「目標がない」を一撃で解決する10の質問
こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、あなたの「目標がない」を一撃で解消する10の質問を紹介していきます。
あなたも、下記のようなお悩みに心当たりがありませんか?
- 目標がなくてモチベーションが湧かない
- 目標を見つけようとしたけど、まだ「これだ」と思える目標が見つかっていない
- 目標を立てたけれど、モチベーションが湧かない
この記事では、あなたの「目標がない」というモヤモヤに終止符を打ちます。
この記事は3つの内容で構成されています。
目標がないことで悩んでいるのは、あなただけではありません。
ある研究では、目標を持っている人はたった「30%」と言われています。
僕自身も昔は目標がなく、モチベーションが上がらないまま、日々ゲームばかりして過ごしていました。
その結果、うつ状態にまでなってしまいました。
皆さんはそんな風にはなりたくないですよね。
この記事では最初に、「間違った目標の立て方」と「正しい目標の立て方」をお伝えします。
その後に、「目標がない」を一撃で解消する10の質問を紹介します。
この記事で紹介する10の質問に答えることで、僕自身は人生の目標を見つけ、モチベーションにあふれた毎日を送れるようになりました。
その結果、47万部のベストセラー「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」を出版することができました。
中田敦彦さんのYouTubeでも紹介され、400万回以上再生されています。
多くの企業や教育機関からも講演のオファーをいただけるようになりました。
さらに2冊目の本「世界一やさしい「才能」の見つけ方」も出版し、ベストセラーになっています。
このような結果が出せたのは、自分が心からモチベーションが湧く目標を見つけることができたからです。
僕が代表している自己理解プログラムの受講生も、人生の目標を見つけ、やりたいことを見つけて、人生が変わったと言っています。
もし皆さんが、
- 心から「これだ」と思える目標を見つけたい
- やる気にあふれた毎日を送りたい
- 一度きりの人生を思う存分楽しみたい
と思っているのであれば、今回の記事は必ず役に立ちます。
紹介する10の質問には、集中すれば1時間ほどで答えられます。
また、質問は誰でも答えられるように解説しており、質問の回答例や、質問に答えるポイントも説明しています。
この記事を読み終わった頃には、目標がないのではなく、正しい目標の立て方を知らなかっただけだと気づくでしょう。
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仕事に関する悩みは、一人で解決するのがとても難しいものです。
- 一人で悩んでいる
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- 頭がゴチャゴチャで、整理できない
という方は、お気軽に相談してみてくださいね。
僕たちは自己理解のプロフェッショナルです。
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【この記事は動画でも解説しています】
記事でも動画でも、あなたの目標が明確になるように作っていますので、お好みの方でぜひ学んでみてください。
この記事では、10の質問に答える前に、理解しておきたい大事なポイントからお伝えしていきます。
では、次の項目から、本編に入ります。
早く質問に答えたいという方は、下記目次の「04|目標がないを一撃で解消する10の質問」をクリックして、該当箇所までジャンプしてくださいね。
正しい目標を立てるために知っておくべき2つのこと
まずは、最初に正しい目標の立て方を理解していただきます。
もし「目標を立てたけれどモチベーションが湧かない」という時は目標の立て方自体が間違っています。
そんな経験、誰でも1度はありますよね。
今後、そうならないために、2つの正しい目標設定の方法をお伝えします。
⑴「目標」と「価値観」の違い
まず一つ目に知っておいてほしいこと、それは「目標」と「価値観」の違いです。
あなたは目標と価値観の違いを明確に説明できますか?
