今の自分を変えたい人がやるべきたった一つのこと
こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が「自分を変える方法」というテーマで解説していきます。
この記事は、
- 自分のことが嫌いで、今の自分に満足していない
- 自分はこのままでいいのか、漠然とした不安がある
- 自分の短所を克服したい
というお悩みをお持ちの方に、ぜひ知って欲しい内容を解説しています。
この記事を読み終わった頃には、自分を変えるために何から手を付ければよいのか、具体的に何を変えればよいのか、そして変えてはいけないことがわかります。
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この記事の内容は、下記の動画でも解説しています。
記事でも、動画でも、同じ内容が理解できるので、お好みの方法を選んで学んでみてくださいね。
「自分を変えたい」と思う人によくある間違い
実は僕自身も、もともとは自分のことが大嫌いで、そんな自分を変えたいと思い、努力してここまできました。
そんな経験からわかるのは、もしあなたがただ漠然と「自分のことを変えたい」と思っているだけだとしたら、この先の人生もうまくいく可能性は非常に低いということです。
なぜなら、どんな人にも必ず
- 変えるべきところ
- 変えてはいけないところ
の両方が存在しているからです。
この違いを知らない状態で、やみくもに自分を変えようとして行動したり、学んだりしても、人生は良くなりません。
多くの人が、「変えてはいけないところ」を変えようとしているからです。
ですが、安心してください。
僕自身、自分の変えるべきところ、変えてはいけないところを理解したことで、自分に自信を持ち、やりたいことだけをやって自由に生きられるようになりました。
改めて、まず大前提として、下記のポイントを理解しておきましょう。
どんな人にも、変えるべきところと、変えてはいけないところがある。
次の項目からは、あなたの何を変えれば、最も効率的に人生をよくできるのかを解説していきます。
自分を変るべきところを見極め、最高の人生への最短ルートを歩めるようにしましょう。
あなたの「変えるべきところ」と「変えてはいけないところ」
早速結論からお伝えします。あなたの変えるべきところ、変えたらダメなところは下記のとおりです。
- 変えるべきところ:自分の捉え方
- 変えてはいけないところ:あなたが持っている特徴
これだけではわからないと思うので、詳しく解説していきます。
あなたは、自分のどんなところを変えたいと思っているでしょうか。
- 人見知りなところ
- 飽きっぽいところ
- 仕事が遅いところ
などなど、自分自身の嫌なところ、短所だと思う変えたいところがあるでしょう。
まず理解して欲しいのは、このような短所と思われるところは、変えてはいけないところであるという点です。
なぜかと言うと、これらのあなたが短所だと思っているところは、実はあなたの才能から生まれているものだからです。
では、才能とは一体何でしょう。
ここで言う才能の定義は、「あなたが自然とできること」です。
例えば、
- 慎重に物事を進める
- 人の気持ちを考える
- 整理して伝える
- アイデアを出す
などが才能と呼ばれるものです。
才能は環境次第で、長所にも短所にもなる
なぜ「変えたい」と思っている自分の嫌なところ、短所を変えてはいけないのかを考えていきましょう。
まず理解して欲しいのは、自然にできること…つまり才能は、環境によって長所にも短所にもなるということです。
才能は、環境次第で、長所にも短所にもなる
例えば、「慎重に物事を進める」という才能について考えてみましょう。
この才能も、当然、場面や環境によって、短所にも長所にもなります。
- 短所として出る時:仕事が遅い
- 長所として出る時:ミスをしない
例えば、この「慎重さに物事を進める」という才能を持っている人が、少人数でスピード重視の職場にいた場合、どうでしょう。
周りからも、仕事が遅いと思われるし、本人もとても辛い割に、良い仕事ができず、悩んでしまうはずです。
逆に、この人が、ミスが許されない、正確さをもとめられる仕事についていたとしたらどうでしょう。
持ち前の慎重さは、その仕事でより発揮されますし、周りからもミスをしない、丁寧にやってくれると評価されるはずです。
そうなれば、本人も得意なことで誰かに貢献できているという喜びを感じられるでしょう。当然、スピード重視の環境にいるより、成果も出しやすいはずです。
