好きなこと

好きなことを仕事にするな!“なんか違う…”をなくす、自分らしい働き方の見つけ方

好きなことを仕事にするな
jikorikaiadmin
八木仁平
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こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。

この記事では、

という書籍の著者である僕が、好きなことを仕事にするな!という少しショッキングなテーマで解説していきます。

僕のもとには、よくこんな質問が届きます。

「好きなことを見つけるにはどうしたらいいですか?」

「好きなことを仕事にするには、どうすればいいですか?」

多くの人が「好きなことを仕事にした方がいい」と思っているからこそ、こうした悩みが生まれるのだと思います。

たしかに、好きなことの方がモチベーションが湧きますし、仕事にできれば幸せになれそうな気がしますよね。

実際、僕自身もそう信じていて、これまで何度も挑戦してきました。

たとえば、

  • ファッションが好きで、ファッション関係の仕事を始めた
  • ボードゲームを作ろうとした
  • Webデザインのスクールに通った
八木仁平
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けれど、どれもすぐに「なんか違う…」と感じてやめてしまいました。

好きなことを仕事にしたはずなのに、うまくいかない

そんな経験、あなたにも心当たりがありませんか?

この記事では、「好きなこと」だけを基準にしてもうまくいかない理由と、その代わりに“本当にやりたいこと”を軸に仕事を選ぶという考え方を紹介します。

実は、「好きなこと」だけでなく、「得意なこと」「大切にしたい価値観」も組み合わせることで、あなたらしく、長く続けられて、成果も出せる働き方が見えてきます。

八木仁平
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僕自身、今回お伝えする考え方を実践したことで、人生の迷いがなくなりました。

その結果、「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」という書籍を出版。

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八木仁平
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では、本題に入りましょう。

ちなみに、この記事の内容は下記の動画でも解説しています。動画派の方は、ぜひこちらも活用してくださいね。

「好きなことを仕事にする」がダメな理由

「好きなことを仕事にした方がいい」とよく言われます。

しかし一方で、「好きなことは仕事にしない方がいいよ」とも言われます。

どちらの意見が正しいのでしょうか?

この記事の結論からさっそくお伝えします。

この記事の結論
  • 好きなことを仕事選びの「1要素」として考えるのであればOK
  • ですが…「好きなことだけ」を仕事選びの基準にするのはNG
八木仁平
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”好きなこと”以外に、他に考えるべき2つの要素があるからです。

つまり、”好きなこと”を含めて、「3つの要素」を考える必要があるということです。

先ほどの結論を聞いて、「どういうこと?残り2つの要素って何?」と思ったはずです。

ここから、3つの要素を、1つずつ解説していきます。

この記事では、好きなことと、それ以外の2つの要素の見つけ方も解説します。

それによって、あなたの今後の働き方への迷いが0の状態を実現するので、楽しみに読み進めてください。

「好きなことを仕事にしよう」と考える人に超よくある間違い

まずは、「好きなことを仕事にしよう」と考える人が陥りがちな、超よくある間違いを紹介します。

例えば、下記のようなものがあります。

超よくある間違いの例
  • 旅行が好きだから → 旅行関連の仕事に就く
  • 英語が好きだから → 英語を使える仕事に就く
  • 本が好きだから → 出版業界へ
  • 人が好きだから → 接客業へ
八木仁平
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これらは間違いです。

なぜかというと、”好きなこと”だけで仕事を選ぶのではなく、「その仕事で何をするか」まで考える必要があるからです。

少しイメージしづらいと思いますので、具体例を紹介します。

皆さんの周りにも、「この失敗している人いないかな」と思いながら、読み進めてみてください。

学生時代から旅行が好きだったAさんのストーリーです。

Aさんのストーリー

Aさんは「旅行が好きだから、旅行に関する仕事がしたい」と考えました。

そして、就職活動の結果、旅行代理店に就職。

大好きな旅行に関われる仕事に就くことができました。

ところが実際に働いてみると、なぜか楽しくない。

Aさんは日々、「旅行パッケージを作る業務」に追われていました。

でも、Aさんが過去を振り返ってみると、本当に楽しかったのは「旅行先で写真を撮って、その魅力を友達に伝えること」だったんです。

つまり、「旅行パッケージを作るなど、旅行の計画を立てること」は好きではなかったんです。

このように、同じ”旅行”という好きなことでも、「どの部分が楽しいのか?」を考えておかないと、ズレが生じてしまうんです。

八木仁平
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「好きなことを仕事にする」と考えていると、このような失敗をしてしまいます。

だから、絶対にやめてください。

最悪の場合は、せっかくの好きだったものを、嫌いになってしまうことだってありえます。

「好きなことで“何をやっているとき”に楽しいか」まで考えよう!

