好きなこと

専門家が教える!「自分の好きなことがわからない」を解消する30の質問

jikorikaiadmin

こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。

今回の記事では、自己理解の専門家である僕が、「自分の好きなことがわからない」というお悩みを一撃で解決する、30の質問をご紹介します。

この記事は、こんな人におすすめ!
  • 好きなことがわからない
  • 仕事にしたい好きなことなんて無い
  • 好きなことがいくつかあるけど、どれが本当に好きなことかわからない

これらのお悩みに対して、解決のヒントになる考え方と、好きなことを見つけるための30の質問を紹介します!

この記事で紹介する質問は、集中すれば1日で答えることができます。

また、具体的な回答例を100個以上も紹介しています。

答えられるか自信がない…という方も、見るだけで「あ、これ自分の好きなことかも」と、気付きがあるように作っています。

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仕事に関する悩みは、一人で解決するのがとても難しいものです。

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では本題に入りましょう。

僕は、自己理解を専門に仕事をしていますが、好きなことがわからないという方は、非常に多いです。

また、僕自身も”自己理解”という好きなことに確信を持つ前は、何かに手を付けては辞める…を繰り返していました。

みなさんも一度は、「好きなことをやってみたけど、なんかしっくり来なかったんだよね」という経験が、あるのではないでしょうか。

ただ、好きなことがわからないままにしておくと、「色々なことを、始めては辞める」ということを繰り返してしまいます。

そして、あっという間に時間を無駄にしてしまいます。

もし僕自身、好きなことに自信を持てていなかったら、今も人生に迷い続けていたと思います。

このように、好きなことが見つからないのは、自分らしい人生を送る上で、大きな障害になってしまいます。

ですが、正直、好きなことがわからないことで時間を無駄にするのはもったいなさすぎる。なぜなら好きなことを見つけるのは簡単だからです!

今日この記事を読んで、好きなこと探しへの勘違いをなくし、30の質問への答えを考えて、あなたの好きなことがわからないというモヤモヤに終止符を打ちましょう。

これまで好きなことが見つからなかった人は、「そんな簡単に見つかるの?」と思うかもしれません。

ですが大丈夫!この記事では、好きなことに確信を持つために必要なことを、全てお伝えします。

よくあるこんな疑問にもお答えします!

記事内では、よくある下記のような疑問にもお答えします。

  • 好きなことって、例えばどんな具体例があるの?
  • 趣味にする好きなことと、仕事にする好きなことってどう違うの?
  • どうやったら好きなことに確信が持てるの?

記事を読めばこれらのお悩みも解消されるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

【この記事は、動画でも解説しています!】

もちろん、動画でも記事でも、同じように「好きなことを見つけられる方法」を解説していますので、お好みの方で楽しんでくださいね!

この記事では、30の質問に答える前に、理解しておきたい大事なポイントからお伝えしていきます。

では、早速本題に入りましょう!

早く質問に答えたいという方は、下記目次の「06|「自分の好きなことが分からない」を解消する30の質問」をクリックして、該当箇所までジャンプしてくださいね。

「自分の好きなこと」に対してはモチベーションが尽きない

もし好きなことに確信を持てれば、他の人よりも圧倒的に有利な人生を送ることができるようになります。

なぜなら、好きなことに対してはモチベーションが尽きないからです。

僕自身、好きなことに確信を持てるようになったおかげで、「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」という世界累計35万部のベストセラーを出版することができました。

さらに、僕だけではなく僕が代表を務めている自己理解プログラムの修了生も、98%の方が好きなことに確信を持って自分のワクワクすることを仕事にする人生を歩み始めています。

もし僕が、自己理解が好きじゃないのにお金を稼ぐために自己理解を仕事にしていたとしたら、今のような成果を出すことはできなかったはずです。

好きでもないのに、日々、大量に本を読んだりお金を払ってセミナーで勉強なんてしないでしょう。

同じお金払うなら…と考え、遊びや美味しいものに、お金を浪費してしまうと思います。

また時間の使い方も違うと思います。休日は学びよりも、ゴロゴロしながらSNSを見て時間を浪費しているでしょう。

あなたにも、目的もなくSNSを見続けてしまうという経験があるのではないでしょうか。

でもそんな生き方を望んでる人はいませんよね。

もし自分の好きなことを見つけて仕事にすれば、そんな生き方とは一切無縁になります。

「まず稼げる仕事をして、好きなことは後からやればいい」は、間違い!

ここで質問です。

皆さん「まずはお金が稼げる仕事をやって、好きなことは後からやればいい」こんな風に言っている人を見たことがないでしょうか。

ここで断言しますが、この考え方は間違っています。

少し考えてみてほしいんですが…

自分の好きじゃないことを嫌々やってお金が稼げるのであれば、好きなことならその10倍稼げると思いませんか?

僕が、自己理解を伝えることで、皆さんにして実現ほしい理想の働き方はこれです。

  1. 自分の好きなことを仕事にして、人に喜んでもらう。
  2. 喜んでもらって収入を得る。得た収入で、好きなことを勉強する。
  3. 好きなことにさらに詳しくなって、より人を喜ばせられるようになる。
  4. そしてもちろん収入も増える。感謝される量も増えていく。

みなさんにも、好きなことを見つけてもらって、ぜひこんなサイクルを実現してほしいと思っています。

自分を好きなことを見つけるための4つの内容

この記事は、好きなことを見つけるための内容を、4つに分割して構成しています。

  1. 正しい好きなことの定義と好きなことの例一覧
  2. 好きなこと探しを妨げる5つの間違い
  3. 好きなことを見つける質問に答えるときのコツ
  4. 好きなことを見つける30の質問

この4つです。

いきなり質問に答えたいという方もいるかと思いますが、「好きなことがない」「好きなことがわからない」という方は、そもそもの定義や探し方に勘違いがあることも多いです。

なので、上記の順番で理解していくのがおすすめです。

一度読めば理解できるので、ぜひ順番に見てみてくださいね。

好きなことの定義

まずは改めて、好きなことの正しい定義をここで説明します。

結論から言うと、好きなことの定義は「あなたが興味のある分野」です。

例えばこれらは全て好きなことです。

好きなことの具体例
  • ファッションに興味がある
  • 医療に興味がある
  • ロボットに興味がある
  • デザインに興味がある
  • コーチングに興味がある
  • 環境問題に興味がある
  • 教育に興味がある
  • 車に興味がある
  • 家族関係に興味がある

もちろん、好きなことの種類はまだまだあります。

「他にはどんな好きなことがあるんだろう?」と思う方は、下記のリストを参考にしてみてください。

【好きなこと100リスト】

LINEに登録してくれた方には、このリストに加えて、「好きなこと解説セミナー」の動画もプレゼントしていますので、ぜひご利用ください!

好きなことには、「興味」が湧きます。

例えば、好きな人や、好きな芸能人ができた時、「その人のことをもっと知りたい」と思うでしょう。

好きになった人のことは「興味が湧いてもっと知りたくなる」もの。

実は、「人に対しての好き」、と「自己理解における好き」は全く同じものです。

どちらもその対象に対して「興味」が湧きます。

そんな好きなことの特徴はその対象に対して「もっと知りたい」「もっと近づきたい」というモチベーションが湧くことです。

また、好きなことに対しては疑問が湧いてくるのもポイントです。

例えば、ファッションが好きな人は「どうすれば、もっとおしゃれになれるかな」と疑問が湧くでしょう。

ファッションが好きではない人は、そんな疑問が湧かないでしょう。

僕は自己理解が大好きなので、「なぜやりたいことが分からない人がいるんだろう」など自然と疑問が湧いてきます。

なので、好奇心を満たしながら、仕事をし続けることができています。

では、大事なポイントをまとめておきましょう!

「好きなことの定義」で大事なポイント
  • 好きなことの定義は「興味のある分野」
  • 好きなことには「もっと知りたい」「もっと近づきたい」と思う
  • 好きなことには、「疑問がわいてくる」

もちろん、皆さんも好きなことを見つけることで、好奇心に自由に従う生き方を手に入れることができます。

好きなことの定義を理解してもらったので、次は好きなことに関する5つの間違いについて解説していきましょう。

好きなこと探しを妨げる5つの間違い

好きなことで生きたいと思っている人はたくさんいるのに、実際に好きなことで生きている人は多くありませんよね。

これって不思議ではありませんか?

実は、好きなことで生きられない人が多いのは、下記の5つの間違いが根本原因になっています。

好きなこと探しを妨げる5つの間違い
  1. 「好き」と「得意」を間違えている
  2. 「好き」と「憧れ」を間違えている
  3. 「興味」と「情熱」を間違えている
  4. 「内発的な好き」と「外発的な好き」を間違えている
  5. 好きなことに「確信を持つ方法」を間違えている

この5つの間違いを信じたまま、好きなこと探しを進めても、本当の好きなことは見つかりません。

反対に言えば、この5つの間違いを取り除くだけで、好きなことが見つかってしまう人もいるくらいです。

それほど、この5つの間違いは強烈です。

さて皆さんは、5つのうちいくつの間違いに当てはまっているでしょうか。

この間違いをここで取り除けば、自分の人生を幸せにしてくれる好きなことを格段に見つけやすくなります。

では一緒に、一つずつ間違いを取り除いていきましょう!

間違い①「好き」と「得意」を間違えている

あなたは、好きなことと得意なことの違いを明確に説明できるでしょうか。

なんとなく分かる気がする人も多いと思いますが、実際は、両者の違いを正しく説明できる人は、ほとんどいません。

実は、この違いをハッキリと理解していないと、好きなことと得意なことが混同し、迷い続けることになってしまいます。

反対に、両者の違いを理解しておけば、これから自分と向き合う時に、「これは好きなこと」「これは得意なこと」と、明確に区別できるようになります。

今はわからなくても大丈夫!ここで答えを覚えていってくださいね!