なんとなく分かる気がするという人はいるでしょうが、違いを正しく説明できる人はほとんどいません。
正しい目標を立てるために非常に重要なので、ここで覚えていってください。
価値観と目標の違いの結論を、シンプルにお伝えします。
価値観はコンパス、目標はチェックポイントです。
詳しく説明すると、価値観とは「人生であなたが大事にしていること」です。
これはコンパスのようなもので、自分が進む方向を決めるものです。
目標とは、「そのコンパスに従って進む道の途中にあるチェックポイント」のようなものです。
具体例を3つ紹介しますね。
例を見ると、
- 価値観:ずっと追いかけていけるような方向
- 目標:達成したかどうかがわかる具体的なチェックポイント
になっていることがわかります。
深く理解するために、1つ目の例を、さらに詳しく見てみましょう。
「愛情に満ちた生活を送りたい」、これは一つの素晴らしい「価値観」です。
自分がどう生きたいか、人生の方向を示しているものであり、ずっと人生のコンパスになります。
その価値観に従って進む中で、
- 彼女を作る
- 結婚する
- 子供を授かる、
などの「できたか、できていないか」が判断できるチェックポイントが「目標」です。
また、僕の場合はどうなるかというと、「学びを共有したい」という価値観を持っています。
その方向に進む中で、
- 本を読む
- 学びを共有する
- YouTubeを撮影する
- 本を書く
などのチェックポイントがあり、これらが僕の目標です。
ここまでの話をまとめると、「目標を立てるためには2ステップ」あるということです。
言うだけは簡単ですが、このような目標の立て方をしたことがある人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
実際に多くの方が、自分がどう生きたいかという価値観を考える前に、なんとなく目標を決めてしまいます。
その結果、
- 目標に対してやる気が起きない
- 目標を達成しても幸せになれない
こんな悲劇が起きてしまいます。
だから、この記事を読んでいる皆さんには、目標を立てる前に「自分はこう生きたい」という価値観を見つけてほしいです。
⑵「従っていい価値観」と「従ってはいけない価値観」の違い
ただ、価値観を見つけるときに1つ注意点があります。
実は、価値観には「従っていい価値観」と「従ってはいけない価値観」があるんです。
この違いを理解しておかないと、「目標を立てたけど、心からのモチベーションが湧いてこない」ということになってしまいます。
もしくは、目標を達成してもそれは一時的な達成感で「その後に燃え尽きてしまう」ということが起きてしまいます。
なので、知っておいてほしいことの2つ目として、「従っていい価値観」と「従ってはいけない価値観」の違いを説明します。
その違いとは、
- 従っていい価値観とは「内発的な価値観」
- 従ってはいけない価値観とは「外発的な価値観」
です。
「内発的・外発的ってなんですか?」と思った方も多いでしょう。
これらは心理学用語で、一般的に使われる言葉ではないかもしれません。
人の価値観には、「内発的なもの」と「外発的なもの」の大きく分けて2つあります。
まず、内発的な価値観とは、文字通り、「人の内側から生まれる価値観」です。
例えば、以下のようなものが内発的な価値観です。
- 成長したい
- 余裕を持って生きたい
- 人間関係を大切にしたい
- 自由に生きたい
皆さんも、このような内発的な価値観を感じて行動したことがありますよね?
一方で、外発的な価値観とは、「人の外側から与えられる価値観」です。
例えば、以下のようなものがあります。
- お金を稼ぎたい
- 他人から尊敬されたい
- 高い地位に就きたい
- たくさんの人に愛されたい
- 親に怒られたくない
- 上司に怒られたくない
「自分、いつも外発的な価値観だらけだわ」と思ったかもしれません。
ですが、安心してください。
人間なら誰しも、外発的な価値観も持っています。
僕も本当に外発的な価値観にまみれて生きてきました。
ここまでで、まず内発的な価値観と外発的な価値観の違いが分かりましたよね。
大事なのは、「内発的な価値観で立てた目標」と「外発的な価値観で立てた目標」の2つがあるということです。
例えば、「人から尊敬されたい」という外発的な価値観を持つケースで考えてみましょう。
そのケースで目標を立てると、下記のような目標になるかもしれません。
「外発的な価値観で立てた目標」を追ってはいけない理由
ただ、外発的な価値観で立てた目標は、追ってはいけません。
その理由は3つあります。
それぞれの理由について詳しく解説します。
理由⑴:モチベーションが湧かないから
外発的な目標に対しては、人はモチベーションが湧きづらいことが分かっています。
600人の高校生を対象として調査した研究では、自分の内発的な目標を設定した人ほどモチベーションが高く、それ以外の人よりも成績が20〜40%良い傾向がありました。
また、アスリート210人を調べた結果、内発的な目標を持っているほど練習量が多いという結果が出ています。
皆さんも、お金や名誉を目的にしている人よりも、大好きで仕事をしている人の方が、すごい結果を出すのを見たことがあるのではないでしょうか?
つまり、外発的な目標よりも、内発的な目標の方がモチベーションが上がるということです。
理由⑵:燃え尽き症候群になってしまうから
皆さんも何か目標を達成した後、次の目標を見失って燃え尽きてしまったことはありませんか?
