得意なこと

得意なこと、才能がないを一撃で解消する30の質問

jikorikaiadmin

こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。

この記事では、「世界一やさしい「才能」の見つけ方」の著者である僕が、「得意なこと・才能がない」というお悩みを一撃で解決する、30の質問をご紹介します。

この記事は、こんな人におすすめ!
  • 自分の得意なことがわからない
  • 今の仕事は苦手が多い、自分に向いていない
  • 自分の得意を活かして働きたい

これらのお悩みに対して、解決のヒントになる考え方と、自分の得意を知るための30の質問をご紹介します!

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では本題に入りましょう。

自分の得意なことがわからないのは、あなただけではありません。

僕が運営するYouTubeのコメントでも一番多いのは、得意なことがわからないというコメントです。

また、ストレングス・ファインダーで有名なギャラップ社が研究したデータでも、仕事で毎日得意なことを行う機会を持っているかという質問に対して、「非常にそう思う」と答えた人はたった33%という結果が出ています。

僕自身も、昔は自分には得意なことがない、才能なんてないと思い込んでいました。

今では、得意なことがわかり、ベストセラー本を出版できるまでになりましたが、自分の才能を理解する前は、たくさんの失敗がありました。

大学時代にやったコンビニのアルバイトでは、ミスをしまくった結果、2ヶ月でクビになってしまった経験もあります…

この時は、とても自信を失いました。

このように、得意なことがわからないままだと、

  • いつまでも自分に自信が持てない
  • 自分に合った仕事が選べない
  • 就職や転職時も、自信を持って自己PRができない

など、自分らしい人生を生きていく上で、大きな障害になってしまいます。

僕も、もし今も自分の得意なことを理解していなければ、今でも自分に合わない仕事をやっていて、成果も出せず、疲弊してしまっていると思います。

僕自身も、この記事でご紹介する「得意なこと・才能を見つける質問」に答えて、自分の得意なことを自覚できるようになり、自信を手に入れることができました。

苦手なことをやっていては成果が出ないし、自信も持てません。

しかし、得意なことをやると、驚くほど簡単に成果が出ます。

僕だけじゃなく、僕が代表している自己理解プログラムの修了生からも、

  • こんな得意なことがあるなんて!
  • 自分では気づけなかった!
  • 才能を見つけたことで自分に自信が持てるようになった!

という声を頂いています。

この記事を読んでいただければ、きっとあなたも、得意なことがないのではなく、得意なことに”気づいていないだけだった”とわかるはずです。

※この記事の内容は動画でも解説しています。同じ内容を解説しているので、お好みの方をご覧ください。

この記事では、30の質問に答える前に、理解しておきたい大事なポイントからお伝えしていきます。

では、早速本題に入りましょう!

早く質問に答えたいという方は、下記目次の「05|あなたの「得意なこと・才能」を見つける30の質問」をクリックして、該当箇所までジャンプしてくださいね。

得意なことを見つけるべき理由

得意なことを見つけることは、あなたが思っている以上に、たくさんのメリットがあります。

まずはその点をご理解いただくために、例としていくつかの研究結果をご紹介します。

1つ目は、アメリカのギャラップ社の研究です。

1000人以上を調査した同社の調査では、得意なことを活かしている人は、そうでない人より、”仕事のモチベーションが6倍も高く生産的”であり、なおかつアンケートに”生活の質が非常に高い”と回答する傾向が3倍という結果が出ています。

また、イギリスで27人を対象に行われた別の調査では、自分の得意なことを意識しているほど幸福度が高いという結果が出ています。

さらに別の研究でも、幸福度の向上やうつ病のリスクの低下、人生の満足度が上がるなどの結果が出ている事がわかっています。

得意な事を見つけるメリット
  • 仕事のモチベーションが上がる
  • 生産性が上がる
  • 生活の質が上がる
  • 幸福度が上がる
  • 人生の満足度が上がる
  • うつ病のリスクが下がる

様々な研究から、これらのことが証明されています。

得意なことを活かす効果は、ものすごいですね。

もしあなたも、

  • 得意なことを見つけて、自信を持ちたい
  • 自分が得意なことを活かして、モチベーション高く仕事をしたい
  • 幸せに働けるようになりたい

と思っているのであれば、ぜひこの記事でご紹介する、30の質問を試してみてください。

”得意なこと”の定義

僕はセミナーで得意なことや才能について質問することがあるのですが、この定義を正しく答えられる人は10%もいません。

つまり、ほとんどの人が勘違いしたまま、「得意なこと」という言葉を使っています。

まずは「得意なことの定義」を説明します。

得意なことの定義は「自然とできること」です。

例えば、

  • 自然と人間観察をしている
  • 自然とすぐ行動している
  • 自然と人の気持ちを考えている
  • 自然とリスクに目がいく
  • 自然と人と仲良くなる方法を考えている