「好き」と「得意」の違い
  • 「好きなこと」は名詞
  • 「得意なこと」は動詞

これが結論です。

「え!それだけ?」と思うかもしれませんので、具体例で詳しく説明しますね。

例えば、好きなこととは、医療ロボットデザインなど。

得意なことは、すぐ行動する、情報を集める、人と仲良くなる、などです。

両者を見れば、名詞と動詞になっていることがわかりますよね。

好きなことの定義はさきほど説明したので、得意なことの定義も説明しておきますね。

「得意なこと」の定義
  • ”自然と”できること

例えば、これらはすべて得意なことです。

「得意なこと」の具体例
  • ”人の気持ちを考える”ことが自然とできる
  • ”情報を集める”ことが自然とできる
  • ”深く考える”ことが自然とできる
  • ”分析する”ことが自然とできる
  • ”問題を根本解決する”ことが自然とできる
  • ”チームワークを高める”ことが自然とできる
  • ”慎重に進める”ことが自然とできる
  • ”未来を考える”ことが自然とできる

並べて見てみるとよく分かると思いますが、上記はすべて動詞ですよね。

改めて大事なポイントをまとめておきましょう。

大事なポイント
  • 好きなことと得意なことを区別せずに考えるのは間違い
  • 好きなことは名詞
  • 得意なことは動詞

これが好きなこと探しを妨げる間違いの1つ目です。

得意なことについては、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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では次にいきましょう。

間違い②「好き」と「憧れ」を間違えている

実は、得意なこと以外にも、好きなことと勘違いしてしまいやすいものがあります。

それは「憧れ」です。

憧れを好きなことと思い込んでしまうと、進む道を間違うだけではなく、好きなことをしているはずなのに全然楽しくないということになってしまうので要注意です。

経験がある方も多いのではないでしょうか。

好きと憧れの違いをシンプルに説明すると、好きとは興味がある状態、憧れとはイメージに惹かれている状態のことです。

「好き」と「憧れ」の違い
  • 「好き」は興味がある状態
  • 「憧れ」は”イメージ”に惹かれている状態

ここでお伝えしたいのは、憧れは仕事にしてはいけないということです。

逆に、興味のある好きなことは仕事にしてOKです。

では、なぜ憧れはダメなのかを詳しく説明しますね。

例えば、プログラミングに憧れている人とは、「プログラミングを学べば、どこでも自由に働けそうでいいよなぁ」と思っているような状態です。

この場合は仕事にしてはいけません。

なぜならイメージに惹かれているだけで、実際にプログラミングに興味があるかはわからないからです。

多くの場合は、これを実際に仕事にしても、興味が湧かずモチベーションを保つことが大変になります。

それってしんどそうですよね。

一方でプログラミングに興味があって好きな人は、プログラミングが面白い、プログラミングをもっと学びたいと感じている状態です。

その場合は仕事にしてOKです。

なぜならこの状態なら、仕事にすれば、勝手に興味が湧いて、自然とモチベーションが維持できるから

これなら憧れの場合と違って、楽しみを感じられるはずです。

ちなみになのですが…。

実は、上記の例で出した、憧れでプログラミングをやった人物は、昔の僕です。

当時の僕は、プログラミングを仕事にしようと思ってプログラミングスクールに通ったのですが、全く興味が湧かず学習を継続することができませんでした。

その時は、「お金を払ったんだし、好きなことのはずだからやらないと!」と頭では思っていたんですが…どうしてもモチベーションが湧いてきませんでした。

皆さんにも、似たような経験はありませんか?

しかし、これは僕や皆さんが悪いのではありません。

ただ仕事にしない方がいい憧れを追い求めてしまっていただけだからです。

反対に、興味がわく好きなことである自己理解に関してであれば、ずっと夢中に学び続けることができています。

まだまだ読みたい本、行きたいセミナーがたくさんあって、超ワクワクしています。

ここで、憧れと好きを見分けるのが難しそうだと思った方もいるかと思いますが、安心してください。

記事の後半で紹介する30の質問は、憧れが出ないようなものだけを選んで紹介しています。

他の本や動画で紹介されている、好きなことを見つける質問を見ると、憧れが出やすいものも紹介している場合があります。

ただこの記事では、そういうことは一切していないので、安心して質問に答えていってくださいね。

間違い③「興味」と「情熱」を間違えている

”好きなこと”のイメージを聞くと、「モチベーションが途切れない情熱のようなもの」という答えがよく返ってきます。

皆さんもそう思うのではないでしょうか。

しかし、実はこれが大きな間違いなんです。

この間違いを解消しておかないと、好きなことを見つける難易度が一気に上がります。

まず、結論をお伝えすると、皆さんがイメージしている好きなことは「情熱」と呼ばれるものです。

しかし、この記事の質問で見つける好きなものは、「興味」と呼ばれるものです。

まずは下記の図をご覧ください。

実は、好きなことにはレベル感があります。

それは、興味〜情熱までのレベルです。

そして好きなこととは、興味から情熱へ育てていくものなんです。

ポイント
  • ”好き”にはレベル感がある
  • 最初のレベルが「興味」
  • 最高レベルが「情熱」
  • 最初は「興味」のレベルで、そこから「情熱」に育てていく

では、興味と情熱の違いについても説明しておきましょう。

興味とは、

  • 面白そう
  • 気になる
  • 知りたい

というレベル感の”好き”です。

一方で情熱とは、

  • 好きでたまらない
  • これが自分の人生をかけることだ
  • モチベーションがあふれ続ける

という”最高レベルの好き”です。

もちろん、最終的には皆さんにも、興味を育てて情熱にしてもらいたいと思っています。

けれど最初から情熱レベルの好きなことを見つけるのは無理です。

なぜなら好きなことは時間をかけることで興味から情熱に育っていくからで、これは研究でも証明されています。

ロイファナ大学が多くの企業家に実施した調査では次の3つのことがわかっています。

  • 仕事に対する情熱は、前の週の努力の量に比例していた
  • 過去の努力が多くなるほど、現時点での情熱も増加した
  • 最初から自分の仕事を天職だと思っている人はほぼいなかった

この研究、これまでの人生で情熱が燃え上がるような天職を見つけたいと思ってきた人にとっては、驚きの結果ですよね。

僕の実体験からも、この研究と同じことが言えます。

今、僕自身が仕事として取り組んでいる自己理解ですが、最初は面白いなぁというような、興味くらいのレベルでした。

ですが今では、小さかった興味という火が、時間をかけたことによって大きくなっていって…これが自分の天職だと思える情熱になっています。

あなたも興味が湧いたことをやっているうちに、だんだん面白くなってハマっていった経験ってありませんか?

好きなことが情熱に変わるのは、そういうものなんです。

もちろん、最初から情熱を見つけられる場合もありますが、多くの場合は興味から育っていくものです。

ポイントを整理しておきましょう。

ポイント
  • 情熱は見つけるものではなく、興味から育てたもの
  • 最初から情熱レベルの好きなことを探すのではなく、”興味レベルのもの”を探す
  • そのほうが、結果的に本当に好きなことに出会いやすい

このように考えることで、格段に好きなことを見つけやすくなりますので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。

間違い④「内発的な好き」と「外発的な好き」を間違えている

「好きなことが多すぎて絞れません」と言っている人がよくいます。

僕が見てきたそんな人たちの共通点は、外部の刺激に反応してそれを好きなことだと思い込んでいることです。

その好きが内側から湧いた内発的な好きなのか、単に外から刺激された外発的な好きなのかを見極めることができないと、人生は迷いだらけになってしまいます。

この間違いは本当に深刻なので、絶対に取り除いておいた方がいいです。

正しい好きなことの見つけ方は、「内発的な好きを大事にすること」です。

これだけだと分からないと思うので、詳しく説明しますね。

人間が行動する動機には、大きく分けて2種類が存在します。

皆さんもこのような内発的、外発的、それぞれの動機で行動したことがあると思います。

そして内発的に好きなこととは、面白いから好きなこと、楽しいから好きなことになります。

一方で外発的動機な好きとは、儲かりそうだから興味がある、有名になりたいから興味があるなどです。

「うわぁ自分いつも外発的動機で生きてるわ」と思ったかもしれません。ですが安心してください。

僕も含めて、人間なら誰しもこんな外発的動機を感じたことがあります。

大事なのは、その感じたことに対して、どう考えて生きるかです。

ここまででまずは、「内発的な好き」と「外発的な好き」の違いが、分かったと思います。

そして重要なのは、「外発的な好き」を重視してはいけないということです。

ではなぜ、外発的な好きを重視してはいけないのでしょうか?

外発的な好きよりも、内発的な好きを重視する方がよい理由は2つあります。

  • 理由①:「外発的な好き」を重視すると、一生迷い続ける
  • 理由②:「外発的な好き」を選ぶと、不幸になる

それぞれ詳しく解説します。

理由①:「外発的な好き」を重視すると、一生迷い続ける

1つ目の理由は、外発的な好きを重視してしまうと、一生迷い続けるからです。

外発的な動機は、コロコロ変わってしまうという特徴があります。

外発的な好きを重視している人は、人生の選択基準を自分の外側に置いてしまっています。

例えば、僕の知り合いのフリーランスの方で、新しい稼げそうなものが出るたびに飛びついている人がいました。

仮想通貨が流行れば投資し、プログラミングがこれから稼げると聞けば手を出し、YouTubeが流行れば始め…

当然、このようにコロコロとやることを変えていても、成果は出ません。

これが人生の選択基準が自分の外側にある「外発的動機で生きている人」の状態です。

皆さんは、こうはなりたくないですよね。

なぜ外発的な好きなことを重視する人は、このようになってしまうんだと思いますか。

それは自分の外側にある基準は、時代によって、すごい勢いで変化するからです。

例えばお金が稼げる仕事をしたいと思っている場合、社会が変化したらお金が稼げる仕事も変化します。

つまり、一生を自分の外側の社会変化に振り回されることになります。

このように外発的動機に従うと、迷い続けることになります。

一方で内発的な好きは、変化しづらいです。

内発的な好きなことは、外部に影響されてコロコロ変わることはありません。

だから、内発的なを選択基準に人生を生きれば、変化の早い現代社会でも、ブレない生き方ができるようになります。

そういう人は、他人から尊敬されもします。

ポイント
  • 内発的な好きを重視すれば、ブレずに生きていける
  • 外発的な好きを重視すると、一生迷い続ける

理由②:「外発的な好き」を選ぶと、不幸になる

外発的な好きよりも、内発的な好きを大事にした方がよい2つ目の理由は、「外発的な好き」を選ぶと、不幸になるからです。

ここでは、この根拠となる研究を2つ紹介します。

1つ目は、イギリスのロンドン大学での60年以上の追跡調査です。

この研究では、思春期の時点で、興味や好奇心を大切にしたいという意識が強いと、年齢を重ねた時の幸福感が高まるという結果が出ています。

逆に、お金や地位を大切にしたいという意識が強いと、幸福感が低くなるということが明らかになりました。

皆さんも興味を満たせているときは幸せに感じませんか?

反対にお金を求めているときはあまり幸せを感じられないのかなと思います。

2つ目の研究は、ロチェスター大学が行った調査です。この調査では、同大学の卒業生に対して人生の目標についてのインタビューを行いました。

そこでは学生を2つのグループに分けています。

一つ目は、外発的動機(お金持ちになる、有名になるなど)を持ったグループ。二つ目は、内発的動機(好きなことを学び成長する、人に貢献するなど)を持ったグループです。

2つの学生グループが12年後にどうなっていたかを調査すると…

外発的な目標を持っていたグループは満足感や幸福感が増しておらず、不安や落ち込みが強まっていました。

一方、内発的な目標を持っていたグループは、満足感と幸福感を感じていて、不安や落ち込みが非常に低い状態になっていました。

全く別の2つの研究で、同じことが明らかになっていますね。

皆さんも、この結果は感覚的に納得できるんじゃないでしょうか。

つまり、外発的な好きを重視すると幸せになりにくい

逆に、内発的な好きを重視すると幸せになりやすいということです。

こうなると、どうすれば内発的な好きか、外発的な好きかを見分けられるのかが気になると思います。

記事の後半の30の質問では、「ここに注意して見分けてください!」というポイントを、間違いやすいタイミングでお伝えします。

現時点では、外発的な好きと、内発的な好きがある事を理解していればOKです!