Aさんの例を読んで、「あ、自分のことかも…」とドキッとした人もいるかもしれません。

八木仁平
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でも安心してください。

この記事で、完全な解決策をお伝えします。

まずは、「”好きなこと”の定義」を僕と皆さんの間で揃えておきましょう。

”好きなこと”の定義

“好きなこと” = 興味のある分野

たとえば、

  • ファッション
  • 医療
  • ロボット
  • デザイン
  • コーチング
  • 環境問題
  • 教育
  • 家族関係

…など、あなたが興味がある分野、それが好きなことです。

もちろん紹介した分野以外にも、他にもいろいろあります。

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好きなことには特徴があります。

それは、「もっと理解したい、もっと近づきたい」という気持ちが湧いてくることです。

これは恋愛に似ています。好きになった人のことって、もっと知りたくなりますよね?あれと同じです。

さらに、好きなことには「疑問が湧く」という特徴もあります。

たとえば、ファッションが好きな人は「どうすればもっとオシャレになれるかな?」と自然に疑問が出てきます。

一方で、ファッションに興味がない人は、そういった疑問すら湧きません。

僕は自己理解が好きなので、「どうやったらもっとわかりやすく伝えられるかな?」という疑問が自然に湧いてきます。

好きなことが大事であるということは、研究でも証明されています。

たとえばロンドン大学の60年間以上の追跡調査では、思春期に興味や好奇心を大事にしていた人ほど、人生の満足度が高かったそうです。

一方で、お金や安定した地位を重視していた人は、幸福度が低くなることがわかっています。

あなたも、好奇心や興味を満たしているときって、自然と幸せな気持ちになりますよね?

あなたが幸せに生きたいなら、好きなことは大事ということがわかったはずです。

ですが、先ほど「好きなことだけで仕事を考えてはいけない」ともお伝えしました。

では、どうすればいいのか?

答えは、

「好きなことで“何をやっているとき”に楽しいか」

まで考えることです。

たとえば、旅行が好きだったとしても、「旅行のどんなところが楽しくて好きなのか?」というのは、人それぞれ違っています。

これらの行動の違いを、

「得意なこと(才能)」

と呼びます。

ここはまだ理解できていなくて大丈夫です。

具体例を出して説明します。

「旅行が好きです」と言っている、Aさん・Bさん・Cさんという3名がいるとします。

その3名に「旅行の楽しいところは何ですか?」と聞くと、

  • Aさん:旅行先で楽しかったことを、写真で友達に伝えること
  • Bさん:計画を立てること
  • Cさん:新しい体験をすること

とそれぞれ違う答えが返ってきました。

ここからわかるように、旅行が好きだったとしても、「旅行のどんなところが楽しくて好きなのか?」というのは、人それぞれ違っています。

にもかかわらず、「旅行が好き」という表面的な言葉だけで仕事を選んでしまうと、自分が楽しめる仕事に出会える確率はすごく低くなります

だから、「好きなことを仕事にする」というときには、その中の「どんな行動が楽しいか?」まで考えておくことが必要なんです。

たとえばAさんなら、「旅先の魅力を伝える」仕事。Bさんなら、「計画を立てて段取りする」仕事。Cさんなら、「新しい体験をどんどんする」仕事です。

旅行の楽しいところ楽しめる仕事
Aさん旅行先で楽しかったことを写真で友達に伝えること旅先の魅力を伝える機会のある仕事
Bさん計画を立てること計画を立てる・段取りを組む機会のある仕事
Cさん新しい体験をすること新しい体験をする機会のある仕事

こういった、自分が“楽しい”と感じられる要素に合わせて仕事を選べば、ちゃんと満たされるんです。

逆に、いくら旅行が好きでも、「その中で自分が楽しいと思える行動」ができなければ、やっぱりしんどくなってしまいます。

この“楽しさ”と関連しているのが、次に紹介する「得意なこと」です。

楽しめることには「得意なこと」が関連しています

「楽しさ」と「得意なこと」の関係がよくわからない方もいると思うので、ここでしっかり定義しておきます。

”得意なこと”の定義

“得意なこと” = 自然とできること

たとえば、

  • ”人の気持ちを考える”ことが自然とできる
  • ”情報を集める”ことが自然とできる
  • ”深く考える”ことが自然とできる
  • ”分析する”ことが自然とできる
  • ”問題の根本解決をする”ことが自然とできる
  • ”チームワークを高める”ことが自然とできる
  • ”慎重に進める”ことが自然とできる
  • ”未来を想像する”ことが自然とできる