僕も「毎月100万円稼ぐぞ」という外発的な目標を立てて、ブログを頑張っていた時期がありました。
ブログを書くことを頑張りまくった結果、なんとかその目標は達成できました。
ですが、目標達成後に燃え尽きて、全くモチベーションが湧かなくなってしまったんです。
周りの経営者の方に相談したところ、「目標が低いんだよ。若いんだから毎月1000万円ぐらい稼ぐ目標を立てなきゃ」と言われました。
僕は真に受けて、次は1000万円稼ぐぞ、という目標を立ててみたんですが、全くモチベーションが湧きません。
なんとかそれでも自分を奮い立たせて、日々モチベーションが上がる動画を見続けて頑張ろうとしたところ、いつの間にか、うつ状態になってしまいました。
これはなぜでしょうか?それは、「1つ目の理由:モチベーションが湧かないから」で説明したように、外発的な目標にはモチベーションが湧きづらいからです。
外発的な目標に対して、人はずっと頑張り続けることはできません。どこかで限界がきます。
例えば、「人から尊敬されたい」という価値観で目標を立てた場合は、
- 偏差値の高い大学に入る
- 年収の高い会社に入る
- 仕事で結果を出して昇進する
これらの目標を達成できても、必ず途中で「あれ、自分って何のために働いているんだっけ?」と立ち止まる時がやってきます。
それを放置していると、働く意味を見失って燃え尽きてしまうんです。
僕が提供している自己理解プログラムにも、そういう一流企業で頑張ってきた方が、働く意味を見失ってご相談いただくことが多いです。
しかし、あなたには絶対にそんな生き方をしてほしくありませんので、外発的な目標を追うことは絶対にやめてください。
理由⑶:目標が変わり続けてしまうから
あなたの周りにも、コロコロと目標が変わってしまう人はいませんか?
そんな人は、外発的な目標を立てていることが多いです。
例えば、「お金を稼ぎたい」という価値観を持っていた僕の友人は、新しく流行るものが出るたびにそれに飛びついていました。
- 「これからはプログラミングの時代だ」と聞けばプログラミングを学び始める
- 「仮想通貨が来る」と聞けば仮想通貨に投資を始める
- 「動画の時代だ」と言われればYouTubeを始める
このようにコロコロとやることを変えていました。
当然のように、成果も出ません。
なぜ、外発的な価値観を大事にしている人は、このようになってしまうのでしょうか?
それは、自分の外側にあるものは時代によって変化するからです。
お金が稼げる仕事をしたいと考えた場合、社会が変化すればお金が稼げる仕事も変わります。
「尊敬される仕事をしたい」と考えた場合も、時代が変われば尊敬される仕事も変わります。
これは仕事以外にも同じことが言えます。
着る服を流行基準で選んでいると、毎シーズン新しい服を買わなければいけなくなりますよね?
一方で、内発的な価値観は変化しづらいです。
だから、内発的な価値観を重視して生きれば、目標をコロコロ変えずに生きることができます。
ここで、「外発的な価値観で立てた目標」を追ってはいけない3つの理由を、もう1度まとめます。
正しい目標を立てる2ステップ
次に、「正しい目標を立てるための手順」を紹介します。
正しい目標を立てるには2ステップあります。
- 自分が大事にしたい内発的な価値観を見つける
- そして、その内発的な価値観を具体化した目標を決める
とても簡単ですよね?
このように目標を定めれば、モチベーションが湧き続けて目標を達成でき、1つの目標を達成しても次の目標が自然と見つかるようになります。
目標がないと思っている方も、このやり方であれば、誰でも人生の目標が見つかってしまいます。
だから、あなたには必ず内発的な目標を見つけていただきたいです。
まずは10の質問で、内発的な価値観を見つけましょう。
そして、出てきた価値観に関連した目標を立てていきます。
目標がないを一撃で解消する10の質問
それではここから、目標がないを一撃で解消する10の質問を紹介します。
現在、八木仁平の公式LINEに登録後に、「目標10」と送信していただけたら、
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ぜひ「ワークシートを記入しながら」質問に回答して、モチベーションが溢れ出して止まらない目標を見つけましょう。
回答は何個出してもらっても大丈夫です。
出てきた回答を、10の質問が終わった後に整理するので、安心してたくさん出してください。
そして、思いつかない質問は飛ばしてもらって構いません。
どの質問に答えても、見つかるのは結局同じ、あなたの価値観だからです。
【10の質問リスト】
※各質問をクリックすると詳しい解説が表示されます
- 質問⑴:職場や私生活で尊敬していない人は誰ですか?