間違い⑤好きなことに”確信を持つ方法”を間違えている

ここからは、「好きなことに確信できる人とできない人の違い」について説明します。

これまで僕は、自己理解プログラムというサービスを立ち上げて、2500名以上の方に受講していただきました。

そこで分かっているのは、多くの人は好きなことには気づいているけれど納得感が持てていない状態だということです。

あなたも、これが好き”かも”と思えることは一つはあるかもしれません。

でも、その好きなことに確信が持てていない状態ではないでしょうか。

確信が持てていない状態だと、継続できるかが心配ですし、一歩を踏み出すのが怖くなってしまいますよね。

ではその好きなことに、どうすれば確信を持つことができるか。

結論は下記です。

好きなことに確信を持つ方法

「複数の質問に答えて、共通する好きなことを見つける」ことで、確信が持てるようになる

好きなことに確信が持てていない人は、下図の左の家ように1つの経験だけで、好きなことを支えているような状態です。

この図を見てどんな感じがしますか?

子供の時の家族旅行だけで、自分が旅行好きだと結論づけてみても、なんだかグラグラしてすぐに倒れそうな気がしますよね。

この状態だと、なにかを見つけた時に、「やっぱり、あっちが好きなことなのかも!」と、気持ちが揺らいでしまいます。

逆に、好きなことに確信を持っている人は上図の右の家ような状態です。

同じ旅行でも、上図のように、様々な角度からの根拠があれば、確信が持てそうではないでしょうか。

このように土台がしっかりしていれば、ちょっとやそっとじゃ崩れない感じがしますよね。

これが、好きなことに確信できる人と、確信できない人の違いです。

複数の経験を自分の好きなことを支える根拠とすることができれば、好きなことに確信を持って、迷わずに生きることができるようになります。

ちなみに、「質問に答えても、同じ内容ばかり出てきてしまうんです…」という方もいらっしゃるのですが、それはむしろ喜ぶべきことです。

なぜなら、何度も出てくる答えというのは、あなたの本当に好きなことである可能性が高いからです。

色々な質問から、一つの答えが出てくれば、それを好きである根拠がたくさんあるということになりますね。

複数の質問で同じ好きなことを見つけることができれば、どれが本当の好きなことなのかと、もやもやすることは無くなります。

そして見つけた好きなことで夢中に成長し続けることができるようになります。

では、ここまでご説明した、重要ポイントを整理しておきましょう!

好きなこと探しを妨げる5つの”間違い”
  1. 好きなことと得意なことを区別せずに考える
  2. イメージに惹かれている「憧れ」を仕事にする
  3. 最初から情熱レベルの好きなことを見つけようとする
  4. 外発的な好きを大事にする
  5. 一つの根拠で好きなことに確信を持とうとする
好きなこと探しの5つの”真実”
  1. 好きなことは名詞、得意なことは動詞
  2. 「興味がある好き」を仕事にする
  3. 好きなことは、興味から情熱に育てる
  4. 内発的な好きを大事にする
  5. 4つ以上の根拠で、好きなことに確信を持つ

この5つを理解しただけでも、間違った方向に進む確率はグッと低くなります!

次は、本当に好きなことを見つけ出せる質問に進んでいきましょう!

「自分の好きなことが分からない」を解消する30の質問

では、ここからが本番です!

大事なポイントを理解していただいた上で、あなたの好きなことを見つけていきましょう。

質問に入る前に、下記のポイントだけ頭に入れておいてください。

ポイント
  • 答えるのは、あなたが「面白そうだ」「答えやすそうだ」と思った質問だけでOK
  • 30個の質問、全てに答えなくても、好きなことは十分見つかる

まずご理解いただきたいのは、答えやすい質問に答えるのが、この記事を読む上でのコツだということです。

どの質問に答えても好きなことが見つかるように作っているので、全てに答える必要はありません。

多くの方が真剣に取り組んでくださるので、全部の質問に答えなければいけないと思ってしまう方も多いのですが…

必ず誰でも、答えやすい質問と、答えにくい質問が出てきます。

そして真面目な方ほど、答えが思いつかない質問があった時に、自分を責めてしまって、質問に答えるのが嫌になり…、記事を見るのを辞めてしまいがちです。

答えが思いつかない質問に苦しんでしまって、質問に答えること自体が嫌になってしまったら本末転倒です。

どの質問に答えても、皆さんが、必ず好きなことを見つけられるように、作り込んでいるので、楽しんで取り組んでください!

では早速…下記がこの記事で、あなたに考えてほしい30の質問のリストです。

質問だけ見ても、わかりにくい部分もあるかもしれないので、具体例を交えながら、一つ一つ解説していきます。

あなたが答えやすいもの、答えたいものだけで良いので、ぜひ解説を見ながら考えてみてくださいね!

【30の質問リスト】
※各質問をクリックすると詳しい解説が表示されます

Q
質問1:克服してきたorこれから克服したい悩みやコンプレックスは何ですか?

なぜこの質問で、好きなことがわかるのか、補足で説明しておきましょう。

そもそも、悩みやコンプレックスを感じることって、人それぞれ違っていますよね。

この悩みやコンプレックスを考えることで、あなたの興味があることが、見えてきます。

具体例を挙げてみましょう。

具体例
  1. アトピーでの肌荒れに悩んでいて解決した
    →”美容”や”外見”に興味があるかも
  2. 夫婦関係に悩んでいて解決した
    →”夫婦関係”に興味があるかも
  3. 金がない家で育ったことがコンプレックスで、節約情報を収集して解決した
    →お金の中でも、特に”節約”に興味があるかも

上記は、僕が知っている実例なのですが、例えば、③の方は、今、節約の情報をブログで発信することで生計を立てています。

僕自身も、人見知りという、自分の”性格”にコンプレックスを持っていました。

自己理解の中の「性格」という概念を学んでいくことで、そもそも人間には「内向型」「外向型」の2種類がいて、自分の人見知りは、努力不足ではなく、ただ内向型だっただけだ!と知ることができました。

そもそも人見知りという性格で悩んでいたので、”性格”や、それを学べる”自己理解”に興味があったわけです。

このような感じで、自分が悩みやコンプレックスを抱えていて、すでに克服したり、これから克服した好きなことを仕事にするのは、本当におすすめです。

特に、これをおすすめするの理由は、下記の2つです。

  1. 自分で悩んだ経験があるので、お客さんの立場に立てる
  2. 純粋な気持ちで広められる

僕自身、やりたいこと探しで悩んできた経験があるからこそ、今、同じ悩みを抱えている人に対して、刺さる内容を発信することができています。

また、自分が悩んでいてすでに解決したことがあったら、同じことに悩んでいる人を見た時、解決方法を教えたくなるはずです。

そしてその情報は今悩んでいる人からしたら、喉から手が出るほど知りたいことでしょう。

解決する手段を教える…もうそれだけで仕事になっちゃいます。

この2つの理由から、この質問を考えるのは、超おすすめです。

Q
質問2:自分・家庭・会社などで問題に感じることは何ですか?

悩みやコンプレックスを考えた後に、必ず答えてほしい質問がこちらです。

これは、問題意識を考えることで、そこから興味好きなことを見つける質問です。

一般的には、好きなことを探すときには、

  • ワクワクすること
  • 好奇心が湧くこと
  • 心が高ぶること
  • ときめくこと

など、ポジティブな内容の質問が多いと思います。

ですが、これらの質問に対して、「そんなポジティブなことなんて思いつかない!」と感じたことはありませんか。

特に、もしあなたが今、自分に合っていない仕事をしているとしたら、頭の中はネガティブなことが占める割合が多いはずです。

そんな時は当然ワクワクすることなど、ポジティブなことを考えづらい状態になっています。

だから、「ワクワクすることは何?」と聞かれて、答えが思いつかなくても当然なんです。

そんな方も、安心してください。無理にポジティブなことを考える必要はありません。

この質問では、問題意識というネガティブな感情から好きなことを見つけていただきます。

イメージしやすいように、僕が実際に見た、具体例を紹介します。

具体例
  1. Aさん:筋トレが続かない人が多いことに、問題意識を感じていた
    →”習慣化”に興味があった
  2. Bさん:犬の糞が、よく道に落ちていることに、問題意識を持っていた
    →”街づくり”に興味があった
  3. Cさん:やりたいことがわからない人が多すぎることに、問題意識を持っていた
    →”自己理解”に興味があった

それぞれ、気になっていた問題意識に、「なぜそう感じるんだろう?」と深掘りして考えていったところ、それぞれ興味を持っていたことがわかりました。

この質問の良いところは、あなたが問題意識を感じるその問題を解決することが、そのまま仕事になるという点です。

そして自分が無意識に問題意識を持っていることなので、ずっと興味を持って働けそうですよね。

ですので、この質問は、ぜひ答えてもらいたいです。

身の回りの小さくて些細なことで構いません。

難しく考えすぎずにパッと思いついたことで大丈夫ですので、ぜひ答えてみてください。

Q
質問3:社会で問題を感じることは何ですか?

さきほどは、身近な自分の家庭や会社の問題について考えていただきましたが、次はもっと広く社会の問題について考えてみてください。

どんな人でも、「自分が何のために働いているのかがわからない…」という状態は、きついと感じるはずです。

この質問から好きなことを見つければ、自分のやっていることが、社会の問題の解決に直接つながっていることを理解できます。

だからこそ、この質問から好きなことを見つければ、”あなたは働く意味で悩むこと”がなくなります。

まずは、僕の例を紹介しますね。

僕は、一人一人に教育が合ってなさすぎることが社会の問題だと感じています。

僕自身、あまり学校生活を楽しめるタイプではありませんでした。それは、すでに解決されている授業に興味が持てなかったからです。

もっと自分の好奇心がそそられることを、自由に学ばせてもらえていたなら、学びの速度も楽しさも全然違っていただろうなと思います。

もしかしたら、同じように感じる方もいるのではないでしょうか。

このように、僕は個性を活かす教育に興味を持っています。

だからこそ、僕は、”国語・算数・理科・社会・自己理解”と言われるくらい、体系化された自己理解教育を、世の中に普及させるために働いています。

他の具体例も紹介しておきましょう。

具体例
  1. Dさん:忙しい毎日をリセットする機会がなくて疲れている人が多いという問題意識を持っている。
    →リフレッシュのための休み方に興味があり、中でも”サウナ”に興味があった。
  2. Eさん:孤独死が増えていることに、問題意識を持っている。
    →”地域コミュニティ”や”家族関係”に興味を持っていた。
  3. Fさん:不健康な人が多いということに問題意識を持っている。
    →”健康”なかでも特に、”食”に興味があった。

回答する際のポイントとしては、流れてきて気になったニュース、X(旧Twitter)のトレンドでつい反応してしまったもの、これらを思い出すのがおすすめです。

そして、問題意識が思いついたら、次に「この問題意識を持ってるって事は、どんなことに興味があるんだろう」と考えてみてください。

例えば、「一度社会からはみ出た人の居場所がない」という問題意識を持っていた方に、上記を考えてもらうと、”社会福祉”に興味があるということに気づかれました。

「問題意識を持っているのは、何に興味があるからだろう。」の深掘りがポイントですね。

Q
質問4:「出会えてよかった!」と思える分野・ジャンル・ものはありますか?

