やりたい仕事がない人必見!やりたい事で生きられる人とそうでない人の決定的な違い
こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、「やりたいことを仕事にして生きていける人」と「それができない人」の違いというテーマで解説していきたいと思います。
この記事では、「やりたいことを見つけ、それを実現できる人」と「そうでない人」の決定的な違いについて、深掘りします。
僕自身の経験と3000人以上の指導経験を踏まえた内容なので、きっとあなたがやりたいことで生きるために必要なことが見つかるはずです。
ぜひ最後まで見てくださいね。
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では、本題に入りましょう。
この記事の内容は、下記の動画でも解説しています。
記事でも、動画でも、同じ内容が理解できるので、お好みの方法を選んで学んでみてくださいね。
では、本題に入りましょう。
やりたいことを仕事にするための、2つの壁
やりたいことを仕事にする、やりたいことで生きていく…という理想を実現するためには、乗り越えなければならない2つの壁があります。
生き方を決める上で、僕たちは大きく二つの壁に直面します。
- 「見つける時」の壁
- 「実現する時」の壁
まず、やりたいことで生きていくためには、「やりたいこと」そのものを見つけていなければいけません。
さらに、もしやりたいことが見つかっていても、実現できていない人がたくさんいます。
なので、やりたいことで生きていくためには、この2つの壁を乗り越える必要があります。
多くの人がやりたいことで生きられない、やりたいことを仕事にできない原因として、「見つける時」と「実現する時」の2つの壁では、やるべきことが全く違うという事実があります。
多くの人がここで混乱していますし、やりたいことを見つけてもこの壁の間を乗り越えられずに困っています。
下記の表を見てみてください。
見つける時 | 実現する時 | |
---|---|---|
考えること(対象) | やりたいこと(自分) | 求められること(他人) |
自信 | 自己肯定感 | 自己効力感 |
愛 | 母性愛 | 父性愛 |
接し方 | やさしさ | きびしさ |
このように、やりたいことを「見つける時」と「実現する時」では、考えることや、やるべきことが大きく違います。
この両者の違いを理解することで、「やりたいことで生きる」「やりたいことを仕事にする」という第一歩を踏み出すことができるので、ぜひ理解しておきましょう。
上記の表について、詳しく解説します。
やりたいことを「見つける時」と、「実現する時」に考えるべきこと
では、それぞれの場合で、考えるべきことから見ていきましょう。
見つける時 | 実現する時 | |
---|---|---|
考えること(対象) | やりたいこと(自分) | 求められること(他人) |
まずやりたいことを見つける時は、「”自分の”やりたいこと」を考えます。
例えば、「生きづらさを感じている人に、音楽を通じて、希望を届けたい」などです。
ここではそのまま「自分のやりたいことだ」と思えるものを考えればOKです。
一方で、実現する時に考えるべきなのは、「”他人に”求められること」です。
実現する時は、外の世界、つまり他人が何を求めているかを理解し、自分のやりたいことをどう社会に提供できるかを考えることで乗り越えます。
見つける時は、自分のことだけを考えればよかったのに対し、やりたいことを「お金にする」「仕事にする」「人に提供する」など、実現する時には、真逆を考える必要があります。
実現を目指す際には、自分のやりたいことを、
- どんな人が求めてくれるだろう
- どうすれば届くのだろう
という事を考える必要がありますね。
まとめると、下記のようになります。
- やりたいことを見つける時:自分の内側だけを見る
- やりたいことを実現する時:他人に求められることを考える
見つける時と、実現する時で、考えるべきことが真逆なんですね。
やりたいことを見つける時は、他人ではなく、自分の内側と向き合わなければいけない
このように、やりたいことで生きる、やりたいことを仕事にする…といった実現のためには、見つける時と、実現するときの根本的な違いを理解して、行動していけるかどうかが重要です。
