「自分に自信がない」から解放される10の質問
こんにちは八木仁平です!僕は、100日間でやりたいこと探しを終わらせるコーチングサービス「自己理解プログラム」の代表として活動しています。
この記事では、
という書籍の著者である僕が、「自信がない」状態から一撃で解放される10の質問を紹介します。
皆さんは、自分に自信がない、自己肯定感が低くて小さなことに左右されてしまう、自信がなくて行動するのが怖くて不安だ、などと思っていませんか?
ただ、自信がないのはあなただけではありません。僕のYouTubeに頂くコメントでも「やりたいことがあるけど自信がなくて踏み出せない」というものが非常に多いです。
僕も昔、自分に自信がなく、初めてやったコンビニのアルバイトでは、自分の行動が周りからどう思われているのかが気になって仕方ない状態でした。
わからないことがあっても、「こんなこと聞いたらバカだと思われるかな」と感じて、先輩に聞くことができず、仕事でミスを連発し、たった2ヶ月でクビになってしまいました。
それくらい、僕は自信がありませんでした。
しかし、残念なことに、自信がない人と自信がある人の差は、収入の一つを取っても、時間とともに大きく広がっていくことが分かっています。
男女7,660人に対して、自信があるかないかについての調査をした研究があります。
その調査を開始した当時、自信があるグループと自信がないグループの収入差は3,496ドルでした。これを1ドル100円で換算すると約35万円でした。
それが、25年後、各グループにいた人たちの収入を調べると、なんと差が約4倍の1万2,821ドルまで広がっていました。
これを1ドル100円で換算しても128万円ほどになります。このように今は良くても、自信がないことによる人生の違いは、時間が経つごとに大きくなっていきます。
ゾッとしませんか?
厳しいですが、これが現実です。
だから、この記事をお読みの皆さんには、1日でも早く「自信がない」という状態から解放されて欲しいです。
僕も自分に自信がないまま生きていたとしたら、今でも人の目を気にし続けて、自分らしい生き方ができていないと思います。収入も今の半分ぐらいだったかもしれません。
ただ、この記事で紹介する10の質問に答えることで、僕は「このままでいいんだ」「やりたいことを何でも実現していける」という圧倒的な自信を手に入れました。
自信を持っていると、上手くいくか分からないことでも挑戦できるようになります。
僕が代表をしている自己理解プログラムの受講生も、この記事で紹介する質問に答えることで、人の目を気にすることがなくなり、圧倒的な自信を手に入れて、やりたいことに挑戦できています。
もし、皆さんが「ありのままの自分に自信を持ちたい」「転職活動などでも自信を持って自己PRできるようになりたい」「他人に左右されず、自由に生きられるようになりたい」と思っているのであれば、今回の記事は必ず役に立ちます。
あなたのお悩みを、プロの自己理解コーチに無料で相談できます。
仕事に関する悩みは、一人で解決するのがとても難しいものです。
- 一人で悩んでいる
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僕たちは自己理解のプロフェッショナルです。
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では本題に入りましょう。
この記事の内容は、動画でも解説しています。記事でも動画でも同じ内容を学べるので、お好みの方を選んでくださいね。
この記事では、10の質問に答える前に、理解しておきたい大事なポイントからお伝えしていきます。
では、次の項目から、本編に入ります。
早く質問に答えたいという方は、下記目次の「04|「自信がない」から解放される10の質問」をクリックして、該当箇所までジャンプしてくださいね。
「自分に自信がない」の根本原因
まずはじめに、自分に自信がない根本原因とは何なのでしょうか。
結論をお伝えすると、”才能の短所”に注目してしまっていることが原因です。