出会えてよかったと思えるものを仕事にすると、イキイキ働くことができます。

例えば、営業をしている人が、自分が売っている商品を心から良いと思っておらず、売るのがしんどい…という声を聞いたことはないでしょうか。

これは、その人自身が、自分が売っている商品に出会えてよかったという経験がないことが原因ですよね。

反対に、自分がこれに出会えて本当に良かった!と思えるものを売るのであれば、こんな辛さは一切無いはずです。

なぜなら、自分がそのものの価値を知っているので、周りの人にとっても価値があるはずだと信じられるからです。

めちゃくちゃ美味しいカレー屋さんを発見したら、誰かに勧めたくなりますよね。

このように人間はいいものだと感じたら、それを自然と人に伝えたくなるものです。

だから、これに出会えてよかったと思えるものを見つけると、仕事でお金を稼ぐことに後ろめたさを感じることもなくなり、上手くいきやすくなります

そしてもちろん、自分が出会えて良かったと思うことは、自分の興味が関係しています。

具体例
  1. Gさん:クレジットカードに出会えてよかった
    →クレカの節約術のお陰で、お金がない時期を抜け出すことができたので、”クレカ活用術”に興味を持っている。
  2. Hさん:ナンパに出会えて良かった
    →彼女が出来ない悩みを、ナンパ術を学ぶこと解決できたので、”恋愛”や”ナンパ”に興味を持っている。
  3. Iさん:ディズニーランドに出会えてよかった
    →”テーマパーク”、そして”非日常を体験させること”に興味がある。

このように、出会えて良かったと思うことも、人それぞれです。

だからこそ、この質問では、自分自身の興味があることが見えてきます。

僕も、ディズニーランドに行ったことはありますが、出会えてよかったとまでは思いません。つまり、僕は、Iさんのように、テーマパークに関心があるわけではないということですね。

ここまで、皆さんが共感できる例はありましたか?

もしかしたら、「この質問で好きなことが見つかっても、自分にはそんなこと仕事にできない」と思うかもしれません。

ですが、僕が断言します。あなたにも必ずできます。

自分が出会えて良かったと思っていることは、ある意味、その対象を尊敬してしまっているので、自分にはそんな凄いことをできないと思ってしまいがちです。別の言い方をすると、神格化してしまいます。

実は僕も、最初は、自分には自己理解のことなんて仕事にできないと思っていました。

ですが、結局、それは間違いでした。

今仕事にするやり方を知らなくても、やり方を学べば、誰にだってできるようになります。

やり方を教えてる人も、調べればたくさんいます。

僕も自己理解を仕事にする方法がわからなかったので、人から教わって今に至っています。

だから、まずは仕事にできなさそうという気持ちは一旦抑えて、自分が出会えてよかったことを 考えてください。

Q
質問5:生きてきた中でお礼を言いたい仕事は何ですか?

この質問は、”お礼を言いたい人”という観点で考えても大丈夫です。

この質問の答えも、「お礼が言いたいくらい感謝していること」なので、質問4と同じように、自分が仕事にした時、一点の曇りもなく、自分の仕事の価値を信じることができます。

僕の例をお話します。

高校生の時、英語の授業に全くついていけなくなったのですが、その時に塾の先生が、中学1年生レベルの基礎から丁寧に教えてくれました。

この先生がいなければ、英語を克服することも、早稲田大学に入ることも、今に至ることも出来なかったと思うので、とても感謝しています。

また、僕の自己理解メソッドの元になる考え方を教えてくださった、精神科医の泉谷閑示先生にも、非常に感謝しています。

次は自分が誰かにとって、「僕が過去にお世話になった先生のような存在になって人生を導いていきたい」と考えています。

ここからわかる、僕の好きな分野は”教育”です。僕は教育が本当に価値のあるものだと感じています。

その他の具体例を2つ紹介します。

具体例
  1. Jさん:病院で働いている人にお礼を言いたい
    →”医療”に興味を持ち、看護師になった
  2. Kさん:ラジオの仕事をしている人にお礼を言いたい
    →”ラジオ”や、もっと広く言うと、”メディア”に興味がある

Jさんは、入院をした時に、安心させながら治療をしてくれたという理由から、医療に興味を持ち、ついには看護師になりました。

また、Kさんは、孤独を感じている時にラジオから聞こえてくる声に励まされたという理由で、ラジオやメディアに興味があることがわかりました。

「お金を稼ぐことに抵抗がある」と感じている人は、非常に多いんですが、この質問から好きなことを見つければ、そのような気持ちと無縁の人生を送ることができるようになります。

Q
質問6:本屋に行ってグルっと1周回ってきてください。どんなジャンルに興味が湧きましたか?

この質問は、めちゃくちゃ強力なんですが、実は取り扱い注意です。

おそらくほとんどの方が、本を選ぶ際、「この本は役に立ちそう!」と考えて買うのではないでしょうか。

しかし、今回の質問で選んでほしいのは、そういう本ではありません。

ポイント

”役に立ちそう”ではなく直感的に”面白そう”と思った本を探す

なぜかというと、役に立ちそうと感じた本の多くは、外発的動機が反応している本だからです。

例えば「お金を稼ぐのに役に立ちそう」だから、「人から褒められるのに役に立ちそう」などで選ぶと、外発的的動機が関係しています。

一方で、純粋に「面白そう」と感じる本は、内発的動機が反応している本です。

僕の場合、本屋に行ってみると「役に立ちそうだな」と、”仕事術”系の本に惹かれます。ですが、これは、僕の内発的な好きなことではありません。

一方で、「面白そうだな」と思うのは”遊び”や”デザイン”の本だったりします。

遊びやデザインの方は、理由もなくワクワクしてしまうくらい好きなんですよね。

これが”内発的な好きなこと”です。

ぜひ直接本屋に行って自分の感覚を試してみてほしいんですが…

すぐに行けない人もいると思うので、その場合は、下記の「好きなこと100の例一覧リスト」を見て、心惹かれるなぁと感じるジャンルを考えてみてください。

それだけでも自分の好きなことに気づけます。

【好きなこと100の例一覧リスト】

Q
質問7:学校で好きだった教科は何ですか?

実は学校の教科から好きなことを見つけるのはとても有効です。

「数学が好きだったら、数学者になれ」みたいなことではないので、ご安心ください。

まずは僕の例を参考に、解説します。

僕は、学校の教科では物理が好きでした。理解するまでは大変だけれど、一つの公式を理解してしまえば、たくさんの問題が解けるようになるからです。

逆に歴史などの暗記系科目は、好きではありませんでした。

ここから、僕は「本質を抑え、いろんなことに応用できること」が好きだと気づきました。

そして、僕がこれは、僕が自己理解を好きな理由と全く同じなんです。

自己理解も、自分を理解するという人生の根本を抑えることで、その後の人生のあらゆる問題に応用できる。だから、僕は自己理解の分野が好きです。

ここまで考えるのはちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、下記の3ステップで進めていけば大丈夫です。

考え方3ステップ
まずは好きな学校の教科を考える
なぜその教科が好きなのか、理由を考える
その好きな理由を見て、「他の質問で出てきた好きなこと」と、”関連している部分”はないか考える

いかがでしょうか。

意外とやることはシンプルじゃないかと思います。

学校の教科がそのまま仕事になる可能性は低いんですが…

「他の質問で出てきた好きなことに、確信を持つための理由」としては、めちゃくちゃ使いやすいんです。


回答の参考になると思うので、具体例を2つ紹介しておきます。

具体例:Lさん
世界史が好きだった
世界を知って視野が広くなるから
同じ理由で、”ニュース”や”メディア”が好き
具体例:Mさん
世界史が好きだった
世界が今に至るまでの成り立ちを知ることができるから
同じ理由で、人の過去の話を聞ける”カウンセリング”が好き

LさんとMさんのように、同じ世界史という好きな教科でも、好きな理由が人によって違っているのが面白いところです。

ぜひ皆さんも、好きな教科から、他の好きなことの理由を深掘りしてみてください。きっと気づきがあるはずです。

Q
質問8:嫌いなことは何ですか?

好きなことを直接聞かれてもなかなかパッと思いつかない…という場合も、嫌いなことからその裏にある好きなことを見つけることができます

僕の場合は、曖昧な自己理解が嫌いです。言葉の定義が明確でなかったり、ふんわりしたことを言ってる自己理解は嫌だと感じます。

これは僕が自己理解に興味があるからこそ感じることです。そもそも自己理解に興味がない人はそもそも嫌いとか以前に何も思わないはずですよね。

つまり僕は、論理的な自己理解を好きだから、曖昧な自己理解を嫌いだと感じるということです。

他の具体例を見てみましょう。

具体例
  1. Nさん:SNSでバズることだけを狙った不健康なレシピが嫌い
    →健康的な”レシピ”が好き
  2. Oさん:煽りの強いキャッチコピーは嫌い
    →内容を過不足なく伝える”キャッチコピー”が好き
  3. Pさん:何を言いたいのかよくわからないプレゼンを聞くのが嫌い
    →わかりやすい”プレゼン”が好き
  4. Qさん:薬が嫌い
    →”オーガニック”が好き
  5. Rさん:子供の可能性を即座にさえぎる、親の発言が嫌い
    →子供の可能性を伸ばす”教育”が好き

いかがでしょうか。

例えば僕は、レシピに関して無関心なので、Nさんの例のような事を見ても、何も思ったことがありませんでした。

興味の反対は無関心です。

逆に、嫌いなことはあなたが興味のあることです。

嫌いという感情は全く悪いものではありません。

嫌いと感じるということは、それだけ強い興味があなたの中にあるということです。

そんな強い興味をあなたの内側から掘り起こしてください。

Q
質問9:子供の頃、大人になったらやりたいと思っていたことは何ですか?

