得意なこと

自己分析を失敗しないために抑えるべき3つのポイントとその実践方法

jikorikaiadmin

こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。

この記事では、

という書籍の著者である僕が、「自己分析の正しいやり方」というテーマで解説していきます。

僕は「自己分析をやりたいけど、結局何をすれば良いのかわからない」という相談をうけることがよくあります。

「自分も同じ疑問をもったことがある!」という方も多いのではないでしょうか。

実際、僕も自己分析を何から始めていいのか全くわからない時期がありました。

では、なぜ自己分析が難しいのでしょうか。

その答えは、「自己分析に関する”用語”が多すぎて、結局何を優先的に考えればよいのかがわからない」からなんです。

自己分析の用語の例
  • 人生の軸
  • ミッション
  • ビジョン
  • 使命
  • 人生の目的
  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • 才能
  • 情熱
  • 本当にやりたいこと

などなど…

このように世の中の自己分析と呼ばれるものには、いろいろな用語があります。

これだけ多くの「用語」を出されると、

  • 「多すぎてわけわからない!」
  • 「結局何をどれくらい考えればよいのかわからない!」

となってしまいますよね。

ですが、もし「自己分析では、この3つのことだけを考えればOKです」と言われたらどうでしょう。

とてもやりやすくなるのではないかと思います。

僕は自己理解の専門会社を運営していて、膨大な量の本を読み、300万円以上かけてセミナーを受けてきました。

このように自己理解について特化して活動をしていくなかで、「自己分析で取り組むべきポイントは3つだけ」だということがわかりました。

この記事を読んでいただければ、自己分析でやるべき3つのことと、それをどのような順番で見つけていけばいいのかがわかります。

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ちなみに、この記事の内容は動画でも解説していますので、記事でも、動画でも、お好みの方法で学んでみてくださいね。

自己分析で考えるべき3つの要素

では早速結論からです。

先ほどご紹介した通り、自己分析にはビジョンやら長所やら…いろいろな用語があります。

しかし、結局のところ下記の3つを明確にすることができれば、自己分析は完ぺきといってOKです。

自己分析で考えるべき3つの要素
  1. 大事なこと
  2. 得意なこと
  3. 好きなこと

世の中にはいろいろな自己分析があり、いろいろな用語を使って分析をしていますが、それらを整理して分類していくと、この3つにまとめることが出来ます。

つまり、いろいろな自己分析がありますが、実はこの3つのどれかを考えていることになります。

そして、あなたにとって「本当にやりたいこと」という一見複雑に思えるような疑問も、この3つの答えを組み合わせることで、導き出すことが出来ます。

いずれにしても、自己分析をする以上、この3つを明確にしていくことは必須になるということです。

なぜ自己分析で迷い続ける人が多いのか

自己分析は、

  • 大事なこと
  • 得意なこと
  • 好きなこと

の3つのポイントを考えればOKとお伝えしてきました。

では、たったこれだけのことなのに、なぜ多くの人が「納得のいく自己分析」が出来ていないのでしょうか。

その理由はシンプルで、世の中にある自己分析は、「大事・得意・好き」という3要素の中の、一部しか取り扱っていないからです。

例えば、

  • 「あなたの価値観を分析しましょう」
  • 「どんな風に生きたいですか?」

といったように、「大事なこと」にのみ着目したものや、

  • 「得意なことを見つけましょう」
  • 「あなたの適正を分析しましょう」

といったように、能力や「得意なこと」のみにフォーカスしたものもよく見かけると思います。

このように3つの要素の一部だけでは、自己分析としては不十分です。

なぜなら、得意なことがわかっても、興味のない分野で働いたら楽しくないでしょうし、好きな業界に入ったとしても業務内容が苦手なことだったら辛いだけだからです。

ポイント

自己分析が上手くいかない人が多いのは、世の中の多くの自己分析が、3つの要素の一部しか扱っていないから。

自己分析で「本当にやりたいこと」を見つける方法

自己分析をする目的は、やりたいことを明確にして、転職や就職、または独立など、あなたにとって満足のいく仕事を見つけることだと思います。

そのためには、自己分析の3つの要素である

  1. 大事なこと
  2. 得意なこと
  3. 好きなこと

を、順番に考えて、最後に組み合わせることが重要になります。

3つの要素と、組み合わせによって、自己分析が出来る、実際の例をご紹介しましょう。

「大事・得意・好き」を組み合わせて、「本当にやりたいこと」を見つける方法

では、実際に僕の自己分析の事例を紹介します。

自己分析をしていくなかで、僕にとっての3つの要素は、下記であることがクリアになりました。

八木の場合の3要素
  1. 大事なこと=夢中
  2. 得意なこと=知識を整理し、体系立てて伝える
  3. 好きなこと=自己理解

まず僕は、自己理解という分野が好きで、日頃からこのジャンルに関係する本を読んだり、研究について調べたりしています。

これは仕事だからやっているのではなく、仕事にする前からやっていた「純粋に興味があること」です。

そして、僕は学んだ知識を整理したり、それを体系立ててわかりやすく伝えることが得意なことです。

このように、好きと得意を組み合わせて、「自己理解を体系立てて伝える」という仕事を選びました。

そして、僕にとって大事な価値観は、「夢中で生きること」です。

なにかに夢中になっている時間が幸せだと感じるからこそ、自分自身もそうありたいし、「夢中になれるものがない」という人を見ると、「どうにかしてあげたい」という気持ちになります。

だから、僕は、「自己理解を体系立てて伝える」という仕事を、「夢中になれるものを見つけてもらう」ために、やっています。

その具体的な手段として、この記事を作ったり、YouTubeで発信したりしています。

このように、大事・好き・得意を自己分析して、あなたが「本当にやりたいこと」を見つける方法を、下記の記事で徹底的に解説しています。

ぜひこちらに取り組んで、自己分析を終わらせましょう!

