仕事を辞める2つの判断基準|仕事を辞めた方がいいサインとは?
こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、「仕事を辞める2つの判断基準」というテーマで解説していきます。
「仕事から逃げていい時」と「逃げてはいけない時」を見極める2つの判断基準についてお話しします。
最近、立て続けに
「今の仕事をやめたいと思っているけど、これって逃げなんでしょうか?」
という相談を受ける機会がありました。
いやでも、分かりますね。
僕も初めての会社の時に「やめよう」と思ったことがありました。
でも、「これは逃げなんじゃないか」と自分で思ったり、上司から「逃げ癖がつくぞ」と言われて、すごくモヤモヤしたことを思い出しました。
特に仕事が辛い状況にいると視野が狭くなっちゃって、
- 自分の判断は正しいのかな?
- 辞めたらその先、自分はどんどんダメになっちゃうんじゃないか?
って考えてしまいますよね。
僕も昔はまさに同じ気持ちでした。
このように仕事を辞めるかどうかを迷っている人に向けて、今の状況が、辞めるべきサインが出ているのか、そうではないのかを判断する2つの基準を解説していきます。
この記事を読んでいただければ、今後仕事を辞めるかどうか迷ったときに、スパッと決断できるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
後の人生を迷いなく生きるために役立ててほしいと思います。
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では、本題に入りましょう。
この記事の内容は、下記の動画でも解説しています。
記事でも、動画でも、同じ内容が理解できるので、お好みの方法を選んで学んでみてくださいね。
結論から言います!
下記の2つの基準で判断してください。
- 目的がないなら逃げろ。目的があるなら逃げるな。
- 特性が合わず苦手なら逃げろ。スキル・知識不足なら逃げるな。
それぞれ、具体的に解説していきます。
基準⑴:目的がないなら逃げろ。目的があるなら逃げるな。
では、1つ目から解説していきます。
まず最も重要な判断基準は、
「今その仕事を続けることが、人生の目的に繋がっているかどうか」
です。
人生のゴールと言い換えてもらっても大丈夫です。
もし、今やっている仕事が自分の人生の目的に繋がっていないのであれば、その仕事を辞めるのは「逃げ」ではありません。
ただの「ルート変更」です!
目的に繋がっていないなら「逃げ」ではなく「ルート変更」
例えば、アメリカに行きたいと思っている人が、今乗っている飛行機がフィンランドに向かっていることに気づいたとします。
そうしたら「間違ってる!別の飛行機に乗り換えなきゃ」となりますよね?
確かに!
それで「お前逃げるなよ」とか言われたら、「いやいや意味わからないでしょ」ってなりますね。
自分のゴールに繋がっていない道を走り続けても、全く意味がないということです。
人間は「自分が無意味だと感じること」を続けることができない
また、人間は「自分が無意味だと感じること」を続けることができません。
例えば、ドストエフスキーは著書『カラマーゾフの兄弟』の中で、下記のように書いています。
「シベリアに流刑された男が、穴を掘り続けてそれを埋め続ける無意味な労働を強いられると、精神を病んでしまう」
引用元:カラマーゾフの兄弟
何の意味もない単純作業を延々とやらされると、人間は精神的に追い詰められ、発狂するそうです。
確かに、それを想像しただけでしんどいです。
1日だけなら耐えられるかもしれませんが、2日3日と続いたら「何のためにやってるんだろう?」ってなりますよね。
そうですよね。
自分のやっていることが人生の目的に繋がっていないということは、まるでこのような無意味な労働と同じような状態なんです。
自分の目的に繋がっていれば、辛いことでも乗り越えられる
一方で、自分の目的に繋がっていると分かれば、人間はどんな辛いことでも乗り越えることができます。
例えば、ナチスの強制収容所で4年間を過ごした精神科医のヴィクトール・フランクルが、著書『夜と霧』の中でこう書いています。
「なぜ生きるのかが分かれば、人はどのように生きるかにも耐えられる」
引用元:夜と霧
つまり、「未来に目的を持たせること」が生き抜く鍵だと言っています。
それって、さっきの『穴を掘って埋める』話の真逆ですよね。
目的があれば人は耐えられるけど、無目的だと耐えられないってことですね。
「自分の人生の目的」=「価値観」を見つけよう!