では、才能とは何でしょう。
僕が言う才能の定義とは、人より上手くできることではなく、成果を出すための能力でもなく、「ついやってしまうこと」です。
言い換えると、「自然とできること」であったり、「当たり前にできること」を才能と呼びます。
才能の具体例
例えば才能の具体例には、こんなものがあります。
- つい人の気持ちを考えてしまう
- つい人と競争してしまう
- つい情報を集めてしまう
- つい深く考えてしまう
- つい分析してしまう
- ついチームワークを高めてしまう
- つい慎重に進めてしまう
- つい未来を考えてしまう
これらはすべて才能です。才能は「ついやってしまうこと」であり、当たり前に自然にできてしまうこと。ここまではなんとなく分かりますよね。
そして、この才能とは、包丁のようなものなんです。
例えば、包丁の正しい使い方を知らずに振り回してしまうと、他人を傷つけてしまいますよね。
ですが一方で、包丁の上手い使い方を学べば、おいしいカレーライスを作って人を幸せにすることもできたりします。
このように、包丁自体は良いものでも悪いものでもなく、使い方次第で、包丁の短所が出たり、長所が出たりするものです。
図にすると下記のようなイメージですね。
僕の言う才能とは、この話でいう、包丁のようなものなのです。
どんな才能も良いものでも悪いものでもなく、短所にも長所にもなります。
才能が短所にも長所にもなる具体例
理解してもらうために、3つ才能の例を紹介しましょう。
- つい人の気持ちを考えてしまう人:
- 短所: 人の気持ちを考えすぎて言いたいことが言えない
- 長所: 人の気持ちに配慮して行動できる
- つい先のことを考えてしまう人:
- 短所: リスクを考えすぎて身動きが取れない
- 長所: リスクを踏まえて慎重に行動できる
- つい新しいことを学んでしまう人(私の例):
- 短所: 学んだだけで満足して行動しない
- 長所: 新しい学びを吸収して成長できる
このように、どんな才能も、短所にも長所にもなり得ます。
短所に集中してしまうのは、ネガティブバイアスがあるから。
では、なぜ人間は短所ばかり気になってしまうのでしょうか。実はこれには人間の本能が関係しています。私たちは、ポジティブなことよりもネガティブなことに注意を引かれやすい「ネガティブバイアス」を持っています。
人間の脳が作られたのは約600万年前の狩猟採集時代です。
その狩猟採集時代とは、獲物を獲って今日を生きることに精一杯だったので、一歩間違えると死んでしまうリスクがありました。なので、危険なことやリスクなどのネガティブなことに注目する必要があったんです。
その狩猟採集時代に、僕たちのネガティブに注目する本能は作られています。そして狩猟採集時代が長く続き、農耕時代が始まったのはたった1万年前です。600万年続いた狩猟採集時代に培われたネガティブに注目する本能は、社会の変化が急激すぎて脳の進化が追いついておらず、死のリスクが下がった現代でも全く変わっていません。
つまり、僕たちの脳は、まだ外側は死の危険が溢れている狩猟採集時代を生きているつもりでいるということ。
だから、短所という自分のネガティブな点に注目してしまって当然なんですね。
しかし、数々の研究でネガティブよりもポジティブ、短所よりも長所に目を向けた方が自信がつき、幸せになり、収入も増え、仕事の成果もついてくることが証明されています。
このように、僕たちのネガティブに注目する本能と、現代で自信を持って幸せに生きる方法は矛盾しています。
だからこそ、僕たちは学んで、短所に対して正しく向き合っていく必要があるんです。
短所を克服しようとしても、自信にはならない
では、どのように短所と向き合えばよいのでしょうか。
短所を考える時に、最もやってはいけないのは、「短所を克服しよう」とする考え方です。
例えば、
- 飽きっぽい人が「継続を頑張るぞ」と考える。
- 慎重で行動が遅い人が「とにかく行動だ」と考える。
- 真面目に考えすぎる人が「もっと適当にやろう」と考える。