ですが、ほとんどの方は、どちらかに偏っています。
例えば、やりたいことを見つける段階、なのに、「他人から何が求められるんだろう」と考えてしまう方が多いです。
この場合、自分のやりたいことを探すときに、自分としっかり向き合っていないので、絶対に答えは出ません。
典型的なのが、
- 今ある仕事の中から探したり
- 資格から探してしまったり
- 求人を眺めてしまったり
など、他人が求めている事を探してしまうので、自分がやりたいことは絶対に見つかりません。
実現する時は、他人に求められる事を考えないと、自己満足で終わる
ご説明してきた通り、あなたのやりたいことは、あなたの内側にしかないので、他人のことは考えず、自分と向き合うことが大切です。
ですが、逆にその実現を考える…つまりやりたいことを仕事にする段階では、提供する相手となる他人を考えなければいけません。
この段階で自分のことばかりを考えていると、必ず自己満足で終わってしまうからです。
例えば、動画に出てもらっている「なるさん」の場合を見てみましょう。
最初は、自分が歌いたいという理由で、有名アーティストや流行り曲のカバーをYouTubeにアップしていた時は、再生も伸びず、苦労していたそうです。
ですが、「生きづらい人に希望を届ける」という価値を考えて、それに沿ったオリジナル曲を出し始めると、再生やコメントも伸び、ファンの人も増えていった…という事例があります。
このように、音楽でも、自分の好きなように歌っているだけでは聴いてもらえないはずです。
なので、実現するときには、「どんな音楽が求められるんだろう」という聞き手の事を考え、自分のやりたい音楽とすり合わせていく中で、結果が出てくるはずです。
僕自身も、実現する時に「自分のこと」しか考えておらず、失敗した経験があります。
今でこそ3,000人以上の方に利用してもらっている自己理解プログラムですが、実はその前身となる最初にリリースしたサービスは、全く反応をもらえず、大失敗した過去があります。
今ではその原因がわかるのですが、その時の僕は「自己理解が好き」という「自分のやりたいこと」しか考えていませんでした。
僕はそこで、「これって自分がやりたいだけで、求められていないんだ」という事実に気づきます。
そこで今度は「みんなが求めていることってなんだろう?」という視点で考え始めました。
その結果、多くの人が「やりたいことが分からないで困っている」という事がわかり、「やりたいこと探しを終わらせるプログラム」という形に作り替えました。
すると、全く反応がなかったサービスは、今この瞬間も、たくさんの受講生に利用してもらえる、人気プログラムになりました。
このように、自分のやりたいことから、他人に求められることに変化させた時に、「実現」が手に入るわけですね。
やりたいことで生きるために必要な2種類の自信
次に、やりたいことを仕事にするために必要なことについて解説します。
まず、やりたいことを見つける時、実現する時、それぞれ自信が必要になります。
さらに、その自信は、それぞれのタイミングで、別の種類のものが必要になります。
1つ目は、よく耳にする「自己肯定感」と呼ばれる自信です。こちらは聞き馴染みがある方も多いのではないでしょうか。
2つ目は、「自己効力感」と呼ばれる自信です。こちらは、あまり聞いたことがないという方も多いと思いますが、とても重要なものなので、ぜひ覚えておいてほしいです。
それぞれ、必要なタイミングは下記の通りです。
見つける時 | 実現する時 | |
---|---|---|
必要な自信 | 自己肯定感 | 自己効力感 |
それぞれの内容を見ていきましょう。
やりたいことを見つける時は、「自己肯定感」が必要
自己肯定感とは何かというと、「自分はありのままでOKだ」と思える自信のことです。
なぜ自己肯定感が、やりたいことを見つける時に重要なのか。
それは、自分自身の個性を「それいいね」「OKだね」と思えなかったり、自分から湧いてくる感情や欲求を認められないと、やりたいことが見つけられないからです。
例えば、僕は「人の個性を大事にしてほしい」という思いを持っているのですが…
もし僕が自己肯定感が低く、そんな自分の感情を疑ったりしてしまうと、それを「自分がやりたいことだ」と認めることができなくなってしまいます。