ただ、ほとんどの人は「自分の人生の目的って何だろう?」と考えても分からない状態だと思います。
「人生の目的」は、「価値観」とも言い換えられます。
価値観というのは、自分が何に価値を感じるかという主観、つまり自分が大切だと思うことです。
自分が最も価値を感じることに人生を使えたら、とても幸せですよね。
しかし、
- あなたは何のために生きていますか?
- どんな価値観を持っていますか?
と質問されても、ハッキリと答えられる人はほとんどいません。
僕自身も昔は、「自分の価値観」を全く言葉にできませんでした。
しかし、言葉にできなくても、今やっている仕事が、
「人生の目的に合っているのか・ズレているのか」
それは直感的にわかると思います。
僕も会社員時代は、言葉にはできていませんでした。
でも、「合ってない!」ということだけは確信を持っていました。
今の仕事が『人生の目的』に合っていないと感じるならば、ぜひ『価値観』を明確にしてください!
実は、価値観を明確にするのは簡単です。
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100個のリストがあるので、そのリストの中から、自分の価値観に合うものを選んでください。
まずは、それをやってみてほしいです。
10分で見つかるんですね!
何日もかけて見つけ出すものかと思っていました。
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基準⑵:特性が合わず苦手なら逃げろ。スキル・知識不足なら逃げるな。
では次に、2つ目の判断基準を解説していきます。
「今の仕事に自分の特性が合っているかどうか」
です。
- 特性が合わず苦手なら逃げろ
- スキル・知識不足なら逃げるな
という判断基準です。
特性が合わなくて辛い場合は、今すぐその仕事を辞めるべきです。
これは「逃げ」ではなく「生存戦略」です。
自分の特性に合わないことは、生存戦略として適切でない
例えば、魚が陸に上がってしまった場合、そこで息ができずに苦しむなら、「海に戻ろう」とするのが自然ですよね。
確かに、魚が陸で生きるのは、無理がありますね。
「陸で頑張れ」って言うのは酷です。
魚の特性が陸に合っていないだけで、魚自身が悪いわけではありません。
人間も同じで、自分の特性に合わない仕事を続けるのは、生存戦略として適切ではありません。
特性が合わない仕事をするのは、右利きの人が左手だけを使って生きようとするようなものです。
右利きなのにずっと左手を使い続けるのは辛いですよね。
そして、いくら頑張っても、もともと左利きの人には勝てないんです。
それ、すごく分かります。
自分に合っていないことを無理にやっても、どんどん苦しくなっていきますよね。
自分を変える努力をやめて、自分を活かす努力を始めよう
ここで大切なのは、
「自分を変える努力をやめて、自分を活かす努力を始める」
ということです。
僕の例を挙げると、昔は「たくさん友達がいて、人から好かれるような人間にならなきゃ」と思って生きていました。
それで、初対面の人と話すスキルを身に付けるために、ヒッチハイクを100回もやったりしました。
でも、やりたくないのに無理してやって、苦しかったです。
結局、そのような自分を変える努力は、僕自身の人生を良い方向に全く変えませんでした。
なるほど。
そんなふうに、やりたくない努力を続けても苦しいだけですよね。
僕は100回ヒッチハイクをやっても、初対面の人に対する緊張や心理的なハードルは、全く変わりませんでした。
人付き合いが得意な人みたいにはなれなかったんです。
その結果、自己否定がどんどん強くなっていきました。
でも、ある時気づいたんです。
「短所をなくそうとするんじゃなくて、自分の見方を変えればいい」と。
例えば、「人と長時間一緒にいると疲れる」という僕の特性について考えましょう。
別の視点で見ると、どうなると思いますか?
そうですね…
「1人でいる時間を大切にできる」
という特性になるんでしょうか?
その通りです!
僕の場合は「1人で物事に没頭できる」という長所として活かすことができました。
だから、1人でブログを書いたり、本を執筆したりして、今では本が47万部も売れるようになったんです。
すごいですね!
僕だったらパソコンの前にじっと座ってブログを書き続けるなんて絶対無理です(笑)。
でも、僕にとっては「一人で物事に没頭する」ことが得意だから、それを活かした形で成果を出せたんです。
この記事を読んでいるあなたにも伝えたいのは、
「自分を変える努力はもう必要ありません」
ということです。
自分を変える努力を続けると、自己否定を強めるだけです。
代わりに、「自分を活かす努力を始める」ことをおすすめします。
自分の特性が活きる仕事をすれば、楽しく成果を出せるし、社会にも貢献できます。
それ、本当に良い考え方ですね。
自分の特性を活かすことが、結果的に自分にも社会にも、良い影響を与えるんですね。
これは「逃げ」ではなく「生存戦略」なんです。
スキル・知識不足で仕事が辛いなら、努力で乗り越えよう
一方で、もし今の仕事の辛さが、スキル不足や知識不足からきているなら、それは努力で乗り越えるべきです。
スキル不足・知識不足というのは、例えばどういう状況のことですか?