このように、「慎重に物事を進める」という才能を持っている人も、場面によっては短所としても長所としても出てしまいます。
例えば、「ネガティブ」という多くの人が悩んでいる短所も、一つの才能です。
実際、僕の知っている人で、この才能を活かして、炎上しない謝罪を考える「記者会見コンサルタント」という仕事をしている人がいます。
自分の短所を変えるのではなく、環境を変えよう
僕のところには、今の仕事に満足していないという方が、数多く相談にきてくれます。
そして、その中でもかなりの割合の方が、「今の仕事がうまくできないので、なんとか自分を改善したい」と言っています。
しかし、そんな方々のお話をよく聞いてみると、本人が持っている才能とその仕事の環境があっていなさすぎて、「そこで頑張っても意味ないよ!」という状態であることが多いです。
例えるなら、魚なのに、なんとかして陸で生活しようと努力しているようなものです。
これでは成果が出ないし、苦しくて当然です。
もしあなたが、そんな状況にあるのであれば、下記のポイントを理解してください。
- 自分の才能に合っていない環境で、自分を変えようとする努力は不要
- 自分の才能を正しく捉えて、環境を変える努力をする必要がある
とにかく、大切なのは、自分の才能に合った環境に身をおいて、そこで努力をすることです。
慎重さという才能を持っているのに、スピードを求められる環境にいる…のように、そもそも自分の才能と環境が合っていない状況で努力しても、辛いだけで成果は出ません。
このように考えると、まずは「あなたが自分自身の才能を正しく捉えているか」が重要になってきます。
あなたにどんな才能があるかを知る方法を、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
読んでいただければ、あなたが短所だと思って「変えたい」と感じていることが、才能であり長所でもあることがよく理解できるはずです。
「自分を変えたい」が駄目な理由
ここまで、自分を変えたいと思っている人に対して、大切な点をお伝えしてきました。
まとめると、
- 短所を変えようとしてはいけない
- 短所は才能が環境にあっていない状態である
- 才能と環境があっていると長所として現れる
- 自分を変えるのではなく、環境を変える努力が必要
といった大事なポイントがありました。
改めてですが、あなた自身の短所や、才能そのものを変えようとする努力は、本当に無駄です。
なぜかと言うと、行動遺伝学の研究では、才能は、約50%が遺伝、残りの約50%は育った環境で決まると言われているからです。
さらに、思春期までは育っている環境によって才能が変化することがありますが、年齢が高くなるにつれてその変化も起こりにくくなる事がわかっています。
つまり大人になってしまった僕たちが、今自分の才能(短所だと思っていることも含む)を変えようとしても、実際には変えることが難しいということです。
つまり、自分の短所を変えようとするより、環境を変えて才能が長所として出るような状況に身を置くほうが成功しやすいということです。
そのほうが、自分自身も楽で、成果も出やすい。
そして、あなた自身が得意だと思うことで貢献できるので、自己肯定感も高まっていきます。
「才能を変えられない」のは、素晴らしいこと
才能を変えることが出来ないと聞いて、残念に思っている方もいるかもしれません。
しかし僕自身は、才能を変えられないことは本当に素晴らしいことだと思っています。
なぜなら、今の自分のまま生きるしかないという覚悟が決まるからです。
そして、実はその「自分が手にしているものを変えられない」状況のほうが、「自由に選べる」状況よりも、満足度が高くなるという研究データがあります。
この研究では、参加者を下記の2つのグループに分けて、実験が行われました。
- グループ①:好きなポスターを選んでもらい、ポスターは1ヶ月以内なら自由に変更してOK。
- グループ②:好きなポスターを選んでもらうが、一度決めたら変更してはいけない。
そして一定期間をおいたあとの満足度を調査すると、
これは「もっと良いものを選べるかもしれない」という可能性を残されたグループ①よりも、後戻りできない選択をしたグループ②のほうが、持っているポスターへの満足度が圧倒的に高かったという結果がでました。
これは、最初の選択を最終決定にすることで、他の人が持っているものに目を向けるのではなく、自分が選んだポスターの良いところに注目できるようになったからだと言われています。