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世界一やさしいやりたいことの見つけ方【著者が徹底解説します!】
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就職や転職で迷い続ける人の特徴

就職活動や転職活動での会社選びにおいて、この3つのポイントがどのように当てはまるのかを解説します。

大事なこと、得意なこと、好きなことの自己分析は、下記のような形で、会社選びと紐づいています。

自己分析と仕事選びの繋がり
  1. 大事なこと=会社のミッション・事業内容
  2. 得意なこと=職種・業務内容
  3. 好きなこと=業界

迷いのない就職や転職を実現するためには、あなたが3つの要素を明確にしたうえで、それにマッチする会社を探すことが重要です。

多くの人は、自分の中でこの3つが決まっていないのに、給与や福利厚生など、待遇面ばかりをみて仕事を探しています。

その条件で就職や転職をしても、「やりたい仕事」になるはずがありません。

自己分析をする本当の目的は、この3要素を明確にして、「本当にあなたがやりたいこと」を実行できる会社をみつけることです。

このように、就職活動や転職活動でうまくいかない人の特徴として、自己分析が不完全なまま手段として会社探しを始めてしまうということがあります。

これは絶対にやめましょう。

昔は終身雇用制度が当たり前で、会社に入ったらその人が定年を迎えるまで会社が養ってくれる状態でした。

だから自己分析をしなくても、とりあえず条件の良い会社に入っておけばOKという考えでした。

しかし、今は市場の変化が早くなり、会社の寿命が人の寿命よりも圧倒的に短くなっています。

そのため、入社したら一生その会社にいるというマインドではなく、自分のやりたいことを実現できる会社を転々としキャリアアップしていくというマインドが必要になります。

企業の情報サイトで目先の条件に踊らされるのでなく、大事なこと・得意なこと・好きなことの3つを決めてから会社選びをしましょう。

自己分析で出てくる言葉を整理しよう

ここからは自己分析で出てくるたくさんの用語を解説します。

整理することで思考がシンプルになり、やりたいことをはっきりさせることができます。

何度もお伝えしている通り、自己分析で出でてくる用語は、最終的には、大事なこと、得意なこと、好きなことの3つに分類されるか、その組み合わせで表現することができます。

よく出てくる用語が、3つの要素のどこに含まれるものなのかを理解して、自己分析をやりやすくしていきましょう。

「大事なこと」に関する自己分析の用語

まずは「大事なこと」に関する用語です。

自己分析では、

  • 価値観
  • 人生の軸
  • ミッション
  • 使命
  • 人生の目的
  • ビジョン

などの用語が、大事なこととほぼ同義の言葉として出てきます。

僕の書籍や、提供している自己理解プログラムというサービスの中では、特に「価値観」という言葉をよく使用します。

もちろん、「大事なこと=価値観」と捉えてもらってOKです。

そもそも価値観は、こんな風に生きたいと心から思えるような人生の方向性のことです。

例えば、成長し続けたい、自由に生きたい、夢中に生きたいなどがあります。

価値観に即した仕事を選ぶことができれば、あなたはお金以外にも、働く意義や理由を見出すことが出来ます。

僕の場合、自分自身が夢中になって生きていたいという価値観を持っています。

だからこそ、自然と「夢中になれるものがなくてモヤモヤしている人の手助けをしたい」という気持ちになります。

これが僕が働いている意味です。

これが企業になれば、ミッションと呼ばれるものになります。

このように、「大事なこと=価値観」を自己分析すれば、なぜその仕事をするのか…という悩みの答えが明確になります。

下記の記事では、価値観を導き出す具体的な方法をご紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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ビジョン・夢

自己分析はもちろん、企業理念などを調べていても、ビジョンという言葉がよくでてきますね。

ビジョンは、簡単に言うと夢のようなものです。

そして、このビジョンも実は3要素から考え出すことが出来ます。

なぜなら、ビジョンは、価値観の延長線上にあるものだからです。

例えば、僕の場合は夢中という価値観を持っています。

それが社会に向いた時に、夢中な人を増やすということが仕事の目的となります。

その仕事の目的を達成した先にあるゴールが、ビジョンや夢です。

僕の場合は、自己理解が国語や算数のように普及して、みんながやりたいことで夢中に生きられている状態を夢見て、仕事をしています。

このように、ビジョンや夢は価値観から生まれます。

得意なこと・才能

次に得意なことや才能について説明します。

関連する長所・短所・性格・強みについてもまとめて説明しますね。

まず、得意なことや才能とは自然とできることです。

得意なこと(才能)の例
  • 人の気持ちを考える
  • 人と競争する
  • 情報を集める
  • 深く考える
  • 分析する
  • チームワークを高める
  • 慎重に進める
  • 未来を考える

