【仕事を辞めたい人へ】誰にも言えない悩みを解決する3つの考え方
こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、「仕事を辞めるべき3つのサイン」というテーマで解説していきます。
この記事をお読みのあなたは、「会社を辞めたい」「仕事が辛い」「もう行きたくない」と悩んでいるのではないかと思います。
僕は自己理解プログラムのサービスを提供をしていくなかで、会社を辞めたいと思っている方の悩みを大量に聞いてきました。
その中には、すぐにやめた方が良いケースもあれば、まだ辞めるのを待った方が良い場合もあります。
実際は、「仕事が嫌なら辞めてもOK」というような単純な話ではないので、辞めるべきか、辞めないべきかの基準をしっかりと言語化しておくことが重要です。
今回の記事を見れば、今あなたが仕事を辞めるべき状況なのか、それとも続けた方が良い状況なのかが、はっきりとわかるようになるので、ぜひ最後まで見てくださいね。
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では、本題に入りましょう。
この記事の内容は、下記の動画でも解説しています。
記事でも、動画でも、同じ内容が理解できるので、お好みの方法を選んで学んでみてくださいね。
仕事を辞めたい人が考えるべき3つの判断基準
では早速結論です。
あなたが、辞めたいと思っている仕事を、本当に辞めてよいのか、続けたほうが良いのかは、下記の3つの基準で判断してください。
- 我慢になっているなら辞める、忍耐の時期なら続ける
- 苦手の克服が必要なら辞める、得意を活かせる環境なら続ける
- 他人の目を気にして続けているのであれば辞める
辞めるべきタイミングなのに無理して続けてしまうと、鬱になったり精神を病んでしまったりして、回復に長い時間がかかってしまうこともあります。
転職エージェントを利用している人をみていても、すでに精神的に落ち込んでいて、転職活動を始める前に一旦休む必要があるという方も一定数いらっしゃるのが現実です。
もっと早く行動を起こせば、こんなに大事にならずにすむので、辞めるべきタイミングであれば、無理しないでちゃんと辞める必要があります。
しかし逆に、まだ辞めるべきでない時に、どんどん辞めてしまうと、それはそれで一生仕事を転々とすることになってしまう可能性があります。
このように、辞めるタイミングを見極めることは非常に大事ですが、実際には難しいものです。
そこで、先ほどご紹介した3つの基準が役に立ちます。
これを軸に考えれば「この場合は仕事を辞めてもOK」「この場合はまだ仕事を辞めない方が良い」という判断がつくようになります。
この内容を理解することで、ただ今目の前の仕事を辞めるかどうかの決断だけでなく、今後の長い仕事人生でどのような仕事を選ぶべきかという基準も得られます。
下記に、それぞれの基準について詳しく解説していきますので、あなたが仕事を辞めたいという気持ちに従うべきなのか、続けるべきなのかの判断に役立ててみてくださいね。
仕事を辞めたい人の判断基準①我慢になっていたら辞める、忍耐の時期なら続ける
これが1つ目の判断基準です。
我慢と忍耐は日常的にはあまり区別せずに使われがちですが、ここでははっきりと定義を分けて考えます。
我慢とは、やりたくないことをいやいや続けることです。一方、忍耐は、やりたいことや理想の実現のために、結果が出なかったり、しんどい期間も耐えることを指します。
会社に居続けることが単なる我慢になっている場合
あなたが今、目の前の会社に居続けた結果、何の理想もなくてただしんどいだけであれば、その会社は今すぐ辞めた方がいいです。
自分が目指すべき理想がなく、毎日を無理やり過ごしている状態は、心身の健康を害するだけでなく、自己肯定感も低下させてしまいます。
理想もなく、ただ苦しんでいるだけの状況は、精神的にも肉体的にも良くありません。
漠然とした義務感や危機感、不安だけで続けている人も多いですよね。
その我慢の先に、自分がなりたい理想の上司像があったりするなら良いのですが、そうではないならばただ耐えているだけの状態です。
我慢した先に「なりたい姿」や「やりたいこと」という、希望を持っているのか、それともただ単に我慢しているだけなのかが、大事なところですね。
目の前の仕事に理想や夢が無く、ただ辛いだけであれば、辞めたいという気持ちに従がって、辞めるべきです。
やりたいことのために、忍耐が求められている場合
一方でその会社で、なにか理想だったり夢だったり…やりたいことがあって、そこに向かう中で、「自分の能力以上のことを求められてしんどい」という状態であれば、それは忍耐の時期です。
やりたいことをやっていたとしても「仕事のすべてが楽しい」というわけではありません。
例えば、やりたいことをやっていても、自分の能力を超えたレベルに挑戦しているときなどは、めちゃくちゃ大変です。
例えば僕の場合、「自己理解について体系立てて伝える」という仕事の中で、本を書いて出版したりしています。