-
「八木さん、尊敬してない人から、どうして価値観が見つかるの?」と思われたかもしれません。
皆さんは「この人嫌いだな」「この人ちょっと受け付けないな」と思う人が一人はいますよね?
そんな尊敬していない人は、あなたの価値観と真逆の生き方をしている人なんです。
そんな人がいたら、反面教師にして自分の価値観を見つけましょう。
僕の場合は、今周りに尊敬していない人はいないので、小学1年生の頃の担任の先生について考えてみます。
その先生は、ルール第一で柔軟性が全くないと僕には感じられて、その先生が大嫌いでした。
「こんな大人だけにはなりたくない」と思っていました。
ここから、僕には「自由」という価値観があることがわかります。
回答の参考になると思うので、その他の具体例も3つ紹介します。
この質問で、「尊敬できない人から価値観が見つかることを理解する」と良いことがあります。
それは、今後、尊敬できない人に出会った時に、自分の価値観に気づくきっかけにできるようになることです。
なので、ぜひこの質問から価値観を見つけてみてください。
- 質問⑵:これまでの人生で許せないことは何ですか?
-
もしかして、皆さんは怒りをネガティブな感情と思ってはいませんか?
それは全くの誤解です。
怒りとは、「自分の大切な価値観が侵害されそうな時に出てくる」とても大事な感情です。
つまり、怒りという感情を深掘りすることで、侵害されたくなかったあなたの価値観を見つけることができます。
このような怒りを分析する機会なんてなかなかありませんよね。
なので、ここで過去に許せなかったことを振り返って価値観を見つけましょう。
具体例を紹介します。
僕が許せないことは、好奇心を殺す学校のシステムです。
自分が学びたいことを学ぶのではなく、決められた授業を決められたスピードで学び、気になったことを授業中にスマホで調べることもできない。
そんな教育のシステムが、子どもの好奇心を殺してしまっていると感じます。
社会に出た時にはやりたいことがわからないという人があふれているように思います。
「ふざけんなよ!」って思いませんか?
ここから、「好奇心を大事にする」という価値観が見つかりました。
回答の参考になると思うので、他の具体例も紹介します。
この質問への回答のコツを説明します。
まずは、許せないような怒りを感じたことを思い出してください。
次に、どんな自分の価値観が否定されたように感じたのか考えてみてください。
この質問も、回答が思いつかない場合は飛ばしてもらって構いません。
- 質問⑶:自分が80歳になったつもりで、以下の文章の空欄に言葉を当てはめてください。
-
- 私は〇〇を恐れることにあまりに多くの時間を使いすぎた。
- 私は〇〇のようなことにほとんど時間を使わずにきた。
- もし時を戻せるなら、これからは〇〇に時間を使っていきたい。
空欄に単語を当てはめるだけで、価値観を簡単に見つけることができるので、とてもおすすめです。
例えば、僕の場合は、下記のようになりました。
ここから「どうやって価値観を見つけるんですか?」と思う方もいるかもしれませんので、詳しく説明しますね。
1つ目の空欄に入るのは、従っても自分が幸せになることのできない外発的な価値観です。
僕の場合は「人が自分から離れていくことを恐れる」というもので、「人から嫌われたくない」という外発的な価値観を持っていることがわかります。
ただ、それを達成するための目標を立てても、モチベーションも上がらず、幸せにもなれません。
そして、2つ目、3つ目の空欄に入るのが、本当に自分を幸せにしてくれる内発的な価値観です。
僕の場合は「自分の好奇心を満たすこと」という回答になったので、「好奇心」「ワクワク」という内発的な価値観を大事にしていることがわかります。
この質問は、従ってはいけない外発的な価値観も同時に見つけることができる、一石二鳥な最高の質問です。
回答の参考に、その他の具体例も2つ紹介します。
想像してみてください。
80歳という、死が近づいてきたタイミングで、外発的な価値観をもっと大事にすれば良かったと後悔する人はいないのではないでしょうか?