仕事のことを現実的に考えなくても良かった子供の頃に、やりたいと思っていたことは、あなたの純粋な好きなことである可能性が高いです。

このような話をすると、「私は、子供の頃やりたかったことが仕事にできなそうだから、諦めて今の仕事をしてるんだけど…」という意見もあると思います。

そう思う方に伝えたいのは、子供と大人の違いについてです。

子供と大人の違い
  • 子供:心が発達していて頭がまだ発達していない状態
  • 大人:心も頭も発達している状態

この違いはとてもシンプルです。

例えば、子供はこれがやりたいと心で思うけれど、頭でどう実現するかを考えることができずに諦めてしまいます。

大人は、これがやりたいと心で思ったことを、頭を使ってどうすれば実現するかを考えて、失敗しながらも最終的に実現してしまいます。

この大人像こそが皆さんに手に入れてほしい状態です。

僕が伝えたいのは、子供の頃にやりたかったことは大人になった今だからこそ実現できるということです。

ところが、今の社会では、一般的に”心を殺して頭で生きている人”のことを大人と呼んでいないでしょうか。

僕はそういう人を大人だとは思いません。

じゃあ何だと思うのか…ひどい言い方をすれば、頭しか動いていない人は、ロボットのような状態です。

けれど、そんな心を動かせない生き方をするのっておかしいと思いませんか。

心で描いた理想を頭をひねって一生懸命に実現していくのが、人間と他の動物の違いであり、人間が生きていく上で美しい姿だと確信しています。

子供の頃に皆さんが思ったこれがやりたいということは、子供の頃の頭ではどうやって実現するのかわからなかったと思います。

けれど皆さんは今では成長してやり方を検索することもできるし、人に聞くこともできるようになっていますよね。

だから改めて、大人になった今子供の頃やりたかったことを考えてみてほしいんです。

僕の場合は小学生の頃、医者をやりたいと言っていました。

今でも精神科医の先生の本を読むので、全く変わらず自分の中にある気持ちだと思います。

今、僕はお医者さんそのものにはなっていませんが、自己理解という仕事を通して解決している課題は、全く同じものだと考えています。

だから、僕も今、子供の頃にやりたいと思っていたことを、仕事にしています。

その他の具体例も5つ紹介します。

具体例
  1. ”動物病院”で働きたい
  2. ”小説”を書きたい
  3. ”ゲームのシナリオ”を作りたい
  4. ”自然”に関わる仕事がしたい
  5. ”服”を作りたい

今回のポイントは、改めて子供に戻って、”心で”考えることです。

そして大人の自分の頭でどうやって実現するかを考えていきましょう。

あなたが本当に好きなことであれば必ず実現できます。

今からでは遅いなんてことはありえません。

自己理解プログラムでは、50代・60代の方も参加してくださっていて、これからの人生をやりたいことで生きると決断していっています。

皆さんもこれからの人生で、一番若いのは今です。

自分の本当に好きなことを掘り起こして、これからの人生を生きていきましょう。

Q
質問10:「なんで?」「どうすれば?」と疑問を感じることは何ですか?

好きなことの定義は、”興味のある分野”でした。そして、興味があることに対しては「もっと知りたい」と思うものです。

なので、好きなことは、それに対して「なんで?」「どうして?」という疑問がわくという特徴があります。

好奇心と言い換えてもいいです。

例えば料理が好きな人なら、日々「どうすればもっと美味しい料理が作れるんだろう?」と思っているはずです。

そうじゃないと料理を仕事にするのは難しいですし、やっていても楽しくないですよね。

また接客が好きな人なら、「どうやったら、お客さんが気持ちよく喜んでくれるかな?」と日頃から疑問を持って考えているはずです。

他には、ロボットに興味がある子供がいたら、「なんで、このロボットは動いてるんだろう?」と、疑問を持つはず。

つまり「なんで?」「どうすれば?」と感じることは、それが自分の好きなことなんです。

僕の具体例も紹介します。

僕の場合、「言い訳が多くて、全然行動できない人の脳内って、どういう状態になってるんだろう?」と思います。

つまり、”人の心理”に、「疑問がある=気になる=興味がある」ということです。

だからこそ、僕自身、まだまだ勉強し続けていきたいと思っています。

もし、疑問を感じる事が浮かばない方は、下記のように考えてみてください。

たまに「好奇心が消え失せてしまっていて、特に疑問を感じることがない」という方がいらっしゃいます。

ずっと自分の心を押し殺して生きているとそんな状態になります。

しかしそんな方でも問題ありません。

その場合は、まだ好奇心が溢れていた小さい頃によく感じていた疑問を思い出してください。

例えば、僕の場合は、「なんで結婚する前に付き合う必要があるんだろう?」と疑問を感じていました。

僕は”パートナーシップ”にも興味があるんですよね。

あなたにもこんな風に、小さい頃から素朴に疑問に感じていたことってあるんじゃないでしょうか。

”疑問を感じること”を突き詰めると、さらに大きなメリットがあります。

疑問を感じることを突き詰めることは、”替えの効かない存在になること”にもつながります。

好きでたまらないことをやっていたら、いつの間にか誰よりも詳しくなっていた…

これが替えの効かない存在になるための本質的な方法だからです。

頭で考えて人と違うことをしようとしても、それが自分に合っていなければ、長く続きません。

疑問を感じるような”好き”を突き詰めていけば、いつの間にか勝手に人と違う存在になることができます。

そして替えがいない存在になれば、仕事では人から頼られるようになり、当然、収入も上がっていきます。

だから、絶対に好きなことを手放さないでください。あなたの好きなことはあなたの宝物です。

Q
質問11:これまで世の中に対する怒りを感じたことは何ですか?

なぜ怒りから好きなことが見つかるのか。

まず、怒りを感じているということは、自分がその分野に興味があるということです。

そもそも興味がないものに対しては、無関心なので怒りを感じません。

怒りは基本的にネガティブな感情に捉えられがちですか、何かを変えていくためのエネルギーにもなります。

あなたが怒りを感じる分野があれば、それを少しでも良くするために働くことはできないでしょうか。

具体例を紹介します。

僕は、軍隊式の教育を未だにやっている学校にムカついているので、それを変えるために今の仕事をしています。

ここに怒りが湧くということは、僕は”教育に興味がある”ということですね。

その他にも、具体例を3つ紹介します。

具体例
  1. Sさん:身近な人が、負のオーラを撒き散らかす人に、幸せを奪われていることに怒りを感じる
    →”人間関係”に興味があった
  2. Tさん:年功序列の働き方に怒りを感じる
    →”組織”や”頑張った人が報われる仕組み作り”に興味がある
  3. Uさん:遊べるのは大学生までだから…など、「仕事 = 辛いもの」であるというイメージを刷り込む人に怒りを感じる
    →”幸せな働き方”に興味がある

「怒りは何ですか?」と聞かれても思いつきづらい場合は、この3つのことを考えてみてください。

これを考えて、たしかに「ムカつくこと」「怒り」は出てくるけど、誰でも同じように怒ること、当たり前のことしか思いつかない…という方がいます。

考えてほしい3つのこと
  1. 社会に対して「これおかしくね?」と思うことは?
  2. 「世の中の理不尽さ」を感じることは?
  3. ムカついた「誰かの発言」は?

ですが、実は、怒りの対象は10人いれば10人全く違います。

実際に、僕も妻と話していて、僕が怒っていることに、全く共感していないということがよくあります。

ぜひ、あなたのエネルギーとなってくれる”怒り”を言語化し、そこから好きなことを見つけましょう。

Q
質問12:もし何でも仕事になるとしたら何を仕事にしてみたいですか?

「何でも仕事になるなら…」とかよく言うけど、見つかった好きなことでお金を稼げなければ意味ないじゃん!と思うかもしれません。

その気持ちは、すごくわかります。

そんな皆さんの不安を吹き飛ばすために、覚えておいてほしい考え方があります。

ポイント
  • 好きなことはあなたの”内側”にある
  • それを仕事にする方法はあなたの”外側”にある

これだけでは意味がわからないと思うので、詳しく説明しますね。

実は、僕も自己理解が好きだと確信したけれど、どうやって仕事にしていけばいいのかわからない時期がありました。

わからないなりに自分の頭で色々考えてやっていました。

  • 自己理解のコーチングをやったり…
  • コミュニティづくりをやってみたり…
  • セミナーの開催をやったり…

しかし、どれも全然うまくいかなくて、どうやれば自己理解をしっかりと仕事にしていけるのかがわかりませんでした。

今、うまくいっている僕を見た人からしたら、想像がつかないかもしれません。

皆さんも、なかなか成果が出ない…という経験はありますよね。

僕は、そんな行き詰っていた時、ある本の中で「知識からプログラムを作り、広げる方法を学べる講座」を見つけました。

すでに、自分でやっても上手くいかない事がわかっていたので、半信半疑ながら、その人に教えてもらうことにしました。

少ないとは言えない金額でしたが、勇気を出して習いました。

そうすると、一気に仕事がうまくいき始めて、作ったプログラムは1年も経たずに行列待ちになってしまいました。

そんなうまい話あると思うかもしれませんが、これが現実です。

実は、これが、今2,500人以上の方に受講頂いている、自己理解プログラムの原型です。

ちなみにこの本の出し方も、その人から教えてもらい、習った通りにやってみました。

その結果、書き上げることができた『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は、35万部のベストセラーになることができました。

今は2冊目である『世界一やさしい「才能」の見つけ方』も5万部を突破し、たくさんの方に喜んでもらうことができています。

今僕が伝えたいのは、「あなたが好きなことを見つける時、そもそもお金になるかどうかを考える必要は一切ない」ということです。

なぜなら、あなたの好きなことは、あなたの内側にあるけれど、それをお金にする方法はあなたの外側にあるからです。

なので、好きなことを見つけた後に探せばいいんです。

あなたも、最初はできなかったことを、学んでできるようになった経験ってありませんか?

例えば、漢字の読み書きを、生まれた時からできていた人はいませんよね。

好きなことを仕事にする時も全く同じです。やり方は、学べばいいだけなんです。

やり方を外側から探せるようにするためにも、まずは内側にある好きなことにフォーカスする。

そのために、この質問に答えてもらいたいです。

具体例
  1. Vさん:何でも仕事になるとしたら、トラベルライターをやりたい
    →”旅行”や”文章”に興味がある
  2. Wさん:動物の里親探しをする仕事をしたい
    →”動物”に興味がある
  3. Xさん:建築をデザインしたい
    →”建物”や”デザイン”に興味がある

考える際には、お金になるかどうか、仕事になるかどうか、という頭から生まれる判断を一旦抑えて答えてください。

確かに、考えないようにしても、リスクや失敗が目について怖いかもしれません。

けれど、怖いものほどいいんです。

大好きな人に告白するときも、好きであればあるだけ、すごく勇気がいると思います。

それは、本気だからこそ、失敗したくないからです。

つまり、不安や恐怖があるものほど、その気持ちが強いということなので、正しく”本当に好きなこと”が出てきているということになります。

そして、そんな本当に好きなことは、必ず仕事にできます。

世の中を見れば、あなたの好きなことを実際に仕事にしてる人はいくらでもいます。

その人からやり方を教わったり、身につける方法はいくらだってあります。

まずは、内側にある、好きなことを見つけてみましょう。

Q
質問13:もし周りの人に、何も言われないとしたら何を仕事にしてみたいですか?