ですが、初めて本を書いたときは、「もう二度と本は書きたくない」と本気で思うくらい大変な思いをしました。
このように、やりたいことをやっていると、初めてのことや、今の能力のレベルを超えることにトライする時があります。
そんなときは、もちろんすごく大変で、忍耐が必要です。
ですが、このような場合は、忍耐の先に、
- 自分が望む人生
- 理想の働き方
といった未来が待っています。
このように「やりたいことのための忍耐」であれば、今しんどくても必ず道がひらけます。
さきほどの「理想のない、単なる我慢」は、我慢の先にも何も無い点が大きな違いです。
筋トレをしている人も、トレーニングそのものは辛くしんどいものです。キツイことをしないと筋肉はつきませんから、それ自体が楽しいというわけではないはずです。
でも、その辛い中にも「理想の体になれる!」「今より重いものを持てる様になれる!」といった「やりがい」を感じて頑張っているはずです。
このように、やりたいことの実現のためには忍耐の時期も必ず訪れます。
その時、単なる我慢なのか、理想に向かう「やりがい」のエネルギーで踏ん張れることなのかが、大きな違いになります。
改めて、下記の基準で考えてみてくださいね。
- 「ただの我慢」になっていたら辞める
- 「理想のための忍耐」の時期なら続ける
仕事を辞めたい人の判断基準②苦手なことなら辞める、得意を活かせる環境なら続ける
僕はよく、下記のような例えでお伝えしています。
- 魚なのに空を飛ぼうとしているのであれば辞める
- 魚が水を泳ごうとしているのであれば続ける
これはつまり、あなたが苦手なことを無理に克服しようとしているのであれば辞めるべきで、得意な領域にいるのであれば続ける方が良いということです。
僕たち人間は、人それぞれ、もともと持っている得意・苦手があります。
いくら苦手なことを克服しようとしても、時間や労力が人並み以上にかかり、もともとそれが得意な人よりもうまくなることはありません。
つまり苦手なことの克服を頑張っても、仕事で成果を上げたり、収入をあげることは、極めて難しいわけです。
なので、あなたが今、苦手を克服しようとしているのであればすぐに辞めて、得意なことを活かせる職場に移る必要があります。
苦手なことと、得意なことの違い
例えば、今、僕のYouTubeにも出てくれていて自己理解コーチとして働いてくれている「なるさん」の例で考えてみましょう。
彼はもともと、「一人の人にじっくり向き合う」のが得意です。
しかし、前職の転職エージェントでは、100人以上いる担当のお客様を、効率よく対応することが求められる仕事でした。
一人にじっくり向き合うのが得意なので、逆にこのような数と効率を重視した関わり方はとても苦手だったそうです。
このような苦手な関わり方を無理して克服しようとした結果、悩みが増え、消耗して、元気がなくなっていく…という結果になってしまいました。
その後、独立して「一人一人の転職に、個別でじっくり向き合う」という仕事を始めた結果、まさに水を得た魚のような状態になりました。
お客様の転職のための書類も隅から隅までチェックして、LINEでの相談、面接の練習なども何度も何度も対応してあげて…という、とても手厚いサポートで、転職の成功という成果もたくさん出すことが出来ました。
実際、彼のお客様からのアンケートには、必ず「親身」という言葉が入っていて、とても印象的です。
親身な付き合いが得意なのに、効率よくお客様を捌こうとしていた転職エージェント時代のなるさんは、まさに「魚なのに空を飛ぼうとしていた状態」と言えますね。
自分のタイプを見極めて、それが活かされる環境を選ぶ
僕たちは、教育の過程で、短所を克服しないといけないと思い込まされていますが、それは完全に嘘です。
短所の克服は、苦労や時間の割に、得意な人より低い成果しかでないので、本当に無意味です。
なので、あなたが「魚なのに空を飛ぼうとしている」という状態であれば、環境を変えましょう。
完璧な環境を探すのもNG!8割くらい自分に合ったところを探そう
このように話すと、「自分にピッタリあった、完璧な環境」を探そうとしてしまう方もいるのですが、それはそれでNGな考え方です。
現実的に考えて、100%ぴったりな環境は存在しないからです。
事実、このように考える多くの人は、100%の環境を求めてひたすらジョブホッパーのように転職を繰り返してしまいますが、結局そんな環境にたどり着くことはありません。
それは運命の恋人を探して、一生新しい人と付き合い続けるのと同じです。
なので、環境を決める際には、下記のイメージを持っておきましょう。
- 完璧を求めすぎるのもNG
- 80%くらい自分に合う環境で、自分の得意や強みをどう活かせるのかを工夫する
最初の方に、「魚が水を泳ごうとしているのであれば続ける」という例えを出しましたが、まさに、これにもこの内容が含まれています。
自分が魚なんだとしたら、とりあえず川でも池でもOK。それが水の中であれば、今の仕事でいろいろ工夫して続けた方がいいというニュアンスです。