などが得意なことです。

言い換えると、自然と出てしまう癖のようなものが、本当の得意なことです。

”得意なこと”と”スキル・知識”の違い

得意なこととよく混同されるのが、スキル・知識です。

この2つは似ているように感じますが、実際は全く別物です。

まずは両者の違いを見てみましょう。

得意なことは、例えば、

  • リスクを考えられる
  • 人の気持ちを大事にできる
  • 一つのことを突き詰められる

などです。

一方で、スキル・知識とは、

  • 英語が話せる
  • プログラミングができる
  • 料理ができる

などになります。

この2つは、世間では「得意なこと」として一括りにして呼ばれていますが、自分の才能を見つけるためには、分けて考える必要があります。

なぜなら両者には、2つ違う点があるからです。

得意なことと、スキル・知識の違いの1つ目は下記です。

”得意なこと”と”スキル・知識”の違い①
  • 得意なこと=生まれつき持っているもの
  • スキル・知識=後で身につけられるもの

得意なことは基本的に遺伝です。生まれつきのものなので、才能とも呼びます。

この記事でも”得意なこと”と”才能”は、「自然とできること」という同じ意味で使っています。

一方で、スキル・知識は、後から身につけるものです。

例えば、生まれた時から、プログラミングができたなんて人を聞いたことないですよね。これはあとから身につけるものなので、スキル・知識と言えます。

では、次に2つ目の違いをご紹介しましょう。

”得意なこと”と”スキル・知識”の違い②
  • 得意なこと:どんな仕事でも、一生使えるもの
  • スキル・知識:特定の仕事でのみ活用可能なもの

両者の違いの2点目は、これです。

一度使い方をマスターしてしまえば、どんな仕事でも、一生使っていけるものを、得意なことと呼びます。

一方で、スキル・知識は、特定の仕事でのみ活用可能なものです。

例えばプログラミングはスキルなので、身につけたとしてもプログラミングが不要な仕事では活用できませんよね。

また、10年後にそのプログラミングのスキルが役に立つかは、わかりません。

2つの違いを表にまとめるとこのようになります。

スキル・知識はもちろん必要なものですが、時代の変化とともに陳腐化していきます。

なので、スキルや知識より、時代に関係なく、どんな仕事でも活かすことが出来る、「得意なこと」を見つけることのほうが、重要です。

また、身につけたスキルや知識に、依存してしまうパターンもあります。

例えば、過去の自己理解プログラムのクライアントに、転職を考えている方がいました。

ですが、その方は、保健師の資格を活かせる職場という条件で探していました。

このように持っているスキルや知識ベースで転職先を考えてしまうと、選択肢が狭まってしまい、人生の自由度を下げてしまいます。

これでは、いつまで経っても、本当のやりたいことにたどり着きません。

皆さんも、持っているスキル・知識を活かせる仕事を探そうとしているせいで、人生の可能性が狭まってしまっている人…心当たりはないでしょうか。

自分の人生を充実させるためのスキル・知識だったはずが、いつの間にか、それを使うことが目的になってしまう…こういうことは多々あります。

だから、この記事をご覧のあなたは、スキル・知識ではなく自然とできる得意なこと・才能を見つけてください。

得意なことは、他人と比較してはいけない

得意なことを見つけるときに、かなり多くの人が勘違いしていることが「他人と比較して、得意なこと」を探そうとしていることです。

この勘違いをしていると、得意なことをうまく見つけることは出来ません。

得意なことは、人と比べる必要は全くありません。

先ほどお伝えした得意なことの定義は、「自然とできること」です。

定義の中に、他人と比較する要素は含まれていません。

この定義通り、誰かと比較する必要はなく、ただ自分が自然とできることを探せば大丈夫です。

これを聞いた方の中には、「人よりもうまくできないと、意味がないんじゃないの」と思われた方もいるでしょう。

そんな方のために、得意なことを他人と比較する必要がない理由を2つお伝えしましょう。

1つ目の理由は下記です。

他人と比較する必要がない理由①

得意なことは、組み合わせて使うものだから

例えば、僕の場合、新しい知識を学ぶことが得意です。

だけど、それを僕よりも得意な人はそこら中にいます。

では、なぜ僕が、得意を活かして活躍できるようになったのか。

それは、「知識を学ぶ」という得意に加えて、「整理して伝える」という別の得意なことも組み合わせて使っているからです。

新しい知識を学ぶだけではなく、それを整理して伝えることであれば、僕は多くの人よりも上手くできる自信があります。

このように、得意なことは、実際は組み合わせて使います。

なので、単体で人と比べる必要はないんですね。

組み合わせて使うものなので、最初はハードルを上げずに、ただ自分が自然とできることを見つけることが重要です。

次に、他人と比較する必要がない2つ目の理由を紹介します。

他人と比較する必要がない理由②

得意なことは、スキル・知識を学ぶことで、強みとして強化していくものだから。

得意なことはそれだけで使うのではなく、知識を身につけて強化することで使っていきます。

なので今回見つける得意なこと自体は、人より上手くできる必要はありません。

例えば僕の場合は、もともと情報を集めて人に伝えるという自然とできる得意なことを持っていました。

そこに、自己理解の知識や、文章を書くスキルを身につけたことで、自己理解のノウハウを伝えられるようになり、ベストセラー作家になることができました。

おかげさまで、「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」は35万部、「世界一やさしい『才能』の見つけ方」は5万部と、世界累計40万部を突破することができました。

このように、得意なことの土台の上に、スキルや知識を組み合わせることで、成果につながります。

なので、得意なこと自体を他人と比較する必要はないんですね。

これが、得意なことは他人と比較する必要がない、2つ目の理由です。

まとめると、下記の図の通りです。

本当に残念なことに、ほとんどの人が、得意なことを持っているのに、自分よりも得意な人がいるという理由で、内側に得意を眠らせてしまっています。

どうかこの記事を見た、皆さんだけは、他人と比較せず、自分が自然とできる得意なことを見つけてください。

あなたの「得意なこと・才能」を見つける30の質問

では、早速、得意なことを見つける質問に入りましょう。

答える前に、下記の2点だけ頭に入れておいてください。

答えられない質問があっても心配いりませんし、同じ回答が出ても全く問題ありません。

答えやすいものから、考えてもらってOKです。

どの質問に答えても、皆さんが必ず得意なことを見つけ出せるように30の質問を用意しています。

下記が今回考えてもらいたい、30の質問です。

この質問だけでは、答えづらいと思うので、それぞれについて補足の説明と、具体例を紹介していきます。

あなたも実際に考えながら、得意・才能を見つけてみてくださいね。

【30の質問リスト】
※各質問をクリックすると詳しい解説が表示されます

Q
質問1:最近、イラッとしたことは何ですか?

人は「なんでこんな当たり前のこともできないの」と思った時に、イラッとすることがあります。

自分が当たり前にできるから、できない人がいると、「なんで、こんな当たり前のこともできないの?」と思ってしまいます。

つまり、得意なことの定義である、「自然とできること」に当てはまる可能性が高いのです。

僕の友人の例を紹介します。

僕の友人に、話すのがすごくうまくて、飲み会などでいつも、話の中心になる人がいます。

ある時、飲み会の後に、彼から「場を回す力がないのに、つまらない話ばっかりしてるヤツにムカつくんだよね」という話を聞きました。

これは僕には全くない感覚で、ものすごく驚いたのを、鮮明に覚えてます。

彼は、”面白い会話で人を楽しませられる”という得意なことを持っています。

飲み会のときも、”場を回すことを当たり前にやってる”からこそ、このような言葉が出てくるのだと思います。

他にも5つ例を紹介します。

最後は、僕の例なので、少し補足します。

僕の場合は、物事を整理して伝えることができない人にイラッとします。

具体的には、本を読んでいるときに、「これ全然まとまってなくて、わかりづらいな…」と思うことが頻繁にありました。

これは、僕が「ものごとを整理して伝える」ことを、自然とできるからです。

だからこそ、まとまっていなくて、分かりづらいものを見ると、イラッとしてしまいます。

その整理して伝えるという得意なことを生かして本を書いたことで、ベストセラー作家になることができました。

イラッとしていたことは、僕の得意なことだったんですね。

それでは質問に答えるポイントを解説します。

考える際のポイント
  1. イラッとしたことを考える(心がザワザワしたことでもOK)
  2. 「何が自然とできるから、それにイラッとしたのだろう」と考えてみる

この順番で考えると、自分の得意なことが見つかります。

一般的に怒りってネガティブな感情と思われていますが、実は全くの誤解です。

この質問をマスターすれば、あなたはこれから人にイラっとするたびに、自分の得意なことに気づくことができるようになります。

そして、他人にイラッとしてしまうくらい当たり前にできることを仕事にすると、驚くほど楽に成果が出るようになっていきます。

ぜひ、この質問に答えて得意なことを見つけてください。

Q
質問2:親や先生によく注意されたことは何ですか?

これは具体例から説明するとわかりやすいので、僕の大好きな話を紹介させてください。

「才能を引き出すエレメントの法則」という全米でベストセラーになっている本からの引用です。

ギリアンという女性の実話です。

8歳の頃の彼女は、成績も最悪で、学級全体の問題児でした。

騒がしく動きまわったと思えば、次の瞬間には窓から外をじっと眺めていたり、授業中も周りの生徒たちにちょっかいを出すことが多かったそうです。

学校側は、ギリアンに学習障害が認められるので、養護学級のある学校に移ることを勧めました。

しかし、ある時、素晴らしい精神科医の先生が、彼女の才能を見出します。

ラジオの音楽に合わせて優雅に踊るギリアンを見て、「彼女は病気ではなく、生まれながらのダンサーなんです」と母親に伝えました。

それからダンス教室に通うようになったギリアンは、ロンドンにあるロイヤルバレエ学校のオーディションに合格し、団員に。世界中を公演して活躍しました。

引退後も、プロデューサーとして、いくつもの公演を成功させ、キャッツやオペラ座の怪人など、輝かしい数々のミュージカルを手掛けました。

彼女は問題児でも、養護学校に転校する必要もないどころか、後に世界最高の振付師の一人として、多くの人に喜びをもたらす存在だった…という話です。

めちゃくちゃいい話ですよね。

このように、人から注意されることは、自分の突き抜けているポイントなんです。

突き抜けて目立つからこそ、人から注意されます。

出る杭は打たれるというやつですね。

例えばギリアンは、じっとしてないことで”学校では”注意され、問題児というレッテルが貼られました。ですが、自在に踊る事が求められるダンスの世界では、天才として認められました。