しかし世の中の多くの人は、この実験のグループ①のと同じように、自分自身がもっていないものに目を向けてしまい、
- あの人が羨ましい…
- あの人みたいにならないと…
- 自分を変えないと…
のような「無い物ねだり」を続けてしまいます。
この実験からわかるように、持っていないものにばかり目が向いている状態では、永遠に自分の人生に満足することはできません。
才能についても同じ
才能についても、全く同じです。
他の人がもつ才能を見て、無い物ねだりをするか、あなた自身が持つ変えられない才能の素晴らしさに着目するかで、人生の満足度は大きく変わります。
つまり、「自分のことを変えたい」と思っている限り、ずっとあなたは不幸な感覚のまま生き続けることになります。
先ほどお伝えした通り、才能そのものは、遺伝と育った環境によって作られます。それ自体を変えることは出来ません。
そしてその、「才能は変えられない」という事実を認識することで、先ほどの実験のグループ①のような状態になることができます。
つまり、変えられないことを認めることで、そこから自分のよいところを見つけようとすることができるようになります。
変えられるのは、才能の捉え方と環境
才能そのものを変えることは出来ませんが、あなたが変えることができるものがあります。
それは、才能の捉え方です。
あなたが持つ才能の、短所である側面に目を向けるのか、長所である側面に注目するのか…その捉え方は、あなたの意思で自由に変えることができます。
ここまで読んでいただいたのであれば、あなたも自分の才能の長所の部分を活かして生きたいと思うのではないでしょうか。
記事の前半で解説した通り、才能は環境によって短所にも長所にもなります。
短所に目を向けて自分を変えたいと思うのではなく、才能が長所として発揮される環境をつくるためには、どんな工夫ができるかを考えることが、幸せに生きるコツです。
才能に優劣は存在しない
ここまでのお話を聞いても、「自分の短所(才能)が、どうしても役に立つとは思えない」と感じる方もいるでしょう。
僕自身も、昔は同じ考えを持っていました。
例えば、僕も「自分は内向的なのが才能だろう。ただ、そうは言っても、やっぱり社交的な方が良いに決まっている」と思っていました。
ですが、実際には、才能自体に優劣は存在しません。
実際に、この内向型と外向型、どちらが幸せなのかを調べた研究でも、面白いことがわかってきています。
少し前までは、「内向型の人間が、どのようにしたら外向型になれるか」といった実験が行われており、結果として外交的な人間のほうが幸福度が高いと言われていました。
しかし最近の研究では、外向型にならなきゃ!と思っている人のみが幸福度が低く、「別に自分が社交的になる必要はない」と、内向型であることに満足している人は、実は幸福度が高いということが明らかになりました。
大事なポイントをまとめると下記のとおりです。
- 外向型だから幸せ、内向型だから不幸せ…のように、才能そのものに優劣があるのではない。
- 外向型だろうが内向型だろうが、自分の才能に満足している人は幸せで、そうでない人の幸福度が低い。
ここまで聞くと、才能そのものに優劣がないこと、才能そのものと幸福度が直結しているわけではないことがわかるのではないでしょうか。
実際、内向型でも、一人の時間を豊かに充実させている人は、とても幸せそうに見えますよね。
僕自身も、大人数の飲み会が苦手…など、内向型である自分が嫌いで、不幸だと思っていた過去があります。
でもこの考え方を知って、内向型のおかげで自分が幸せなんだと理解したことで、読書や文章を書くことなど、自分が心から楽しいと感じることに時間を使うようになりました。
そんな時間を増やしたことで、外向型に憧れることもなくなり、とても幸せに生きることができるようになりました。
まとめ:自分を変えるのではなく、才能の捉え方を変えよう
自分を変えたい、短所を変えたいと思っている人は、持っている才能の短所の側面に注目しています。
僕自身が、才能の捉え方を変え、長所の側面はなにかを知り、それが発揮される環境や時間の使い方に変えたことで、幸せに、たくさんの成果を出せるようになりました。
だからこそ、「あなたにも自分の才能を直視して、その良い側面を見つけ、活用できるようになって欲しい」と心から思います。
あなたがどんな才能を持っているかは、下記の記事で徹底解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。