- 深く考えすぎる人が「深く考えるのはもうやめよう」と考える。
- 人の目が気になる人が「人の目を気にしないように頑張るぞ」と考える。
これらはすべて、短所を克服しようとする考え方ですが、これらは絶対にダメです。
自分の短所を克服したいと考える人もいるでしょう。短所を克服しようとしてしまうのは、あなただけではありません。
皆さんと同じく、僕も過去に、短所を克服しようと必死になっていました。
例えば、僕は人見知りの短所を気にして、その克服のために大学の春休みを使い、西日本をヒッチハイクで1周しました。
その結果、下記のような結果になりました。
- 毎日ネットカフェ泊、朝にヒッチハイクで初対面の人とのコミュニケーションを取ってみる。
- ヒッチハイクの経験は100回にもなったが、人見知りは改善されなかった。
- うまく人と話せない自分に自己嫌悪が増し、本来の長所を発揮できなくなった。
この体験を通して、人見知りが克服できていないだけでなく、うまく人と話せない自分にさらに自己嫌悪を抱くようになりました。
さらに、私の本来の長所である「じっくり考えて文章を書く」という才能を発揮する時間も失っていました。
このように、短所を克服しようとする思考は、さらに自分を嫌いになり、長所を発揮する時間も失うネガティブな状態をもたらします。
自信を持てる短所への向き合い方
改めて、短所を克服することは、間違った短所への向き合い方です。では、短所への正しい向き合い方とは何でしょうか。
それは短所の裏側にある長所を見つけることです。
例えば、僕の場合、ヒッチハイクをしても自分の人見知りは変わらないと気づいた後、「自分にできることは何だろう」と考え始めました。
僕の場合は、下記のような流れで、少しずつ自信をつけていきました。
- 「じっくり考えて文章を書くことはできる」と思い、ブログを開始。
- ブログ内の「高田馬場のあっさりラーメン5選」という記事が、グノシーやスマートニュースに取り上げられ、アクセス数が右肩上がりに。
- 毎日続けることで、結果的にブログからの収入が増え、自信がついた。
ラーメンの記事で手応えを感じてからは、毎日のようにブログを書き続けました。大学の授業中も、ゼミの最中も、昼休みも、授業が終わった後もひたすら書き続けました。
それは、僕の才能を活かしていたからこそ、苦にならなかったのです。
日に日にブログのアクセス数は伸びていき、開始から1年半で月100万円のブログ収入を得るようになりました。
このように、短所の裏側にある長所を活かせるようになると、収入も一気に増えます。自分にもできることがあるという大きな自信がつきました。
そして、ずっと気にしていた「人見知り」という短所の裏側には、「じっくり考えて文章を書く」という長所があると気づきました。
短所を含めて、自分をありのままに肯定できるようになりました。
では、次はあなたの番です。
次の項目から、具体的な質問に答えて、あなたの短所から長所を見つけ出していきましょう。
僕と同じように、本物の自信をつけられるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
「自信がない」から解放される10の質問
ではここからは、あなたが「自信がない」という状態から解放される、10の質問に答えていきましょう。
この中の質問に答えていただくことで、あなたの短所の裏側にある才能と長所を見つけることができます。
自分の短所を、長所や才能だと認識することができれば、あなたは自信がないという状態から解放され、自分をありのまま肯定できるようになるはずです。
短所の裏にある才能を見つけたとき、「自分はこのままでいいんだ」という、腹の底からの自己肯定感を感じることができるので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
【10の質問リスト】
※各質問をクリックすると詳しい解説が表示されます
- 質問①あなたの短所を「だからこそ」で言い換えるとどうなりますか?