..など、あなたが自然とできること、それが「得意なこと」です。

もちろん他にも、得意なことは色々あります。

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得意なことには共通の特徴があります。

それは「やっていると楽しい」「自然とやってしまう」「やっているときイキイキする」ということです。

たとえば僕の場合、「新しい知識を学ぶ」のが得意なことです。

それをやっているととても楽しく、イキイキとした気持ちになります。

問題解決が得意な人は、課題を見つけて解決していくことに前のめりで取り組んでいるし、人の気持ちを考えるのが得意な人は、自然と寄り添い、相談に乗っている。

あなたのまわりにも、「あの人はそういう場面で力を発揮してるなあ」と感じる人はいませんか?

実はそれが“得意なこと”なんです。

そして、あなた自身も「自然とやってしまっている行動」があるはず。それがあなたの得意なことです。

この「得意なことを活かせるとイキイキする」という事実も、ちゃんと研究で証明されています。

アメリカのギャラップ社が1,000人以上を対象にした調査では、「得意なことを仕事で活かしている人」は、そうでない人と比べて、6倍もモチベーションが高く生産的、生活の質が非常に高いと回答する傾向が3倍という結果が出ています。

ここまでお伝えしたことをまとめると、あなたが仕事を考える時には、好きなことだけで仕事を選ぶのは間違いで、「得意なこと」とセットで考える必要があるということです。

好きなことに関わっていても、その中で自分が楽しめて、イキイキできる行動でなければ、幸せにはなれないからです。

ここまで聞いて、「”好きなこと”と”得意なこと”って何が違うの?」と疑問を感じている方もいると思います。

ここでは、その違いを明確にしておきます。

違いはとてもシンプルです。

”好きなこと”と”得意なこと”の違い
  • 好きなことは「名詞」
  • 得意なことは「動詞」

好きなことは「医療」「ロボット」「ファッション」「教育」などの“名詞”です。

一方で、得意なことは「人に寄り添う」「情報を整理する」「自然と行動できる」といった“動詞”です。

【公式1】好きなこと × 得意なこと = やりたいこと

ここまでの内容を、皆さんが今日から使えるように公式でまとめます。

”やりたいこと”の公式

好きなこと(名詞)× 得意なこと(動詞)= やりたいこと

僕の例で言えば、

  • 好きなことは「自己理解」
  • 得意なことは「体系立てて伝えること」
  • だから、僕のやりたいことは「自己理解を体系立てて伝えること」

です。

ここで重要なのは、「同じ好きなことでも得意なことが違えば、やりたいことも変わる」ということです。

たとえば、自己理解が好きで「人に寄り添う」のが得意なら、「寄り添いながら自己理解をサポートする」のがやりたいことになります。

一方、僕のように「体系立てて伝える」のが得意な人は、「自己理解を体系立てて伝える」のがやりたいことになります。

反対に、得意なことが同じでも、好きなことが違えば、やりたいことはやっぱり違ってきます。

たとえば、「体系立てて伝える」が得意でも、好きなことが「スポーツ」なら、「スポーツの上達方法を体系立てて伝える」のがやりたいことになります。

このように、好きなことだけでも、得意なことだけでも“やりたいこと”にはなりません

ですので、どちらか一方だけで仕事を選ぶと、「なんか違ったな」と感じてしまうことになります。

だから、「好きなこと」も「得意なこと」も、両方セットで考えてください。

これ、正直、画期的じゃないですか?

