「働く意味」「何のために働くのか」を見つける10の質問
こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、あなたの「働く意味」を見つけるための、10の質問をご紹介します。
あなたも、下記のようなお悩みに心当たりがありませんか?
この記事では、あなたの働く意味がわからないというモヤモヤに終止符を打ちます。
この記事は3つの内容で構成されています。
この記事を読み終わった時には、「自分がなぜ働くのか」という答えに確信を持ち、モチベーションが溢れた状態になることができます。
そして、働く意味に確信を持てれば、他の人よりも圧倒的に有利な人生を生きることができるようになります。
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では本題に入りましょう。
まずは、みなさんに質問です!
まずは、下記の図の質問を考えてみてください。
「働く意味に確信が持てていない人」と、「確信があり、やる気に溢れ、一直線に進んでいる人」では、当然、後者の方が成果が出ますよね。
実は研究でも、このように「自分がなぜ働くのか」という問いに、確信のある答えを持っている人の方が、収入や貯金が多いことが、証明されています。
これは、僕の体験からも自信を持ってお伝えできます。
僕は、元々ブロガーとして活動していました。
しかし、ある時から、お金以外に働く意味がわからなくなってしまい、最終的には、うつ状態になってしまいました。
この時は、「ラーメンを食べても味がしない」くらい落ち込んでいた事を覚えています。
僕自身、そんな状態から、自己理解を学び、質問に答えながら、働く意味を探していきました。
考えていった結果、僕は「夢中に生きられる人を増やすことが、自分の働く意味だ」と確信しました。
それを突き詰めたことで、うつ状態から徐々にモチベーションが高まっていき、今では世界累計40万部突破のベストセラー本の著者になることができました。
そして僕だけじゃなく、僕が代表を務めている自己理解プログラムの受講生も、98%の方が働く意味に確信を持って夢中に前進して、大きな成果を生み出す人生を歩み始めています。
もしあなたが、下記に当てはまるなら、この記事の内容は、必ずお役に立ちます。
この記事を見終わった時には、自分が働く理由に確信を持ち、やる気に溢れていることに驚くでしょう。
この記事では、誰にでも簡単に10質問に答えられるように、たくさんの具体例を出して、考えやすい工夫を盛り込んでいます。
読んでいくだけでも、きっとお役に立つので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
※この記事の内容は動画でも解説しています。同じ内容を解説しているので、お好みの方をご覧ください。
この記事では、10の質問に答える前に、理解しておきたい大事なポイントからお伝えしていきます。
では、次の項目から、本編に入ります。
早く質問に答えたいという方は、下記目次の「03|働く意味・何のために働くのか?がわかる、10の質問」をクリックして、該当箇所までジャンプしてくださいね。
「働く意味」探しを妨げる2つの間違い
まず最初に、皆さんの頭から「働く意味」に関連する2つの間違いを取り除くことから始めましょう。
働く意味が見出せなかったり、何のために働いているかわからないという人は、下記の2つ点を間違えていることが多いです。
- 人間には共通の働く意味があると思っている
- 「人のため」に働かなければならないと思っている
結論から言うと、上記の2つは間違いです。
この勘違いを解かなければ、あなたの働く意味を明確にできないので、まずは一つずつご説明していきます。
間違い①「人間には、共通の働く意味がある」と思っている
結論から言うと、人間には、共通の働く意味は存在しません。
つまり、”自分なりの”働く意味を見出さなければいけないということです。
これは考えてみれば簡単にわかります。
皆さんは100年後には死んでいる可能性が高いですよね。
そしてさらに長い時間が経てば、いずれ人類は絶滅するでしょう。
そしてさらに時間が経って、いつかは地球も消えるでしょう。
その時には、僕たちが生きているうちにおこなったこと、それら全ては消えてしまいます。
つまり無になってしまうということです。
ちょっと極論のように聞こえるかもしれませんが、長い時間が経てば必ずそうなります。
僕も中学生の時に、夜のベッドの上でこの事実に気づいて、「自分の命に意味はないのか」と怖くなったことがありました。
ですが、やはり人間が生きることに、誰かが設定してくれた目的・目標・意味などはないんですよね。
しかし、人間である以上、必ず物事に意味を求めてしまいます。
「ただ生きて死ぬだけです」と言われても納得できないんですね。
実際に、学術的な研究でも、自分の人生の目的を明確に意識している人ほど、幸せに生きられることが分かっています。
つまり、「人類には、共通した生きる意味、働く意味も存在していない」けれど「人間は、働く意味があると幸せを感じられる。つまり働く意味は必要。」ということがわかります。
僕はこの事実を、とても素晴らしい事だと認識しています。
なぜなら、
- 何のために働くのか
- 何のために生きるのか
という目的を、自分が都合よく設定できるということだからです。
人間には意志があり、「自分はこのために生きる」と決めることができるんです。
例えば僕は、「夢中に生きられる人を増やすために働く」と自分の働く意味を決めて、その実現のために仕事をしています。
この働く意味は、あなたの「価値観」を明確にすることで、決めることができるようになります。
価値観とは、「あなたが価値を認めて大事にしたいと思っているもの」です。
例えば、僕は”夢中”という価値観を大事にしています。
何かに没頭している時こそが、自分にとって最高に幸せで価値がある時間だと思っているということです。
価値観の種類は他にもたくさんあります。例えばこれらは全て価値観です。
もっと理解していただくために、一つ質問があります。
あなたが行動できたりモチベーションが上がるのは、どんな時でしょうか?