好きなことを見つける時の障害の一つは、人の目です。

具体的には、”親・家族・友達・仕事仲間”などから、どう思われるかという不安です。

その不安を感じてしまうのは当然です。もちろん、僕も怖いです。

なぜこの不安があるのかというと、人間は集団で生きてきたために、「周りから孤立したら危ない」という本能が刻まれているからです。

一人でいると孤独感を感じるのは、集団に属す方が生存確率が上がると遺伝子に刻まれているからですね。

しかし、この本能は狩猟最終時代に作られたもの。現代を生きている僕たちにとっては、むしろデメリットの方が大きいです。

現代において、人に嫌われる不安から自分を押し殺して生きるほど、無駄なことはありません。

例えば今、自分の周りにいる人たちとの人間関係がうまくいかなくなったら人生どうなるか。結論、どうにもなりません。

これは、僕の実体験からも言えます。

現代は今、周りとうまくいかなくても、世界中の「同じ好きなことを持っている人」と、ネットを通じて繋がる事ができます。

むしろ自分が好きなことをして、関係が悪くなる人とは距離を置いてしまう。

そして、”自分の好きなことを共有できる人たち”との繋がりを増やし、共に過ごすようにしていったほうがいいんじゃないでしょうか。

その方が、ずっと幸せだと思います。

そのために、一旦、親・家族・友達・仕事仲間など、「周囲の人から何も言われないとしたら」という前提で、何を仕事にしたいかを考えてみましょう。

具体例

誰にも、何も言われないとしたら…

  • ”アイドル”を仕事にしたい
  • ”農業”を仕事にしたい
  • ”ゲーム”を仕事にしたい
  • ”絵”を仕事にしたい
  • ”コーチング”を仕事にしたい

「他人の目が気になって行動できない」という人はとても多いです。

ですが、下記のことを考えてみてください。

考えてほしいこと

あなたは”自分が納得する生き方”と他人を納得させる生き方”のどちらを選びたいですか?

自分よりも、他人を納得させるために人生を使いたい人はいないですよね。

僕は、あなた自身が納得する人生を生きてほしいと、強く願っています。

そのためにこの質問に答えてください。

Q
質問14:これまで勉強して面白かったことは何ですか?

学んでいて面白いと感じることは、もちろん自分が興味があることです。

この質問は、単純に答えるだけではなく、一つやってほしいことがあります。

ポイント

「なぜ面白いと感じたのか」まで考えてみる

なぜ面白かったのかという、”好きな理由”まで考えることで、他の好きなこととの共通点を見つけることができるからです。

他の好きなこととの共通点を見つけると、より好きなことに自信が持てるようになります。

具体例を使って説明します。

僕が勉強して面白かったのはマーケティングです。

その理由を考えてみると、「マーケティングを勉強すれば好きなことを仕事にする方法がわかる」と感じていたからです。

これは、僕が自己理解を好きな理由とほぼ同じです。

このように、「なんで面白かったんだろう」という理由まで考えることで、好きなことの確信度を高めることができます。

僕の例のように、質問の答え(マーケティング)自体を仕事に選ばなくても、他の好きなこと(自己理解)に自信がもてるという、大きなメリットがあります。

他の具体例も2つ紹介します。

具体例
  1. Yさん:英語を学ぶのが楽しかった
    理由は、外国人と話せるようになるから
    →”新しい人と話すことができる分野”が好き
  2. Zさん:お金の勉強が楽しかった
    理由は、将来の不安が消えてくから
    →”安心感につながる分野”が好き

考えやすいように、学んで面白かったものの例一覧を紹介しておきましょう。

学んで面白かった事の例一覧
  1. コーチング
  2. 心理学
  3. 統計学
  4. 目標達成の技術
  5. 瞑想
  6. パートナーシップ
  7. スピリチュアル
  8. 体の構造
  9. 畑の耕し方
  10. ペットのなつかせ方

などなど…

改めてこの質問でやってほしいことをまとめると3ステップになります。

考え方3ステップ
勉強して面白かったことを考える
なぜそれが面白かったのか、理由を考える
その理由から、「他の好きなこと」と、”共通すること”はないか考える

この3ステップによって、あなたは好きなことに、より確信を持てるようになるはずです。

そして確信を持てれば、思考がシンプルになり、迷いなく突き進むことができるようになります。

Q
質問15:仕事やお金のことを考えなくてもよかった頃、何が好きでしたか?

次は、純粋に好きだったことを見つける質問です。

時期でいうと、幼稚園から高校生くらいのことで考えみましょう。

なぜこの質問で好きなことが見つかるのかを解説します。

大人になると、会社・友人グループ・家族などで、さまざまな役割が生まれます。

それぞれの役割の中で「こういう人でいてほしい」という他人の期待が向けられますよね。

また、仕事で勉強しないといけないことがある…など、自分の好きなことに使う時間もなくなりがちです。

社会に出ると、このような「求められること」に、自分を合わせようとしてしまうので、純粋な好きなことに気づきづらくなってしまいます。

だからこの質問に答えることで、あなたの本当に好きなことが見つかります。

まずは、僕の例をご紹介します。

僕は子供の頃、ゲームを企画して友達に遊んでもらうことが好きでした。

小学生の時、自由帳にRPGゲームを作って友達に遊んでもらったり、バドミントン部だった中学の時代、本で見つけたゲーム感覚でできる練習を取り入れたりしていました。

このような体験をしているときは、とても楽しかったのを覚えています。

ここから、遊びやゲームなどの好きなことが見つかりました。

実は、この好きなことは、僕は仕事に活かせています。

今僕が提供している自己理解プログラムというサービスは、どうやったらゲーム感覚で自己理解を進めてもらえるかを工夫して開発しました。

このように「自己理解×遊びやゲーム」をくっつけるなど、好きなことをいくつか合わせて仕事にしていくことも可能なんです。

いくつもの好きなことが満たせる仕事って、素晴らしいですよね。

回答の参考に他の具体例も5つ紹介します。

具体例

仕事やお金のことを考えなくてもよかった頃…

  • ”レゴブロック”で遊ぶことが好きだった
  • ”小説”を読むことが好きだった
  • ”パソコンゲーム”が好きだった
  • ”インテリア雑誌”を読むのが好きだった
  • ”漫画”を読むのが好きだった

社会での役割が生まれてくると、周囲から「割り切るのが正しい」という圧がかかってきます。

その圧に対抗するのは、とても大変です。

ですが、皆さんは他人が正しいということよりも、自分が楽しいと思うことを選んでください。

そうすれば、あなたはどんどん好奇心に従って、自分らしく生きられるようになっていきます。

まずはこの質問で、そのための一歩を踏み出してください。

Q
質問16:周りの人に「自分はどんなことに興味がありそう?」と聞いてみる

この質問は、特に身近な家族や友人に聞いてみるのがおすすめです。

周りの人に聞くのには2つ理由があります。

周りの人に聞くことがおすすめである2つの理由
  • 実は、周りからあなたの日々の行動を見ていると、何に興味を持っているかが、ダダ漏れだから
  • 自分が興味を持っていることは、自分にとって当たり前すぎて、逆に気づきにくいから

皆さんも、身近な家族や友人がどんなことに興味を持っていそうか、なんとなくわかるのではないでしょうか。

実は、これは研究でも証明されています。

300組のカップルを調査した研究では、自分の性格を自己判断した時よりも、パートナーが判断した時の方が、圧倒的に正しかったという結果が出ています。

また、2つ目の理由ですが、「灯台下暗し」という言葉があるように、自分自身を観察するのはとても難しいです。

僕が代表をしている”自己理解プログラム”でも、専属のコーチがついて、客観的にその人の好きなことをフィードバックするので、本当にやりたいことに気づけるということが多々あります。

このように人から指摘されることで、「こんな当たり前のことが好きなことなのか!」と気づくことができます。

これは実際にやってもらえれば、必ず新しい発見があります。

僕は妻から「ファッションめっちゃ好きだよね」と言われます。

だけど、自分にとっては当たり前の感覚で、服を考えているだけなので、「いやいや、もっとファッション好きな人は、いっぱいいるよ!」と思ってしまいます。

ただ、さきほどの研究からもわかるように、他人からそう見えるということは、実際にファッションが好きという可能性が高いんです。

ここで、一つ大事なポイントをご紹介しておきましょう。

ポイント

他人との比較は意味がない

「自分よりも好きな人いるから…」と考えることは、実は無意味なんです。

皆さんも、自分の好きなことに対して「自分よりもこれを好きな人いるからな〜」「今さら仕事にしても仕方ないよ」という考えがよぎったことがあるのではないでしょうか。

しかしそれは全くの間違いです。

改めて、下記を思い出してみてください。

好きなことは、そもそも、最初は”興味”で、時間をかけて”情熱”になっていくものです。

そしてすでにファッションを仕事にしている人は、時間をかけて興味から情熱のレベルになっている人たちです。

ですが、僕のファッションや皆さんの好きなことは、まだ最初のレベルである”興味”です。

だから育てていない”興味”の段階で、時間をかけて”情熱”まで育っている人を比較しても、意味がありません。

あなたが興味を持っているなら、時間をかければ自然と情熱に育っていくからです。

だからここでは、堂々とこれに興味があるというレベルのものを見つけてください。

その他の例も3つ紹介します。

具体例
  1. aさん:「新しい情報にいつも敏感だね」と言われた
    →”最新の情報に触れられる分野”に興味がありそう
  2. bさん:自分磨きに興味があるよね
    →”自分を磨くことに関する分野”に興味がある
  3. cさん:コミュニケーションに興味があるよね
    →”コミュニケーションの分野”に興味がありそう

人に聞くのってめんどくさいなぁと思うかもしれないのですが…

この質問はとても良い気付きがあるので、ぜひ取り組んみてください。

Q
質問17:第三者目線から考えると、自分はどんなことに興味を持っていますか?