下記の記事では、「【公式1】好きなこと × 得意なこと = やりたいこと」を用いて、好きなことを仕事にする12の方法を、具体例を出してわかりやすく解説しています。

ぜひこちらも併せて読んでみてくださいね。

あわせて読みたい
好きなことを仕事にする具体的な12の方法
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「好きなことを仕事にするな」という人の正体

この記事の冒頭で、

「好きなことを仕事にすると、嫌いになっちゃうから、仕事にしない方がいい」

と言う人がいるという話をしました。

その理由も、「好きなこと × 得意なこと = やりたいこと」の公式で、説明することができます。

具体例として、僕の失敗談をお伝えします。

僕は、自己理解が好きだからという理由で、自己理解のコミュニティを作ったことがありました。

けれど…全然楽しくなかったんです。

そのとき、

「やっぱり好きなことを仕事にしない方がよかったのかな?」

と思いました。

しかし、ここまで読んでくださったあなたなら、何が間違っていたのか分かるはずです。

得意なことを活かすことができていなかったんです。

僕はコミュニティを作るのが苦手で、やっていてシンドイことでした。

他の記事でもお伝えしているのですが、4人以上の集まりに行くと、何をしゃべっていいのか分からず、めちゃくちゃ疲れてしまうんです。

コミュニティを作って運営することは、僕の得意には合っていなかったんです。

なので僕は、コミュニティの運営をやめて、僕の得意が活かせる形の仕事を始めました。

僕の得意なことは、「体系立てて伝えること」です。

それを活かしたのが、

です。

得意なことを活かし始めてからは、自己理解を嫌いになることなく、大きな成果を出すことができています。

まとめると、

「好きなことを仕事にすると嫌いになってしまうから、やめた方がいい」と言っている人は、好きなことだけしか見ていない人です。

これまでのあなたは、”好きなこと””得意なこと”のどちらを重視して、仕事を選んできましたか?

どちらかを重視する考え方そのものが間違っています。

これからのあなたは、“好きなこと”を”得意なやり方”で、仕事にしていってください!

そうすれば、一生ワクワクしながら、しかも成果のついてくる、そんな働き方を手に入れることができます

しかし実は、「好きなこと × 得意なこと = やりたいこと」の公式で見つかった、”やりたいこと”だけでも不完全なんです。

「え〜、まだあるの?」と思われたかもしれません。

けれど、次に紹介する3つ目の要素こそが、仕事選びで最も重要なんです。

【公式2】やりたいこと × 大事なこと(価値観) = 本当にやりたいこと

先ほどご紹介したように、「好きなこと × 得意なこと = やりたいこと」という公式で、
ある程度の方向性は見えてきます。

けれど、それでも「しっくりこない」「なんだかモヤモヤする」場合があります。

それは、やりたいことに“意味”や“目的”が乗っていない状態です。

つまり、3つ目の要素である【大事なこと=価値観】がまだ見えていないのです。

「やりたいこと」は、目的のための手段にすぎない

やりたいことを見つけたとしても、それを「なぜやるのか?」という問いに答えられなければ、長くは続きません

たとえば、僕のやりたいことは「自己理解を体系立てて伝える」ことです。

でも、「なぜそれをやるのか?」と考えたときに出てくるのが、「夢中で生きられる人を増やしたいから」という想いです。

それが、僕にとって「大事なこと(価値観)」です。

このように、「やりたいこと」は“手段”であり、「大事なこと」が“目的”です。

ライザップの例で理解する「大事なこと(価値観)」

理解を深めていただくために、ライザップの具体例を出します。

ライザップはダイエットの会社だと思われがちですが、実際には「自信を取り戻してもらうこと」が本質的な目的です。

ダイエットはあくまで手段。

その目的は「自信を持った人生を手に入れてもらうこと」なんです。

実際にライザップの役員の迎さんは、インタビューに対して、下記のように回答しています。

RIZAPはただ痩せさせるダイエットセンターではないんです

我々の価値はゲストの人生を
RIZAPによって変えていくことです。
人生が輝いていく・自信がみなぎる・幸せを自覚する
その価値を提供するのが
自分たちの仕事だと考えています。

出典:ライザップはなぜ、結果にコミットできるのか

つまり、「やりたいこと」は“何のためにやるのか”を明確にすることで、はじめて本当に意味を持ちます。

大事なことは「自分が価値を感じるもの」

だから次に考えるべきは、「あなたにとっての“大事なこと”は何か?」ということです。

「大事なこと」とは、あなたが人生の中で大切にしている価値観です。

では、自分にとっての「大事なこと」はどう見つければいいのでしょうか?

それは、自分が強く価値を感じていること=価値観です。

たとえば、あなたは次のうち、どれを大事にしていますか?