例えば、「もっと自分に正直に生きれば良かった」と思う人は多くても、「もっと人の目を気にすれば良かった」などと思う人はいなそうですよね。
だからこそ、この質問ではあなたを本当に幸せにしてくれる内発的な価値観を見つけやすいんです。
そして、その価値観に沿った目標を立てることで、モチベーションが途切れなくなります。
それでは、皆さんもやってみましょう。
この文章を80歳になったつもりで読んで、空欄にはどんな言葉が当てはまりますか?
- 質問⑷:本、漫画、映画、ドラマ、その他の作品で好きなものは何ですか?
-
なぜこの質問で価値観が見つかるのか。
あなたの好きな作品には、あなたの価値観が表現されていたり、肯定されているからです。
特に、「この作品やばい!」と震えるようなものは、あなたにとって非常に重要な価値観を表しています。
具体例を紹介しますね。
僕が好きな作品として真っ先に思い浮かべるのは『ブルージャイアント』という漫画です。
読んだことがある人もいるかもしれませんね。
内容は、主人公が田舎町から世界一のジャズプレイヤーになるという夢を追う物語です。
主人公が諦めずに夢を追う姿を見ると、自分もやってやろうと胸が沸騰するほど熱くなります。
ここからわかる僕の価値観は「夢中」です。
夢に向かって夢中に生きている状態が僕にとって幸せであり、大事な価値観です。
回答の参考になると思うので、他の具体例も紹介します。
好きな作品から価値観を導き出すポイントは分かりましたか?
この質問で好きな作品から価値観を導き出すのは、かなりおすすめなんです。
なぜかというと、自分がブレそうになった時、弱ってしまった時、その作品に立ち返れば自分の生き方をいつでも再確認できるからです。
あなたも、人生で迷った時、何かの作品に救われた経験はありませんか?
僕も、人生で迷った時はこれまでに10回以上、先ほど紹介した『ブルージャイアント』という漫画を読み返しています。
このように作品で価値観を見つけておけば、迷った時にも再度目標を立て直しやすくなるんです。
- 質問⑸:自分が死ぬ直前の状態をイメージして、以下の文の〇〇に言葉を入れてください。
-
「〇〇な人生で最高だった」
この質問では、内発的な価値観がかなり出てきやすいです。
なぜなら、死を前にした時には、
- 人から認められたい
- お金を稼ぎたい
などの外発的な価値観は意識から消え去るからです。
「人からたくさん認められた人生です、最高だった」と言う人はあまりいないでしょう。
その代わりに、
- 人に貢献したい
- 家族と過ごしたい
- 自分の心に従いたい
といった内発的な価値観が溢れ出てきます。
スティーブ・ジョブズのスピーチで有名な一文があります。
「もし今日が人生最後の日だとしたら、私は今日やろうとしていることを本当にやりたいだろうか?」
これも、死を意識することで、自分の内発的な価値観に立ち返ろうとしている問いかけであることがわかりますよね。
今すぐ死を想像するのは難しいかもしれませんが、死を意識して価値観を見つけることで、人は本当に自分が望む人生を生きられるようになります。
例えば、僕の場合は
「好きな人たちと、知らないことをたくさん共有できて最高だった。新しく学んだたくさんのことを好きな人たちと共有し、気づきを分かち合えて最高な人生だった」
と死ぬ前に言いたいです。
今、これを言っていて胸が熱くなってきました。
このように、自分のコアにある内発的な価値観を言葉にした時、そしてそれを満たせた時は、体中にエネルギーが湧いてくる感覚があるんです。
この僕の言葉からは、「好奇心を満たす」「好きな人と共有する」という価値観がわかります。
回答の参考になると思うので、他の具体例も3つ紹介します。
この質問の回答のポイントは、「言葉を口にしてみた時の自分の感覚」に目を向けることです。
胸が高鳴ったり、目頭が熱くなるような感覚があれば、それが間違いなくあなたの内発的な価値観です。
その感覚に従って人生を生きれば間違いありません。
恥ずかしいかもしれませんが、ぜひ口にして確かめてみてください。
そして、その感覚に従って、あなたらしい人生を生きてください。
- 質問⑹:あなたがかっこいいと思う生き方はどんなものですか?