このように、注意されることは、環境次第で、得意なことに変わります。

例えば、時速300キロで走れるF1カーは、制限速度50キロの公道では、とても走りづらいはずです。

けれど、レースという環境では、ものすごい力を発揮できます。

このように、その個性が、プラスに働くのか、マイナスに働くのかは、環境によって変わります。

だからこそ、自分の得意なことを見つけて、発揮できる環境に行くことが大事だということです。

他の例も3つ紹介します。

例えば、1つ目の「飽きっぽい、一つの事を続けられない」は、環境によっては注意されるでしょう。

ですが、これも好奇心が旺盛という立派な得意なことです。

また、2つ目の、「親に相談せずに決めた」ですが、これは相談することを求めるような親であれば、もちろん注意されますよね。

けれど、自ら意思決定できるという、素晴らしい得意なことでもあります。

3つ目の「冷たい、思いやりがない」と注意された…というケースですが、これは温かい対応が求められる仕事や場所だと、このように言われるでしょう。

ですが、感情に流されずに、考え、判断することができるという得意なことでもあります。

このように人から注意されてきたことは、あなたの突き抜けている得意なことなんです。

Q
質問3:あなたが変態的にこだわっていることは何ですか?

得意なことは自然とできることで、その方向に意識が勝手に向いてしまうことでもあります。

例えば、人の気持ちに対して意識が向く人は、人の気持ちを絶対に傷つけないなどのこだわりがあると思います。

得意なことには、自然と意識が向くので、そこにこだわりが生まれるんですね。

具体例を紹介します。

僕の場合は「この世の中にあるすべての知識をつなげて体系立てたい」という変態的なこだわりがあります。

特に、自己理解の分野に対して、体系立てて誰でもわかるようにしたいと、こだわっています。

世界中に体系立てられた自己理解教育を普及させることができれば、やりたいこと、得意なこと、好きなことで迷う人が、世界中から消滅するんじゃないかなと思っています。

僕は、そういう世界をずっと夢見て、変態的に生きてます。

そして、もちろん体系立てて伝えることは、僕の得意なことでもあります。

他にも僕が知っている具体例を紹介します。

例えば、雑誌のデザインに対して、「もっとこうしたらいいのに」と思ってしまう方がいます。この方はデザインや見せ方にこだわりがありそうですね。

他には、「もっと節約できる方法はないか」と変態的に突き詰めてしまう方がいます。この方はより効果的なやり方がないか、改善ポイントがないか、突き詰めることにこだわりを持っていそうですね。

他には、「誰にでもわかりやすい資料を作ること」にこだわりを持っている方もいます。この方は認識のズレを生まないことにこだわりを持っていると思います。

それでは質問に答えるポイントを説明します。

考える際のポイント
  • 変態的にこだわっていることは何かを考える
  • 強いこだわりが思いつかない人は、いつも意識してる”小さなこだわり”でもOK

回答の際は、「こんなこだわり他の人も持ってるだろうしな〜」と思うようなことでも構いません。

実際は、自分にとってそれが当たり前なだけで、あなたが当然のようにこだわっていることに対して、意外なほどに他の人は意識が向いていません。

普段からこだわってしまう得意なことが活きる仕事に就くことで、成果も出しやすくなり、自信もつきます。

ぜひあなたのこだわりを見つけてください。

Q
質問4:自分が飽きずにできたことは何ですか?

得意なことは、飽きずに続けることができます。

これには2つ理由があります。

一つ目の理由は、得意なことは、他の人がわからないような細部までこだわれるからです。

先程の質問でお話しした通り、得意なことはこだわって探求するポイントが多く、楽しめるので、飽きないという特徴があります。

2つ目の理由は、得意なことは、終わった後に”充実感”があることです。

得意なことは、終わった後に充実感を感じるので、すぐに「またあれやりたいな」という気持ちが生まれます。

なので、飽きずに何度もおこなうことができます。

逆に、苦手なこと、才能はないことの場合、終わったあとに”疲労感”が残ります。

苦手なことの場合、終わったあとに疲労感を感じるので、もうやりたくないと感じます。

この2つの理由から、これまで飽きずにできたことを振り返れば、あなたの得意なことが見つかります。

例えば僕の場合、飽きなかったこととして、

  • 受験勉強
  • ブログの執筆
  • 自己理解プログラムの制作
  • YouTubeの撮影

などがあります。

この4つに共通してるのは、「知識を学ぶこと」そして「知識を組み合わせて活用すること」です。

なので、僕は、知識を学んで知識を組み合わせるということが、飽きずにできる得意なことです。

逆に、辛くて飽きてしまったことからは、苦手なことがわかります。

例えば、僕の場合は、「この事業をやっていった先にどんなリスクがあるのか」など、リスクについて考える作業は、継続できません。

一方で、日常的にリスクについて考えている…つまり自然にできる得意なことである人もいます。

そんな方は、僕と得意なことが違うので、いい仕事のパートナーになれそうです。

僕はリスクを考えるのが苦手な代わりに、未来のワクワクすることを考えることは得意です。

それを考えている時間は、とても自分らしく、飽きずにいつまでも続けられます。

これは僕の得意なことだからですね。

このように、飽きないことが得意なこと、飽きることが苦手なことです。

他の具体例を紹介しましょう。

過去の自己理解プログラムのクライアントに、「料理をすることが飽きない」ことだと言ってる方がいました。

より具体的に話を聞いてみると、「旬の食材から作れるものを考えるのが楽しい」とおっしゃっていました。

そこから、この方は「物を組み合わせて、何かを作ること」が得意なことだと気づくことができました。

この方は、食材だけではなく、人に対しても同じように考えるようで、「この人とこの人の組み合わせでいいチームになりそう」みたいなことを考えるのも得意だそうです。

このような、飽きずに見つけられる得意なことを見つけると、どんどん自信がついて結果に繋がっていきます。

改めて、あなたが飽きずにできたことを考えてみてください。

ちなみに「飽きっぽくて、続いたことが思いつかない」という人は、「好奇心を持って色々試す」という得意なことを持っています。

色々試すことに対しては飽きてませんね。

飽きずにできたことを考えたら、次の質問に進みましょう。

Q
質問5:明日仕事をやめてしまったとしたら、もっとやりたかったと感じるのはどの部分ですか?

今仕事をしていない人は、過去の仕事について考えてみてください。

今やってる仕事が、100%、丸ごと全部嫌だっていう方はいらっしゃいますか?