例えば僕の場合、文章を書くのは得意です。
でも、本をはじめて書くときには、10万文字もの文章を書く必要があって、スキルも知識も足りない状態でした。
でも、本を書くということは、僕の特性に合っていることだったので、書き方の講座を受講したり、本を書くための勉強をして乗り越えました。
大変でしたが、自己否定の苦しさは全くありませんでした。
むしろ、「これをやれば成長できる」という手応えがあったんです。
つまり、スキルや知識が足りなくて辛い場合、それを補うための努力は価値があります。
一方で、自分の特性に合わないことを無理してやると、苦しさしか感じられません。
だから、
「今の仕事の辛さが特性によるものなのか、それともスキル不足によるものなのか」
を見極めることが大切です。
でも、それをどうやって見極めたらいいんでしょうか?
僕のおすすめは、1度必死に取り組んでみることです。
自分の特性に合っているのか、それともスキル不足なのかを判断するには、まず全力で向き合うことが必要です。
僕も初対面の人付き合いが苦手で、それが特性だと気づけたのは、100回ヒッチハイクをやってみたからです。
その結果、「これは自分には向いていない特性なんだ」と確信しました。
確かに。1度本気で取り組んだからこそ、
『自分には向いてない』
と諦められるわけですね。
特性が分かったことで、僕は苦手なコミュニケーションを最小限にして生きる道を選べるようになりました。
これが「自分を活かす」生き方なんです。
「自分の特性」=「才能」を見つけよう!
まずは1度本気でやってみることをおすすめしました。
その上で、
「これって、本当に逃げてもいいのかな?逃げない方がいいのかな?」
と判断ができない場合には、「自分の才能を明確にしてみる」ことがとても大事です。
僕は、『才能の具体例1000個リスト』を作成していて、それぞれの才能の短所や長所をまとめています。
その短所の部分を見て、丸をつけていけば、
「その短所がどんな才能から生まれているのか」
を見つけることができます。
それ、すごいですね。
才能を1000個もリスト化しているんですね!
このリストを活用すれば、自分の才能を明確にして、今の仕事が逃げなのかどうかを判断しやすくなります。
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ここまで進めていけば、自分の特性や才能を活かす働き方が見えてきます。
それに基づいて「今の仕事を辞めるべきかどうか」を判断することができるようになります。
確かに!
そこまで自分を理解できれば、迷うことが減りそうですね。
これらの方法を通じて、ぜひ自分自身を深く知ってほしいと思います。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
- 目的がないなら逃げろ。目的があるなら逃げるな。
- 特性が合わず苦手なら逃げろ。スキル・知識不足なら逃げるな。
自分の目的からズレている時に仕事を辞めるのは、「逃げ」ではなく「ルート変更」です。
特性が合わなくて仕事を辞めるのは、「逃げ」ではなく「生存戦略」です。
「ルート変更」や「生存戦略」というように、ポジティブに捉えることが大切です。
今日の話を聞いて、僕自身も心が満たされました。
ぜひ、この記事で解説した内容を参考にして、自分の人生を迷いなく進んでいってください。
最後にもう1つ大事なことをお伝えします。
今の仕事が辛い場合、99%は辞めてもいい場合が多いです。
ただし、「辞める」という決断をしたときに、次に何をするのかが明確でないと、まるで崖から飛び降りるような気持ちになってしまいますよね。
そうですね。
次が決まっていないと、不安で動けなくなることもあります。
その不安を解消するためには、「飛んだ先にもう1つの崖を作る」、つまり次のやりたいことを決めることが大切です。
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それなら、次に進むための準備ができて、安心して仕事を辞める決断ができそうですね。
自分のやりたいことを明確にすることで、次のステップが見えてきます。
次のステップが見えていると、安心して今の仕事から離れることができます。
この記事を読んで、「今の仕事を辞める」という決断ができた人も多いんじゃないかなと思います。
たくさんの人が自分らしい人生を歩めるようになってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!