自分自身や、自分の思い、自分の感情を肯定できない状態になってしまうので、やりたいことを見つけるのが難しくなってしまうわけです。
さらに、僕はYouTubeをやっていることでも分かる通り、情報を整理して伝えるのが得意なのですが…
もし、自己肯定感が低いと、そんな自分の得意なことに対しても、疑いを持ってしまうので、「これがやりたいことだ」と言えなくなってしまいます。
やりたいことを実現する時は、「自己効力感」が必要
では、実現のときに必要になる、「自己効力感」について見てみましょう。
先ほど出てきた、「自己肯定感」は、自分自身や自分の感情を「このままでいいんだ!」と認めることができるという自信でした。
一方、自己効力感とは、「自分にはできる!」という自信です。
例えば、「音楽をやりたい」という自分を認められるのは自己肯定感です。
自己効力感は、「自分は、音楽をたくさんの人に届けられるんだ」「自分は、音楽を仕事にできるんだ」と思える自信です。
自己肯定感は、自分自身をありのままに受け入れること。自己効力感は、自分の能力を信じ、目標を達成できるという確信です。
やりたいことを仕事にする為に必要な、2種類の愛
やりたいことを「見つける時」と「実現する時」、この両者の違いを、より鮮明に理解にできれば、あなた自身のコントロールがしやすくなります。
そのためにぜひ覚えておいてほしいのが、それぞれのフェーズで必要な”愛”の種類が変わってくるという事実です。
これだけではわからないと思うので、しっかり説明しますね。
まずは下記の表を見てみてください。
見つける時 | 実現する時 | |
---|---|---|
必要な愛 | 母性愛 | 父性愛 |
このように、やりたいことを見つける時は「母性愛」、実現する時は「父性愛」が必要になってきます。
ここでご説明している母性愛、父性愛という概念は、哲学者であるエーリッヒ・フロムが書いた名著である「愛するということ」の定義に則っています。
フロムが分類していた言葉を引用しているだけなので、女性だから母性愛が強い、男性だから父性愛がある、みたいな話ではないので、ご留意ください。
では、それぞれの愛について、解説します。
母性愛とはなにかというと、自己肯定感を育んでくれる愛です。
母性愛は「あなたは、あなたのままでいいんだよ」「いつでも帰ってきていいんだよ」という感じで、ありのままを受け入れてくれる、温かい母親の愛のイメージです。
なにかを成し遂げなくても、成長しなくても…あなたがあなたのままでいてくれれば、それだけで価値があるんだよと肯定してくれるのが、母性愛です。
母性愛が自己肯定感を育む → 自分の感情が認められるようになる → やりたいことが見つかる
では、次に父性愛について見てみましょう。
父性愛は、社会での生き方を教えてくれる愛です。
しっかりと社会で自立して、食いっぱぐれずにやっていけるよう、厳しく接するというのが父性愛です。
厳しい社会の中でも、しっかりと自立できるよう、稼げるようにという力を育むものです。
イメージしやすいよう具体例でお伝えすると、例えば「勉強で〇〇ができたら、ご褒美をあげる」のように、やったこと、できたことに対するリターンを与えるようなイメージです。
上記はあくまで一例なので、詳しく知りたい方は、フロムさんが書いた書籍を読んでみてください。
父性愛をもって接された子供は、自分の力でなにかを達成する経験をしていきます。
その経験によって「僕はできるんだ!」「私はできるんだ!」という自己効力感が育まれていきます。
父性愛は、自らの力で乗り越える経験を与えることで、強さやたくましさを育んでくれるんですね。
父性愛が自己効力感を育む → 社会や他人が求めていることに挑む → やりたいことが実現する
このように、
- 自己肯定感を育む母性愛
- 自己効力感を育む父性愛
を場面によって使い分けることが、やりたいことで生きる、やりたいことを仕事にするために必要なことなんですね。
僕自身も、記事や動画をお届けする時、これらを使い分けています。
僕自身も、相手がやりたいことを探す段階であれば、母性愛的なやさしさを持って接します。
逆に、実現がテーマであれば、父性愛的に、あえてきびしさを伝えるものもあります。
世の中の情報も、どちらなのかを見極めよう