おそらく、そんな方は少数だと思います。

どれだけ嫌な仕事であっても、部分的には、「この作業だけはやっていて楽しい」「やっていても苦じゃない」と思えることがあるはずです。

それが、あなたの得意なことです。

例えば、僕がやっているYouTubeの撮影も、複数の作業の組み合わせなので、楽しいところと楽しくないところがあります。

具体的には、

  • 企画を考える
  • カメラとマイクを準備する
  • 動画を撮影する
  • 動画を編集する

このように、仕事は1つの塊として考えるのではなく、いくつかの作業の組み合わせとして考えるのがポイントです。

僕の場合は、企画を考えるところが一番楽しいです。

あなたの仕事を分解すると、楽しいところがあるかと思います。そこが、あなたの得意なことに関係しています。

もう一つ具体例を紹介しましょう。

何度かお伝えしている通り、僕は、コンビニバイトをクビになった経験があります。

そのバイトは、僕にとって9割はつまらなかったのですが、その中で唯一、面白かった作業があります。

それは、裏側でドリンクを補充する作業です。

そこから、僕は人と直接関わるというより、裏側で仕組みを作ったり、動かす方が得意だなと感じました。

なので今も、プログラムだったり動画を作って、それを通じて、みんなが楽しく自分について理解できるようにということを意識して仕事をしています。

このように、クビになるレベルでつまらないと思う仕事であっても、「ここだけはもっとやってもいいかな」と思えることがあるはずです。

楽しいと思えることがなくても、「これは嫌じゃないな」ぐらいのものでも大丈夫です。

それがあなたの得意なことに関連しています。

そして得意なことを見つけることができれば、それがメインとなる仕事を探すことができるようになります。

例えばもし、その得意なことが、仕事の90%を占めると考えてみてください。

めちゃくちゃ幸せなイメージが湧きませんか?

見つけた得意なことをできる割合を増やしていくことで、あなたは夢中に働くことができるようになります。

得意なことを生かして、夢中に働くための一歩目として、過去の仕事で、もっとここはやりたかったなと感じる部分を考えてみてください。

Q
質問6:これまでの人生で充実していた体験は何ですか?

得意なことを見つけようとする時に、よく「成功体験を思い出しましょう」という提案がされます。

しかし成功体験と言われても、出てこない方のほうが多いです。

確かに得意なことを見つけるために、成功体験を思い出すのはとても有効ですが、実際の僕のクライアントでも、これにすぐに答えられる方は少ないです。

なので僕は、「充実体験はありますか」という聞き方で質問しています。

充実体験とは、自分が楽しかった時期、経験です。

得意なことをやっているときは、楽しく、疲れず、精神的に元気になっていきます。

そして元気になることは、人によって違います。

飲み会でワイワイすると元気になる人もいれば、それが苦手で疲れてしまう人もいます。

逆に、一人で部屋で読書をすると元気になる人もいれば、退屈で疲れてしまう人もいます。

このように、得意なことと苦手なことの見分け方はシンプルです。

やると充実感が得られるのは、得意なこと。

やると疲労感が溜まっていくのが、苦手なこと。

なので、自分が充実することから、得意なことを考えていきましょう。

具体例を紹介します。

僕の場合は、大学受験の期間がとても充実していました。

目標の大学に対して、どうすれば受験勉強を攻略できるかなと考え、勉強法を調べたり、参考を調べて、どれがいいかを比較したり…

いろいろな情報の中から最短ルートを探すことを喜びにしていました。

それがすごい充実してたんですよね。

つまり「情報を集めて最短ルートを見つけること」が僕の得意なことです。

今の自己理解の仕事でも同じことをやっています。

やりたいこと探しを終わらせたり、得意なことを見つけて活かしていくための最短ルートを見つける。そしてそれを皆さんに伝えることを仕事にしています。

他の方の具体例も5つ紹介します。

具体例
  1. ダンスの練習を仲間としている時が充実していた
  2. 高校の部活動をやっている時は充実していた
  3. 中学の生徒会活動が充実していた
  4. ダイエットに成功した時が充実していた
  5. 面白い先生の授業を聞いていた時は充実していた

では、質問に答えるときのポイントを説明します。

今回は、「これまでの人生で充実していた体験は何ですか」という質問でした。

成功体験はなくても、充実体験なら見つかりそうではないでしょうか。

その充実した体験には、あなたの得意なことが活かされています。

ポイントは、やると充実感を得られるのが得意なこと、やると疲労感が残るのが苦手なことです。

これを覚えておいてください。

Q
質問7:これまでの人生で成果が出たことは何ですか?

成果といっても、人に胸を張って「どうだ!」と誇れるものでなくても全然大丈夫です。

今、パッと頭の隅をちらついた、その経験を振り返るだけでOKです。

なぜなら、パッと思い浮かんだものは、強く記憶に残っている経験だからです。

そして強く記憶に残っているのは、強烈な感情を味わった経験です。

強烈な感情を味わった経験は、あなたの得意なことが感情と結びついていた体験なので、振り返ると得意なことが見えてきます。

これまで説明してきた通り、得意なことを使っている時は、充実感や喜びが得られます。

反対に、うまく使えていない時は、空虚感や不安を感じます。

なので、どちらにしても、僕が問いかけた時にパッと頭に思いついた経験を振り返れば、必ずそこに、あなたの得意なことが眠っています。

具体例を紹介します。

僕の場合は成果が出たのは、ブログ運営の経験です。

大学3年生からブログ運営を始めて約1年で、月100万ほど稼げるようになり、そのまま大学卒業後にフリーランスとして独立しました。

ブログでは、好奇心を感じたことを調べて、自分なりに解釈して書くことを、ひたすら継続しました。

それを毎日やってるうちに、勝手に成果が出たという感じです。

それまでは、仕事で成果を出すには、「苦しくて辛いことをやらなきゃいけない」という変な思い込みがありました。

だけど、これは間違ってます。

むしろ逆で、自分が楽しんで、得意なことをやるほど、成果はついてきます。

他の具体例も3つ紹介します。

具体例
  1. 大学時代のカフェのバイトで、自分なりのやり方で工夫したら成果が出た
  2. イベントの準備でリスクを片っ端から潰していったら、「あなたのおかげで成功できた」と感謝された
  3. 陸上部時代に、姿勢や走り方を研究していたら、成果が出た

このように、成果につながった行動には、あなたの得意なことが隠れています。

人に誇れる経験でなくても、パッと思いついたもので構いません。

その代わり、体験が思い浮かんだら、「成果につながったときどんな行動をしていたか」まで、ぜひ考えてください。

例えば、下記の図のように、同じ受験勉強で成果が出たという体験でも、成果を出すためにやっていた行動は人それぞれです。

自己理解をしている人でも、その多くは、ここまで深く考えずに満足してしまいます。

なので、成功体験を思い出すだけじゃなく、そのときに取った行動まで考えた時点で、あなたの自己理解度は相当高くなります。

Q
質問8:絶対にやりたくない仕事は何ですか?

得意なことを聞かれると答えるのが難しいけど、苦手なことはすんなり出てくるという方も多いのではないでしょうか。

そんな方には、この質問がおすすめです。

なぜなら、得意なことと、苦手なことは、表裏一体です。

なので、絶対にやりたくない仕事を考えると、その裏側にある得意なことを見つけることができます。

例えば、僕の場合は、ルールがガチガチで、自由な進め方ができない仕事が嫌です。

逆に考えると、僕は自由度が高く、好きなようにやり方を発想できる仕事は、得意ということになります。

僕とは反対で、ルールがしっかりしてる方が働きやすいという方もたくさんいらっしゃいますよね。

このように、人によってそれぞれ違う得意なことがあります。

下記の図に、他の具体例も3つ紹介しておきます。

このように、やりたくない仕事が思い浮かんたら、次に「その裏側にはどんな得意なことが隠れているか」と考えてみてください。

そう考えると、やりたくないことの反対にある得意なことが見つかります。

苦手でやりたくないことをやっていても疲弊するだけで、成果は出ません。

できるだけ避けて、得意なことに自分の人生の時間を使っていきましょう。

Q
質問9:やっちゃダメと禁止されると辛いことは何ですか?

