松尾れい

自己理解コーチ

東京都立大学理学部卒。

化粧品会社を1年半で退職後、NHKでディレクターとして1000人を超える人々の人生やキャリアに触れる。

東日本大震災の取材を契機に、人の「はたらく」に関わりたいと転職を決意。

リクルート、パーソルキャリアなど人材会社で10年間、広報PRDEI推進などに従事。

 

202311月から個人の生き方やキャリア、働き方改革の支援を開始。
働き方改革コンサルタントとして企業を支援するほか、広報コンサルも行う。

 

母の死を契機に新しい生き方を模索する中で自己理解プログラムに出会い、自分のモノサシで自由に選択して生きる喜びを届けるために、自己理解コーチの道を歩み始める。

 

 

ワークライフバランス社認定働き方改革コンサルタント
女性ホルモンバランスプランナー

アドラー流メンタルトレーナー

松尾れいの
本当にやりたいこと

すべての個性を認め合い、一人ひとりが人生の主人公として自由に生きる世界をつくる

自分が死ぬ時、いい人生だったと思えるだろうか

幼少期の私は、いつも優秀な兄と比較されていました。

「兄より秀でた何かがないと個として認めてもらえない」
「親に褒められたい、周囲に個として認められたい」
そう感じて、がむしゃらに頑張るようになっていきます。

大人になってからも、自分の気持ちより他人の期待に応えながら生きてきました。
大手のマスコミや大手人材会社での仕事、そして母親として、周囲からは楽しい人生を歩んでいるように見えたかもしれません。

でも、「何かが違う」とずっと感じていました。

振り返ってみると、当時の私は責任感にとらわれていたと思います。
会社では広報部長としてメンバーを束ねなければならない、家庭ではいい母親でいなければならない。
「こうあるべき」が自分を縛りつけて、期待に応えて頑張る以外の選択肢を持っていなかったのです。

そんなある日、母が脳梗塞で倒れました。
幸い後遺症は軽度だったものの、精神的に落ち込む母の介護が必要に。
仕事と育児に母の介護が加わり、私はパンク寸前でした。
それでも「こうあるべき」を手放せず、母とゆっくり話をする時間が取れないまま、母は亡くなってしまいました。

「まだまだ母は死ぬわけがない」。
そう思っていた矢先の出来事に、とてつもない後悔が私を飲み込んできました。
「大切な人と過ごす時間、自分を癒す時間、やりたいことをやる時間よりも優先すべき仕事があるのか」
「『やりたい』仕事より『やらなければならない』仕事が優先されるべきなのか」
そして何より「自分が死ぬ時、いい人生だったと思えるだろうか」と自分に問いかけた時、私の心が騒ぎだしたのです。

生き方や働き方を変えて感じたのは、自分の心と行動が一致していることの清々しさ、ストレスの少なさです。
そして自分の願望に素直に生きて、心が満たされていたら、周りの人たちにも優しさを持って接することができると知りました。
他者と自分を比較する必要がなくなり、全ての人の選択を受容できる世界、そこに生まれるものが究極の愛なのかもしれません。

自分のモノサシで自由に選択して生きる喜びを!

母が亡くなり、新しい生き方を模索する中、あるコミュニティで八木さんの本を紹介されました。
それまでの私は、大事なこと・得意なこと・好きなことを個別に捉えていて、自己理解メソッドが提唱するような3つの重なりを意識することはありませんでした。
「確かに、これならやりたいことが見つかるかもしれない」という腹落ちする感覚を信じて、自己理解プログラムに参加しました。

プログラムの中で人生をまるごと振り返ってみると、自分の人生そのものへの愛着と、過去に出会ってきた人たちへの感謝の気持ちが同時に強く湧き上がってきました。
自己理解とは、文字通り自分を知るためだけのものではなく、他者との違いを認識することでもあったのです。
また、これまで決して1人で生きてきたわけではなく、必ず周囲の人に支えられていたことにも気づきました。
過去の自分を受容し、過去の自分と周囲の人々に感謝しながら前に進めるようになる、そこにも自己理解メソッドの魅力がありました。

このように新しい自分に生まれ変わるわけではなく、もともと自分が持っている原石を磨くことで輝く。
それが私にとっての自己理解です。

ちょうどその頃、私は会社で管理職として組織力を強化すべく忙しく働いていました。
それはやりがいのある仕事でしたが、自己理解で見つけた私の価値観とはズレがある…
そう気づいた私は、思い切って管理職を辞めたいと会社に申し出ました。

