マウントを取られようが何しようが、全く動じることのない自分に変わることができます。
本当にやりたいことの見つけ方については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ:自分軸で生きれば、マウントなんて怖くない
自分の価値観を明確にし、それに基づいて生きることで、マウントを取る人がいなくなる理由は簡単です。
自分の人生に満足している人は、他人の評価やステータスに興味がないため、マウントを取る人から見ても取る価値がないと感じられるからです。
例えば、SNSで他人の成功を見ても、自分のやりたいことに集中していれば、嫉妬や劣等感を感じることはありません。
僕自身も、かつてはSNSで他人の成功を見ると嫉妬を感じることがありました。しかし、自分のやりたいことに集中するようになると、他人の成功が気にならなくなりました。
最後に、マウントを取られることなく、自分の人生を生きるためのポイントをまとめます。
- 自分の価値観を明確にする
- 自分の得意なことを明確にする
- 自分のやりたいことを明確にする
これらを実践することで、メンタルが強くなり、他人からマウントを取られることもなくなります。
それぞれの具体的な方法は、先程ご紹介した記事で解説しているので、ぜひ参考にしながらあなたの自分軸を見つけてみてくださいね。
メンタルの弱さについての悩みがあるかたは、是非下記の記事を参考にしてみてくださいね。