繰り返しになりますが、”得意なこと”とは、自然と無意識のうちにやっていることです。

それくらい無意識にやっていることなので、当然、禁止されると苦しくなってしまいます。

鳥に飛ぶのを禁止して「ずっと歩いてろ」というようなものです。

具体例を紹介します。

僕の場合は、本を読むことを禁止されると、すぐに心が死んでしまいそうになります。

つまり、情報をインプットすることが、僕が自然とできる得意なことです。

僕の知人は、コロナの自粛期間が、とても辛いと言っていました。

理由は、人と会って話すことを禁止されてると感じていたからだそうです。

彼は、他人とコミュニケーションを取るという得意なことを持っているんですね。

ちなみに僕は、人と会って話すことを禁止されても全然辛くないです。

得意なことは人それぞれ違いますね!

パッと出てこない方は、「これまで息苦しかった環境は何か」と考えてみるのが、おすすめです。

その時は、得意なことが禁止されていたり、発揮しづらかった環境であることが多いからです。

もし、あなたも禁止されると辛いぐらいの得意なことを、仕事にしていったらどうなるでしょうか。

禁止されると嫌なくらいですから、モチベーションで悩むことは一切なくなります。

得意なことというのは、それぐらいパワフルなものなので、ぜひあなたにも見つけてもらいたいと思います。

Q
質問10:あまり頑張っていないのに、周りの人から褒められたことは何ですか?

得意なことは、努力で身につけるものではありません。

頑張る、努力するではなく、自然とやっていること。頑張らなくても、無意識でやっていることが、得意なことです。

頑張ってやっていることは、”やった感”はあるのですが、自然にできることではないので、得意なことではありません。

ですので、今回の質問は「”頑張ってないのに”人から褒められた」というのがポイントです。

ここで、得意なことを見つけるために、注意してほしいことがあります。

それは、「人から褒められた時に、謙遜しない」ということです。

多くの人は、人から褒められた時に、「そんなことないですよ〜」と謙遜します。

なぜ謙遜してしまうかというと、自分にとっては当たり前にやっていることなので、自分ではすごい事と思ってないからなんです。

しかし、これは周りの人からしたら、本当にすごいことなんです。

謙遜してしまうくらい、当たり前と思っている事が、あなたの本当の得意なことです。

ですので、人からの褒め言葉を謙遜せずに、ストレートに受け取れるようになりましょう。

そうすると、自分の得意なことに気づきやすくなります。

僕の場合、よく仕事仲間に、「よく勉強してますよね」「新しいことを常に学んでますね」と言われます。

ですが僕にとっては、セミナーに行ったり、新しい勉強することは、当たり前の行為すぎて、正直褒められてもピンときません。

むしろこれを辞めろと言われたら、そっちのほうが努力です。

ですので、これは僕の得意なことです。

他の例も紹介します。

ポイントは、人からの褒め言葉を謙遜せずにストレートに受け取ることです。

当たり前にやっていることなので、自分自分の得意なこと、才能には、自分だけではなかなか気づけません。

当たり前すぎて気づけていない事こそが、真の得意な事であり、才能です。

ぜひこの質問で見つけ出してみてください。

Q
質問11:一緒にいると〇〇と言われることはありますか?

友達や家族、知り合いに「あなたと一緒にいると元気が出る」など、無意識だった事を言われた経験はないでしょうか。

それは、自分が自然と発揮している他者への影響で、得意なことから生まれている現象です。

僕の場合は、「一緒にいると自分もやる気出てきた」などと言われることがあります。

僕が、「一つのことを没頭して突き詰める」という得意なことを持っているので、それが伝染しているんだろうなと思います。

他の具体例も紹介します。

先ほどの「周りから褒められること」と同じく、他人からよく言われることは、あなたの無意識な得意なことです。

それが活かされる仕事につけば、頑張らなくても勝手に良い影響を与えることができ、勝手に感謝されるようになります。そうなったら最高ですよね。

Q
質問12:生まれてから小学校6年生までで、嬉しかった思い出は何ですか?

記憶が強く残ってる出来事は、自分の得意なことが関係している場合が多いです。

得意なことが発揮できた時は、とても楽しいから感情が強く動きます。

ですから、記憶に残ります。

その楽しかったことを、小学6年生までの出来事から考えてみてください。

僕の場合は、人前でお笑い芸人のネタを真似をしてウケたことが記憶に残っています。

これがすごく嬉しかったことです。

これを考えると、昔から人前に立って、注目され、喜ばせるというのが得意だったんだなと思います。

他の具体例を3つ紹介します。

得意なことを発揮できた時は、とても嬉しいもの。ですので特に残りやすいです。

深く考えすぎずに、パッと思い浮かんだ出来事を振り返ってみるのがポイントです。

子供の頃の楽しかった思い出のように、気づいたらあっという間に時間が経ってしまうような生き方をぜひ手に入れましょう。

Q
質問13:小さい頃、得意だったことは何ですか?

大人になると、会社での役割、友人グループでの役割、家族での役割など、さまざまな役割が生まれます。

その役割に自分を合わせてしまうので、純粋な得意なことが見つかりづらくなります。

しかし、小さかった頃(特に小学生ぐらいまで)を振り返ると、役割に染まっていない純粋な得意なことが見つかります。

昔は得意だったことや、昔は活かせてたけど今はあんまり活かせてないと感じる得意なことが、あなたにもあるのではないかと思います。

僕の場合は、小学生の頃から人前に立って発表することが得意でした。

詩の朗読大会に出て優勝したり、運動会の代表挨拶、選手宣誓をやったり、人前に立って自分を主張することが得意でした。

今もYouTube動画を撮るのも全然抵抗がなく、自然とできています。

他の具体例を5つ紹介します。

小さい頃に得意だったことは、役割に染まっていない純粋な得意なことである可能性が非常に高いです。

誰かの期待に応えるために頑張って身につけたことではなく、あなたが幼い頃から持っている、ナチュラルにできる得意なことをぜひ見つけてみてください。

Q
質問14:ワクワク感を感じるのは、どんなときですか?

得意なことを使っている時は、自分のポテンシャルを最大限に発揮している状態になります。

そんな時、人間はワクワク感を感じます。

あなたもおそらく小さかった頃は、ワクワクするようなことがいっぱいあったんじゃないかなと思います。

そして、大人になってからもカレンダーを見ていて、楽しみになる予定があるのではないでしょうか。

具体例を紹介します。

僕の場合は、目標を立ててそこに向かっている時が、人生で一番ワクワクする瞬間です。

今は、自己理解教育を広げていくために、まずは自己理解プログラムを日本中に広げていきたい。そして、さらに世界中に普及させて…と考えています。

イメージとしては、Netflixでドキュメンタリーにもなった”片付けのこんまりさん”のように、体系立てられた自己理解教育を、世界中に普及させたいと思っています。

その目標を立てたり、戦略を考えたりしている瞬間は、何よりも楽しいです。

他の方の例も紹介しましょう。

ポイントとしては、答えをより具体的に考えると、得意なことが見つかりやすいです。

例えば、「人と話すのが好き」を具体化すると、「新しい人と話す時にワクワクする」という人がいるかもしれません。

一方で「親密な仲の人と話すときにワクワクする」という人もいると思います。

これは、同じ「人と話すことがワクワクする」でも、別の得意なことです。

ここで見つかった”ワクワクする、得意なこと”で1日が満ちている様子を想像してみてください。

めちゃくちゃ幸せじゃないですか?

ぜひこの質問に答えてワクワクで満ちた人生を手に入れてください。

Q
質問15:最近、どんな一日に幸せを感じましたか?

