2025.03.03

自己理解が難しいと感じる方に、知っておいて欲しい正しい考え方

jikorikaiadmin

八木仁平

こんにちは八木仁平です！僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。

この記事では、

という書籍の著者である僕が、「自己理解が難しいと感じる人に知っておいて欲しいこと」というテーマで解説していきます。

僕は、自己理解プログラムというサービスを通して、5,000人以上の方々の自己理解を終わらせてきました。

多くの方の相談に乗ってきましたが、

「自分のことがよくわからない」
「やりたいことが見つからない」

といった悩みを抱える人は非常に多いです。

実際、僕自身も本当にやりたいことを見つける以前は「自分は何をしたいのか？」「何のために働いているのか？」がわからず、皆さんと同じようにモヤモヤして過ごした時期があります。

では、なぜ自分のことであるにもかかわらず、自己理解はこんなにも難しいのでしょうか？

本記事ではその主な理由を解説し、自己理解の難しさを乗り越えるためのポイントについてお伝えしていきます。

この記事を読めば、あなたもきっと自己理解をシンプルで簡単なものとして理解できるようになるので、ぜひ一読してみてくださいね。

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あなたのお悩みを、プロの自己理解コーチに無料で相談できます。

仕事に関する悩みは、一人で解決するのがとても難しいものです。

一人で悩んでいる
相談できる人がいない
頭がゴチャゴチャで、整理できない

という方は、お気軽に相談してみてくださいね。

八木仁平

僕たちは自己理解のプロフェッショナルです。

相談すれば、あなたのモヤモヤも悩みも、きっとスッキリしますよ！

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また、下記の記事では、自己理解とは何なのか、どうすれば本当にやりたいことが見つかるのかを解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

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世界一やさしいやりたいことの見つけ方【著者が徹底解説します！】

下記の動画では、自己理解メソッドを活用した、やりたいことの見つけ方について、徹底解説しています。ぜひこちらもあわせて参考にしてみてください。

では、本題に入りましょう。

自己理解が難しい3つの理由
難しい自己理解が、シンプルで簡単になる方法
自己理解の正しい進め方
まとめ：難しいからこそ、シンプルな３要素で考えよう

自己理解が難しい3つの理由

なぜ自己理解が難しくなってしまうのかというと、大きく3つの理由があります。

自己理解が難しい3つの理由

自己理解に関する用語が多すぎて混乱する
部分的に取り組んでも「本当にやりたいこと」は見つからない
刷り込まれた「他人軸」に左右される

あなたが自己理解をより簡単にわかるようになるために、まずはこの2つの原因を知ることから始めていきましょう。

自己理解が難しい理由①：用語が多すぎて混乱する

就職活動やキャリア本などでは自己分析のためにさまざまな用語が使われます。

「人生の軸」
「ミッション」
「ビジョン」
「使命」
「価値観」
「才能」
「強み」
「やりたいこと」

…などなど、実に様々な言葉が登場します。

これだけ多くの用語が溢れていると、何から手を付けていいのか優先順位がわからなくなり、「多すぎてわけがわからない！」と混乱してしまいがちです。

その結果、自己理解に着手しようと思っても最初の一歩で迷ってしまう人が非常に多いのです。

就職活動などで行う自己分析も同じように、用語が多すぎて何を整理すれば良いのかわからなくなってしまいがちです。

この辺りについては、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

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自己理解が難しい理由②：部分的に取り組んでも「本当にやりたいこと」は見つからない

世の中の自己分析の多くは、自己理解に必要な要素の、ごく一部しか扱っていません。

例えば「価値観だけを探すワーク」や「強み診断だけを行うサービス」、あるいは「とりあえず行動しよう」といった精神論など…

このいずれも、間違ったものではないのですが、それ一つで十分に自己理解をすることは難しいのが現実です。

なんとなく、考えていることを書き出すことはできるけれど、結局「本当にやりたいこと」は見つからずまた迷走してしまう…という状況になりがちです。

実際、このような自己分析してもモヤモヤが残り、「これだ！」と腑に落ちる答えに辿り着けなかった…という経験がある方も多いのではないでしょうか。

あなたが、本当に自己理解をして、「自分が向かうべき方向はこっちだ！」と明確になるためには、次の項目から解説する、自己理解に必要な３要素を理解することが重要になってきます。