などなど…

自己分析をするうえで大事なのは、下記の2点です。

得意なことを自己分析する時のポイント
  • 人より優れていることを探してはいけない
  • スキルや知識を重視してはいけない

これは多くの人が間違うポイントで、自己分析がうまく出来ない大きな原因の一つです。

得意なことの定義は、「あなたが自然とできること」です。

多くの人は、他人より優れていることを探そうとして「自分には得意なことがない」と勘違いし、仕事につながる自己分析ができません。

また、スキルや知識と、得意なことを混同している方もよく見かけます。

スキルや知識は後天的に学ぶことによってできることです。

例えば、プログラミング・英語・動画編集などがあります。

スキルや知識は、そもそも時代によって使えなくなるものですし、身につけても本質的に得意なことでなければ「続けていくと苦痛」になっていきます。

ブログを始めたけど、書くのが辛い…などの話はよく耳にしますね。

このように、得意なことも、正しく自己分析をしないと、間違った仕事選びをしてしまうことになります。

得意なことについても、下記の記事で徹底的に解説しているので、「自分の得意なことがわからない」という方はぜひチェックしてみて下さい。

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長所・短所

得意なことと長所・短所の関係性についても解説します。

例えば得意なことや才能が慎重である人についてです。

短所としてとらえた場合、仕事が遅いとなります。

一方、長所として考えると、ミスをしないとなります。

この長所と短所を分ける要因が、環境です。

慎重な人がスピードが求められる職場で働いていると、仕事が遅いため評価されません。

このような職場ではなく、正確さが求められる職場で働けば、慎重であることが長所として褒められることになります。

このように自分の得意なことを長所にできる環境で仕事をすることをおすすめします。

才能と性格の違い

よく言われる性格とは一体どのようなことを指すのでしょうか。

才能と性格を比較して解説します。

性格とは自然にできることで、才能とは自然とできることの中でも成果を出すために使えるものです。

関係性としては、性格の中の1つの要素として才能が含まれていることになります。

仕事に使える才能を見つける方法としては、「ストレングスファインダー」がおすすめです。

本を読んで自分がどのようなことが得意なのかを診断してみてください。

好きなことや情熱

最後に好きなことや情熱について紹介します。

好きなことや情熱とは、興味があってもっと知りたいと感じることです。

好きなことを仕事にすれば、ただ関わっているだけで面白いと感じるので、「こんなに楽しいのに本当に仕事でいいの?」と思うこともあるでしょう。

また、好きなことに対して知的好奇心によって「どうやったら上手くいくだろう」などの疑問が沸いてくることも多いです。

自己分析で好きなことを見つけると、就職したい業界がわかるようになります。

好きなことに近い言葉として興味があります。

興味とは、好きなことになる前の芽です。

「少し面白そうだな」「試してみたいな」と思えることが興味となり、時間をかけることによって好きなことや情熱に育っていきます。

ここで注意しておきたいのは、自分が興味を持ったレベルと既に情熱を持って取り組んでいる人のレベルを比較しないことです。

「自分よりもすごい人がもういるから」「今からがんばっても遅い」などと自己否定をせずに、誰でも最初は興味レベルから始まるということを忘れずにチャレンジしてください。

僕自身も自己理解について最初は「これだ!」というほどの衝撃はありませんでした。

学んで詳しくなり、人に伝えたり感謝されたりするようになってから、「これが僕の好きなことなんだ」と実感するようになりました。

あなたが仕事にする好きなことを明確にするために、下記の記事で詳しく解説しています。

こちらも是非参考にしてみてくださいね。

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自己分析はたった3つのポイントを抑えるだけ!

今回の結論は、自己分析をする時は大事なこと・得意なこと・好きなことの3つを順番に見つけましょう。

就職活動や転職活動の時にこの3つを見つけておくだけで、どの業界・職種・会社に入ればいいのかわかるようになり、無敵です。

なぜなら思考が整理されて、自分のやりたいことが明確になり、言葉に力が乗り説得力が増すからです。

自己分析をやらないことはもちろんダメですが、じっくりと向き合いすぎてもダメなので、この3つのステップで効率的に終わらせてください。

大切なのは自己分析が終わった後に何を実現するかです。

また、自己分析をしてやりたいことを見つけた人は、今後の人生で本当に必要なことだけに力を集中させ、大きな成果を得ることができます。

一方、やりたいことがわからず人の言葉に流され続ける人は、どこに力を発揮していいかわからずに中途半端な結果で終わってしまいがちです。

ぜひこの記事を読んだ皆さんは、自分のやりたいことに夢中になれる人生を送れるように自己分析をしてみてください。

この3要素を使った自己分析を実際にやってみたいという方は、ぜひ下記の記事を読みながら挑戦してみてくださいね。

ぜひこちらに取り組んで、自己分析を終わらせましょう!

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