様々な研究で、得意なことを活かしている時ほど幸福度が高くなることがわかっています。

得意なことを発揮できている時は、非常に幸せを感じるもの。

なので、自分が幸せを感じた一日を振り返ることで、得意なことを見つけることができます。

僕の場合は、YouTubeで話すことを考えていた日に、充実した1日だなと幸せを感じました。

僕にとって、「人に伝えるための情報を整理する」ことが、得意で幸せを感じやすいことなんだなと改めて思いました。

他の具体例も4つ紹介します。

皆さんも、「それわかるわ〜」と共感できたものはなかったでしょうか。

まるごと1日幸せではなくても、「この出来事が幸せだった!」ということでも構いません。

そして、思いついたら、「その出来事の、特に何が幸せだったんだろう」というところまで考えてみてください。

Q
質問16:あなたがやっていて心地いいことは何ですか?

得意なことは自然とできることです。だから、やっていて心地いいものでもあります。

「気持ちいいな」「ストレスがなく進むな」などと感じられることを考えてみてください。
それがあなたの得意なことです。

具体例を紹介します。

僕の場合は、新しいアイデアを出すことは、すごく心地いいです。

何のストレスもなくスルスルと出てくる感じがして、頑張ってる感じも一切ありません。

まさに自然にできることなので、得意なことなんだなと感じます。

他の方の例も紹介しましょう。

あなたが心地よくできることは、あなたの得意なことです。

心地よくできることから、自然にできる得意を探してみましょう。

Q
質問17:何をしているときに、自分らしいと感じますか?

あなたが自分らしいと感じる時は、得意なことが活かせている時です。

得意なことは、自然とできることなので、やっていると自然体になります。

例えば、目立ちたがりの人が、人前に出て話しているときはイキイキしてるはずです。

客観的にも、この人らしいなという風に感じると思います。

逆に、引っ込み思案の人が、人前に出て話さなきゃいけない時は、「緊張してるな」「大丈夫かな」「あの人らしくないな」と思うはずです。

つまり、その人らしい時というのは、その人が自然とできることをやっている時なんですね。

「自然体=自分らしい状態」なんですね。

逆に苦手なことをやっている時は、自分らしくなくて、すごく疲れます。

具体例を紹介します。

僕の場合は、未来の戦略を考えて、それを人に話す時がワクワクします。

自然に未来のことが湧き出てくるので、とても自分らしいなとも感じます。

ですから、未来のことを考えるのが、僕の得意なことです。また、それを人に伝えるのも得意なことです。

他の具体例も3つ紹介します。

自分らしいと感じることをやっていると疲れないし、仕事もうまくいきます。

逆に自分らしくない仕事は、うまくいかず疲れてしまいます。

自分を偽った仕事をずっと続けると、休みの日しか楽しみがないような状態になってしまいます。

自分らしい仕事を手に入れれば、仕事から帰ってきた後に、ぐったりしなくなるはずです。

逆に、「今日も仕事楽しかったな!」「もうちょっと勉強しようかな」「ちょっと仕事について考えようか」など、モチベーションがずっとあふれているような状態になります。

Q
質問18:あなたがこれまで夢中になったのは、何をしていたときですか?

得意なことは自然とできること。なので、やっていて途中でつまずくことが非常に少ないです。

なのでどんどん、ハマっていく、夢中になっていきます。

例えば、人と話すことが得意な人は、どうすれば人が喜んでくれるか、どうすれば盛り上がるのかが手に取るようにわかります。

なので、話すことに夢中になっていきやすい。そういう繋がりがあります。

あなたも過去に夢中になっていたことはありませんか?

具体例を紹介します。

僕が夢中になったのは、大学生の時に外国人観光客向けの宿を立ち上げた時です。

どんな部屋を作れば予約が埋まるかを考え、「THE日本」をコンセプトに部屋を作りました。

和室で着物と富士山の絵が飾ってあって、ちゃぶ台があって…というような部屋です。

実際に宿泊予約を開始すると、すごい勢いで予約が入って嬉しかったです。

この経験はとても夢中になりました。

僕は、今は無いものをゼロから立ち上げるのが得意なようです。

今も、自己理解教育を普及させるために、サービスを立ち上げて広めることに夢中になっています。

他の具体例を3つ紹介します。

具体例
  1. 難しいお客さんの対応をしているとき夢中になる
  2. イベントの運営をしているとき夢中になる
  3. 何かの課題を改善している時に夢中になる

得意を見つけるコツとして、夢中になった出来事が思いついたら、「次に特に何が楽しかったのか」まで考えてみてください。

例えば、宿の運営が楽しかっただけではなく、「特に立ち上げの部分が楽しかった」などです。

夢中のなかでも、どこに対して特に夢中だったのかを見つけることで、あなたの得意なことが明確になります。

そして、今後の人生でもまた、その夢中を再現しやすくなっていきます。

Q
質問19:あなたはどんな作業に夢中になりやすいですか?

先ほどの質問は、夢中になっていた”時”という、ざっくりの振り返りでした。

この質問は、夢中になりやすい”作業”という、さらに細かい振り返りになります。

さっきも言った通り、自分が得意なことをやっているときは、つまずくことが少ないです。

ですから、得意なことは、夢中になりやすいんですね。

僕の具体例を紹介します。

僕は、文章を書いたり頭の中でアイデアを練ったりしている時は、めちゃくちゃ夢中になれます。

特に、人とのコミュニケーションを介さない作業だったら、僕は夢中になりやすいです。

もちろん、僕と反対に、人とのコミュニケーションがないと夢中になれないという人もいると思います。

実際、僕のチームメンバーにも、一人でいる時は作業が全く捗らないけど、人を巻き込んでやるとめちゃくちゃモチベーション上がって仕事がはかどるという方もいます。

他の具体例を紹介します。

こうやってみると、皆さん様々で面白いですよね。

仕事やプライベートでやってきたことを振り返って、あなたが夢中になりやすい作業を考えてみてください。

Q
質問20:時間があっという間に過ぎることは何ですか?

得意なことをやっていると、フローやゾーンなどと呼ばれる、過集中の状態に入ることがあります。

あなたも、「気づいたらもうこんな時間だ!」となった経験があるはずです。

僕の場合は、一番時間が早く過ぎるのが、本を読んで、それを別の本の知識と繋げているときです。

これは、本当にあっという間に時間が過ぎます。そして、ずっとやっていたいという気持ちになります。

なので、「知識をつなぎ合わせる」というのが、僕の得意なことです。

すでに何度も「知識をつなぎ合わせることが得意」と出てきているので、皆さん的にも、八木はそれが得意なんだなと、確信してきたのではないかと思います。

皆さんも、こんな風に、同じ答えが何回出てもOKですので、ぜひ質問を繰り返し答えてみてください。

逆に、苦手なことは、時間が過ぎません。

逆に、コンビニのレジ打ちのバイトをしている時は、時間が全く進みませんでした。

レジの向かい側に時計があり、それをチラッチラと何回も見るんですが…さっきから5分も進んでない…みたいなことがずっと繰り返されていました。

これは僕の苦手なことだったからです。

得意なことは時間があっという間に過ぎて、苦手なことは時間が全く進まないというイメージが伝わったでしょうか。

では、5つ具体例を紹介します。

得意なことをやっていると、フロー状態、ゾーン状態に入りやすく、時間があっという間に過ぎます。

反対に苦手なことをやっていると、時間が経つのが遅いです。

なので、苦手なことを仕事にしてしまうと、週末まで時間が過ぎるのを延々と待つような人生になってしまいます。

そんなの嫌ですよね。

反対に、得意なことを仕事にすれば、早く仕事が終わらないかなじゃなく、「ああ、もうこんな時間か!もっとやりたかったのに!」っていうような感覚で働くことができます。

ぜひ質問に答えて、時間がすぐに過ぎてしまう得意なことを見つけてください。

Q
質問21:周りの人にあなたの得意なことは何かを聞いてみてください。何と言われましたか?