-
これは誰でも簡単に答えることができ、一発で短所が長所に変わる、魔法のような質問です。
短所と長所は実は表裏一体で、あなたが短所に気づいているということは、その裏側には必ず長所が存在しているということなのです。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、「だからこそ」は、短所を長所に変換できる魔法の言葉です。
実際にこの方法を試してみれば、すぐにその効果が理解できるでしょう。
私の過去の例を紹介します。
私は長い間、人見知りであることを短所と捉えており、新しい友達がなかなかできないことに悩んでいました。
しかし、「だからこそ」を使って考え方を変えると、私の見方が変わりました。
八木の例短所:人見知り
長所:「だからこそ」一人でじっくりと考える時間を持つことができる。
他の方の例を紹介しましょう。
僕に相談しに来てくれた方で、ネガティブなことばかり気にするという短所を持っている方がいました。
いつも周りからネガティブな点を指摘され続け、自分でもそれを短所と捉えていました。
しかし、ある時、その思考を180度変えて、「ネガティブ『だからこそ』活躍できる仕事は何だろう」と考え始めました。
その結果、謝罪会見のコンサルタントとして、炎上する可能性をネガティブに考え尽くし、リスクを潰す仕事を始めました。
この結果により、彼女は、周りから感謝と尊敬を受けるようになりました。
もし、ネガティブな面を変えようと無理に努力していたら、彼女はその長所で活躍することはできなかったでしょう。
このように短所を克服しようとするのではなく、それを「だからこそ」で長所へと変えることの価値を思い出してください。
参考に、他の方の例を紹介しておきます。
その他の具体例- 短所:人と長時間一緒にいられない。
長所:「だからこそ」一人で思考し、新しいものを生み出せる。 - 短所:承認欲求が強い。
長所:「だからこそ」多くの人に役立つことに注力できる。 - 短所:言葉が強く人を傷つけることがある。
長所:「だからこそ」その言葉で人を励ますこともできる。
皆さんもこの質問に答えてみてください。複数の答えがあっても構いません。そして、たくさんの「だからこそ」を見つけてください。
この練習をすることで、自分の短所を新たな視点から見直し、その裏側に隠れた長所に気づくことができます。
そして、その長所を活かしていく環境を見つけられたなら、あなたの才能は一気に輝き、自信も収入も人からの尊敬も手に入ることでしょう。
- 短所:人と長時間一緒にいられない。
- 質問②「親、先輩、上司から注意されたことは何ですか?
-
一般的に、注意されるというのは悪いことと捉えられがちですよね。
「なぜ注意された点から才能が見つかるのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。
実は、人から注意されることが、あなたの際立っているポイント、つまり最高の才能である場合があります。
例えば、時速300kmで走れるF1カーも、一般道で思い切り走れば、スピード違反として注意されてしまいます。
このように、速く走れるという才能は、それが必要とされる環境では褒められるものであり、それがマイナスに働く環境では、注意される対象になります。
つまり、注意されるという点の裏には、才能や長所が隠れているというわけです。
他の具体例を考えてみましょう。
具体例- 注意されること:人を信用しない、疑ってばかり
→真実を追求し、人々に伝えるジャーナリストとしての才能がある - 注意されること:人の話を全く聞かず、一方的に自分の話を続ける
→セミナー講師として知識を伝える役割に就けば、その特性が長所となる。 - 注意されること:人の悪口を言いまくる
→社会を風刺するラッパーとして、同じ鬱憤を持った人々から共感を得て、活躍する道が開けるかも
このように、見方を変えれば、あなたが注意された短所を克服する必要は一切ありません。
大切なのは、短所が長所として活きる場所を見つけることです。
「注意されたことがどんな長所になるか」が、すぐにはわからないという人もいるでしょう。
それでは、改めて「親、先生、上司から注意されたことは何ですか?」
注意されたことに対して、考えてみてください。
- 注意されること:人を信用しない、疑ってばかり
- 質問③これまで息苦しかった環境は何ですか?
-
才能とは、ついやってしまうことです。
例えば呼吸のようなもので、自分にとってその活動を行っている状態が自然であり、行っていない状態は不自然なんです。
才能という、ついやってしまうことができない状態は、息苦しく感じるものです。それは、まるで鳥が空を飛ぶのを禁止され、地上を歩くように言われているようなものです。
したがって、息苦しかった環境について考える時、その環境で抑制されていたあなたの才能が見つかるのです。
そして、その真逆の環境に身を置くことができれば、あなたの才能は輝き始めます。
例えば、ある僕の知人は、コロナウイルスの流行による外出自粛期間中の「人と会って話すことができない」という環境に、とても息苦しさを感じていました。
これから、彼は他人とコミュニケーションを取る才能を持っていることがわかります。
他人とのコミュニケーションが求められる環境では、その長所が輝きを放つでしょう。
ちなみに、僕は外出自粛期間中に人と会うことがなくなったため、むしろ安堵し、幸せを感じていました。
皆さんはどちらでしょうか。
このように、才能は本当に人それぞれなのです。
その他の具体例も3つ紹介します。
具体例- 自分の時間を取れない環境が息苦しかった
→一人で物事を進める才能がある - 意見を言ってはいけない環境が息苦しかった
→自分の考えを話す能力を持っている - 急かされる環境が息苦しかった
→慎重に物事を進める才能を持っている
息苦しかった環境を特定すれば、その反対の状況が、あなたがイキイキと活動できる環境であることが明らかになります。
私自身も、他人と仲良くすることが求められる学校という息苦しい環境の反対にある、一人で働けるブロガーという職業を選んだ瞬間に、自信がつき、収入も増えました。
ぜひあなたも一緒に、自信を持てる生き方を手に入れましょう。
- 自分の時間を取れない環境が息苦しかった
- 質問④「何でこんなこともできないの?」と思うことは何ですか?