-
「かっこいい」という感覚は、あなたが持っている内発的な価値観を体現している人を見た時に感じる感情です。
僕は、「自分の考え方で多くの人に影響を与えている人間」をすごくかっこいいなと感じます。
例えば、個性を活かす教育に対する考え方を広めたケン・ロビンソン氏や、片付けの魔法を広めたこんまりさん。
ここから、僕は「真理を探究する」「学びを共有する」という価値観を持っていることがわかります。
回答の参考になると思うので、他の具体例も3つ紹介します。
もしかしたら、今の自分の生き方をかっこいいと思えない人もいるかもしれません。
僕も過去、お金稼ぎのために生きていた頃は、自分の生き方をダサいと思っていました。
しかし、それは内発的な価値観を明確にして、目標を決めてそこに向かうことで変わりました。
今は自分の生き方をかっこいいと思うし、誇りに思っています。
ぜひこの質問で、価値観を明確にした目標を立て、自分の生き方をかっこいいと思えるようになりましょう。
- 質問⑺:今、もっと時間を使いたいことは何ですか?
-
「皆さんは今の自分の生活に満足していますか?」
100%満足と言い切れる人はほとんどいないでしょう。
満足できていない時、それは自分の価値観を生活の中で満たせていないのが原因です。
価値観を明確にして、その価値観を満たすための目標を立てることができれば、生活の満足度は劇的に上がります。
例えば、僕はもっと読書することに時間を使いたいです。
読書をしている時に新しい気づきを得られることが多く、その時間が僕にとって、とても幸せだからです。
ここから「好奇心」「気づき」という価値観がわかります。
回答の参考になると思うので、他の具体例も3つ紹介します。
この後、目標を立てるときは、この質問で足りないと思ったものを補うための目標を立てていきましょう。
そうすれば、あなたの価値観が満たされ、どんどんエネルギッシュになっていくことができます。
- 質問⑻:理想の1日のスケジュールはどんなものですか?
-
理想の1日のスケジュールを考えると、そこにはあなたの価値観が現れます。
僕の理想の1日は、8時間ぐっすり寝て、朝起きたら散歩をしながらオーディオブックで読書して、新しい知識をインプットします。
午前中は本の執筆やYouTubeの原稿を作成し、昼には野菜多めの定食を食べます。
そして午後もまた本の執筆やYouTubeの撮影をし、夕方にジムでトレーニングをします。
夜は妻や友人と1日の気づきをシェアしたり、ボードゲームを楽しんだりする。
こんな1日が送れたら、僕にとっては理想的です。
この理想の1日から「学び」「気づきのシェア」「遊び」という価値観がわかります。
この質問に答えていただくと、「理想の1日」と「今の毎日」との”差”が明確に分かります。
そして、その”差”を埋めていくことが目標になります。
そんな理想の1日を手に入れるための目標なら、やる気が溢れそうな気がしませんか?
- 質問⑼:尊敬する有名人、周りの人、キャラクターは誰ですか?
-
「尊敬」という言葉がしっくりこない場合は、「かっこいい」と感じる人を挙げてください。
これは誰でも答えやすく、価値観が見つかる質問なのでおすすめです。
この質問で価値観が見つかる理由を説明します。
例えば、同じ『ワンピース』という漫画が好きな人でも、好きなキャラクターはそれぞれ違いますよね。
ルフィが好きな人もいれば、ゾロが好きな人もいます。
その違いは何によって生まれているのでしょうか?
実は、その違いは「価値観」によって生まれているんです。
自分の価値観と近い価値観を持っている人やキャラクターを見ると、かっこいい、尊敬といった感情を感じるんです。
例えば、僕は作家の四隅大介さんをとても尊敬しています。
四隅さんは、絢香やSuperflyなどの一流アーティストをプロデュースするというすごいキャリアを築かれた後、自分の心に従ってそのキャリアを捨て、ニュージーランドの湖畔に移り住まれた方です。
僕が四隅さんを尊敬している理由は、自分の心に従っているからです。
積み上げてきたキャリアを全て捨てて生き方を変える姿に、かっこいいを超えて腹の底からの感動を感じます。
ここから、僕は「正直」「本音」という価値観を持っていることがわかります。
回答の参考になると思うので、他の具体例も3つ紹介します。
「答えは1人に絞る必要がありますか?」と聞かれることがありますが、それは気にしなくても大丈夫です。
回答で出てきた多くの価値観を、後で整理すれば大丈夫です。
- 質問⑽:子供を育てたり、他人を指導するときに伝えたいのはどんなメッセージですか?
-
なぜ「伝えたい行動」から価値観がわかるのでしょうか?