得意なことは、生まれた時から当たり前にやっているものです。

なので周りからは、明らかに「それはあなたの得意なことだ」と気づかれているもの。しかし自分だけは気づいてないことがよくあります。

みなさんも洋服を買うときは、鏡で自分が客観的に服を似合ってるかどうかを確認しますよね。

それと同じで得意なことも、客観的に見なければ、判断することは難しいです。

実際に300組のカップルを調査した研究では、自分の性格を自己判断した時よりも、パートナーに判断してもらった方が、正確だったという結果が出ています。

なので、皆さんも騙されたと思って、ぜひ周りの人に自分の得意なことを聞いてみてください。

自分では気づいてない得意なことに気付けます。

例えば僕の場合は、友人に聞いてみることで、下記のような気づきがありました。

僕は、あんまり頑張らなくても、一緒に自己理解を広めてくれるチームメンバーが勝手に集まってきてくれているなーっていう感覚だったんですが…

それは僕が発している熱量から、それが起きてるんだということが、この対話によって分かりました。

無意識でやってましたが、1つのことに没頭して、周りを巻き込んでいけるのは僕の得意なことです。

他の方の具体例も3つ紹介します。

具体例
  1. 素早く判断できるよねと言われた
  2. 勉強熱心、努力家と言われた
  3. 責任感が強く、任せると安心感があると言われた

コツとして、その時は、強み・才能・長所など言葉を言い換えて、相手に理解してもらいやすい言葉で聞くのがおすすめです。

得意なことというキーワードで聞いてしまうと、人によってはうまく答えられないことがあるためです。

実際、僕のクライアントにも必ず、この周りの人に自分の得意なことを聞くというワークをやってもらっています。

やってみると、多くの方が、当たり前すぎて気づいていなかった自分の得意なことに気づきます。

ぜひあなたも友達、家族、仕事仲間など、身近な人に質問してみてください。

これは就職や転職の面接で、自信を持って自己PRできない人にもおすすめです。

自分で自分のことを「僕はこれができます、こんな人間です」ってPRするのが苦手な人も多いと思います。

ですが、「人からよくこう言われます」ということは、自慢している感じがしないので伝えやすいです。

そして相手にとっても、「自分はこういう人間です」とPRされるよりも、「人からよくこう言われます」という伝え方のほうが、信頼感を持ちやすいです。

Q
質問22:頑張っていないのに、人から感謝されたことは何ですか?

頑張っていないのに人から感謝されたことを考えると、あなたの得意なことが見つかります。

ただ感謝されたことでもいいんですが、自分が普通にやっただけ、頑張った感覚すらないのに感謝された経験の方がより良いです。

頑張ってできることは得意なことではありません。

頑張らなくてもできることが得意なことです。

大事なのは自分が頑張ったかどうかではなく、感謝されたという事実に気づくことです。

回答の参考になると思うので、僕のチームメンバーの例を紹介します。

皆さんの参考になる例はあったでしょうか。

大きなことではなく、ごく素朴な「ありがとう」と言われたことでOKです。

その経験を振り返ると、そこにあなたの得意なことが隠れています。

頑張らなくても感謝されることを仕事にすれば、楽に成果が出て、感謝され、自己肯定感も上がっていきます。

当然、得られる報酬も増えていきます。

自分のやりたいことでフリーランスとして独立したり、自分のやりがいを感じられることで起業したり…そんなこともできるようになっていきます。

ぜひ皆さんも頑張ってなくても感謝される得意なこと見つけてみてください。

Q
質問23:「なんでこんなこともできないの?」と周りの人に思うことは何ですか?

「何でこんな簡単なこともできないんだよ」と思うのは、自分が当たり前にできることを、他人ができてない時です。

だから、「なんでこんなこともできないの?」と思うことは、あなたが自然にできること。つまり得意なことです。

具体例を紹介します。

僕の場合は、理由のない感覚的な主張をしてくる人に、なんで根拠とセットで伝えてくれないんだろうと思ってしまいます。

なぜかというと、僕が理由をセットにして話すことを当たり前にできるからです。

なので、ありがたいことに、書籍やYouTubeを見た人から分かりやすいと言われることが多いです。

別の方の例も合わせて紹介します。

これまでは、「何でできないの?」と思っていたことを、代わりにやってあげたりサポートしてあげることが仕事になったら、どうでしょう。

当然、感謝されるし、楽に成果も出るはずですよね。

僕の場合は、他人に対して「なんでこんなこともできないの?」と思うのが、「論理的に伝えること」です。

なので、自己理解を論理的に伝えるということを自然にやっていて、楽に成果を出せています。

改めて、「なんでこんなこともできないの?」と周りの人に思うことって何でしょうか。

ぜひ考えてみてください。

Q
質問24:気づいたら自然にやっていることは何ですか?

あなたが無意識に、気づいたらやっちゃうことは何でしょうか。

勉強したからできるようになった、頑張ったから習慣になった…ではなく、気づいたらやっていることです。

今回の質問では、ストレートに自然とやっちゃうことを考えましょう。

ストレートの質問だからこそ、得意なことをダイレクトに見つけやすいです。

具体例を紹介します。

僕の場合は、勉強が好きで、新しいことを常に学んでいます。

大学の昼休みでも、ご飯を食べずに、気がついたら図書館に足が向かっていました。

なので、勉強をすることが得意です。

他の方の例も紹介します。

頑張ったから習慣になったなどではなく、あなたが自然とやっちゃうことを考えるのがポイントです。

改めて、気づいたら自然とやっていることを考えてみましょう。

Q
質問25:自分の好きなところはどこですか?

得意なことをやっている時は、

  • 自然体でモチベーションが高く
  • 生産性が上がり
  • 幸福度が上がり

その結果、人生の満足度が高い状態になります。

なので、そんな状態の自分を好きっていうことも多いんですね。

なので、自分の好きなところを考えると、得意なことが見つかります。

具体例を紹介します。

僕の場合は、自分の好奇心旺盛なところが好きです。

新しい商品が出たら、「試したい!買いたい!」と思います。

また、面白そうな場所があったら、すぐに行きたいと思います。

好奇心の幅が広く、それが自分の魅力的で好きなところだなと思っています。

好奇心旺盛なところは、仕事でもすごい役立ってて、様々なことに触れていくうちに、自己理解に対する気づきもかなり得られるんですよね。

そんな風に得意なことが仕事にも使えています。

他の具体例も3つ紹介します。

ちょっと照れくさいと思われるかもしれませんが、「この時の自分は好きだな」と思えるものを考えてみてください。

そして好きな自分が見つかったら、「好きな自分でいる時には、どんな得意なことが活かされているのか」を考えてみましょう。

好きな自分を見つければ、好きな自分でいるための行動を増やしていくことができます。

そうすればどんどん自己肯定感が上がって、人生も右肩上がりになっていきます。

Q
質問26:人生での後悔や挫折は何ですか?