-
才能とは、ついやってしまうこと、言い換えれば、あなたが当たり前にできることです。
自分にとってそれが自然過ぎるため、悪気なく他の人も同じ能力を持っていると思い込んでしまいます。
結果として、自分が当たり前にできることができない人を見たとき、「何でこんなこともできないの?」と疑問に感じるわけです。
つまり、他人に対して「何でこんなこともできないの?」と思う瞬間は、実はあなたの才能が光っている瞬間なのです。
そこを自覚して、磨いていけば、あなたは自分の得意なことがわかり、自信を持てるようになるはずです。
僕の例を紹介します。
会社立ち上げ当初、事業拡大のためにメンバーの一人にお客様サポートのマニュアル作成を依頼しました。
私はマニュアル作成が得意であり、彼にも同様の品質を期待しました。
しかし、マニュアル作成が進まず、見せてもらった中間成果も品質が低いものでした。私は「何でこんなこともできないの?」と疑問に思いました。
毎週のミーティングでアドバイスを重ねましたが、Tさんのモチベーションは下がり、スケジュールは遅れる一方でした。
そこで原因を探るため、直接話し合いをおこなったところ、お客様対応では臨機応変に行動することが求められ、マニュアルにはそういった対応をどう記述すればよいのかを悩んでいたことがわかりました。
つまり、彼はお客様対応のスペシャリストであり、その才能は一般的なマニュアル作成とは相反するものでした。
このときは、彼の才能を活かせない仕事を任せてしまっていたことに気づき、深く反省しました。
現在は彼の才能が活きるような育成をお願いしており、Tさんもやりがいを持って働いてくれています。また、この体験を通じてマニュアル作りが自分の才能であることも実感しました。
他の例も紹介します。
具体例- 「何で人のせいにするの?」と思う
→自己責任で考える才能がある - 「何で根回しができないの?」と思う
→根回しをして物事を円滑に進める才能がある - 「何で愚痴を言うの?」と思う
→不平を言わずに状況を前向きに変えていく才能がある
この質問に答えるのは簡単な2ステップです。
まず、「何でこんなこともできないの?」と思ったことを書き出してください。
その次に、「自分が何を当たり前にできるからそう感じたのか」を考えてみてください。
その「当たり前にできること」が、あなたの才能です。
他人に対して「何でできないの?」と思うほどの才能を仕事で活かせば、自然と成果が出て、自信を持って行動できるようになります。
- 「何で人のせいにするの?」と思う
- 質問⑤自分の変えたいところはどこですか?