ところが、周囲から聞こえてきたのは「キャリアは諦めたの?」「もったいない」という声でした。
私にとっては自分らしいキャリアを築くための選択だったのに、世の中から見ると違うらしい。
その時、私の心はまた揺さぶられることになります。

そんな中で役立ったものがあります。
今でも毎日取り組んでいる自分との対話メモです。
他人に心を揺さぶられても、対話メモで「言語化」した自分の感情を再確認することで、本来の自分が求めているものに立ち返ることができました。
このようにして私は、他人が求める「こうあるべき」像を手放すことができたのです。

すると、同じようにモヤモヤを抱えながら行動ができないという方から相談を持ちかけられるようになっていきました。
私自身が自分のモノサシで選択する生き方を体現することが、誰かが一歩を踏み出す勇気につながる。そう、実感しました。

周囲の期待に応えようと頑張り続けてきた人に、自分のモノサシで自由に選択して生きる喜びを届けたい。
その思いから私は自己理解コーチの道を歩んでいます。

相手が気づかない心の奥底にあるホンネを引き出す

NHKのディレクター時代、1000人を超える方々の取材をしてきました。
経営者やスポーツ選手、大災害の被災者など様々な方たちと向き合い、大きな壁に直面しながら何度も立ち上がり乗り越えていく姿を、幾度となく目にしました。

ただ、その原動力を知りたくても、意外と本人が気づいていないことがあります。
私はそうした時、相手の幼少期に遡って記憶を呼び覚ましたり、相手の言葉や声色、間合いの変化を見逃さず「もしかするとこの出来事がきっかけになっていませんか?」と問いかけてきました。
さらに「これまでの〇〇さんの言葉から、××を大事にされているように聞こえました。私の理解は合っていますか?」と、感情の整理を導くように努めてきました。
結果として、本人が気づいていない奥底のホンネにたどり着くことができたわけです。

今振り返ると、このNHKでの経験は、心の奥底にあるホンネを引き出し整理しながら、分かりやすい言葉で自己理解を促すという自己理解コーチの使命に結び付いていたように感じます。
「松尾さんのおかげで、今まで気づかなかった感情に目を向けられた」
「当時の自分を深く知ることができ、今の自分を認められた」
人の感情が動く瞬間に立ち会えることが、自己理解コーチとしての私の喜びになっています。

人生で一番大切なのは、何をやめるのかを決めること

自己理解プログラムは確かに安い受講料ではありませんから、「これだけのお金を払って、本当にやりたいことを見つけられるのだろうか」と不安を抱える人は少なくないと思います。

そんな人に私は、スティーブ・ジョブズの「人生で一番大切なのは、何をするかではなく何をやめるかを決めることだ」という言葉を贈りたいと思います。

受講すべきか迷っているあなたは、きっとこれまでも、何かを必死で頑張ってきたはず。
そんなあなたにこそ、価値観に従って手放すものを決め、自分のモノサシで理想の人生を自由に生きてほしい。
人のために頑張りすぎない人生があることを知ってほしいのです。

私は自己理解プログラムを通して、自分を苦しめてきた他人軸の古い価値観を手放し、自分の価値観に偽りなく日々を過ごせる清々しさを知ることができました。
今度は私が同じように悩む人の背中をそっと押す番だと感じています。

最後に。
「吐」という漢字は、口の横に±(プラスマイナス)と書きます。
プラスのこともマイナスのことも、どうか一度素直に吐き出してください。
そして吐き出した後、何をやめるのかを決めてマイナスを減らし、プラスを口にしていく。
そうして理想を「叶える」。

私と一緒に自分だけの幸せのモノサシを見つけて、「やらないこと」を決め、理想の生き方や働き方を叶えていきませんか?

その他のメンバー

  • 大垣幸子

    自己理解コーチ

    「できた!」を感じて自分らしく1歩ずつ進もう!!

  • 木村和人

    自己理解コーチ

    誰もが自分を信じ、可能性が溢れ出る世界へ!

  • 三村直輝

    自己理解コーチ

    誰もがすべての力をあますことなく発揮している世界に

そろそろやりたいこと探しから
解放されませんか?

よくある質問

以下の2つが基準です。

  1. プログラムで定められている、10STEPそれぞれの合格基準を達成すること
  2. お客様自身が導き出された「やりたいこと」に納得感を持っていること

ありません。いかなる理由でも返金させていただきます。
受講開始から30日以内に担当コーチにお申し出ください。

いいえ。
プログラムが必要だと判断された場合のみ、受講いただくようお願いしております。
担当者からの無理な勧誘は一切行っておりません。