  • 自由に生きること
  • 安心して暮らすこと
  • 穏やかでいること
  • 成長すること
  • 夢中になること
  • 人の役に立つこと

これらに「正解・不正解」はありません。

あなたが大切だと感じていることこそが、あなたにとっての「大事なこと」です。

もちろん他にも、大事なことは色々あります。

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大事なことが「他人に向いたとき」、仕事の目的になる

価値観は、自分の内面にも、他人や社会にも向きます

  • 自分に向いたとき → 人生の目的
  • 他人や社会に向いたとき → 仕事の目的

たとえば、僕の場合「夢中」という価値観があります。

  • 内側に向ける → 夢中に生きたい(人生の目的)
  • 外側に向ける → 夢中に生きる人を増やしたい(仕事の目的)

つまり、自分が「価値がある」と信じているものを、誰かにも届けたいという気持ちが、自然と仕事の原動力になります。

「ありがとう」をもらえる仕事が、本当にやりたいこと

ここでひとつの問いを投げかけます。

あなたは、誰に、どんな『ありがとう』をもらいたいですか?

この答えが明確になっていないと、自分のやりたいことをやっていても、お金にはなりません

なぜなら、仕事とは「ありがとうの交換」だからです。

  • 家賃:住まわせてくれてありがとう
  • 電気代:快適な暮らしをありがとう
  • 外食代:美味しい料理をありがとう

あなたがやりたいことを通じて、誰にどんな「ありがとう」を渡したいか?

それが見えたとき、やりたいことに価値が宿ります

本当にやりたいことの公式

ここまでをまとめると、下記の2つ目の公式が成り立ちます。

”本当にやりたいこと”の公式

やりたいこと × 大事なこと = 本当にやりたいこと

たとえば僕の場合、

  • やりたいこと:自己理解を体系立てて伝える
  • 大事なこと:モヤモヤしている人を夢中な状態にする
  • 本当にやりたいこと:モヤモヤしている人に、自己理解を体系立てて伝えることで、夢中な状態にする

となります。

本当にやりたいこと_八木の例

このように、自分の本当にやりたいことが、シンプルな一文にまとまっていると、そこからブレることが一切なくなります。

ここまでのまとめ
  • ”好きなことだけ”を仕事にしようとするのは間違い
  • ”好きなこと”と”得意なこと”を掛け算すると「やりたいこと」
  • ”やりたいこと”と”大事なこと”を掛け算すると「本当にやりたいこと」

ですので、仕事にすることを考えるときには、

  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • 大事なこと

の3つを考える必要があるということです。

【まとめ】好き・得意・大事を見つけて、本当にやりたいことを仕事にしよう

紹介した公式を活かして「本当にやりたいこと」を仕事にするには、以下の3つの要素を順番に見つけていく必要があります。

  1. 好きなこと(=興味)
  2. 得意なこと(=自然とできる行動)
  3. 大事なこと(=価値観)

それぞれ、難しく考える必要はありません。

簡単な問いを自分に投げかけることで、自然と気づくことができます。

下記の記事では、あなたの好きなことを見つける具体的な方法をまとめた「好きなことが見つかる30の質問」を紹介しています。

自分自身の好きなこと・興味を明らかにしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

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下記の記事では、あなたの大事なこと(価値観)が見つかる30の質問を紹介しています。

ぜひノートとペンを用意して、自分の大事にしたいものを書き出してみてください。

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上記の質問に取り組んで見つかった、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」を、下記の2つの公式に当てはめることで、あなたの本当にやりたいことがわかります

”やりたいこと”の公式

好きなこと(名詞)× 得意なこと(動詞)= やりたいこと

”本当にやりたいこと”の公式

やりたいこと × 大事なこと = 本当にやりたいこと

自分の本当にやりたいことが、シンプルな一文にまとまると、そこからブレることが一切なくなります。

最後にひとつ。

「自分のことがまだよくわからない…」と感じる方もいるかもしれません。

でも大丈夫です。

自己理解は、自分ひとりで完璧にやらなきゃいけないものではありません

時には、誰かに話を聞いてもらったり、フィードバックをもらったりすることで、自信が生まれてきます。

お知らせ:無料カウンセリングを開催中!

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仕事に関する悩みは、一人で解決するのがとても難しいものです。

  • 一人で悩んでいる
  • 相談できる人がいない
  • 頭がゴチャゴチャで、整理できない

という方は、お気軽に相談してみてくださいね。

八木仁平
八木仁平

僕たちは自己理解のプロフェッショナルです。

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