-
誰もが「自分のこれを変えたい」と思うポイントがあるでしょう。
しかし、自分の変えたい部分を変えることは、実は推奨できません。
なぜなら、自分が変えたいと考える部分は、多くの場合、才能が短所として表れているからです。
例えば僕の場合は、「完璧主義で、なかなかアウトプットができない」という自分を変えたいと思っていました。
これは、僕が完璧にこだわるという才能が短所として出ている状態です。
しかしある時から、自分に自信を持つために「自分を変える」という考えをやめて、完璧主義を活かす道を選びました。
その結果、練りに練ったYouTube動画や本を出し、1時間超の動画がたくさんの人に見られるようになり、こだわり抜いた本が世界累計35万部となりました。
完璧主義を長所として活かすことで、人生が変わり始めたのです。
この成功体験があるからこそ、あなたの感じている「自分の変えたいところ」も、一切変えないで欲しいと考えています。
自分を変えるのではなく、「自分を活かすには?」と考え始めましょう。
そうすることで、一生ものの自信と大きな成果が手に入ります。
他の例を見てみましょう。
具体例- 飽きっぽい自分を変えたい
→新しいことに好奇心を持つ才能がある。常に新たな学びが変化ある場所で輝ける。 - 人の目を気にする自分を変えたい
→他人の視点で考える才能がある。マーケティングやブランディングの分野で発揮できる。 - 新しいアイデアを出せない自分を変えたい
→地に足をつけて物事を着実に進める才能がある。着実に進めることを求められる仕事で活躍できる。
あなたが自分を変えたいと思うのは、向上心の表れであり、素晴らしいことです。
しかし、そのままでは短所を克服しようとしながら、長所も失ってしまう恐れがあります。それを避けるために、自分を活かす方向に、その向上心を向けてみてください。
そうすることで、「自分のダメなところはどこだろう」という視点から、「自分の良いところはどこだろう」とも考えられるようになります。
結果的に自分を好きになり、自信を持って堂々と生きられるようになります。
- 飽きっぽい自分を変えたい
- 質問⑥人から褒められて意外だったことは何ですか?
-
皆さんはこれまでに人から褒められた時、「喜ばせようとして言っているんだろう」と疑ったことはありませんか?
才能とは、頑張らなくてもできることです。それゆえ、自分の才能が褒められると、その瞬間は意外に感じたり、お世辞に感じたりします。
しかし、実際は多くの場合、相手は純粋に「すごい」と思って言っています。
あなたにとってそれは頑張らずにできることだから、相手の言葉が心に響かないのです。
一方で、頑張って成果をあげたことは、必ずしも才能とは言えない場合が多いのです。ですが、一般的にはそれを才能と勘違いしてしまっています。
なので、大切なのは、自分の努力ではなく、他人からの感謝や褒め言葉に着目することです。
僕自身、説明が分かりやすいとよく言われます。でも、それを自分の才能だとは思っていませんでした。
初めて本を出版した際、「こんなに簡単なことなら誰でも書ける」と思っていました。
しかし、出版後、読者からの反応は予想外にポジティブで、驚くほど感謝され、重版が決まりました。これこそが才能の力だと気づきました。
人から褒められて、意外に感じたり、お世辞だと思ってしまった瞬間に、実はあなたの才能が隠されています。
その才能を自覚し、意識的に活用し始めると、大きな成果と自信が手に入ります。
他の具体例もご紹介します。
具体例- 話を聞いただけで感謝される
→人の話を聞く才能がある - 一緒にいると楽しいと言われる
→周りを楽しませる才能がある - 何でも安心して話せると言われる
→他人に安心して心を開かせる才能がある
この質問に答えるのは簡単です。
まず、「人から褒められて意外だったこと」を思い出してみてください。
そして、その経験の中に、どんな「頑張らずにできること」が関わっていたのかを考えてみてください。
この質問で見つけた才能を仕事に活かしたらどうなるかを想像してみてください。きっと楽に成果が出て、自己肯定感が上がり、さらに報酬も得られるでしょう。
この質問を通じて、自分と向き合い、自分の才能や長所を見つけていく過程は、自身を更に好きになり、自信を深められる素晴らしい機会です。
自分の人生をより良くするために、これからも自分の才能を活かしていきましょう。
- 話を聞いただけで感謝される
- 質問⑦他の人は嫌がるのに、自分には苦でないことは何ですか?