例えば僕も、好きなことを仕事にして、自分の会社をやっていますが、それでも「ちょっと面倒だな」「嫌だな」と思うことは出てきてしまいます。
先ほど出てきた、なるさんもお客様のサポートをする中で「落ち込みすぎているお客様が相手だと、共感しすぎて自分も落ち込んでしまう」といった、細かい合わない事はあるそうです。
ですが、コーチングそのものは合っていることなので、このような個別の悩みには「落ち込みすぎている人には、医療機関や休養を進めて、回復してから再度サポートする」などの創意工夫をされています。
このように、8割くらいあっている環境を見つけたら、それ以外の創意工夫は必要になってきます。
このあたりは、結局、自分の得意なことがしっかりわかっていないと判断することが出来ません。
まだ自分の得意なことがわからないという方のために、詳しい解説記事があるので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
仕事を辞めたい人の判断基準③他人の目を気にして続けているのであれば辞める
これは、多くの方が該当するのではないでしょうか。
例えば、
- 自分が抜けたらこの会社は回っていくんだろうか
- 自分が今辞めたらどうなるか
などといったことで、悩んでいるような状態です。
このような、自己犠牲で人に貢献するような働き方は長くは続きません。
どんな人でも、我慢して、自己犠牲を続けていたら、3年も続ければ自分がすり減ってしまい、それ以上頑張れない状態になります。
そうなると、結局は人に何も与えられない状態になってしまいます。
人に貢献する、人を幸せにするなら、やりたいことを長く続けるしかない
先ほどお伝えした通り、自己犠牲は長く続きません。
結局は、人を本当に幸せにするには、自分が本当に楽しくてやりたいことを長く続けることが重要です。
もしあなたが「他人の目を気にして続けているだけ」なのであれば、やめて次の場所で多くの人を幸せにする、そう考えた方がよいでしょう。
もちろん、今いる会社の人に一時的には迷惑かけてしまうかもしれないんですが、ただその人が自分の人生の責任を取ってくれるわけではありません。
人の目を気にして無理して続けても、結局誰のためにもならない
過去に僕は、自分が運営していた自己理解のオンラインサロンの仕事を続けるかどうかで悩んだことがあります。
このオンラインサロンには約50人のメンバーがおり、メンバー同士の繋がりが生まれ、多くの人が居場所を見つけられるようになっていました。
しかし、僕は徐々にサロン運営が苦痛になり、辞めなければメンバーに迷惑がかかるという理由以外に、続ける意味を見出せなくなっていきました。
約1ヶ月の悩みの末、このオンラインサロンを辞めて閉鎖したのですが…
その時、メンバーからは「悲しい」「続けてほしい」といった声をたくさんいただきました。
その後、僕は活動内容を変えていき、YouTubeチャンネルを始めたり、本を書いたり、自己理解プログラムを開発したりしました。
その結果、今では本などを通じて30万人以上の人々の人生に影響を与えることができるようになりました。
この体験からも、やっぱり他人の目線を気にして続けることは、結局誰のためにもならないと改めて思います。
実際、当時のサロンメンバーにも、今のほうが良いと言ってもらえています。
このように、結局はやりたいことを選んで、続けるほうが、人を幸せにしたり、貢献することができます。
なので、改めて、下記のポイントを覚えておきましょう。
他人の目線を気にして続けているなら辞める
まとめ:勢いで転職してはいけない。まずはやりたいことを明確にしよう。
今回の内容を読んでみて、おそらく多くの方が、「仕事を辞めた方が良い」という状況なのではないかと思います。
ですが、最後に一つだけお伝えしておきたい点があります。
それは、「ただ、勢いで逃げるように転職するのはやめたほうがいい」ということです。
なぜなら、今の仕事が嫌だからという理由で、次に自分が何をやりたいのかを曖昧なまま転職しても、結局、次の職場でも同じ失敗を繰り返す可能性が非常に高いからです。
実際に転職エージェントを利用している方を見ていても、とりあえず転職活動をしてみて、受かったところに行く…みたいな方は多いです。
そして、その方々の多くは、結局数ヶ月後に、「もうやめてしまった」「また転職します」という形で、高い確率で短期間で再転職を繰り返すパターンに入ります。
こうなるとそれこそ、自分の職歴がグチャグチャになっちゃって、本当にやりたいことをやりにくい状態になってしまいます。
なので、今の職場が辞めるべきところであることがわかっただけでは不十分で、辞めた後に何をやりたいのかを明らかにする作業が必要になってきます。
そんなお悩みを持っている方のために、35万部を突破した僕の著書である「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」という本を、さらに分かりやすく解説している記事を作成しています。
仕事を辞めた後のやりたいことを見つけたいという方は、まずは下記の記事を読んでみてくださいね。