例えば僕の場合は、新しい体験に対してはワクワクして、ものすごいモチベーションが上がります。
僕の場合は、大事にしている価値観の一つに”好奇心”があります。
だから、新しい体験に対してはワクワクして、ものすごくモチベーションが湧いてきます。
あわせて、別の方の例をご紹介します。
このように、僕たちは、価値観が満たされる時に、内側からエネルギーが湧いてきます。
働く意味と、価値観の関係
価値観は、自分が価値を感じているもの。
だからこそ人は、自分と関わってくれている人たちにも、その価値観を自然と広めたいと感じます。
つまり、価値観は自然とおすすめしたくなるという特性があるわけですね。
例えば僕は、”夢中”こそ最高に幸せな状態だと感じています。
だから僕は、周りの人に夢中な状態で生きてもらいたいです。
そして夢中に生きられる人を増やすことを、働く意味として定めています。
そのために記事や動画を通じて、皆さんにメッセージを伝えたり、自己理解プログラムという自分を理解するためのサービスを提供しています。
ちなみに、「働く意味」以外にも「使命」や「ミッション」などの言葉もありますが、これらも同義だと捉えてもらってOKです。
結局のところ、やることはシンプルです。
この先の10の質問に答えることで、価値観がわかるようになっていきます。
そして、働く意味がわかれば、モチベーションに悩むことなく、自分がやっている仕事を全力で広めていくことができます。
ぜひこの記事で、自分だけの働く意味を見つけ出してください。
間違い②「人のために働かなければいけない」と思っている
働く意味を探すのが難しいと感じる方に多いのが、「自分は自己中な人間なので、働く意味なんて見つからない」というケースです。
結論を述べると、この考え方は根本的に間違っています。
働く意味を見つける時、”人のために”という気持ちは一切不要です。
その代わりに、「自己中にできるおせっかい」を探してください。
これが、何のために働くかという意味を、明確にするための方法です。
これだけだとよくわからないと思いますが、わかりやすく解説していきますので、ご安心ください。
まずは、「人のために働く」という考え方が良くない理由をお伝えします。
この考え方が良くないのは、自己犠牲と呼ばれる、自分が辛い働き方になってしまうところです。
「人のために働く」と言うと、とても聞こえがいいですし、優しくていい人のように思います。
ですが、これは長続きしません。
例えば、僕のところに相談に来てくれた看護師さんが、こんな悩みを教えてくれました。
「患者さんから感謝されるのは嬉しいんだけど、自分がもうこの仕事がしんどくて続けられそうにない」
このような話は、看護師だけではなく、色んな職業の方からよく聞きます。
ここからわかるのは、「人から感謝される人のためになっていることでも、自分が辛ければ続けることができない」という当たり前の事実です。
このように、自分が辛い働き方を、自己犠牲と言います。
上図のように真ん中(自分)がポッカリと開いている、”ドーナツのような働き方”です。
こんな働き方が続けられるのは長くても3年です。
このような例は、完全に間違った利他的行動です。
ではどうすればいいんでしょうか。
「人のため」と考えなくてもできてしまう、”おせっかい”を探そう
結論としては、人のためという気持ちは不要です。
その代わり、人のためなどを考えていないのに出来る、”おせっかい”を探してください。
おせっかいとは、人のためなんて考えなくても勝手にやってしまうくらい自分にとって自然なことです。
例えば僕の場合は、モヤモヤしている人がいたら、思考のモヤモヤをほどいてあげて、夢中に前進できるようにしてあげたくなります。
これは、喜ばせたいからやっている、頼まれたからやっている、というものではなく、自分がやりたいからやっている行為です。