人が後悔や挫折を感じることは、その人が無意識に力を入れていることです。

そして、その力を入れている事が、本来、自分の得意なところである可能性も高いです。

でもその得意なところがうまく発揮できなかった。

つまりアイデンティティがうまく発揮できなかった時に、後悔や挫折という気持ちが芽生えます。

逆に言えば、後悔や挫折を振り返ることで、自分の得意なことを見つけることができます。

具体例を紹介します。

僕の場合は、バドミントンの大会で結果を出せなかったことが、長い間、挫折として残っていました。

それは僕が「結果を出すこと」を最重要視していると感じていたからです。

なので、僕の得意なことの一つに、結果にこだわることがあると自己理解しています。

その他の例も紹介しましょう。

あなたの意識が向いていることだからこそ、後悔や挫折を感じます。

逆に、それ以外の失敗は、そこまで記憶に残りません。

だからこそ、そこにあなたの得意なことが眠っています。

今後の人生は、同じ後悔を繰り返したくないですよね。

今からでも全く遅くありません。得意なことを見つけて活用していきましょう。

Q
質問27:あなたが他の人よりも上手く出来る、もしくは早く出来ることは何ですか?

得意なことは労力なく自然と出来るので、頑張ってやっている他の人よりも、上手くまたは早くできることが多いです。

あくまでも得意なことの定義は、「自然にできること」なので、「人より上手くできることが自分の得意なこと」という考え方は、間違っています

けれど、「得意なことは、人よりも上手くできることが多い、人よりも早く出来ることが多い」というのは事実です。

ここで、具体例を紹介します。

僕の場合は、思考を体系化するのが、人よりも早く上手くできる事です。

何かを学んだ時に、「この知識とこの知識が繋がっている!」みたいに気づきを得るのが得意です。

なので、僕は知識を体系立てることが得意です。

皆さんが答えやすいよう、他の具体例も紹介します。

もし僕も得意なことを理解しなければ、今も自分に合わない仕事で成果を出せずに疲弊していると思います。

皆さんにも、そうなって欲しくないので、ぜひこの質問を通じて得意なことを見つけてください。

Q
質問28:どんなことをしているときに、自分は生産的だと感じますか?

自分が得意なことをやっている時は、つまずくことが少ないので、スイスイと進みます。

その結果、生産性が高いと感じることが多いです。

流れるプールで流れに乗って進んでいるようなイメージです。

反対に、苦手なことをやっている時は、流れるプールを必死に逆走しているような感じです。

僕の場合は、自己理解のプログラムを作っているときが、めちゃくちゃ生産的だなと感じます。

「いくらでも作ってやるぜ!」みたいな気持ちになってきます。

なので、僕は教育コンテンツを作ることが得意だと思っています。

他の方の事例も紹介します。

得意なことは、つまずくことが少なくスイスイ進むので、生産的だと感じやすいです。

この質問では誰かと比べて生産的ではなく、自分の主観で生産性が高いと感じることを見つけるのがポイントです。

Q
質問29:苦手なことはなんですか?それを裏から見るとどうですか?

得意なことと苦手なことは表裏一体です。

1つのものをどこから見るかによって、得意なことと苦手なことに分かれているだけです。

だけど、不思議なことに、得意なことを聞いても答えられる人は少なく、苦手なことを聞くと皆さん簡単に答えられるんですよね。

これは人間の本能が関係しています。

人間はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に目を向けやすい「ネガティビティバイアス」という性質を持っています。

皆さんも、人の長所よりも人の短所の方が、目につくのではないでしょうか。

実は、それが自然なことなんです。

なぜかというと、人間の脳は、明日生き残ることに必死な、狩猟最終時代に作られているからです。

このときは、一歩間違えると死んでしまうような時代だったので、危険なことやリスクに注目する必要がありました。

その本能は、死のリスクが下がった現代でも変わっていません。

なので、人は、自分の短所、他人のネガティブなことに、目がいきやすいです。

なので、ニュースでは視聴率を取るために、ネガティブなことばっかり流れていますよね。

それは人間が注目しやすいからです。

この質問では、その本能を活用して、見つけやすい苦手なことを考え、その裏側にある得意なことを見つけましょう。

上手く得意なことを見つけるポイントは、「だからこそ」という言葉を使うことです。

僕の場合の例を3つ話します。

具体例:八木の場合
  1. 人と長時間一緒にいると疲れる。”だからこそ”一人で思考し新しいものを生み出すことができる。
  2. 承認欲求が強い。”だからこそ”多くの人に役立つ仕事をすることができる。
  3. 強い言葉で人を傷つけてしまうことがある。”だからこそ”強い言葉で人の背中を押すこともできる。

このように、「だからこそ」を使えば一瞬で変わりますよね。

他の例も紹介します。

この「だからこそ」という、魔法の言葉をマスターすることで、今後あなたの苦手なことをすべて得意なことに変えることができます。

この質問は、就職、転職活動の面接でも使うことができます。

短所は何ですかと、面接で聞かれた時、この質問の答えを説明しましょう。

例えば、「自分は承認欲求が強いことが短所だと思います、だからこそ多くの人に役立つサービスを作ることに燃えます」などです。

これを伝えれば、しっかりと自分を客観視できていることが、魅力的に伝わりますよね。

Q
質問30:長時間やっても苦にならないことは何ですか?

得意なことは、自然とできることです。

自然とできることなので、頑張ってる感じがなく、長時間やっていても疲れません。

それをやっている状態が、自分にとって自然体なので、むしろやればやるほど楽しくなってきたり元気になってきてしまう…それが得意なことです。

反対に苦手なことは、少しやるだけで、どっと疲れてしまうことでもあります。

さっき説明した通り、苦手なことをやるのは、流れるプールを逆走するようなもの。得意なことをやるのは流れるプールの流れに乗って進むようなものです。

僕の具体例を紹介します。

長時間やっても苦にならないことは、例えば、情報を見やすく整理することです。

パソコンに向かって1日中情報を整理することを考えると心が躍ります。

苦にならないどころかエネルギーが湧いてきます。

逆に少しだけで疲れてしまうことは、4人以上の飲み会に行くことです。

何をお話しすればいいかわからなくて疲れます。

質問の参考に、他の例も3つ紹介します。

長時間やっても苦にならないことが思いついたら、「それの何が楽しいのか」まで、併せて考えてみましょう。

同じ事でも、何を楽しんでるかは、人それぞれです。

例えばゲームでも、コツコツとレベル上げをするのが楽しい人もいれば、戦略を立てて最短ルートで攻略するのが楽しい人もいます。

こうやって長時間できることの中でも、「特に何が楽しいんだろう」という点まで考えることで、より具体的な得意なことを見つけることができます。

まとめ

僕は自己理解の専門家として、思っている事があります。

それは、皆さんに、「後悔を繰り返さないために、必ず得意なことを見つけて、これから自信を持って生きていってもらいたい」という事です。

僕は、これからも、そんな人を増やすために自己理解の教育を広げていきます。

この記事を見ている時点で、あなたは自分の人生を、本気で生きようとしています。

だからこの記事で見つけた得意なことを、自信を持って活かしていってください。

得意なことを活かせば、仕事でも楽に成果が出るようになります。

そして、就職・転職でもしっかり自分をアピールできるようになり、希望の会社に入社することもできるようになります。

さらには、どんな仕事でも成果を出せるようになっていくので、人生がどんどん自由になっていきます。

もしこの記事が少しでも皆さんの役に立ったのなら、力を入れてこの記事を作った甲斐があります。

また、僕の公式LINEでは、『「得意・才能がない」を一撃で解消する30の質問図解シート』も無料配布していますので、ぜひダウンロードして、得意なこと探しに役立ててくださいね!

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