それは、あなたが伝えたいことは、あなたが大事にしている価値観を反映していることがほとんどだからです。
例えば、「人にされて嫌なことはやっちゃいけません」と言う人は、「思いやり」という価値観を持っているかもしれません。
僕の場合、子供に伝えたいことを考えてみると、こんな言葉が思い浮かびました。
「必ず君が輝ける役割がこの世界には存在しているよ。絶対にそれを見つけるのを諦めないで。」
ここから、僕の「個性の発揮」という価値観がわかります。
回答の参考になると思うので、他の具体例も2つ紹介します。
このメッセージには、自分の心の底に眠っている熱い価値観が現れます。
言っている自分を想像するだけでも、体が熱くなるのを感じるかもしれません。
それがあれば、それがあなたの内発的な価値観の証拠です。
ぜひ、その内発的な価値観を見つけましょう。
ここまでで10の質問を紹介してきました。お疲れ様でした!
質問に答えていただいた方は、いくつかの価値観が見つかっているはずです。
次は、見つけた価値観を元に、「目標」を見つけていきましょう。
質問の答えを整理して「目標」を設定しよう
では、10の質問への回答で見つかった価値観から、いよいよ目標を見つけていきましょう。
やり方はとても簡単な、下記の3ステップです。
可能な方は、ワークシートを使って一緒にやっていきましょう。
手順⑴:見つかった価値観を並べる
まず1つ目、見つかった価値観を並べてみてください。
僕の場合は、下記の価値観が出てきました。
- 自由に生きたい
- 好奇心を大事にしたい
- 夢中に生きたい
- 好きな人に学びを共有したい
- 心理を探求したい
- 気づきを得たい
- 遊び心を持ちたい
- 正直に生きたい
- 個性を発揮したい
ここまでは簡単ですよね。
手順⑵:何度も回答で出てきた「すごく大事にしたい」と感じる価値観を選んで1つの文章につなげる
そして、2つ目。
何度も回答で出てきた「これはめちゃくちゃ大事にしたい」と感じる価値観を選んで、1つの文章につなげてください。
僕の場合の例を紹介しますと、
「好奇心に従ってたくさんのことを学び続けたい。そこで得た気づきを面白くシェアして、聞いた人を夢中にさせたい」
という文章になりました。これが僕の価値観です。
手順⑶:その価値観を満たすための目標を作る
そして最後3つ目。
その価値観を満たすための目標を作ってみてください。
僕の場合は「YouTubeで学びをシェアして登録者10万人」という目標を立てました。
これは自分の価値観に沿った目標なので、腹からエネルギーが湧いてくる感覚があります。
皆さんも実際にやってみると、同じ感覚を感じられるでしょう。
そして、モチベーションが湧いてくるからこそ、目標の達成率も非常に高くなります。
僕の目標が達成されるのも、ぜひ一緒に楽しみにしていてください。
まとめ
目標がないと思っている人は、ただ正しい目標の立て方を知らないだけということが、この記事を読んでわかったと思います。
「目標を達成してしまったらどうすればいいんですか?」と気になるかもしれません。
その場合は、再度ここで見つけた自分の価値観に立ち返って、それを満たせる目標を立て直してください。
このように価値観を明確にしておけば、迷った時も何度でもすぐに、目標を立てることができるようになります。
なので、あなたがモヤモヤした時は、この記事と、公式LINEで配布しているワークシートに立ち返りましょう。
目標に夢中になって生きて、ある時振り返ったら「こんなに遠くまで来たんだ」と感じ、正しい目標を立てるパワーを実感すると思います。
そんな風に人生を謳歌しているあなたに、僕もどこかで会えることを楽しみにしています。
他人がなんと言おうと、自分はこう生きたいと思える目標に向かって生きていきましょう!
現在、八木仁平の公式LINEに登録後に、「目標10」と送信していただけたら、
- 「目標がない」を一撃で解消する10の質問の図解解説シート
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ぜひ無料で配布しているうちに、手元に保存しておいてください。
もしかすると、まだ「これだ!」と言える価値観が見つかっていない方もいるかもしれません。
そんな方も大丈夫です。多くの方が10の質問だけでは価値観を確信するところまではいけません。
そんな方のために、僕の公式LINEでは、「価値観が一撃でみつかる30の質問図解シート」も無料配布していますので、ぜひダウンロードして、得意なこと探しに役立ててくださいね!
価値観を見つける方法は、下記の2つの記事でより詳しく、徹底的に解説しています。
まだ十分な答えにたどり着けていないという方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。