だから、やっている時に、自分も満たされます。
そして役に立つことができれば、相手も満たされます。
これが、先ほどのドーナツのような自己犠牲の働き方ではなく、自分も相手も満たされる働き方です。
人は、自分が大事にしている価値観を満たせていない人がいる時、おせっかいをしたくなります。
価値観とは自分が価値を感じているもの。
だからこそ、その価値観を満たせてない人がいた時に、居ても立ってもいられなくなってしまうんですね。
例えるなら、満タンになった自分の心のコップが溢れて、周りに水が行き渡っていくような状態です。
このように、自分が本気で大事だと思っていることであれば、それを自然と広めることができます。
そこに「人のため」なんて気持ちは一切ありません。
「ただ自分がやりたいからやっている」という自然体の状態で働くことができるようになります。
よく、営業をしている人から「自分が売っている商品を好きになれないから、売っていて辛い」という話を耳にすることがあります。
ですが、もし自分が本気で大事だと思っている、価値観に沿ったものならば、そんな気持ちになることはありません。
また、自分が本気で大事だと思っているからこそ、あなたもそれを広げることに本気になれます。
もちろん、本気になれば、嫌々やっている時よりも、結果も勝手に出てきます。
まとめると、下記のとおりです。
自己犠牲にならず、続けていくためにも、自分を満たすためにも、自分が大事にしている価値観に沿って、”おせっかいで働く”状態を目指しましょう。
働く意味に確信を持つ方法
働く意味について考えていても、自分で出した答えに確信が持てないと、一歩を踏み出すのが怖くなってしまいますよね。
ではどうすれば、働く意味や、何のために働くのかという問いの答えに、確信を持つことができるんでしょうか。
結論を言うと、「複数の質問に答えて、共通するものを見つけること」で確信を持つことができます。
出している答えが、1つの経験にしか基づいていないものだとしたら、上図の一輪車の絵のように、不安定で、すぐに揺らいでしまいます。
実際にこういう状態だと、影響力の強いインフルエンサーの言葉や、有名人の言葉を聞いた時に、「そっちの方が正しいのかも!」とすぐに気持ちが揺らいでしまいます。
まさに、一輪車が風で倒されるようなものですね。
逆に、確信を持てている人は、「働く意味」に対して、複数の経験を根拠として、しっかりと支えることができている人です。
上図でいうと、右の自動車のような状態ですね。
例えば僕の場合、下図のように「夢中」という働く意味を、複数の経験で支えています。
上図の右側のように、4つの経験すべてに「迷いやモヤモヤを感じている人に、夢中になって能力を発揮してもらいたい」という共通点があると気づいてから、確信が持てるようになりました。
これが働く意味を確信している状態です。
この記事では、いくつもの経験を思い出してもらうために、10個の質問を用意しています。
働く意味は、あなたのこの先の人生を導くコンパスになります。
この先の人生で進むべき道が明確になるように、ぜひ複数の質問に答えていきましょう。
働く意味・何のために働くのか?がわかる、10の質問
まずはしっかり土台となる前提知識を理解していただきました。
ここまで見ていただいた方は、焦らずしっかりと本質から学ばれる姿勢が本当に素晴らしいです。
本質から学ぼうとする方は、最初は時間がかかるんですけど、最終的には自分を必ずはっきりと理解できるようになります。
「なぜ働くのか」という疑問に答えを出すことで、自分の人生を自分で決断し、自信を持って突き進めるようになりましょう。
これで質問に答える準備が整いました。
ここから働く意味を見つける10の質問に入っていきます。
【10の質問リスト】
※各質問をクリックすると詳しい解説が表示されます
- 質問①おせっかいしてしまうことは何ですか?