今回ご紹介した、2つの違いを理解しておくと、世の中の情報をインプットするときも、迷わなくて済むようになるはずです。
やさしさだけでは、あなたの可能性を、社会で発揮できない
僕の記事や動画に限らず、世の中にも「母性愛」的な情報もあれば、「父性愛」的なものもあります。
例えば、ネット上には、
- 「あなたはそのままでOKだよ」
- 「あなたのままで、そのままでいれば、上手くいくよ」
といった、スピリチュアルだったり、心を癒やすようなタイプの記事や動画が、たくさんあると思います。
これは、下記の表のやりたいことを「見つける時」の段階では、正しいことです。
見つける時 | 実現する時 | |
---|---|---|
考えること(対象) | やりたいこと(自分) | 求められること(他人) |
自信 | 自己肯定感 | 自己効力感 |
愛 | 母性愛 | 父性愛 |
接し方 | やさしさ | きびしさ |
傷ついていたり、自己肯定感が低かったり、やりたいことがわからなかったり…という「自分の感情を見つけられない」という人に対しては、ありのままを認めるようなコンテンツは真実です。
一方で、それだけでは、傷つかないよう、自分の殻に閉じこもってしまい、自分の能力や可能性を、強くたくましく社会にぶつけて、発揮するということはできません。
きびしさだけでは、ただの自己犠牲で辛くなってしまう
一方で、世の中にはただ厳しいだけの人もいますよね。
きびしさは、自己肯定感があり、やりたいことが明確である人が実現を目指すときには、社会で力を発揮するための力になります。
ですが、自分のやりたいことが見つかっていない人が、そんなきびしさに触れてしまうと、とてもシンドくなってしまいます。
なぜなら、やりたいことがないのに、求められることだけをやる…という、ただの自己犠牲で、地獄の状態になってしまうからです。
自分のやりたいことが見つかっていないのに、「お客様のために…!」のような求められることに向き合おうとしてしまうと、めちゃくちゃ苦しくなってしまいます。
つまり、自分の段階によって、
- 「自己肯定感・母性愛・やさしさ」が必要なのか
- 「自己効力感・父性愛・きびしさ」が必要なのか
を使い分けなければいけないんですね。
なので、あなたも、世の中の情報を取り入れる時は、
- 今、見つける段階で、自己肯定感・母性愛が必要なのか
- 今、実現する段階で、自己効力感・父性愛が必要なのか
を判断して、今のご自身のフェーズに合ったものを選んでくださいね。
まとめ:やりたいことで生きるには、やさしさときびしさを意図的に使い分ける
最後に、大切なポイントをお伝えしておきます。
それは、どんな人でも、やりたいことを「見つける時」と、「実現する時」を行き来するということです。
現実では、やりたいことを見つけて、実現する過程で、必ず「お前のやりたいこと(個性)に価値なんてねーよ!」という逆風を受けるときがあります。
これは、僕自身も全く同じです。
僕も今現在も、実現の過程で、日々、厳しいメッセージを受けてしまいます。
例えば、僕も書籍を出版して、Amazonで3,700件ほどレビューを頂いていますが、その中には「★1」の厳しいレビュー、コメントも付きまくっています。
当然、僕だってそんな事実を見ると、「あれ?僕の個性には価値なんてないのかな…」と不安になってしまいます。
その度に、やりたいことを「見つける」の段階に戻ります。
その時は、「自己肯定感・母性愛・やさしさ」を持って、「自分ってどう生きたいんだっけ?」「何がやりたんだっけ?」という、自己理解に立ち返る。
そして、「やっぱりこれがやりたいことだ!」と改めて確認しなおした後に、また、社会に戦いにいくイメージです。
そこでは、もちろん「人に求められることってなんだろう?」と、他人や社会に向き合うわけですね。
やりたいことで生きるためには、この繰り返しが必要になるんですね。
やりたいことを見つけ、それを実現する人とそうでない人の違いは、自己肯定感と自己効力感をいかに育て、適切に行動に移せるかにあります。
やりたいことを見つける時と、実現する時に考えるべきことは違うので、今自分がどちらの状況にいるのかを見極めることが大切です。
ぜひあなたのこの両者の違いを理解して、これからやりたいことで生きる、やりたいことを仕事にするために、一歩ずつ前進していってくださいね。