自己理解が難しい理由③：刷り込まれた「他人軸」に左右される

私たちは、周囲からの期待や固定概念に縛られて自己理解を行ってしまう傾向があります。

たとえば、「仕事は我慢するべきもの！」「安定した仕事に就いた方が幸せ！」のような、親や先生、世間の風潮で言われている刷り込みに影響を受けてしまいます。

その結果、自分の本音なのか、刷り込まれた他人軸なのかが、自分自身でもわからなくなってしまいます。

こうしたプレッシャーに屈してしまうと、自己理解はどんどん遠ざかり、結局は自己実現どころか、精神的な混乱やストレスを生む原因になりかねません。

他人軸、自分軸については下記の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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自分軸で生きている人と、他人軸で生きている人の違い

だからこそ、自己理解は、他人の価値観を押し付けられるのではなく、あなたの内面を複数の角度から見ていくことが重要になります。

具体的な方法を次の項目から見ていきましょう。

難しい自己理解が、シンプルで簡単になる方法

難しく感じられがちな自己理解ですが、実は正しいやり方さえ押さえればプロでなくてもシンプルに進めることができます。

ポイントは、下記の3つの軸で自己理解をしていくことです。

自己理解を深める３要素

大事なこと（価値観）
得意なこと（才能）
好きなこと（興味）

これらは一見バラバラに思えますが、すべての自己理解に関する用語を整理すると、最終的にはこの3つに集約されます。

では、ここから、なぜ自己理解において、この３要素が必要なのかを解説していきます。

進路選択や転職では、複数の要素が必要になる

あなたが自己理解の必要性を感じている理由は、やりたいことを見つけたい、自分にあった仕事を見つけたい…といった、働き方や人生の目標を見つけるためだと思います。

しかし、それらの判断をするためには、お金がどうか、好きなことかどうか…など、単純な物差しでは測れない、複雑なものです。

だからこそ、まずは、あなたの根底にある

「自分自身が何を大切にしているのか」
「どんな才能があるのか」
「どんなことに興味があるのか」

という、モチベーション、才能、興味という、複数の角度での自己理解が必要になるわけです。

この３要素を軸に自己理解を深めると、自分に合った環境や選択肢を見極めやすくなり、結果として充実した人生を送るための方向が見えてきます。

自己理解の正しい進め方

では、ここからは実際に僕たちが教えている自己理解の進め方をお伝えしていきます。

難しい自己理解を、正しくわかりやすく進めるためには、順番が大切です。

具体的には、大事なことから順番に、自己理解を進めていくことが大切です。

自己理解を簡単にする方法

下記の手順で自己理解を進めていく。

自分の価値観を書き出す
何が自分にとって本当に大切なのか、過去の経験や感情に基づいてリストアップしてみてください。ここでは、過去のポジティブな体験、人におせっかいしたくなることなど、あなたの内発的な動機を見つけていきます。
得意なこと、成功体験を振り返る
過去の成功体験や、自然と周囲から評価された経験を整理し、自分の強みを抽出します。自己評価が難しい場合は、周囲のフィードバックを参考にするのも大切です。
好きなこと、情熱を感じる瞬間を洗い出す
何をしていると時間を忘れるか、どんな話題に心が躍るかを思い返し、興味を持つ分野を特定します。
3つの要素を組み合わせて、本当にやりたいことを見つける
大事、得意、好きを組み合わせて、あなたが本当にやりたいことを見つけていきます。

この手順を図にすると下記のようになります。