-
まずはこのシンプルな質問です。
改めてご説明すると、人がおせっかいしたくなるのは、「自分が大事にしている価値観を満たせていない人がいる時」でした。
そして、そのおせっかいしたくなるくらい大事にしている価値観を広めることが、あなたの働く意味にもなります。
具体例を説明しますね。
例えば、僕の場合は小学校の頃、自由帳の上にゲームを作って友達に遊んでもらっていました。
頼まれてもいないのに「どうすれば、夢中になって遊んでもらえるゲームになるだろう」と、勝手に考えてました。
ここから僕が働く意味は、「夢中な人を増やす」ためということがわかります。
他の方の例もご紹介しましょう。
もしかすると「おせっかいしたこと」と聞かれても、なかなか思いつかない人もいるかもしれません。
なので、この質問を考える時のポイントを説明します。
今、仕事に行きたくないと感じている人も、過去には必ず「頼まれてもいないのにおせっかいしたこと」があります。
もしも、そのおせっかいが、仕事になったらどうでしょうか。
やる気で悩むことなんて、人生でなくなりそうですよね。
自然と体が動いてしまう「働く意味」を見つけた先には、仕事をしたいとかしたくないなどのレベルではなく、仕事をついやってしまうという状態になります。
そうなった時に、人生からモチベーションの問題は消え去ります。
あなたにも、ぜひそうなってほしいので、ぜひこの質問について考えてみてください。
- 質問②あなたが周りの人に貢献するために、自然とできることは何ですか?
-
わかりにくいと思うので、まずは具体例からご紹介しましょう。
僕の場合、僕は「情報を整理してあげること」が自然とできることです。
例えば、僕の妻が何かを決めるのに迷っている時に、自然に「選択肢・メリット・デメリット」を書き出して、一緒に考えてしまいます。
ここで、改めて、「何のために、わざわざ情報を整理してあげてるんだろう」と考えてみます。
僕が気づいたのは、「無意識のうちに、相手にモヤモヤから解放された状態になってほしいと思っている」ということです。
つまり、僕は、人をモヤモヤから解放するのが、頑張らなくても自然とやってしまうことです。
そして、これが僕の働く理由なんですね。
僕は「モヤモヤした状態」「シンプルじゃない状態」が、本当に嫌いです。
なので、他の人がそんな状態になっていたら、解決したくなってしまいます。
自然とできることから、働く意味を見つける方法のイメージがついたでしょうか。
参考になると思うので、他の方の例もご紹介します。
このように、人には、誰かに貢献しようとする時、自然とできる事をやっていることがあります。
そして、あなたが自然とできることの先には、無意識に目的があります。
その目的こそが、あなたが「何のために働くのか」という疑問の答えになります。
この質問にも、回答のコツがあるので、ご紹介しておきましょう。
考えるときは、下記のステップを意識してみてください。
- 質問③あなたが悪口を言いたくなったり、不満を感じるのはどんなことですか?
-
あなたが悪口を言いたくなるのは、頭の中に理想があるのに、それが実現されていない現状に不満がある時です。
例えば僕の場合は、タクシーの運転手さんの運転が下手だった時、不満を感じ、悪口を言いたくなってしまいます。
なぜかというと、僕の理想として、タクシーの運転手さんは、プロとして、上手い運転をしてほしいというものがあるからです。
もっと言うと、「全ての仕事に就く人は、その仕事を心からやりたいと思っているプロフェッショナルであって欲しい」と考えています。
もしその人がその仕事を、本当にやりたいと思っていれば、自然と上達するはずです。
けれど現実としてそうではないことに、不満を感じてしまいます。
そこから僕は、「全ての人が本当にやりたいことを仕事にしてほしい」という理想を持っていることがわかります。
なので、僕の働く理由は、「本当にやりたいことで生きられる人を増やすこと」だとわかります。
他の例もご紹介しましょう。
皆さんも今まで、悪口や不満は、完全にネガティブなものだと思っていたかもしれません。
ですが、そこには、あなたの中に理想があり、その理想を実現することとして、あなたの働く理由を見つけられるという良い点もあります。
これからは不満や悪口だけで終わるのではなく、自分の理想を実現するための一歩を踏み出しましょう。
それこそが、あなたの体が自然と動いてしまうような仕事になります。
そして、「働く意味を実感しながら生きられる」という事にもつながります。
ぜひあなたも、この記事で、働く意味を見つけ出してください。
- 質問④あなたが社会に対して「憤り」を感じることは何ですか?
