林大和

絶望の中で生きていた

大学を卒業後に入った会社は、いくつか内定をもらった中から選んだものでした。

ただ、自分の中でしっくりくる感覚がなく、入社前から漠然とした不安を感じていました。

それでも「成長したい」という気持ちから一番仕事が厳しそうな会社を選んだのです。

ところが、理不尽に自分を責める上司と反りが合わず、わずか5日で退職することになりました。

学生時代に持っていた根拠のない自信も打ち砕かれ、「自分は社会不適合者だ」と過去を全て否定するような気持ちに陥っていったのでした。

その後、いつまでも無職のままではいけないと感じて、エンジニアに転職。

しかし、そこでも苦手な繊細さや丁寧さばかりを求められ、前職と同じように叱責される日々が待っていました。

業界や会社の将来性、テレワークができるなどという外発的な側面だけで就職した結果、

「どこに行っても通用しないのか？」
「これから40年、こんなのが続くのか？」

と、将来へ絶望する気持ちばかりが募っていったのです。

すぐに転職を考えたものの、「また同じ失敗をするのでは？」という不安から行動ができず、不満な現状に甘んじながら日々を過ごしていました。

「俺ならできる」と自分の可能性を信じられるようになった

自己理解メソッドそのものは、大学時代から知っていました。

当時1人でワークに取り組んでみたのですが、自分の認識の範囲内での理解にとどまり、確信度は低いままでした。

あらためて自己理解プログラムを受講すると、コーチからの客観的な意見や自分にはない視点を得られ、大事なこと・得意なこと・好きなことに確信が持てるようになりました。

自分だけの「一生モノの宝物」とも言える本当にやりたいことが見つかり、自分の可能性を信じる気持ちを取り戻せたのです。

そこからは、食事の時間も惜しいくらい、やりたいことに向かって行動できるようになりました。

仕事で苦手なことを押し付けられても気持ちは折れず、むしろ得意なことを生かせるようになって仕事を楽しめるようになったのです。

「俺ならできる」という自信が溢れて行動につながっていったことを実感していました。

得意なことを生かせるようになったことで仕事にも積極的になれ、たくさんの先輩や同僚からのサポートも受けられるようになりました。

かつて目指していた「仕事が楽しいと言える社会人」になれたわけです。

そうした経験を通して得た「なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない。」という思いを伝えたくて、私は自己理解コーチになりました。

あれほど未来に絶望していた自分でも未来にワクワクしているように、全ての人が自分の可能性を信じられる世界をつくりたいのです。

あなただけの「自分軸」を見つけます

私は学生時代、転校生が入ってくると一番に声をかけ、級友とつなげる役割を率先して引き受けていました。

柔らかい雰囲気をつくり、相手の特徴や気持ちを重んじながら熱量のある言動を伝えていく、それが私がコーチとして意識していることです。

1人では気づけないクライアントの無意識を顕在化させる質問を投げかけ、モチベーションを高めるフィードバックを提供することで、クライアントは本音をアウトプットすることができると考えています。

クライアントから「リアクション大王」と名付けられたように、3ヶ月という自己理解プログラムの限られた時間の中、ひたすら質問とフィードバックを繰り返していきます。

そのことでクライアントは自分の内側にある軸を発見し、答えに納得度を得られるようになるわけです。

「自己理解って楽しい」
「こんなことまで話せたのは林さんだから」

そんな言葉をいただけるのは、私が全ての人に魅力や可能性があると信じているからです。

なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない。

これまで、キャリアで大きな挫折を味わって将来に絶望していたり、過去に持っていた希望を年齢や時間を理由にして諦めてしまった人に会ってきました。

また、理想の自分像を持っているのに踏み出せなかったり、自分の可能性を疑う癖から抜け出せない人もいました。

その人たちを見て、私はかつての自分を思い出さずにはいられませんでした。

だからこそ私は、自己理解コーチとして本だけでは得られない付加価値を提供したいのです。

答えは必ずあなたの中にあります。

たとえ今「自分には何もない」と感じていても、もう一度自分の可能性に賭けてみませんか？

自己理解コーチがあなたの気づきを促し、確信度の高い本当にやりたいこと探しをサポートしますので、ぜひ一生モノの宝物を見つけてください。

あなたのなりたかった自分はどんな人ですか？

なりたかった自分になるのに遅すぎるということはありません。

今とらわれている常識を打ち壊して、一緒に理想の自分に向かって踏み出しましょう！