川口実里
自己理解コーチ

立教大学社会学部社会学科卒業後、都市デザインを手掛ける会社に入社。
ホテルスタッフとして勤務し、イベント企画・客室の貸出対応・経理業務などを幅広く担当。
コロナ禍での過剰な業務量とプレッシャーから適応障害を発症し、4ヶ月間休職。
その後、2度目の休職をきっかけに、自己理解プログラムを受講。
現在は「自分に自信がない人の味方になりたい」という想いで、自己理解コーチとして活動中。
TOEIC 815点
川口実里の
本当にやりたいこと

大事

好き

得意

2度目の休職で自分に自信を失くす
大学卒業後に入ったのは、ホテル業を中心に街づくりに関わる企画設計や運営を手掛ける会社で、業務の内容も人間関係も良く、とても誇りに感じていました。
ベンチャー精神も旺盛な会社で、新卒1年目の私でも、やりたいと思ったことに全て取り組むことができたのです。
そんなある日、会社から経理の仕事を任されることになりました。
社交性に自信のあった私にとって意外なものだったため、なぜ私なのかその理由を聞いてみました。
その答えは「川口さんは100%を目指す努力ができる人だから」というものでした。
当時の私にはその言葉が嬉しく、自分の得意や不得意がわからないまま、期待に応えようとしたのです。
ちょうどその時はコロナ禍が収束しつつある状況でした。
人員削減をしていたこともあり、その後の景気回復の中で、経理だけでなくフロント業務にも追われるようになりました。
夜勤業務や残業、上司からのプレッシャーを感じる日々の中、ついに適応障害と診断され、最初の休職を経験することになります。
4ヶ月間の休職期間を経て新たに配属された部署は、上司との相性も良く、以前よりも負担の少ない場所でした。
しばらくの間は楽しく働くことができたのですが、「私はこの大好きな会社や大好きな人たちと何がしたいんだろう?」と考えた時に、何の答えも持ち合わせていないことに気づいてしまったのです。
その後、一度落ちてしまったモチベーションを取り戻すことができず、結局2度目の休職に入りました。
その当時の私は、自己否定の思いに囚われ、未来に絶望していました。
自分にとって心地よい状態や得意な闘い方に気付いた
自己理解メソッドに出会ったのは社会人3年目ですが、実際に『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を買ってワークに取り組んだのは、2度目の休職を経験する直前のことでした。
そこで答えに確信が持てなかったので、思い切って無料カウンセリングを受けることにしたのです。
自己理解プログラムで過去の自分の行動を振り返る中で、「自分の感情に従った一貫性こそが軸になる」という大きな発見がありました。
特に印象的だったのは、自分の強みである「目にみえない輪」の意味を明確に言語化できたことです。
「誰とでもすぐに打ち解け、信頼関係を築き、チームの絆を深める力」
この非認知的な能力こそが私の得意な闘い方、つまり「勝ちパターン」だったんだと深く納得できました。
この時に鮮明に思い出したのが、高校時代に打ち込んだダンス部の顧問の先生の「価値観の『価値』を大事にすれば、勝利の『勝ち』がついてくる」という話です。
それはまるで、その後の私と自己理解メソッドの出会いを予言するかのようなものでした。
また、これまでの私は「大好きな会社」という環境の中でやりたいことを探し続けていたことにも気づけました。
結局はそのことが自分を犠牲にしてしまい、休職へと追い込んでいたのです。
「やりたいことはこの会社の中にはもうない」という確信を得た瞬間、前向きな気持ちを取り戻すことができました。
違う環境に飛び込むことが、自分らしい選択だったのです。
前職を辞めると上司に伝えた時、「本来持っている能力をさらに活かせる仕事ができそうだね!」と言われたことは、今でも忘れられません。
「たとえ心が折れる経験をしても、自己理解を通して元の自分に戻れる」
そのことを伝えるために、私は自己理解コーチとしての道を選びました。
ポジティブかつ納得感のある言葉で、可能性を拓きます!
「この答えで合っているのかな?」
自己理解を深める過程で多くの方が感じる不安、とてもよくわかります。
だから私は、安心して話せる環境づくりを何より大切にしているのです。
どんな悩みでも遠慮なく話してもらえるような心理的安全性を、自然な笑顔や受容の姿勢で提供したいと思っています。
自己理解コーチとしての私の強みは、「存在がポジ!」と言われるほどの、ポジティブフィードバックです。
どんな小さな出来事にも明るい側面を見出し、それを言葉にして相手に伝えた瞬間の表情の明るさ、それが私にとっても大きな喜びとなっています。
クライアントの中に眠っている強みに光を当て、成長を促せるのは、私自身が成長の楽しさを実感しているからです。
自ら学び、変化していくことへのワクワク感を、一緒に味わっていきたいと願っています。
「みのりさんの言葉は、色とりどりの花束を贈られている感覚があります。だから自然と笑顔になっちゃうんです」
あるクライアントからは、こんなコーチ冥利に尽きるありがたい言葉をいただきました。
私は、どんな小さなポジティブも見逃したくありません。
あなたがまだ気づいていない可能性を一緒に発見し、納得感を持って次の一歩へ進めるよう全力で伴走します。
“黄金の痛み”があなたの人生を紡ぐ
私はかつて、「いつも笑顔で明るい、チームを引っ張る存在」として周囲に映っていました。
そんな私が心も体もすり減らして休職し、「この先どうすればいいんだろう」と途方に暮れるようになってしまったのです。
多くの人にとって、休職というのはネガティブな経験として、捉えがちかと思います。
でも今の私は、「あの経験こそが私の人生を輝かせる『黄金の痛み』だった」と、胸を張ることができます。
そのきっかけが自己理解プログラムでした。
正直、受講前は33万円という金額に不安を感じていました。
初めての自己投資でしたし、本当にやりたいことが見つかるのか自信もありませんでした。
でも、過去を振り返るプロセスやコーチとの対話を通じて、これまでの経験の中に通じる一貫性を見出すことができたのです。
そしてようやく「これが私の勝ち(価値)パターンなんだ」と言えるようになりました。
そして今、私はその気づきを届ける側=自己理解コーチとして活動しています。
かつての私のように「痛み」を前に立ちすくんでいるあなたに寄り添い、その「痛み」を「黄金」に変えるお手伝いをさせてください。
100日後のあなたが「今が一番楽しい!」と言えるよう、人生を一緒に紡いでいけることを楽しみにしています。