-
あなたが、憤りを感じていることは、「それを変えたいという想いがあること」です。
誰にも頼まれていないのに勝手に憤りを感じている。
それこそが、あなたが人のためなど考えなくても、おせっかい精神で動ける、「働く意味」になるのです。
具体例で説明します。
僕が憤りを感じるのは、わかりづらい行政の手続きです。
「もっとシンプルにしてくれよ!」といつも思っています。
なぜなら、そんな手続きに時間を取られず、やりたいことに使う時間を最大化したいからです。
つまり、夢中に生きたいから。
ここからも、僕は「夢中に生きられる人を増やす」という働く意味を持っていることがわかります。
他の例もご紹介します。
この質問の回答のポイントは、下記の3ステップで考えることです。
あなたが感じている「憤り」を、そのままにしておくのは本当にもったいないです。
せっかくなら、あなたがもっているその憤りのエネルギーを、外の世界を変えるために使いましょう。
- 質問⑤「自分は、どんな影響を周りの人に与えていると思う?」と周りの人に聞いてみてください。どんな答えが返ってきますか?
-
「自分が働く意味について考えるのに、他の人に聞くんですか?」と思った方もいるかもしれません。
ですが、この方法はとても有効です。
なぜなら、周りの人から見ると、あなたがおせっかいをしたいと感じていることは、とてもわかりやすいからです。
その結果、周りの人たちは、あなたが与えたいと感じている価値や影響に気づいています。
僕も実際に、友達に「自分ってどんな影響を周りの人に与えてると思う?」と聞いていました。
回答として「自分の好きなように生きろ」という影響を与えていると言われました。
これを聞いて、僕自身も、「確かにそれはあるな」と思いました。
僕は、仕事が嫌だと言ってる人を見ると、「じゃあやめればいいじゃん」と口癖のように言っています。
そして、この口癖で、何人も独立させてきました。
つまり、僕は「他人を自由にさせること」が働く意味の一つにありそうです。
そして、やはり近くにいる一緒に働いてるメンバーにも、自由でいてほしいと強く思っています。
なので、僕が経営する会社でも、フルリモートで好きな場所で働ける環境を作っています。
その結果、チームメンバーの徳田さんという方は、なんと家族でハワイに移住しました。
この記事を見ている皆さんも含めて、どんどん周りの人に自由になってほしいなと思っています。
自由を愛する人はぜひ一緒に働きましょう。
他の例もご紹介します。
周りの人に聞いてみることで、ここまで答えてきた自分の回答にも、納得感が持てるようになります。
例えば、自分は「人を自由にしたい」と思っていたとして、他人からも同じように見えているという事実を教えてもらったら、より確信が持てるようになりますよね。
この記事の読んでくださっている方の中には、今の時点では「明日からの仕事のやる気が出ない」と思っている人もいるでしょう。
しかし、この質問に答えながら、「なぜ自分は働くのか」という問いの答えに、確信を持つことができれば、その状況は変わります。
日々、ワクワクするというポジティブな感情で目を覚ますことができるようになりますので、ぜひそんな人生を生きましょう。
- 質問⑥これまでで最高の上司は誰ですか?(先生や先輩でもOK)
-
あなたにも、「この人と出会えてよかった」「この人はすごい上司だった」と思う、尊敬してる人がいると思います。
では、なぜ尊敬という感情を抱いているのでしょうか。
それは多くの場合、”その人から良い影響を受けたから”です。
そして、自分が受けた影響は、別の人にも届けたいと感じるので、あなたの働く意味になる可能性が高いんです。
人は、自分の価値観に沿っていないものを与えられても、喜んだり、相手を尊敬したりすることはありません。
例えば、自由を欲しがっていない人に、自由を与えようとしても迷惑だと感じるはずですよね。
つまり、あなたが尊敬している上司は、あなたの価値観を満たしてくれた人なんです。
そして、同じ価値観を他の人にも満たしてあげるのが、あなたの役割になるんです。
具体例を説明します。
僕は会社に就職したことがないので、上司ではなく最も尊敬している先生について、考えました。
小学校2年生のときの担任の先生だったのですが、その人はとにかく「自分の意見を言え」と、意見を戦わせて、本音でぶつかることを強制してくる先生でした。
僕にとって、その先生の影響はとても大きく、「思っていることを言う」「本音で生きる」という価値観を学びました。
僕が学んだように、周りの人には、「もっと自分に正直に生きた方がいいよ」「やりたいことは全部やった方がいいよ」と伝えたいと強く思っています。
だから僕は、好きなことをやった先にある”夢中”を届けることを働く意味に定めています。
他の方の例もご紹介しましょう。
あなたが尊敬する人から与えられた価値観を、次は他の人に与えていきましょう。
それこそが、あなたの働く理由になるんです。
- 質問⑦子供を育てたり、他人を指導するときに、伝えたいのはどんな行動で、伝えたくないのはどんな行動ですか?