一つ前の質問では、他人に聞いてみる方法を紹介しました。

今回は、自分で自分を客観視してみましょう。

「そんなことできるの?」と思われたかもしれませんが、いつもの自分の行動を客観視すると意外と簡単にできます。

幽体離脱して、1日を過ごしている自分を眺めてみてみるようなイメージでしょうか。

具体例を紹介します。

僕の場合、いつも生活している時の自分を客観視すると”ファッション”や”デザイン”に関しては興味があるなと思います。

なぜ興味があるかというと、どちらもそのものが持っている「個性を最大限引き出す分野」だと思っているからです。

例えば、自分によく似合うファッションをしている人は、その人自身の外見という個性が、とても輝いて見えます。

これも、僕が自己理解を好きな理由と全く同じです。

このように質問に答えるたびに、僕は自己理解が好きという確信が深まっています。

回答の参考になると思うので、他の具体例を5つ紹介します。

具体例

第三者目線で自分の行動を見てみると、

  • ”健康”に興味があって、気を遣っている
  • ”仕事で成果を出す方法”に興味がある
  • ”草花”に興味がある
  • ”レジャー”に興味がある
  • ”グルメ”に興味がある

この質問に回答するときには、4つのコツがあるので、合わせて紹介しておきます。

考える際のポイント
  1. 自分は普段、”何を”しているか
  2. 自分は普段、どんな”情報”を取っているか
  3. 自分は普段、何に”お金”を使っているか
  4. 自分は普段、何に”時間”を使っているか

そろそろ、たくさんの質問の回答が出揃ってきて、好きなことに確信を持て始めた人もいるのではないでしょうか。

確信を持てば持つほど、思考がシンプルになって行動力が上がり、今後の人生で成果が出ていく可能性も上がります。

この質問にも答えて、ここまで出てきた好きなことにさらに確信を持ってください。

Q
質問18:よく検索することは何ですか?

検索履歴から好きなことを見つけるのは、非常におすすめです。

好きなことを仕事にしたら、その仕事の分野に関して、多くのことを調べなければいけないからです。

例えば、僕の専門の自己理解においても、日々、新しい研究結果などが出てきます。

もし僕が、それらを学んでいないと、みなさんに間違ったことを教えてしてしまう可能性もあります。

どんな分野であれ、働く以上、常に色々な事を調べたり、学んだりする必要があります。

普段から、調べている分野なら、それが自然とできますよね。

スマホの検索履歴を見ると、自分がどんなことを調べているかがわかります。

そしてたくさん調べていることは、自分の興味関心があることですから、好きなことである場合が多いです。

これらの理由から、僕はあなたが”検索してしまう好きなこと”を仕事にすることは、「あなただけではなく、社会にとっても良いこと」だと考えています。

具体例を紹介します。

僕は中学生の頃、「どうやったらモテるんだろう」と思って、”恋愛の心理”についてよく調べていました。

よくベッドの中で、恋愛ブログを購読していました。当時は、ガラケーでしたが。。。

ここから、まず”恋愛”に興味があることがわかりますね。

そして、昔から人間の”心理”が好きなようです。

皆さんも良ければ、小学校・中学校・高校・大学など、過去をさかのぼって、何を検索していたかを振り返ってみてください。

他の具体例を10個紹介します。

具体例
  1. 占い
  2. ゲーム解説
  3. メイク
  4. 勉強法
  5. フィットネス
  6. ミニマリスト生活
  7. 筋トレ
  8. ブラック企業
  9. 手帳術
  10. アニメ

この質問をすると必ず、「エッチな動画しか検索してないです…」という人がいます。

ですが、そんな人も問題ありません。

そんな人はそういうジャンルに人一倍興味が強いということだからです。

自分にとってはそれが当たり前だし、周りの人も全員そうだと思えるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

もちろんそれらも、興味があることに入ります。

ぜひ、パソコンやスマホの検索履歴を見てみてください。そこには意外な自分の好きなことのヒントが眠っています。

誰かに言われなくても検索していることは、仕事になると楽です。

興味を持って調べているだけなので、仕事というよりかは遊びみたいな感覚になるでしょう。

それってとても良いことですよね。

Q
質問19:SNSでフォローしているのは、どんな人たちですか?

好きなことの特徴として、「もっとそのことを知りたくなる」と説明しましたね。

ですので、あなたが継続的に集めている情報の中には、あなたの好きなことが眠っています。

具体例を紹介します。

僕の場合は、

  • 心理学の論文を紹介してくれるメルマガ
  • メンズファッションのYouTube
  • ミニマリスト系のYouTube

などで情報を集めています。

これらがそのまま僕の好きなことでもあります。

参考になると思うので、他にも例を3つ紹介します。

具体例
  1. ”ギャンブル系のYouTubeチャンネル”をよく見ている
  2. ”筋トレの情報”をよく集めている
  3. ”宇宙飛行士やレーサーの情報”を集めている

一つ前の質問である”よく調べていること”と同じように、この質問で見つけた好きなことを仕事にするのもとてもおすすめです。

なぜなら、何か仕事にしたら、その分野に関する情報を継続的に集める必要があるからです。

だから自然と情報を集めている分野を仕事にするととても有利なんですね。

Q
質問20:好きなテレビ番組は何ですか?

好きなテレビ番組は、興味があって自然と引き寄せられてしまっているものの可能性が高いです。

最近はテレビを見ない人も増えていると思いますが、そんな人は昔好きだった番組でも全く問題ありません。

そもそもテレビを昔から見てないという人は、雑誌やラジオなどで考えてみてもOKです。

僕が昔好きだったのは、「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」や「カンブリア宮殿」などでした。

なぜ好きかというと、人の仕事に対するこだわりを見ることができるからです。

回答の参考に他の具体例も紹介します。

具体例
  1. プロジェクトX
  2. 世界丸見え
  3. 世界ウルルン滞在記
  4. めちゃイケ
  5. NHK72時間
  6. ダウンタウンのごっつええ感じ
  7. 動物奇想天外

ぜひこの質問で、興味のある分野に気づいてください。

Q
質問21:本棚にある本はどんなジャンルのものが多いですか?

本を読むのにはお金も時間もかかるので、興味があるものを選んでいる可能性がとても高いです。

普段あんまり本を読まないんですけど…という場合は、この質問は飛ばしちゃってください。

僕が読む本は、ほぼiPhoneのKindleに入ってるので、これを見返すだけでも自分がどんなことに興味を持っているかが一目瞭然です。

僕の持っている本のジャンルは、

  • 心理
  • マーケティング
  • プレゼン
  • 健康
  • 謎解き系

などがあり、どれも興味がある分野です。

その他の例を紹介します。

具体例
  1. 自己啓発
  2. ミステリー
  3. 恋愛小説
  4. イラスト
  5. デザイン
  6. 思考整理
  7. 宗教
  8. ライフハック
  9. スピリチュアル
  10. 子育て

回答の時のポイントがあるので、合わせて紹介しておきます。

考える際のポイント

「役に立つ」など外発的動機で買った本ではなく、「面白そうだ」と内発的動機が反応して買った本に注目する

そうすることで、興味が尽きず、あなたを幸せにしてくれる好きなことを見つけることができます。

Q
質問22:これまでどんなことにお金や時間を使ってきましたか?

お金の使い所は、人によって様々です。

自分にとってはお金や時間を使うのが、当たり前になっているものでも、他の人にとってはそうではないことが多々あります。

皆さんも他人が買ったものを見て、「なんでそのものを買ってるの?」と思うことありますよね。

そして、お金や時間をかけていることは、あなたが好きなことである可能性が非常に高いです。

具体例を紹介します。

僕の場合は、心理学の本や講座には、数百万円のお金と時間をかけてきました。

興味がない人からしたら、あり得ないくらいのお金をつかっていますが、僕自身はもっともっとお金をかけたいと考えています。

それくらい好きなことなんです。

回答の参考に、他の具体例も3つ紹介します。

具体例
  1. dさん:転職活動にお金と時間を使ってきた
    →”キャリア”に興味がありそう
  2. eさん:飲み会で人と話すことにお金と時間を使ってきた
    →”コミュニケーション”の分野に興味がある
  3. fさん:美容にお金を使ってきた
    →”美容”の分野に興味がありそう

自分がお金と時間を使っているということは、そのものに対して価値を感じていることの証明でもあります。

そして、自分が価値を感じていることであれば、人にも勧めたいと思います。

そうなると仕事にした時に、無理せず自然体で働けるようになりますね。

Q
質問23:趣味は何ですか?

ほとんどの人は、趣味と仕事をどう区別するべきかを知りません。

「仕事にする好きなこと」と「趣味にしておく好きなこと」をどのように判断したらよいか、がわからない人が多いと思います。

ですので、皆さんはぜひ、この判断方法を、ここで理解しておいてください。

結論は下記です。

ポイント
  • ”仕事の目的”を実現できる好きなことが「仕事」
  • ”仕事の目的”を実現できない好きなことが「趣味」

ここで、「仕事の目的」という言葉が、初めて出てきました。

好きなことを趣味にするか、仕事にするか、を判断するための基準となる大事な考え方なので、こちらについて、説明しておきましょう。

まずは、理解しやすいように、僕の具体例から紹介します。

僕の場合、好きなことには、

  • ボードゲーム
  • ファッション
  • 自己理解

などがあります。

そして、僕の仕事の目的は、「夢中に生きられる人を増やすこと」です。

上記の好きなことについて、この「夢中に生きられる人を増やすこと」という仕事の目的を満たせるかどうかを考えて、仕事にするか趣味にするかを決めています。

具体的には、僕の中で「人を夢中で生きられるようにする」ことにつながらないと思ったボードゲームとファッションは、仕事にしませんでした。

逆に「誰かを夢中に生きられるようにする」ことにつながる自己理解を仕事として選んでいます。

では、どうやって「仕事の目的」を見つければよいのでしょうか。

仕事の目的は、僕が本やプログラムの中で教えている「自己理解の3つの要素」のうちの1つである”価値観”から見つけることができます。

価値観の見つけ方については、とても長くなるので、下記の動画を参考にしてみてください。

改めてこの質問で見つけてほしいのは、他人に提供したくなる、仕事としての好きなことです。

そして、あなたの趣味の中にあるかもしれないんです。

この話をすると「趣味は趣味のままにしておきたい…」という方もいるのですが、実はそう思っていることの中にも、仕事の目的につながる好きなことが隠れている可能性があります。

その可能性をちょっと考えてみてください。

趣味の具体例を10個紹介しておくので、回答の参考にしてください。

具体例
  1. サウナ
  2. カラオケ
  3. サバゲー
  4. 麻雀
  5. ギター
  6. 料理
  7. DIY
  8. 漫画
  9. マウンテンバイク

今、趣味が思いつかないという方は、小学校・中学校・高校・大学など、過去のことを思い出してみてください。

Q
質問24:胸が熱くなって、感動することは何ですか?

胸が熱くなるような感動は、自分の内側から湧き出てくる感情です。

言い換えると、外発的動機の頭で考えた好きとは違い、内発的動機の体が反応している”好き”です。

そして、それは、あなたの純粋な好きなことである可能性が高いです。

僕の場合は、アーティストのライブを見て胸が熱くなることがよくあります。

特にサンボマスターが好きで…

本気で心の底から叫んでいるのを見ると、「自分も本気で生きよう!」と思って胸が熱くなります。

他には、プロのスポーツ選手の試合を見るのも好きです。

スポーツや音楽が好きというより、夢中に生きている人が好きなんですよね。

だからこそ、自己理解でも、夢中に生きられる人を増やしていきたいと思っています。

皆さんも、夢中に生きられることができるようになったら、是非どこかでお会いしましょう!