-
才能とは、自分にとって、息を吸って吐くようにできること。
そのため、やっていても苦にはなりません。
利き手で字を書くのが無意識の行為であるように、自分で気づかないくらい当たり前にやっていることが、才能です。
自分に自信を持つためには、新しいなにかを身につけるのではなく、今自分が無意識にやっている才能を自覚することが大事です。
僕の場合、苦でないことは「文章を書くこと」です。
僕は、人前でスラスラと話すことは苦手ですが、文章を書いて話すことなら、全く苦ではありません。
なのでYouTubeで発信するときも、実は事前に文章を書き、その後、読む形で動画にしています。
その他の例も3つ紹介します。
具体例- 人前で話すことが苦でない
- 同じ作業を繰り返すことが苦でない
- 人と仲良くなることが苦でない
このように、苦も無くできることは、実は他の人にとっては、とても難しく大変なことだったりします。
何度も説明している通り、才能とは自分にとって呼吸するかのようにできること、また、利き手で文字を書くようなもの。
そのため、やっていても苦ではありません。
残念ながら、多くの人は、苦でないことを自分が頑張っていないように感じ、自分の苦手なことを必死で克服しようとする方向に人生の時間を使ってしまいます。
しかし、私が見てきた自信に満ち溢れている成功者たちは、みんな自分の苦でないこと、つまり才能を使って楽しく働いています。
それは、苦でないことをやればやるほど、自然と成果がついてきてしまうことを知っているからです。
あなたも、ぜひ、この才能を活かした世界へ来てみませんか?
- 質問⑧あなたの好きなことは何ですか?
-
好きなことの中には、あなたが自然と才能を活かしている行動が隠れています。
つまり、好きなことを紐解いていくと、あなたの自信につながる得意なことが見えてくるわけですね。
例をもとに詳しく説明します。
旅行が好きと言うAさん、Bさん、Cさんがいます。この3人は同じく旅行が好きですが、何を楽しいと感じるかは人それぞれ異なります。
Aさんは旅行先での体験を写真に収め、それを友達に伝えるのが楽しいと言います。この場合、Aさんは何かの魅力を伝える才能がある可能性が高いです。
Bさんは旅行の計画を立てるのが楽しいと言います。Bさんには計画を立てる才能があるかもしれません。
Cさんは新しい体験をするのが楽しいと言います。これはCさんが新しいことへのチャレンジの才能を持っていることを示しているのかもしれません。
同じ旅行好きでも、その理由は人それぞれ違います。
また、ゲームが好きという人の例で考えても同様です。
ゲームに夢中になる人は多いですが、それぞれ楽しんでいる部分は異なります。
レベル上げをするのが楽しい人は、コツコツと成長する才能を持っていることがわかります。
また、最短ルートで攻略することを楽しむ人は、効率的な戦略を考え出す才能があるのです。
好きなことの中で、特に何が楽しいかを掘り下げることで、あなたの才能を見つけることができます。
他の具体例を3つ紹介します。
具体例- 麻雀が好きで、特に作戦を考えて試すことが楽しい
→戦略や戦術を考える才能がある - 英語が好きで、特に今まで分かり合えなかった人たちと通じ合えることが楽しい
→コミュニケーションの才能がある - サイクリングが好きで、知らない道を探検するのが楽しい
→未知を探求する才能がある
このように、あなたが好きなことの中には才能が隠れており、それを見つけ出すことで、自分が自信を持って輝ける場が見えてきます。
好きなことや自然とおこなっていることに注目すると、自分の才能や長所を活かし、自信をもって生きていくための道が拓けます。
- 麻雀が好きで、特に作戦を考えて試すことが楽しい
- 質問⑨他人にイラッとすることは何ですか?
-
人がイラッとするときは、自分が当たり前にできることを他の人ができないときです。
才能とは、自分にとって自然と頑張らずにできること、つまり、当たり前にできることです。そのため、他人ができないと「なぜ当たり前のことができないの?」とイラッとする傾向にあります。
このような瞬間は、自分が当たり前にできる才能に気付くチャンスです。
具体的な例を紹介します。私の友人は、話すのが上手く、飲み会ではいつも話の中心になります。
ある時、この友人が「飲み会の場を盛り上げる力がないのに、つまらない話をする人にイラッとする」と言っていました。これは私には全くない感覚であり、とても驚いました。
この友人は、面白い話をして場を盛り上げることを当たり前にしています。つまり、面白い会話で人を楽しませるという才能を持っているのです。
他の具体例を紹介します。
具体例- 相手の立場を考えずに発言してくることにイラッとする人
→相手の立場に立って考えられる - 同じ失敗を繰り返す人にイラッとする人
→問題が起きた時に根本解決ができる - 矛盾していることを言う人にイラッとする
→論理的に物事を考えられる
今回の質問は「他人にイラッとすることは何ですか?」です。
イラッとすることが思いつかない場合は、心がざわざわした経験を思い出してみてください。そして、何が当たり前にできるから、そこにイラッとしたのか考えてみてください。
そこにあなたの才能があります。
一般的に、怒りはネガティブな感情だと思われがちですが、それは全くの誤解です。
この質問をマスターすれば、人にイラッとするたびに、自分の才能を再認識できるようになります。
そして、他人にイラッとする程度に当たり前にできることを仕事にすると、驚くほど楽に成果が出て、自分に自信を持てるようになります。
- 相手の立場を考えずに発言してくることにイラッとする人
- 質問⑩これまでの人生で充実していた体験は何ですか?