-
あなたが伝えたいと思うことは、あなたが大事にしている価値観であることがほとんどです。
それは、誰から頼まれたことでもなく、あなたの内側から溢れてくるメッセージです。
それこそが、自分を満たしながら、人も喜ばせられる、あなたの働く意味になります。
例えば、「人にされて嫌なことは、やっちゃいけません」という言葉を伝えたい人は、”思いやり”という価値観を持っているかもしれません。
そして、「思いやりを持てる人を増やしたい」という気持ちも同時に持っているはずです。
例えば僕の場合、子供には、
- 「嫌な仕事を続けるとエネルギーを失うから、好きなことをやるといいよ」
- 「必ず、自分が輝ける役割が、この世界には存在しているよ」
というメッセージを伝えたいと思います。
ここから、”好奇心”や”個性を発揮させる”という働く意味が分かりました。
逆に、伝えたくないことも考えてみましょう。
伝えたくないメッセージの場合、その裏側にあなたの価値観があります。
考える時は、「こんなこと言ってる自分を想像したらゾッとする」と感じることであれば最高です。
僕の場合、こんな事を言っている自分がいたら、ゾッとします。
- 「今の社会は不安定なんだから、手に職をつけて、まずは安定した方がいいよ」
- 「仕事は、我慢するのが当たり前なんだから、贅沢なことは言わない」
伝えたくないメッセージの反対側には、”自立”や”自由”という価値観があることがわかります。
他の具体例も紹介します。
ぜひあなたも、この質問にトライしてみてください。
ここで見つけた働く意味は、あなたの人生を導くコンパスになります。
何のために働くのかという質問に答えを出すことで、自分が進む道を確信し、モチベーション高く生きられるようになってください。
- 質問⑧社会に対して「もっと〇〇だったらいいのに」と思うことは何ですか?
-
この質問で出てくるのは、誰から強制されたわけでもないのに、あなたが勝手に「もっとこうだったらいいのに」と思っている理想です。
そして、その理想の状態には、あなたの価値観が反映されています。
自分が大事にしてる価値観が、今の社会で大事にされてないことにモヤモヤしているからこそ、もっとこうだったら良いのにと思ってしまうためです。
それは、あなたの社会に対する「壮大なおせっかい」であり、あなたが働く意味になるんですね。
例えば、僕の場合は「小学校から、それぞれの好きなことを学べる教育の仕組み」があったらいいのにと思っています。
ここから”好奇心に従って生きられる人を増やす”という働く意味が分かります。
他の方の例をご紹介します。
働く意味を見つけるために、この質問を考えることは、本当におすすめです。
なぜなら、この質問に回答して出てきた理想を実現することが、そのままあなたの仕事での目標にもなるからです。
例えば、僕の場合は、「国語・算数・理科・社会・自己理解」というくらい、自己理解を普及させることを目標に掲げています。
他の教科と同じくらい、自分を知って、自分の好きなことに時間をかけることが当たり前になれば最高だと考えて仕事をしています。
皆さんの内側にも、理想の社会像が必ず眠っています。
それを言語化することで、ぜひこの先の人生を夢中に生きていきましょう。
- 質問⑨今の社会には何が足りないと思いますか?
