力丸慎太郎
自己理解コーチ
大阪府立大学理学部卒。
奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科修了(理学修士、最優秀学生賞受賞)。
大学院卒業後は、大手化粧品メーカーに入社。
7年間研究開発、その後は、研究戦略部門・研究広報・知的財産管理(特許)に従事。
研究所内の働き方改革や男性の育休推進など、ヒト領域でのタスクフォースも経験。
本当にやりたいことを模索する、悶々とした日々の中で自己理解プログラムに出会う。
現在は、パラレルワーカーとして、個人でコーチングを提供したり、コンサルとしてITベンチャーへジョインしながら、人生を熱く生きられる人を増やすために自己理解コーチもとして活動中。
JCC(Japan Career Coach)プロフェッショナル認定キャリアコーチ
SEI EQアセッサー(EQ国際認定資格)
アドラー流メンタルトレーナー
MBA(経営学修士、グロービス経営大学院)
知的財産管理検定2級
マインドマップ・プラクティショナーなど、数多くの資格を取得
力丸慎太郎の
本当にやりたいこと
大事
好き
得意
主体性のない人生 現実逃避・被害者意識 大嫌いな自分
自分が本当にやりたいことではなく、「自分がどうやったら会社に貢献できるか」という軸で生きてきて、このまま自分の人生が終わることに恐れを抱いていました。
そういう状態ですから仕事に対する熱量を維持できず、成果も出せませんでした。
上司や周囲の期待に応えられないことを環境のせいにして、まるで被害者のような意識を持っていたのです。
そんな自分の嫌な側面ばかりを見ていたことで、自己肯定感は低くなる一方でした。
そんな中でも、自分の人生を切り開いているふりをするためにたくさんの資格を取ってきました。
ただ、その資格は何のために取るのか、資格を活かして何をするのか、目的が不十分なままでした。
学ぶこと自体は役に立たないわけではありません。
しかし、学ぶことはあくまでも手段であり、肝心の本当にやりたいことが定まらないままで現実逃避の1つに過ぎませんでした。
そんな中で、職場の風土を変える取り組みを何度かトライしました。
しかし自分自身にすら向き合いきれていない私なので仲間を巻き込みきれなかったり、上司や会社に問題提起するにとどまったりと頓挫することを繰り返しました。
そして決まって「周りがついてきてくれない、かわいそう私。」ここでも被害者意識でした。
自分の情熱に従って生きられるようになった
職場改革もうまくいかず、情熱を傾けられるものもない。じゃあ転職しようと決めたものの、やりたいことが何なのか分からないままでは行動につなげることはできません。
そんな悶々とした日々の中で出会ったのが『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』でした。
その日のうちに本を読み終え、勢いのまま翌日の無料カウンセリングに申し込んだのです。
無料カウンセリングで明らかになったのは、
- 現状にとらわれ、身動きが取れない虚しさ
- 情熱がないまま働き続けていることへの後ろめたさ
- 自分の理想を聞かれてもまともに語れない悔しさ
でした。
これらを解消しないと前には進めないと感じ、迷わず受講を決めました。
自己理解を進める中で、自分の成功体験やポジティブな体験を棚卸しすることで「自分の人生も捨てたもんじゃないな」と自己肯定感を上げることができました。
さらに学生時代の熱い気持ちも思い出し、今はその気持ちを押し殺して他人の価値観で生きていることにも気づけたのです。
そして、他人軸で生きる人生から解放されるために、私は退職を決意しました。
自己理解プログラムの終盤、「くすぶる個性に火を灯し、100億色の炎が燃え上がる世界をつくる」というビジョンを掲げました。
この言葉が浮かび上がった時、「心を押し殺して生きる世界ではなく、心から魂を燃やして生きることができれば人生は幸せなんだ」と心が震えたことを覚えています。
世界の人口は、約30年後に100億人に達します。
これから30年後、すべての人が自分らしい炎を燃え上がらせる世界をつくり、私自身もやりたいことに熱中する「かっこいい」自分として100億分の1の炎になる。
現状に閉塞感を感じている人々を、自己理解を通して様々な可能性があふれる前向きで情熱にあふれた未来に導くために、私は自己理解コーチへの道を踏み出しました。
まるで炎色反応のように、情熱によって個性が様々な色に燃え上がる世界。
誰もが自分らしい火を灯して、夢中になって人生を駆け抜けていってほしいのです。
感情に寄り添い、刺激を与える「感情揺さぶる屋さん」です
私が自己理解コーチとしてクライアントに向き合う時、
- アイデアで刺激し、クライアントに気づきを提供する
- クライアントの無意識な言動に問いを投げかけ、理解を促進させる
- 表情や感情の変化を察知し、クライアントの緊張を緩和させる
ということを常に意識しています。
人間には思考の盲点があり、自分では正直に話しているつもりでも外的要因の呪縛から逃れられない瞬間があります。
それをコーチは客観的な視点から見抜き、クライアントを本音に導く必要があります。
そして引き出した本音が抽象的なものだった場合、コーチはそれに確信度や納得度を持てるように具体化、つまり言語化できるように伴走していくわけです。
もちろん、忘れてはならないのは、コーチはただの伴走者であって主役はクライアントであることです。
クライアントが心地よくリラックスして、自分の思考や感情にアクセスできなければ、いい気づきは生まれてきません。
「自分の情熱に気づけたのはあなたのおかげです」
と言われること、それが自己理解コーチとして最大の賛辞だと私は考えています。
自分の魂の声を聞いて、正直に生きよう
自己理解プログラムの受講を決めた時、私は40歳を目前にして
「今さら自分のやりたいことを探して、安定した職業を捨てるなんて」
「でも、後悔した感情を持ったまま死にきれるのだろうか?」
と葛藤を繰り返していました。
しかし、自己理解プログラム修了生や自己理解コーチのインタビューでしばしば口にされる「今日という日が自分の人生で一番若い日。だから何か始めようとする時に遅いなんてことはない」という言葉に共感しプログラムに飛び込みました。
私が自己理解プログラムに魅力を感じているのは、「大事・得意・好き」の型に合わせて必要な時にはいつでも自己理解をやり直せる再現性があること。
例えば、ライフステージが変わるごとに好きなことが変化したとしても、もう一度、型に当てはめて自己理解をやり直すことで、今の自分にとっての本当にやりたいことが見つかるのです。
しかもそれは、自分に徹底的に向き合った結果なので納得感と愛着が生まれ、自分の自信にもつながっていきます。
人生の1/3は仕事に費やされます。
だからこそ、やりたいことで生きてほしいのです。
「私が我が運命の支配者 私が我が魂の指揮官」
これは詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーによる『インビクタス』の一節で、ネルソン・マンデラが獄中生活の支えとしてきた言葉です。
あなたは自分の魂の声に正直に生きていきますか?
それとも、その耳を閉ざして、自分が置かれた環境を嘆きながら生きていきますか?
少しでも「自分自身の魂の声に耳を傾け、自分の感情に正直に生きたい!」と感じたのなら、私たち自己理解コーチが全力で支えていきます。
やりたいこと探しの旅に出かけること、それはあなた自身の人生の旅の始まりです。
さあ、私たちと一緒に自分の人生を見つめましょう!