回答の参考になると思うので、その他の具体例も5個紹介しておきます。

胸が熱くなる瞬間の例
  1. スティーブジョブズのスピーチ
  2. 美術館で芸術に触れている時
  3. 女性が成功するシンデレラストーリー
  4. 人が成長するストーリーを見た時
  5. 企業理念をしっかり商品に落とし込んでいる会社を見た時

この質問であなたの内側にある内発的な好きなことを見つけましょう。

Q
質問25:ワクワクするテーマは何ですか?

ワクワクすることは、あなたの好奇心が刺激されることです。

ここでも重要なのは、外発的動機から生まれる、頭で考えたワクワクではなく内発的動機から溢れる心のワクワクです。

僕の場合は、自然の中に行くことにワクワクします。

最近、寝室から一面に緑が見えるホテルに泊まって、最高にワクワクして幸せを感じました。

他にも、5つの具体例を紹介します。

ワクワクを感じるテーマの例
  1. 手帳術
  2. 旅行
  3. パチンコの新機種
  4. スポーツカー
  5. アニメ

この質問に答えるポイントを紹介します。

ワクワクを考えるときには、この3つの視点で考えてみてください。

3つの視点
  • ワクワクする”こと”
  • ワクワクする”もの”
  • ワクワクする”体験”

この視点で考えて、ぜひ内発的にワクワクする事を見つけてくださいね。

Q
質問26:お金を払ってでも勉強・体験したいことは何ですか?

あなたが「勉強したい」「体験したい」と感じることは、興味を感じていることです。

おそらくあなたは、今はそれを学んだり、体験する側にいると思いますが…

もし自分がお金を払ってでもやりたいと思うことであれば、それを仕事にしてしまうことをお勧めします。

もしそれを仕事にすれば無限に勉強できるようになりますし、趣味でやっているよりもずっと速いスピードで成長していくことができるからです。

例えば、僕は以前、Googleが提供している自己認識強化プログラムに参加してきました。

2日間で10万円のプログラムと、決して安くはないのですが、新しい知識を学ぶことができ非常に勉強になりました。

もしこの10万円を、安いと思うのであれば、あなたも僕と同じように、自分の内面に興味があるんだと思います。

このプログラムは、僕の専門分野に関わる内容なので、もちろん仕事として学びに行っています。

しかし僕にとっては、仕事でなかったとしても行っているであろう、遊びのようなものです。

このように仕事とプライベートが一体になってしまったら、もう最強だと思いませんか?

下記に具体例を挙げますので、自分も勉強・体験したいと思うことがないか、考えながら見てみてください。

具体例
  1. イラスト
  2. ハンドメイド
  3. 動画編集
  4. アニメ制作
  5. ドイツ語
  6. 陶芸
  7. コミュニケーション
  8. マーケティング
  9. 接客
  10. ヨガ

この質問に回答するときの重要なポイントをお伝えします。

ポイント
  • ”役に立ちそうだから勉強したい”ではなく”ワクワクするから勉強したい”というものを選ぶ

役に立ちそうだと思うものは外発的動機、面白そうだったりワクワクするものは内発的動機です。

Q
質問27:今、新しくやってみたいことは何ですか?

みなさんも、

  • やりたいけど、やっていないこと
  • まだやっていないけれど、興味があること

は心当たりがあるのではないでしょうか。

そこにあなたの好きなことが隠れている可能性があります

この質問では、答えが出た後にそれをなぜやってみたいのかまで考えることがポイントです。

これをやることで、他の好きなこととの共通点が見つかって、確信を持ちやすくなります。

僕の場合は、筋トレをしたいと思っています。

なんでやってみたいかというと、自分の体をもっと魅力的にしたいからです。

なぜかを考えていると、肌の治療もしたいと思っていることを思い出しました。

これも、自己理解を好きな理由である「自分の個性を最大限発揮できるようになりたい」という点が共通しています。

回答の参考に、具体例を3つ紹介します。

具体例
  1. gさん:ホテル暮らしをしてみたい
    理由:家事など、やりたくないことをやらなくていいから
    →”効率化”につながる分野に興味がある
  2. hさん:スキューバーダイビングをやってみたい
    理由:写真で見た美しい風景を、生で見たいから
    →”美しさ”や”非日常”に関連する分野に、興味がある可能性が高い
  3. iさん:部屋をオシャレに模様替えしたい
    理由:気分が上がりそうだから
    →”インテリアコーディネート”や”気分が上がること”に興味がありそう

他にも、

  • キャンプ
  • 釣り
  • 楽器
  • テニス
  • 英語の勉強
  • 歯の健康診断
  • 絵を描く
  • 起業

などの回答もあります。

皆さんも「これやってみたいな」と思うことあったんじゃないでしょうか。

Q
質問28:あなたがしたい生き方を実現できる分野は何ですか?

この質問では、直接好きなことを見つけるのではなく、自分がしたい生き方から好きなことを見つけていただきます。

例えば僕の場合は、”好奇心を満たし続ける生き方”をしたいと思っています。

そして、僕が好奇心を感じるのは、人間の心理です。

僕は、自己理解に関わることができれば、そんな生き方を実現できるので、この仕事を選んでいます。

”自己理解”という好きなことは同じだけれど、したい生き方はそれぞれ違っている点が面白いですよ。

具体例
  1. コーチAさん:自由な生き方をしたい
    →その生き方の実現の選択肢として、完全オンラインで好きな時に好きな場所で働ける「自己理解コーチ」を選んでいる
  2. コーチBさん:個性を発揮できる人を増やしたい
    →その生き方の実現の選択肢として、クライアントに深く向き合える「自己理解コーチ」という働き方を選んでいる
  3. コーチCさん:仲間とつながって働きたい
    →その生き方の実現の選択肢として、ノウハウを共有して高め合っていける「自己理解コーチ」を選んでいる

3人それぞれ違う「やりたい生き方」から自己理解コーチという、同じ仕事を選んでいます。

もし皆さんも、僕と一緒に働く自己理解コーチに興味があれば、公式サイトから働き方の詳細見てみてください。

どんな生き方がしたいか、自分でもよくわからない…というかたは、ぜひ価値観を探す質問にも挑戦してみてくださいね。

この質問には、一点、注意してほしいポイントがあります。

注意点

”憧れ”で選ばないように気をつける

この記事の前半に、僕が自由に働けそうという憧れだけで、プログラミングに手を出して、失敗した例を紹介しましたが、そのようなパターンにハマらないように気をつけてください。

そのために、出てきた答えに対して「憧れではなくて、興味があって好きなことか」と考えてみてください。

Q
質問29:小学生の頃に好きだった遊びは何ですか?

実は好きなことは、多くの場合、これまで経験したことの中に存在しています。

特に、小学生の頃に夢中になって遊んでいることは、誰に強制されるわけでもなくやっていたことなので、今の好きなことにも関連している可能性が高いです。

大人になっての趣味は、リフレッシュのためにキャンプに行く…や、つながりを作るために飲み会に行く…など、

目的が含まれている事が多いです。

具体例を紹介します。

僕は、小学生の頃好きだったのが、山にあるアスレチックで遊ぶことでした。

特に友達と、誰が一番早くてっぺんに登れるかを競うのが楽しかったのを、今でも鮮明に覚えています。

なぜそれが好きだったかというと、競争して明確に結果が出るのが楽しかったんですね。

今、YouTubeをやっているのも同じような理由です。

こだわり抜いて作った動画がどれくらいの人の役に立ったのか…明確な数字で出るのを面白いと感じます。

このように、僕の好きなことの共通点の一つは、”明確に結果が出るもの”です。

なので、提供している自己理解プログラムでも、「3ヶ月10ステップでやりたいこと探しを終わらせる」というコンセプトで、受講した人が”明確に結果を手に入れられる”ようにしています。

記憶を掘り起こす参考に、他の具体例を紹介します。

具体例
  1. けいどろ
  2. カードゲーム
  3. 泥団子作り
  4. ジグソーパズル
  5. おもちゃのコレクション
  6. 野球
  7. 虫取り
  8. パソコン
  9. ドッジボール
  10. うんてい
  11. ベイブレード
  12. 人形の服作り

皆さんが好きだった遊びはありましたか?

人から強制されることなく生きていた頃に自分が好きだった遊びを考えるのは、本当に好きなことを明確するための重要な手がかりになります。

Q
質問30:つい人に熱く語ってしまうテーマは何ですか?

つい熱くなってしまうテーマというのは、自分の興味があって好きなことです。

例えば、僕の場合は、SNSでの情報発信は結構好きで、つい語ってしまうテーマの一つです。

なぜ好きかというと、自分らしさを表現することにつながっているからです。

これも自己理解を好きな理由と共通する点です。

このように、いろいろな好きなことが本質でつながっていることに気づけると、どんどん好きなことに確信が持てていけるのがわかります。

他の具体例も紹介します。

熱く語ってしまうテーマの例
  1. 子育て
  2. 片付け
  3. 投資
  4. 転職
  5. ライフハック
  6. アニメ
  7. 哲学
  8. ギリシャ神話
  9. 健康

回答が思いつきそうにないという方は、周りの人に「自分ってどんなこと話してる時に楽しそう?」と聞いてみてください。

いつも自分のことを見ている人であれば、自分では気づいていない、意外な答えをもらえることも多いです。

まとめ

あなたが好きなことを見つければ、その好きなことを学び、学んだ分だけ人に貢献できるようになります。

そうなると収入も増えて、その増えた収入で、また学びを得る。

学びを得て、さらに収入を増やす…

という最高の夢中ループに入ることができます。

今は、まだそれが本当に実現できることだとイメージできないかもしれません。

ですが、この記事を見た時点で、あなたは確実に一歩を踏み出しています。

時間をかけて長い記事を、ここまで見ていることが、真剣に自分の人生を生きようとしている証です。それだけで、本当に素晴らしいことだと思います。

一つ一つ続けていけば、あなたは必ず好きなことで好奇心に従って、自由に生きていくことができるようになります。

そして、人間はそれぞれ違った興味、違った好きなことを持っています。

僕は自己理解に興味があります。

だから自己理解で解決できる問題を解決していきます。

あなたにはあなたの興味があります。

だからその分野を突き詰めて、ぜひ世界に貢献してください。

そんな風に、すべての人がそれぞれの好きなことに気づいて、自分ができる方法で世界に貢献していったら、世界の問題はなくなるのではないかと僕は考えています。

だからあなたにも、この先「好きなこと」を必ず活用していってほしいです。

ぜひ一緒に美しい世界を作ましょう!

また、僕の公式LINEでは、『「好きなことが分からない」を一撃で解消する30の質問図解シート』も無料配布していますので、ぜひダウンロードして、好きなこと探しに役立ててくださいね!

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