-
一つ前の質問では「もっとこうなったら良いのに」という理想を考えてもらいました。
今回は、現実に目を向けて、足りないものを考えてみてください。
そして、その足りないものを埋めることが、あなたの働く意味になっていきます。
「誰でもだいたい同じ答えになりそう」と思う方も多いのですが、実際に聞いてみるとそうではありません。
人の価値観は、それぞれ驚くほど違っているため、この質問の回答も人によってかなり違いがあります。
なのでこの質問で、あなただけの働く理由を見つけ出してください。
また、ここで考える答えは、今後の仕事の軸としても活用することができます。
例えば、面接でその働く理由を入りたい会社にぶつければ、あなたの思いは伝わりますし、面接で通過できる確率も非常に高まります。
例えば、僕の場合、「何でみんな、こんな嫌々働いてるんだろう」という疑問を感じます。
もっと「自分の本当にやりたいこと」に目を向けて、仕事にしていけばいいのにと思いますし、「それは全然難しくないのに」とも感じています。
つまり僕が社会に足りてないと感じるのは、「夢中に生きること」です。
もっと自分の人生に夢中になる人が増えたらいいなと、強く感じていて、実際にそれを働く意味に定めています。
他の方の例をご紹介しましょう。
この例からも、社会に足りないと思うものは、人それぞれかなり違っていることが分かりますね。
僕は、ぜひあなたに、「社会に足りないと思っていることを埋める活動」をしてほしいと思っています。
なぜなら、それが、あなたという人間の、この社会における役割だと思っているからです。
ぜひあなたの価値観を、もっと社会に広げてください。
- 質問⑩これまでの人生で許せないことは何ですか?
-
自分の怒りを分析したことがある人は、少ないのではないかと思います。
怒りは、自分の大事なものが侵害されそうな時に出てくる感情であり、とても大事なものです。
つまり、怒りという感情を深掘りすることで、侵害されたくなかった、あなたの価値観を見つけることができます。
ここで過去を許せなかったことを振り返って、”価値観”と”働く意味”を見つけましょう。
僕の場合に怒りを感じたのは、小学校5年生のときの先生に対してです。
その先生は、クラスにいた引っ込み思案の女の子が、授業中に大きな声で音読ができなかったことに対して、「やればできるでしょ」「努力が足りない」などと大声で責め続けていたのです。
僕は、その光景を見ていて、すごく怒りを感じたことを、今でも覚えています。
本来、大きな声を出すことなどが苦手なのであれば、無理に頑張る必要はないと思います。
そんなことで自信を失う必要なんてないと思うんです。
ここから僕は”個性を大事にする”という価値観を持っていることがわかります。
そして「個性が大事にされる社会を作る」という働く意味を持っていることも分かります。
その他の具体例も紹介しておきましょう。
考える際のポイントがあるので、ご紹介しておきます。
怒りはものすごく強いエネルギーなことが皆さんにも分かりますよね。
強いがゆえに、多くの方は、怒りのエネルギーをうまく使えていません。
怒りを現状を変えるエネルギーとして使うことができれば、人生は激変します。
僕の場合は、今後、小学5年生の時のクラスの女の子のような人を増やさないために、誰の個性も否定されない世界を作ろうと、今の仕事をやっています。
皆さんも、ぜひ自分の価値観に沿った仕事をしてください。
そうすれば、溢れ出てきたモチベーションで、人に貢献できる生き方ができるようになります。
まとめ:出てきた答えから共通点を探してみよう
沢山の質問への回答、お疲れ様でした。
実際にやってみた方は、最後に、出てきた質問の答えを並べてみてください。
そこには、なにか共通点があるはずです。
例えば僕は、
- 自由に生きてほしい
- 好奇心を持って生きられる人を増やす
- 夢中に生きられる人を増やす
などの回答が出てきました。
この共通点として、「自由に好奇心を持って夢中に生きられる人を増やす」という働く意味が見えてきます。
あなたも同じように出てきたキーワードを並べて、自分の働く意味を見つけ出してみてください。
ここまでワークをやってみた人は、確実に、自信を持って生きるための第一歩を踏み出しています。
中には、まだ何のために働くのか、確信が持てない人もいるかもしれません。
でも、この記事を最後まで見てくれているということは、自分らしく生きたいという気持ちがあるということだと思います。
そんな人は、時間がかかっても、必ず自分の本当にやりたいことで生きられるようになるので、安心してください。
最初は、このサイトを見て、「ちょっと自分と向き合ってみようかな」というくらいでもいいんです。
それが、確実に自分らしく生きるための一歩であることは間違いありません。
そして、僕がお伝えしたことが、一つでも皆さんの役に立てばめちゃくちゃ嬉しいです。
絶対に、やりたいことで夢中に生きられるようになるので、ぜひ自分を信じてください。
また、僕の公式LINEでは、『「働く意味」が一撃でわかる10の質問図解シート』も無料配布していますので、ぜひダウンロードして、得意なこと探しに役立ててくださいね!