-
多くの人は、自分の才能や長所を見つけるときに、成功体験を振り返ります。
しかし、「成功体験なんてパッと思いつかない」と感じる人も多いかもしれません。そして、結果的に「自分には才能がない、長所がない」と思い込んでしまいます。
これは非常にもったいないことです。
そこで、まずは成功体験よりもハードルの低い、充実体験を思い出してみましょう。充実体験とは、自分が楽しいと感じた時期や経験のことを指します。
なぜ充実体験を振り返ると才能が見つかるのかというと、才能が活かせている時は通常、楽しく感じ、あまり疲れないばかりか、やるほどに精神が元気になり、終わった後には充実感が残ります。
逆に、才能がないことは、やっていて辛く感じ、終わった後に疲労感が残る特徴があります。
だから、充実体験を振り返ることで、自分の才能を見つけ自信がつくのです。
才能があることとないことの違いを理解するための、2つの質問をします。
まずはこちらから考えてみてください。
あなたは以下のどちらですか?- 人がたくさんいる飲み会に行くと元気になる。
- 部屋で一人本を読んでいると元気になる。
僕の場合は、圧倒的に②です。これは、一人で情報をインプットする才能を持っているからです。
たくさんの人がいる場所に行くとクタクタに疲れて、翌日は昼まで寝たくなってしまいます。
あなたの場合はどうでしょうか。
では、次の二択も考えてみてください。
あなたは以下のどちらですか?- 新しいことをやるのが楽しい?
- 同じことを繰り返すのが楽しい?
これは、僕の場合、①です。新しいアイデアを実行に移す才能を持っていることが現れています。
このように、あなたがどんな時に充実していると感じるかを考えることで、どんな才能を持っているのかが見えてきます。
他の具体例も3つ紹介します。
具体例- 家電を買うとき、比較サイトを徹底的に調べる過程が充実していた
→情報を比較してベストな選択をできる才能がある - カフェの店長として店全体をうまく動かしたとき、充実感があった
→最適な配置で物事を進める才能がある - ワールドカップで応援しているチームが優勝し、夜通し騒いだことが充実していた
→人と一緒に盛り上がる才能がある
どれだけ小さなものでもよいので、充実体験を思い出してみてください。
例えば、楽しかった、テンションが上がった、ワクワクした、記憶に残っている、ポジティブな気持ちになったといった体験です。
そこにあなたの才能が隠れています。短所に焦点を当てるのではなく、長所を探し、人生を楽しむことに集中しましょう。
すると、自分の人生が最高だと感じることができるようになります。
まとめ
今まで短所に注目して自信を失っていたあなたも、その裏側にある長所に目を向けることができれば、自分自身を丸ごと受け入れ、生きることができるようになります。
もしかすると、今は「これは本当に自分の才能や長所なのだろうか」と疑問を感じるかもしれません。実は、私も以前は同じように感じていました。
文章を書くことが長所だと見つけた後も、自信を持てずに「やはり短所を克服した方がいいのではないか」と何度も繰り返し悩んでいました。
しかし、その度に再び自分と向き合うワークに取り組み、今のように自信を持った状態になることができました。
あなたも、この動画の内容を実践し、長所を活かしていくことで、人生が確実に変わります。自分に自信を持って生きているあなたと、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
あなたが自信を持って夢中に生きられることを願っています。ありがとうございました。